谷津干潟の周りには、このような野鳥観察用の窓の開いた観察場所が設置されていた。
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Ramsar Treaty (International Wetlands Treaty) 正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、1971年にイランの地方都市ラムサールにおいて締結されたことよりラムサール条約と呼ばれています。国境とは関わりなく旅する渡り鳥を世界的規模で保護し、水鳥の生活を支える湿地を守ろうという条約なのです。条約上の湿地の定義は幅が広く、浅い海や河川、湖沼、水田など、見ずに関わる場所のほとんどが対象とされています。 この条約の特徴は単なる規制による保全ではなく、人間と湿地が共生する「賢明な利用」が基本となっています。 ここ谷津干潟は、特にシギ、チドリ類が多く訪れることから、1993年6月にラムサール条約登録湿地に指定されました。 |
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