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2007年1月31日(水)
「リリーのお誕生日」
今日、9回目の誕生日を迎えたリリー。
ついこの前、我が家にやって来たような気がしますが、もう9年も経ったんですね。
9年、長いようであっという間の9年です。
この9年の間、リリーはたくさんの幸せを私たち家族にくれました。心からありがとうとお礼を言いたいです。
離れて暮らしているので、直接お祝いをしてやることは出来ませんが、妻がお誕生日のご馳走を出したら大喜びしたそうです。
良かった。
人間の年齢に換算したら、今日の誕生日で私を追い越してしまったリリーです。
歳をとるスピードは、これからはもっと早くなるのでしょう。運命とはいえ、悲しいものがあります。
でも、こればかりはどうしようもありません。
今思うのは、これからも元気で、いつまでも元気でいて欲しい、それだけです。
リリー、お誕生日おめでとう。
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↑一ヶ月前、屋久島に来たときの写真です。元気なおばさんです(笑)
足掛け3年がかりになってしまった「日本列島徒歩縦断記」がやっとこさ完結しました。
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2007年1月30日(火)
「青と碧のコントラスト」
下の写真は、今月、鹿児島市に帰省したとき、リリーとセーラを連れて実家に行った時に撮った写真です。
青い空と桜島と碧い海・・・美しすぎます。こんな時に何の言葉いるというのでしょう。
感動するだけです。
幸せです。
敢えて、こんな時に必要なものと言えば、
それはワイン。
いやはや、今夜は「赤」を飲み過ぎました。
良い人生に一人感謝を捧げる屋久島の夜です。
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2007年1月29日(月)
「犬の惑星」
30年以上前、「猿の惑星」という映画がありました。
ラストにショッキングな事実が待っている、あの映画です。全部で5作。これを見たという人は、私とだいたい同年代の人ではないでしょうか。
テイラー、コーリアス・・・懐かしい名前です。
数年前はそのリメイク版も作られ話題になりましたが、もちろんSF映画好きの私も見ました。
今年の正月、屋久島に来たリリーとセーラを連れて初詣に行き、その帰りに寄ったのが下の写真の記念碑。
宮之浦港から県道に出る交差点近くにありますから、宮之浦港から屋久島に来た人なら目にする記念碑です。
その記念碑の前にリリーとセーラを立たせて記念写真をパチリ。
で、この記念碑の前にいる2匹を見て、何故だか猿の惑星を思い出してしまったのです(笑)
そのうち地球は犬の惑星になるかもと思ったのかも知れません。
映画の中では、犬や猫のペットは疫病で死に絶え、代わって飼われた猿が進化して、猿の惑星になった、そんなストーリーでしたが。
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2007年1月28日(日)
「どうして自由の女神?」
先日の日記に書いた自由の女神は、鹿児島市の国道沿いにあります。
このように立っていますが、周りの建物よりも高いです。随分と前に建てられました。
車から見えるので直ぐにわかります。
ここのお店、どうして自由の女神にしたんでしょうね。
中古車販売店と自由の女神、う〜ん、わからない。
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2007年1月24日(水)
「そこまで突っ込むな!」
年末年始に屋久島に来たリリーとセーラ。
屋久島のあちこちを散歩して回りました。
どこに行っても初めての場所なので,リリーとセーラは楽しそうに散歩をしていました。
そんな突然の異邦人(笑)に驚いたのが屋久島の犬達。
歩いているとあっちで「ワンワン」こっちで「ワンワン」。あちこちから犬達の歓迎のあいさつが。
そんな犬達にあいさつもせずに通り過ぎるのは失礼に当たります。
そこで,ごあいさつをすることに。
さっそくあいさつをしたのが下の写真です。
リリーとセーラを見て大声で「ワンワン」と勢いよく走り回りながら吠えていたのに,リリー達が「こんにちは」とあいさつに行ったら,あらら,突然固まってしまったではないですか。
リリーは「どうしたの?」と優しく話掛けていますが,
ところがセーラは,相手が固まったことをいいことに,体の臭いをクンクン。しまいには毛の中にまで鼻を突っ込んで嗅ぐ始末です。
可哀想に,その犬は尻尾を丸めて益々固まってしまったではないですか。
これはいかんということで,セーラを引き離してさよならしました。
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【お知らせ】
気が付いたら陸上板の掲示板のカウンターがもうすぐ77777になりそうです。
77777を踏まれた方は数字をハードコピーなどしてお知らせください。
屋久島の銘酒をお送りします。なかなか手に入らないヤツです。
是非、是非お知らせを。
掲示板でも、メールでも、トップページのポップアップメールでも何でも構いません
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2007年1月23日(火)
「冬は自由の女神から」
今日は帰省先の自宅周辺の話です。
今,屋久島に単身赴任をしていますが,帰省先の自宅に住んでいるときは,雨が降らない限り,矢が飛んでこようが火が降ってこようが毎朝犬達と散歩に行きます。
冬だったら外はまだ暗いうちから出掛けます。
でも冬は寒いのがちょっと辛いですね。鹿児島市と言っても,冬の朝はそれなりに冷えますから。
寒がり屋のセーラなんかは歩き始めは歯をガチガチ鳴らして震えているほどです。
そんな冬の散歩でも,冬は冬なりの楽しみがあります。
それは日の出が見られること。それも綺麗な朝焼けを見ることができます。
凛とした空気の中,空を真っ赤に染めて朝日が昇るときは,本当に清々しい気持ちになるし,あらゆるものに感謝をしたくなります。そして,今日もまた一日精一杯頑張ろうという気持ちが自然に湧いてきます。
その冬の朝の散歩の時だけしか見ることのできないシーンがあります。
それが下の写真です。
ビルとビルの谷間に立った自由の女神,その女神が掲げるトーチの先に太陽が昇るのです。
このシーンを見ることが出来るのは冬だけ。他の季節は太陽の昇る位置が左にずれてしまうので,トーチの先に太陽が来ることはありません。
見る場所を変えればトーチの先に太陽が来るのでしょうが,このビルの谷間が良いのです(笑)
この写真は先日帰省したときのものです。
【撮影データ】
露出時間 : 1/1600秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 100
露光補正量 : EV0.0
自動露出測光モード : 分割測光
レンズの焦点距離 : 200mm
ホワイトバランスモード : オート
コントラスト : 標準
彩度 : 標準
シャープネス : Hard
ホワイトバランス補正値 : +2
レンズ :ニコンVR18-200 F3.5-F5.6
色空間情報 : MODE3
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2007年1月22日(月)
「このままず〜と歩いていようね」
下の写真は,先日,鹿児島市の自宅に帰省したときのもの。
朝,自宅の近くを散歩しているところです。
散歩の時,リリーは私の顔を見上げます。見上げたまま歩き続けることもあるので「リリー,危ないよ,前を見なさい。」ということがあります。
父親としては嬉しい限りです。にひっ。
屋久島に帰る日のこの時は,きっと「お父さん,もうどこにも行かないでね,このままず〜と歩いていようね。」と言っていたのかもしれません。
え,そんな風に考えるのは飼い主だけですって?
いやいや,絶対にそうです。
ねっ,リリーちゃん。
今月末で9歳になるリリー。人間の年齢に換算すれば,既に私の年を追い越しました。定めとはいえ辛いことですね。
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2007年1月21日(日)
「猫以下の人間にモノ申す」
庭猫のシロ親子は本当に仲良し。
いつも一緒にいます。ケンカをしたところを見たことがありません。
仔猫は生まれて既に6ヶ月半。随分大きくなりました。
今では母猫のシロとほとんど変わらない大きさです。
それでも仔猫は未だにおっぱいをねだっています。歯はとっくに生えそろって、魚を骨ごとバリバリ食べてしまうのに、お腹が空いている訳でもないのに、それでもおっぱいをねだるのは、きっと甘えん坊の仔猫なんでしょう。
そんなとき、シロは、もうとっくに出ないはずのおっぱいを吸わせます。仔猫の歯が当たって痛いこともあるはずなのに。本当に心優しい母猫です。
こんな愛情が少しでもあれば、人間の世界でも親子や兄弟間の信じがたい事件は起きないのでしょうけど。
人間の英知は日々新たな技術を生んで、その文明は目覚ましい進歩を続けていますが、猫は何も発明できないし、言葉も話せません。でも、この親子を見ていると、本当に大切なものは何かということを時々思うことがあります。
天気の良いときは一日中、軒下でまどろんでいるシロ親子。仔猫がすっかり大きくなりました。
いつまでたっても甘えん坊の仔猫。
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2007年1月19日(金)
「へぇ〜,あっちに縄文杉があるんですかぁ」
セーラぁ,ほら,あっちの方を見てごらん。山と山の間が低くなっているでしょう。あの間の向こうに縄文杉があるんだよ。
知ってる?縄文杉だよ。
樹齢が7200年らしいよ。
縄文杉を見にね,毎年,何万人という人が来て8時間も9時間もかかって山に登っているんだよ。縄文杉を見るためだけにね。
すごいね〜。
お父さんも3回行ってみたけど,何回行っても理屈無しに感動するね。
縄文杉の生きてきた長さに比べたら,人間の一生なんて取るに足りないほどのものだよね。
だからアクセクして人生を送っても仕方がないと思うよ,この頃。
お前みたいに,なぁ〜〜〜んにも考えないで生きているのが一番幸せかもな〜。
「へぇ〜,そうですか,あっちに縄文杉があるんですかぁ。それって,美味しいんですか?」
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2007年1月18日(木)
「ミルキーはママの味」
不二家のミルキー。
実は大好きです。変なおじさんです。だはは。
子供の頃からの慣れ親しんだ味。いつ食べても美味しいです。
しかし,賞味期限を過ぎた加工品を材料に使ったことで連日のように不二家の不祥事がニュースで流れています。
ミルキー好きには悲しい出来事です。
大人になってからも,東京に住んでいたとき,三軒茶屋にあった不二家の店で子供達におみやげを買っていました。妻の実家の近くにも不二家の店があって,実家に行くときはそこでケーキを買ったものです。
その不二家のフランチャイズ店は店を閉め,スーパーなどの小売店からは不二家の製品が撤去されているとか・・・
早く問題が解決して欲しいですね。
このような問題が発生したときに思うのですが,今の時代,いや,昔から同じですが,企業でも官公庁でも,どんな組織であろうとも組織のトップに「説明責任の意識」と「コンプライアンスの精神」がなければ,その組織はタガが緩んで,なれ合いと隠蔽体質が増殖して行きます。
今回もまさに,問題の根元として,その2点が大きく欠けていたのではないかと,連日の報道を見て感じます。
そして,トップに「説明責任の意識」と「コンプライアンスの精神」が欠けていた結果が,従業員とその家族が路頭に迷いかねない事態を生んでしまったのだろうと思います。
組織のトップは,いかなることがあろうとも,「説明責任の意識」と「コンプライアンスの精神」,これを忘れてはいけません。
私の家には,常時,不二家のお菓子があります。特に,飴のミルキーは登山の時の補助食として欠かせませんので,いつでも山に持っていけるように常備しています。疲れたらミルキーを口に入れると再び元気が出ます。不二家のホームパイは美味しいし,安いし,食べやすい大きさだし,気に入っています。もう,これも店頭から消えたのかな?
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2007年1月17日(水)
「犬の撮影テクニック@ホワイトバック」
リニューアルしたトップページに使ったリリーとセーラの写真は,ほとんどレタッチをしていません。
背景が真っ白でリリーとセーラだけが写っていて,切り抜いたような写真ですが,ほぼ撮ったままの画像です。
このようなバックを真っ白にして被写体だけを浮き上がらせるホワイトバックの写真,これはプロが使う撮影テクニックですが,家庭でも簡単に出来ます。
ということで,私もプロの真似をしてみました。
やり方は簡単です。
白いカーテンの前に犬を置き,露出を思いっ切りオーバーにして背景を白飛びさせる,そして,フラッシュを使って撮影,それだけです。露出を+補正する,これがポイントです。
バックが白い壁であれば,光源によってはフラッシュはいらないこともあるでしょう。
また,バック,床とも白のシーツ類にすれば素晴らしいホワイトバックの写真になります。私の場合,不精者ですから撮影環境のセッティングが面倒で,カーテンの前で撮っただけです。
撮影は,光の具合と被写体の色によって露出を調整することになりますが,デジタルカメラならその都度撮影画像を確認しながら調整すればいいです。
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先ず,白い被写体のリリー。
この画像の露出補正は+EV0.7です。カーテンが消えておらず,補正がまだ足りません。
この時は,リリーの白を引き出すために,ホワイトバランスを+3に補正しています。
その他の撮影データ
露出時間 : 1/200秒
レンズF値 : F5.6
ISO感度 : 100
ホワイトバランス : AUTO
ホワイトバランス補正値 : +3
レンズ:35mmF2.0
カメラはすべてD200です。
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左の写真では,バックがまだ全体的に白くなっていませんので,更に露出を+補正する必要があります。
このため露出を+EV2.0に補正したのが上の写真です。
ほぼ全体的にバックが白くなりました。
まだ少しサッシの部分が消えていませんが,既にリリーの体が白飛びしていますので,これ以上の+補正は出来ません。これ以上したら,リリーも白く消えて行きます。これが白い被写体の難しいところです。
このへんの兼ね合いは撮影しながらの調整になります。
完璧を求めるなら,床に白いシーツを敷けばいいですね。
その他の撮影データ
露出時間 : 1/125秒
レンズF値 : F5.6
ISO感度 : 100
自動露出測光モード : 分割測光
ホワイトバランスモード : オート
ホワイトバランス補正値 : +3
レンズ:35mmF2.0
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次に黒い被写体の撮影です。
黒い被写体のモデルは,もちろん我が家の超ノーテンキ犬のセーラにお願いしました。セーラは訳も分からずに,ただ座っているだけでしたが。
上の写真は露出補正がまだ足りない例です。
露出の補正量は+EV3.0です。
白い被写体のリリーは+2.0補正で丁度良かったのに比べ,黒い被写体は更に+補正が必要になります。
その他の撮影データ
露出時間 : 1/60秒
レンズF値 : F8.0
ISO感度 : 100
露光補正量 : EV3.0
ホワイトバランス : AUTO
ホワイトバランス補正値 : +1
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左に比べ,更に+補正したのが上の写真になります。
露出の補正量は+EV5.0です。かなりのオーバー補正ですが,これでバックがほとんど白く消えました。
手前のマットのピンクが少し残っていますが,これ以上の+補正はセーラの黒い体が薄くなってしまいます。と言う前に,私のカメラではこれ以上の+補正は出来ません。ま,これも白いシーツを床に敷けば即解決です。
どちらかと言えば,白い被写体よりも黒い被写体がバックを消すのが簡単です。
もちろん黒い被写体もフラッシュを使います。
その他の撮影データ
露出時間 : 1/60秒
レンズF値 : F5.6
ISO感度 : 100
露光補正量 : EV5.0
ホワイトバランス : AUTO
ホワイトバランス補正値 : +1
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え?そんな面倒なことをしなくても,レタッチソフトでホワイトバックにできるじゃないかって?
それにRAWで撮って現像時に露出補正でホワイトバックにする手もあるじゃないかって?
あるいはトーンカーブをいじればホワイトバックになることもあるって?
それを言っちゃあ〜お終いだよ(笑)
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2007年1月16日(火)
「助手席がお好き」
車に乗ってお出掛けするときのリリーの定位置は助手席。
助手席に人間が座っても,人とドアとの間に座ります。狭くてもそこが良いらしいです。
でも,下の写真は助手席と運転席の間に座っています。
この時は,妻が運転をして,私が助手席。
何故,助手席ではなくて間に?
それは,お行儀が悪かったので,お父さんに「下りなさい」と叱られたからです(笑)
そう言えばリリーの目,ちょっとすねていませんか?
セーラはどこ?と気になった方に,セーラのことを心配していただきお礼を申し上げます。
そのセーラは,車の後ろにあるラゲッジルームのバリケンの中です。
何しろドーベルマンの毛はシートに刺さって抜けないのです。それを妻が嫌がり,バリケンの中になってしまいました。
前の車は古かったので,後部座席に乗ってられたんですけどね。
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2007年1月15日(月)
「次の再会はいつ?」
金曜日から仕事で鹿児島市の自宅に帰省し、今日屋久島に戻ってきました。
今朝,次にリリーとセーラに会えるのはいつになるのだろうと思いながら家を出ました。こんな時って,やはり一抹の淋しさがちょこっと込み上げてくるものですね。
次の再会までどちらも元気にしていて欲しいものです。
3泊4日の間空けていたけど,屋久島の庭猫,シロ親子はいつものように庭でくつろいでいました。無事で何よりでした。
今日,鹿児島から屋久島に戻るときに乗ったジェットフォイル船「トッピー7」。この30分後に出航しました。
ちなみに,昨年4月に海上の漂流物と衝突して乗客乗務員全員が重軽傷の怪我をしたときのトッピーが,このトッピー7です。当時は「トッピー4」の名前でしたが,事故を機に「トッピー7」に名前が変わりました。
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2007年1月10日(水)
「単身先の庭はドッグラン?」
単身先の家の庭は広いため,今回屋久島に来たリリーとセーラが楽しそうに遊んでくれました。
長いところは直線で30m以上,家の周りは一周50mぐらいはあるかも知れません。
広い庭に特に喜んだのがセーラで,まるでイノシシのようにダァ〜〜と何回も走り回っていました。
いくら走り回っても怒られないのですから,セーラも嬉しくて仕方がなかったでしょう。
まさに庭がドッグラン状態でした(笑)
仲良くオシッコ・・・。たまに仲良くがオシッコかよ!
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2007年1月9日(火)
「リリーとセーラ,帰る」
屋久島の私の家に来ていたリリーとセーラは,今日のフェリーで鹿児島市に帰りました。
屋久島にいたのは18泊19日。
長いようであっという間に過ぎた楽しい日々です。
リリーとセーラがいなくなって,ポッカリと心に穴が開いた気がします。
世話に手間がかかるし,リリーなんてのはトリミングに半日も費やさなければならなくて,セーラに至っては,ネット突破事件を起こして,飼い主に雨の中を捜索で走り回らせる,そんな犬達ですが,いなくなると,その存在の大きさを改めて感じます。
でも,むふふ,実は今週末,会議のために鹿児島市に出張するので,その時に再びリリーとセーラに会えるのです。
再び直ぐに会えるなんて,今年はなんて良い年なのでしょう。イノシシさんに感謝(笑)
↑フェリーに乗るのを待つリリーとセーラ。リリーは助手席なのに,セーラはラゲッジルームのバリケンの中。この差は何!?
実はドーベルマンの毛は車のシートに刺さるとなかなか取れません。それを妻が嫌がるので,セーラは仕方なくバリケンの中ということになりました。可哀想だけど我慢してね。
リリーとセーラが乗った「フェリー屋久島2」。屋久島から鹿児島市まで4時間弱。
今日は全然揺れなかったと妻が言っていました。
フェリーの中では犬達は車に乗せたままで降ろしません。我が家の犬達は,外よりも車の中の方が安心できるので,そのようにしました。
それに車を乗せるスペースは,ほぼ密閉されていて風が入ってこないので,冬でもさほど寒くなりません。夏は大変かもしれませんが。
そんなことで,快適な船旅だったようです。
でも,鹿児島市の自宅に帰った犬達は,直ぐにグッスリ寝込んでしまったとのこと。慣れない移動で結構疲れたのですね。ご苦労様でした。今夜はゆっくりと寝てね。
今回,屋久島に来たリリーとセーラは,屋久島の人達に「和み」を残してくれたと思います。
散歩をしていると,沢山の人がリリーとセーラを見てニコニコして「可愛いね〜」と言ってくれました。
車も減速して,にっこり微笑みながら通り過ぎていました。
世の中に「ホッ」とする空気をつくる,人間には出来ませんね。犬だからこその特技です。
ほとんどはリリーを見て「可愛い」と言っているようでしたが,セーラだってモテモテの日がありました。
二代にわたってドーベルマンを飼っているお宅に散歩中に立ち寄ったら,そこのご家族がリリーには見向きもせず(笑),セーラに「可愛い!可愛い!」と言ってくれました。帰るときに「その白い犬はなんていう犬ですか」と一応聞いてくれましたが。
それに町の子供達もリリーとセーラを覚えてくれました。セーラに「ワン!」と吠えられて平気でいるのが女の子,怖がって後ずさりするのは男の子。女はやはり強いです。
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2007年1月8日(月)
「屋久島のポンカン」
屋久島の名産の一つにポンカンがあります。
他の地域でも作っていることは作っていますが,屋久島のポンカンは特別に美味しい!
旬は12月から1月。文句なく美味しいです。
私もイヤと言うほど食べています。もちろん現在進行中。
今日、そのポンカンを自分の手で収穫してきました。
知り合いの果樹園農家の人から「来季に備えて全てのポンカンを処分するので、その手伝いをして欲しい。」との依頼がありました。
来季も美味しいポンカンを作るためには、今ポンカンの木になっている実を早くすべて摘果しなければならない、その作業のお手伝いです。
丁度、リリーとセーラを迎えに妻が来ていましたので、妻も連れて手伝いに行きました。
東京からヨメに来て、まさかポンカンもぎの農作業までするとは思いもしていなかったでしょう。でも嬉しそうにポンカンをちぎっていました。
作業終了後、農家の人からお手伝いのお礼に、自分たちがちぎったポンカンを60キロほど頂戴しました(驚)
たいしたお手伝いも出来なかったのに申し訳ないです。でもありがたくいただきました(笑)
いただいたポンカン、そのほとんどは妻が鹿児島に持ち帰って知り合いにお分けする予定です。お楽しみに。
ポンカンもぎ作業中の妻。農家の人から指導を受けた後、教えられたとおりにハサミで切って、腰に下げた青いバッグに入れます。
この果樹園の経営者は元大手証券会社の社員。途中退職して屋久島にIターン。今は屋久島で農業をやりながら悠々自適の生活です。羨ましい。
リリーとセーラは明日、鹿児島の家に帰ります。
短い期間でしたが、単身の私に楽しい思い出を残してくれました。
2匹とも、今寝ています。
その姿が明日の夜から見られなくなると思うと、ちょっと寂しい気がします。
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2007年1月7日(日)
「猫の親子を優しく見守るドーベルマン」
年末年始に,屋久島に犬達が来ることになって心配したのが庭猫のシロ親子のことでした。
やって来たリリーとセーラにどんな反応をするのか,もしかして,どこかに逃げ出して戻ってこないかもしれない,そんなことも心配しました。
特に問題は猫ちゃん大好きのセーラです。
猫は自分の遊び友達,だから一緒に走るのが大好き、そう信じているセーラです。
もちろん猫はセーラを見て逃げているだけで,決してセーラと遊んでいる訳ではありませんが,セーラには遊んでいるとしか思えないようです。
だから,そんなセーラがシロ親子を見たら追いかけていくのは目に見えています。いくら気をつけていても,追いかける時があるかも知れません。そんな不安がありました。
その危惧は1月4日の日記に書いたように現実のものとなりました。
庭にいたシロを猛然と追いかけて外に飛び出していったセーラ。やはり猫を見たセーラは我を忘れてしまいます。
でも,そんなセーラがシロ親子を追いかけない時があります。
それはシロ親子が食餌をしている時。
その時は不思議なことに,追いかけること無く,シロ親子の食餌をただ静かに見守っています。
食いしん坊のセーラだからこそ,食餌だけは安心して食べさせてやりたいと思っているのでしょうか(笑)
シロ親子の食餌を静かに見守るセーラ。あんなに猫を見たら興奮するセーラなにのに,不思議な光景です。
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2007年1月4日(木)
「事件は正月に起きた・・・!」
リリーとセーラが私の単身先の屋久島にショートステイに来て12日。
事件は正月に起きた・・・!
単身先の家の周りはフェンスにグルッと囲まれているし,門もスライド式の門扉をいつも閉めている。
裏庭にある職場への出入り口と,道路に抜けられる車庫には,犬たちが屋久島に来る前にネットを張って外に出られないようにした。
つまり家の周りは全てフェンスなどで囲まれた状態。
だから犬たちを庭に出しても,勝手に外には出られない。
リリーはお利口さんだから自分から出ることはないけど,超ノーテンキ犬で向こう見ず,後先を考えない学習能力ゼロのおバカさん犬セーラは,外に猫でもいようものなら瞬間的にダァァァーッシュして突撃するから,セーラが外に出ることが出来ないよう,厳重な警備措置を必要としている。
その対策にはネットを張るなどして万全を期したつもりだったが・・・。
いつの時でも,事件は思わぬ時に起こるものだ。
昨夜,雨の中,オシッコをさせるため犬たちを庭に出した。
するとセーラがいつものように,庭の外に逃げだ出したシロ親子を追っかけて走り出した。
ここまではいつものこと。
この後,外に出られないセーラはピィピィ鳴きながら家の敷地を1周して戻ってくるので,特に気にもとめなかった。
このときもそうなると思って,雨に濡れているリリーに「早くワンツーしなさい。あなたは濡れたら大変だから。セーラはタオルで一拭きだけどね。」と言いながらリリーの方を見ていた。
ところが,戻って来るハズのセーラが戻ってこな来ない。
おかしいと直感し,リリーを家の中に入れ,直ぐに家の周りを4回も回って捜したが,どこにもいない。何回も「カム」を言っても来ない。
これは間違いなく外に飛び出してしまっている。
簡単に飛び越えられる高さのフェンスではないし,張ってあるネットだって丈夫だ。いったいどこから出てしまったのだろう。
しかし,今はそんなことよりも一刻も早くセーラを捜さなければ。
外は暗いし雨が降っているから車の運転手からは先が見えにくい。黒い犬のセーラだから尚さら車から見え難い。車と衝突してしまうおそれが高い。きっと頑丈なセーラのことだ,自分は怪我をしなくても相手の車を大破させてしまう可能性がある。それだけならまだ良いが怪我をさせることもあり得る。そうなれば高い損害賠償を払えずに,セーラを里親に出さざるを得なくなるな〜。いや,待て,セーラに里親が見つかるはずもない。保健所行きしかない。その時は身から出た錆だと思って諦めてもらおう。
いずれにせよ,セーラのことよりも相手のことが心配だ(笑)
直ちに若干1名からなる「爆走ドーベルマン捜索隊」を編成。「捜索隊,ただ今から出発!」と自己申告し捜索に緊急出動。雨降る屋久島の捜索隊,正月早々,なんてこった〜。
取りあえず家の近くを探し回ったがいない。「セーラ,カム」の声が聞こえる範囲なら出てくるはず。しかし「セーラ,カム」のコマンドだけが空しく屋久島の暗闇に消えていく。
いくら呼んでも出て来ないのは,声が届かない所に行ってしまっているということ。
となれば捜索範囲の拡大が急務になる。
この夜,屋久島は気温が12度ほどに下がっていた。加えて冬の雨は冷たい。
気温16度から歯をガチガチ鳴らして寒がるセーラには,この状況はちょっとまずい。
早く探し出してやらなければ肺炎を起こすか,凍死するかもしれない。どちらにしても場合によっては生命の危険が考えられる。頭の中は空っぽで心配の余地はないのに,色々と心配を掛けさせるヤツである。
アホなセーラではあるが,何とか早く探し出してやらなければならない。
こういう時は目撃者の通報が頼りになる。
爆走するドーベルマンを見たら,誰だって110番通報をしてくれるハズだ。
ところが,このときは悪いことに,雨と夜と正月という組み合わせのために,普段から少ない屋久島の人通りが更に少なくなっている。これでは目撃者からの通報は期待は出来ない。
う〜ん,これは困った。
事は急ぐが,しかし急いては効果的な捜索活動は出来ない。
何事も冷静な状況分析と的確な判断が求められる。
という訳ではないが雨の中で「う〜ん」と考えたら,セーラが行きそうな場所が思い浮かんだ。
猫はセーラが大嫌いだけど,セーラは猫が大好きだ。散歩の時に猫と出会った場所は,それがたった一度であっても忘れることがなく,次にそこを通る時には,その方向に向かっただけでソワソワし始める。それほどに猫ちゃんが好きなのだ。
よくよく思い出してみたら,屋久島に来たセーラの散歩中,猫のたまり場を3か所ほど通っている。きっと,そのうちのどこかだ!
先ず1番目の猫の溜まり場に行ってみたが,そこにはいなかった。
きびすを返して2番目の溜まり場へ。
「セーラァァァァァ〜〜」と叫びつつ暗闇の雨の中を走り続ける一人の中年男。間違っても絵にはならない。不審者そのものだ。「おかしな男が『セーラ〜,カ〜ム』と意味不明なことを叫びながら夜の町を走っています」と110番通報があったっておかしくない。でもそれでは困るではないか。駆けつけた同僚に「何やってんですか」と言われたら洒落にもならないぞ。
話は変わるが,陸上をしていて良かった。こんなに速く走りながら犬を探し回る飼い主が世の中のどこにいると言うのだ。セーラ,感謝しろ。
そして,家から400mほど離れた2番目の溜まり場に行くと「フーッ」「ニャァー!」と猫の威嚇する声が!
おお,爆走犬は近いと思いながら,その声の方向を見ると,セーラに追いつめられた4匹の猫が毛を逆立てて必死の形相でセーラを威嚇しているではないか。
セーラの方はと言えば,おまけでついているような短い尻尾をピコピコ振って,とっても嬉しそうにしている。猫達と遊びたいのだろう。可哀想なのは猫たちだ。こんな人(犬)相の悪いセーラに「遊ぼ」と近づかられても遊ぶ訳がない。
その時,大声で「こらぁぁぁぁ〜〜〜」と一喝!
静かな夜の住宅街に私の声が響いた。
その声にハタと我に返ったセーラが,私の方を振り向いて尻尾を下げ耳を後ろに倒した。
「あちゃ〜,お父さんに見つかったぁ〜」とでも思ったのだろうか。
その隙に猫達は逃走。
「いったい何をやっているんだ!」と怒りとも安堵感ともつかない気持ちを押さえつつ,何時にも増して強い口調で「ヒール!」を指示。
その後はリード無しで家まで戻った。猫さえ見なければしっかりとヒールが出来るのに困ったヤツだ。
家に入って濡れた体をタオルで拭いてやり,ストーブのスイッチを入れた。
体をチェックすると鼻と足に怪我をして血が出ている。爆走中の怪我だ。
何はともあれ,無事に発見出来て何よりだった。
庭から外に飛び出した場所は今朝になって分かった。
車庫に張ったネットに,見事な穴が開いていた。
このネット,人間が引っ張っても簡単に千切れない結構強いものなのに,糸が千切れている。昼間はネットに突っ込むことなんて無かったのに,夜だから見えなかったのだろう。猫を追いかけたセーラがもの凄い勢いでそこに突っ込んでしまって破れたのだ。何たるヤツ!
直ぐに補修した。
ネットにポッカリと開いた穴。セーラが突っ込んで開けた。この後,補修済み。
てな事件もあったが、今日は仕事始め。
今年も1年間、健康で仕事が出来ますように。
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2007年元旦(月)
「屋久島で新年を迎えたリリーとセーラ」
皆様,明けましておめでとうございます。
屋久島は曇り空,昨日までと打って変わって気温も上がらず、肌寒い新年を迎えています。
ま、これが普通の気候なんでしょう。
屋久島に短期ホームステイ中のリリーとセーラも元気に新年を迎えました。
今朝は初日の出を見るために早起きして、犬達と近くの高台へ。
曇があるから見られないと諦めかけたとき、雲の隙間から僅かに覗いた太陽を拝むことが出来ました。今年は幸先が良いようです。
「ほら、お前達も何か願い事をしなさい。」と犬達に言いながら、今年の1年の安全と、その他色々なことを初日の出にむかって願いました。ちょっと願い事が多すぎたかな。
皆様にとってこの1年が平穏で幸多き1年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2007年,屋久島の初日の出。(安房)
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