広辞苑より
杼 (ひ) |
:製織の際、緯(ヨコ)糸を通す操作に用いるもの。木または金属製で舟形に造ったものの両端に、金属・皮革などをかぶせ、胴部に緯管を保持する空所があり、一側にうがった目から糸が引き出され、経(タテ)糸の中をくぐらせる。さす。シャットル。 |
筬 (おさ) |
:経(タテ)糸の位置を整え、緯(ヨコ)糸を織り込むのに用いる。竹の薄い小片を櫛の歯のように列ね、長方形の框(ワク)に入れたもの(竹筬)であったが、今は鋼または真鍮製の扁平な針金で製したもの(金筬)を用いる。 |
綜絖 (そうこう) |
:織物製造の際、緯糸を通す杼道を作るために経糸を上げさせる道具。 |
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ようこそ、産業技術記念館へ
当館は、トヨタグループ創業者、豊田佐吉が1911年に設立した旧・豊田自動織布工場の建物を産業遺産として保存・公開するとともに、トヨタグループが携わってきた繊維機械と自動車をとおして日本の産業技術の変遷を紹介するため、トヨタ自動車創業者豊田喜一郎の生誕100年を記念して1994年6月11日に設立されました。
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