仮死、はてしなく

いまぼくは
この現=心身としての
名前と身体を帯びて眼に見えるものとしてある
きみの眼にも見えるだろう
ほらほら、可視だから仮死
いずれどれかの方法で死を迎えることになるだろう
死が近づくと変な気分になるだろうか
臨在に包まれて静かに眠るときに似ているだろうか
しかし死んだからといって安心はできない
死んだあともまだまだ続くのだ、仮死は
また生まれて来なければならないのだからな

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