ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム GOLD EXPERIENCE REQUIEM:黄金体験鎮魂歌

2003/07/04公開

本体名:ジョルノ・ジョバァーナ<Giorno:明けの白日>

DIOの息子、本名「汐華初流乃」<シオバナ・ハルノ>、
プロフィール63巻P186、エピソード47巻P154〜

能力:自身へのあらゆる攻撃を無効化する

スタンド形成法射程距離パワー
身体・能力加形体 2m

スタンド解説

■スタンド「ゴールド・エクスペリエンス」が特殊な「矢」に貫かれることによって発現したレクイエム。 そのレクイエム能力は、地球上の全生物の精神の力を束ね「人類が進むべき正しき未来への道」へと歩んだ精神、「未来の意識」をかりそめに目醒めさせ、「ゴールド・E」に宿らせることである。 この「未来の意識」を宿すあいだ「ゴールド・E」の姿は変化し、全身は夜明け前の空のように薄暗く薄明るく染まり、遥かな前方を見つめるかのように固定された眼球は全てを見透かすかのごとく輝き、そして額には「矢」が上に先端を向けて座す。 「G・E・レクイエム」は「ゴールド・E」と同じく本体ジョルノの意志によって完全に操作され、「生命を生み出す」能力もそのまま使うことができる。 このように「未来の意識」は自分からは何もしないが、それが宿っていることによりもたらされる効果こそが、「G・E・レクイエム」の最大の能力となる。

■「未来の意識」のもたらす効果、それはこの精神を宿す「G・E・レクイエム」と本体ジョルノの存在を、「今」に対して「未来」へと引き上げることである。(これは進み続ける時間の「今」に対して常に「未来」に在り続けるということである) これにより、「未来」に存在する「G・E・レクイエム」と、通常どおり「今」に存在する周囲の世界との間には、「今」から「未来」へと登る、目には見えない円錐状の「時間の坂」が生じる。 なお、この「時間の坂」の半径は約5m、その斜面は「G・E・レクイエム」に近づくほどに急勾配になっていく。

■何者かが「G・E・レクイエム」に攻撃を行う場合、その者は気付かぬうちに「時間の坂」へと入り、その中を「今」から「未来」へと登ることになる。しかし本来「今」に在るべきものは、決して「時間の坂」を登りきって頂上まで辿り着くことはできず、つまりその者も、その攻撃も、決して「G・E・レクイエム」に到達することは無い。そしてその者は「時間の坂」を登る中で、周囲の時間が「今」へと落ちて行く、つまり「逆行」するのを目撃し、次いで自らも「時間の坂」をずり落ちて強制的に「今」へと戻され、その攻撃自体を「行われなかった」ことにされてしまう。つまり「未来」に在り続ける限り「G・E・レクイエム」は完全に「無敵」であり、この世界の何者によるいかなる攻撃も、このレクイエムに対しては全くの「無駄」となる。なお、このずり落ちる際には、「時間の坂」の上から見て下方の「過去」にはずり落ちた「未来の自分」が、「時間の坂」の下から見て上方の「未来」にはずり落ちる前の「過去の自分」が存在することになり、結果ずり落ちて行くその者は、「過去」と「未来」が相殺された「連続する今の自分」を「時間の坂」の中に見る。また、「時間の坂」をずり落ち弾き出された者は「時間の坂」の外で勢いあまって少しばかり「過去」にまで落ち、そして自分が「時間の坂」へと入るまでに行った言動を強制的にもう一度繰り返させられる。

■「G・E・レクイエム」が何者かに攻撃を行う場合、その攻撃が物体を撃ち出すなどの間接的なものであれば、その攻撃物体は「時間の坂」を「未来」から「今」へと遡ることになる。(なお、この時「G・E・レクイエム」はその物体を「投げる」などする必要は無く、軽く物体を「手放せ」ば、それだけで物体は「未来」から弾き出され「時間の坂」で加速され、弾丸のような勢いで「今」へと飛んで行く) この時その攻撃物体の始点は「未来」で、到達点が「今」となるため、奇妙な事だが「今」の世界の者達は攻撃物体が「放たれた瞬間」を知覚できない。そのためこの攻撃を防御・回避するのは通常では不可能である。(「キング・クリムゾン」のように「予知能力」でも持たない限り) 

■攻撃が「G・E・レクイエム」自身による殴打など直接的なものである場合、攻撃相手は「未来」にいる「G・E・レクイエム」の接近により「時間の坂」の上方へ引き上げられ、「未来」で攻撃を受け、「今」へと落ちることになる。(この時「未来」から下方へと振り下ろされる「G・E・レクイエム」の拳は、前述した間接的な攻撃物体同様「時間の坂」によって加速される) そして、「未来」に「因果」の「原因」が存在するその攻撃ダメージは、「今」において決して「結果」として「完結」することは無く、いったん治っても別の理由によって再び傷つき、これを無限に繰り返す。特にその者がこの攻撃で「死んだ」場合、その者は無限に「死」を繰り返す「無間地獄」のような状態に陥る。

■「今を超え進化した精神」である「未来の意識」は、「今」の世界のいかなる生物の「精神力」及びその「スタンド能力」も超えた「精神の高み」にある。 それ故に「未来の意識」にはいかなる対精神能力も効かず(実際にはそれ以前に能力自体「到達」しないのだが)、また、通常ならば意識を保てないような特殊能力状況下(例えば「スタープラチナ」の「極小時間内」や「K・クリムゾン」の「宮殿」内など)でも意識を保ち続ける。 しかし本体のジョルノの方はその限りではなく、対精神能力については前述したように「到達」しないので関係無いが、特殊能力状況下では普通の人間と同じく意識を保っていることはできない。

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