クリスマスプレゼント
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 酷く真剣な新の視線に、樋口はどきりとする。
「俺‥‥好きな人がいる、って言ったよな」
「う、うん‥‥」
 また、胸の奥がずきんと痛んだ。
 好きな人が出来て、ここには来られないと言われるのだろうか。
 バイトもやめたいと言われたら、もう新とは会えなくなってしまうのだろうか‥‥そんな考えが頭の中でぐるぐる回る。
「俺、さ。崇文さんが好きみたいなんだ」
 言われた意味が、とっさに判らなかった。
「‥‥‥は?」
 目をぱちくりした樋口に、新は不満そうな顔をする。
「なんだよそれ。俺が決死の覚悟で告白したのに、本気にしてないのか?」
「い、いやそうじゃなくて。えっと。えーと‥‥えー?!」
 やっと新の言葉の意味する所が理解出来たものの、樋口は思わず大声を上げてしまった。
「言っとくけど、知り合いとしてとかじゃなく、恋人とか、そう言う意味で『好き』なんだからな。‥‥黒崎さんと、山口さんみたいに」
 実に真面目な口調の新に、樋口はちょっと眩暈を起こしてしまった。
「なんで、とか訊かないでくれよ。俺だって、なんで男が好きになったのか自分でもわかんねえんだから」
 唖然としている樋口をどう取ったのかは知らないが、新は少し怒ったような口調で続けた。
「どうしてかわかんねえけど、でも、男同士だとか、年が離れてるとか、そう言うのは関係ないんだ。とにかく俺、崇文さんともっと一緒にいたい。崇文さんの一番近い人間でいたいんだ」
「‥‥‥‥‥‥」
 新の言葉に、樋口の頭の中は真っ白になって停止してしまったような気がする。
 呆然としている樋口の顔を、新は不安そうに覗き込んで来た。
「なあ‥‥こんなこと言ったら、俺が嫌いになった?‥‥‥でも俺、ちゃんと言っとかなきゃと思ったんだ」
 樋口を見上げる新の瞳は、不安に揺れていた。
「やっぱり、おかしいかな。気持ち悪いとか思う?」
 樋口が何も答えない為に、新の表情はどんどん落ち込んで行く。
「崇文さん‥‥やっぱり、だめ?」
 とうとう新は、しょんぼりと項垂れてしまった。
 停止していた樋口の頭が、やっとまともに動き出す。
 確かに、告白された直後は驚いたけれど、不思議と、嫌だとは感じなかった。
 いや、それよりも。
 自分は、『そっち側』の嗜好を持っていたのだろうか。
 新に『好きだ』と言われて、嬉しいと思う自分がいる。
 今まで女性と付き合った事がない訳ではなかったけれど、彼女達に『好き』と言われた時などより、もっと心に響く。
 勝手に鼓動が早くなって落ち着かない。
「嫌‥じゃ、ないよ、新」
 樋口の言葉に、新は驚いたように顔を上げた。
「多分‥‥俺も、新のことが好きだと思う」
「崇文さん‥‥?」
 樋口の言葉が、自分に気を遣っているものなのかどうか、新は計りかねているようだった。
「さっき、新が『好きな人がいる』って言った時、自分で驚くくらいショックだった。今日の昼間、新がいなくて、多分女の子とかと過ごすんだろうと思ったら、凄く落ち込んだ」
 とても真剣な顔で、新は樋口の言葉を聞いていた。
「ほんとに‥‥?」
 真顔で訊き返され、樋口は赤くなった。
「うん‥‥『好きだ』って言われて、結構嬉しかった」
 樋口の口調は、まるで学生時代にでも戻ってしまったかのようだった。
 俯く横顔がとても可愛く見えて、新の鼓動もどんどん早くなって行く。
「崇文さん‥‥!」
 新は、大柄な樋口の体を腕を伸ばして抱き締めた。
「あ、新?!」
 樋口は、真っ赤になってうろたえる。
「崇文さんのこと、抱きたい‥‥ダメ?」
 耳に唇を付けるようにして囁かれ、樋口の背筋をぞくりとしたものが走る。
「だきたい、って‥‥‥」
 それは‥‥当然、そう言う意味なのだろうか。
 いきなりそんな事を言われても、どう答えればいいのだろう。
 固まっている樋口に焦れたように、新はそっと口付けて来た。
 ほんの僅かな時間、触れるだけのキスだったけれど、暖かくて、驚く程柔らかい唇に赤面する。
 嫌な気は全くしないのだが、何か根本的な所で間違っているような気もする。
「‥‥‥だめ?」
 真っ直ぐ見詰めて来る大きな瞳は、とても真剣だった。
 そんな新の顔を見ていると、理屈などはもう、どうでもいいような気がして来る。
「新が‥‥後悔、しないなら」
 樋口の言葉に、新は少しむっとしたような顔になる。
「何だよそれ。俺が軽い気持ちでこんなこと言ってると思ってんの?」
「そうは思わないけど‥‥新なら、可愛い女の子が放っておかないと思うよ。なのに、俺でいいのか?」
「俺は崇文さんがいいんだよ!」
 むきになって言った新は、ふと、言葉の裏にあるものに気付く。
「それって‥‥崇文さんはオッケー、ってことだよな」
 改めて確認され、樋口はたまらず、赤くなって目を伏せてしまった。
 我ながら、この順応性の良さはどうなのだろうと思う。
「俺、本当に崇文さんが好きだよ。こんな気持ちになったの、生まれて初めてだ」
 新は、もう一度口付けて来た。
 その唇は顎のラインを辿り、首筋を這う。
「‥‥っ」
 新が軽く耳を甘噛みすると、樋口の体がビクリと震えた。
「崇文さん、耳、弱いんだ?」
「っ、おどろいた、だけだって‥‥!」
 言い訳のような樋口の言葉に、新は小さく笑った。
 耳や首筋に口付けながら、新の手が樋口のシャツを捲り上げた。
「ちょ、ちょっと待った!!」
 今気付いたように、樋口はじたばたし始める。
「こ、ここでやるのか?!」
 茶の間でこのまま、と言うのはちょっと嫌だ。
 と言うか、後から色々大変な気がする。
「えー?だって俺、もう結構‥‥‥」
 今度は、新が耳まで赤くなる。
 見れば、ジーンズの前は、外から見て判る程に膨らんでいた。
「じゃ、じゃあせめて布団で」
 言ってしまってから、とても恥ずかしいセリフのような気がして、樋口は耳まで真っ赤になった。
 新が泊まって行く時は、茶の間の隣りの広い部屋に並べて布団を敷いている。
 もう寝るばかりになっていた布団の上に移動したものの、樋口はとてつもなく恥ずかしくなって、枕を抱えて突っ伏してしまった。
「崇文さん、こっち向いてよ」
 拗ねたような新の言葉に、渋々仰向けになる。
 けれど、気恥ずかしくて新の顔がまともに見られない。
 そんな樋口の反応が楽しいのか、新は躊躇いもなくシャツを捲り上げ、日に当たらないせいで白い胸肌を剥き出しにする。
 その胸肌に、新はそっと唇を寄せた。
 たどたどしい、しかし迷いはない手が、柔らかく、丹念に肌をまさぐる。
 自分の体に他人の手が触れる感覚は、むしろ心地良かった。
 こんなにも近く、人のぬくもりと触れ合うのは初めてのような気がした。
 今まで女性と寝た事がない訳ではなかったけれど、その時にはこんなに心地良く、気持ちが満たされる感覚はなかったように思う。
「――っ、うわ‥‥!」
 いきなり乳首を口に含まれ、樋口は思わず声を上げた。
 甘い刺激が熱い波となって身体の奥に染み込んで行くようで、意思とは関係なく体が震える。
「崇文さん、ここ、イイの?」
 ちょっと嬉しそうに言った新が、重点的に乳首を責め始める。
 妙に手馴れているような気がするのは気のせいだろうか?
 樋口の内心に気付かないかのように、新は乳首を愛撫しながら、膨らみ始めていた股間に手を伸ばした。
 スラックスの前を開き、新が熱を帯び始めたものを外に開放する。
「んっ、あ‥‥」
 冷たい外気と、新の手に触れられ、樋口は吐息に似た声を上げてしまう。
 軽く扱かれただけで、熱くなり始めたものは固さを増し、天井を仰ぐ。
 力が抜けてしまった脚から、新は下着ごとスラックスを取り去ってしまう。
「崇文さん‥‥結構、おっきいんだ」
 少し感心したように言われ、樋口は恥ずかしさのあまり、腕で目を覆った。
 こんな事を言われて、一体どう返せと言うのだろう。
 近くに置いてあったナップザックから何か取り出した新は、樋口にそっと口付けた。
「ごめん、ほんとは後ろからの方が楽らしいんだけど‥‥崇文さんの顔、見てたいから‥‥‥」
 膝を折り曲げて胸元に引き付けるような姿勢で大きく脚を開かれる。
 恥ずかしいと思う間もなく、後ろの孔に冷たい液体の感触がした。
 良くは判らないけれど、これで慣らそうと言うのだろうか。
 新はわざわざ、そんなものを用意していたのだろうか?
「あ、新、まさか経験済み‥‥とか?」
 樋口は、恐々、新を見上げてしまった。
 しかし新は、むっとした顔をする。
「まさか。んな訳ないだろ。崇文さんが始めてだよ」
「い、いや、なんか慣れてる感じが‥‥」
 樋口の言葉に、新は少し赤くなる。
「今日‥‥実は、黒崎さんの所に行ったんだ」
「黒崎の?」
 聞き慣れた名前に、樋口は目を見開いた。
「うん‥‥今日、告白しようって決心したんだけど、なんか怖くて‥‥山口さんに、相談しに行ったんだ」
 一也がいるのだから、普通の性癖だったらしいのに、今は壱哉と『恋人』として付き合っている山口なら話を聞いてくれるだろう。
 そう思ったのだが、タイミングがいいのか悪いのか、丁度壱哉がいる所に通されてしまった。
 新の話を聞いた壱哉は、嬉々として『新に男同士の手ほどきをする』と言い出し、真っ昼間の社長室で山口を相手に実践のハウツーを伝授した、と言う訳だった。
 とんでもない成り行きに仰天する山口を『新のため』と丸め込み、逃げ腰になる新を『樋口の性格は良く知っているから』と口車に乗せ、壱哉はディープなプレイを楽しんだのである。
 勿論、このローションも壱哉の『ささやかなプレゼント』だった。
「‥‥‥‥‥‥」
 あまりにも壱哉らしすぎる話に、樋口は頭痛を感じてしまった。
 樋口も新も、もしかすると壱哉に影響されているのかも知れない。
「だけど、俺、ちょっと妬けたんだ」
 新の言葉に、樋口は目を見張った。
「新、もしかして黒崎が好きだったとか?」
「違うよ!あ、いや、好きは好きだけど、そう言う意味じゃなくて‥‥なんか、黒崎さん達が羨ましかった」
 我が儘で強引に見えるけれど、そうやって山口に甘えているような壱哉。
 そして、呆れながらも優しく壱哉を受け入れている山口。
 身も心も、本当に深くつながれているような二人の関係が、とても羨ましかった。
「俺だって‥‥崇文さんを好きなのは、誰にも負けないつもりなのに」
 むきになっているような新に、樋口は小さく笑った。
 手を伸ばし、新の頭を引き寄せると、そっと口付ける。
「崇文さん‥‥‥」
 今度は、新の方が真っ赤になる番だった。
「わかんないけど。多分、俺も新が大好きだよ。黒崎達に負けないくらい」
 樋口の言葉に、新はとても嬉しそうに笑った。
 その笑顔に、樋口は目を奪われる。
「ごめん‥‥そんなこと言われたら、俺、余裕なくなってきちまった」
 少し照れたように言った新は、愛撫を再開する。
 油とも水とも違うような液体が、新の手でそっと塗り広げられて行く。
 躊躇いがちに、新の指が窄まりをつついた。
 反射的に、全身が強張る。
 そろそろと指が差し込まれ、樋口は息を詰めた。
「すごい、きつ‥‥崇文さん、力、抜いて‥‥」
 そう言われても、生理的な反応と言うか、頭ではどうにもならない。
 それでも、必死に大きく息をして、身体の力を抜くように努力する。
 少しずつ指で慣らされると、痛みが薄い代わりに異物感を強く感じ、とてつもなく恥ずかしい気がする。
「崇文さん、もう、挿れていい‥‥?」
 新が、余裕のない表情で言った。その呼吸は、既に荒い。
「うん‥‥いいよ、新」
 ちょっと自信はなかったけれど、頷いた。
「ごめん‥‥崇文さん」
 呻くように言って、新は服を全部脱ぎ捨てた。
 その股間のものは、既に熱く張り詰めていた。
「ごめん‥‥‥」
 もう一度言って、新は樋口の脚を抱えるようにして入り口に自分のものを当てた。
 熱いものの感触に、樋口の体が反射的に震えた。
 先走りとローションの助けを借りて、新のものはゆっくりと体内を押し広げて行く。
「んっ‥‥」
 眉を寄せ、樋口は呻いた。
 新の動きがゆっくりなせいか、痛みはそれ程酷くはないが、自分の中に別なものが入り込んで来る異物感は強かった。
「うわ‥‥きつ‥‥」
 新は、切なげに呻いた。
 張り詰めたものが強烈に締め付けられ、痛い程の刺激に意識が飛びそうになる。
「おれ‥‥も、ダメ‥‥っ!」
 何とか、根本まで収めた新は、泣きそうな顔になった。
 一呼吸置いて、新が背中を逸らした。
「く‥‥」
 体内に収まったものが体積を増し、熱い液体が粘膜を叩く感触に樋口は眉を寄せた。
 けれど、気分的な抵抗は殆どない。
 見上げれば、あっさりと達してしまって泣きそうな新の顔が、とても可愛く見えた。
「新‥‥かわいい」
 思わず口に出してしまうと、新はむっとした顔をした。
「今度は、崇文さんの番だからな!」
 子どものような口調で言って、新はゆっくりと腰を動かし始めた。
 若いものはすぐに勢いを取り戻し、しっかりした質量を持って樋口の体内を突き上げる。
 一度体内に放っているせいか、その動きはスムーズだった。
 予想より遥かに滑らかで、吸い付いてくるような内壁に、またも新の表情から余裕がなくなる。
「っ、ぅあ‥‥!」
 深くまで突き上げる新のものが、ある場所に触れた時、強烈な刺激を感じて樋口は体を震わせた。
「ここ、いいんだ?」
 新は、その場所を集中的に突き上げ始める。
「ふっ、あ、ちょっと、まって‥‥!」
 弱い場所ばかり責められて、樋口の頭の中が甘い熱に覆われる。
 既に熱くなっていたものから、とめどなく先走りが溢れているのが判る。
 刺激に反応するように、樋口の体内も新のものを強く締め付ける。
 今にも放ってしまいそうなのを堪え、新は樋口の弱い場所を突き上げた。
「あ、新‥‥っ!」
 樋口が、掠れた声で呻いた。
 達する寸前の樋口の顔は、とても艶っぽく見えて、新の背筋にも熱いものが突き上げる。
「崇文さん‥‥っ!」
 新が、再び体内に注ぎ込むのと同時に、樋口のものからも熱い欲望が迸った。
「あ‥‥‥」
 放心したような表情で息をつく樋口に、新はそっと口付けた。
「好き、だよ。崇文さん‥‥‥」
 囁くと、小さく笑った樋口は、優しく抱き締めてくれた。


 結局、新の方が歯止めが利かなくて、初めてだと言うのに何度も何度も樋口の中に注ぎ込んでしまった。
 夜中になった頃、何とかシャワーを浴びた二人は、抱き合うようにして布団に入る。
「崇文さん‥‥大丈夫?」
 新の言葉に、樋口は苦笑した。
「大丈夫‥‥って言いたいところなんだけど。朝の手入れはちょっと無理かも」
 まぁ、今朝ちゃんとやったから大丈夫、と笑う樋口に、新はとても悪い事をしてしまった気持ちになる。
「ごめん‥‥俺、なんか夢中になっちゃって‥‥‥」
「新が悪い訳じゃないって。俺も‥‥その、結構気持ち良かったし‥‥‥」
 赤くなっている樋口は、やっぱり可愛いと思う。
「そうだ、崇文さん。俺がいつから『崇文さん』って呼ぶようになったか、覚えてる?」
 問われ、樋口は思わず考え込んでしまった。
 けれど、どうしても思い出せない。
 と、言うよりも。
「ごめん‥‥なんか、違和感なかった。覚えてない‥‥」
 予想出来た答えに、新はため息をついた。
「‥‥そんな事だろうと思ったけどさ。俺、結構凄い覚悟して名前で呼んでみたのに、全然気付いてくれないんだから」
「ご、ごめん‥‥‥」
 樋口は、首を竦めた。
「まぁ、そんな所も全部、好きなんだけど」
「‥‥‥‥‥」
 さらりと言われ、樋口は赤面した。
 これでは、どちらが年上か判らない。
 そんな樋口を見詰めながら、新は思い切ったように口を開いた。
「崇文さん‥‥俺、ここに引っ越してきていいかな?」
 今までも半同棲状態のようなものだったが、やっぱりこう言う事ははっきりさせた方がいいと思う。
 おずおずと言う新に、樋口は少し驚いたように瞬きした。
 しかし樋口はすぐに、照れたような顔で笑った。
「‥‥新さえ良ければ。俺は大歓迎だよ」
 この家は、一人で住むには広すぎるから。
 こうして、人のぬくもりを知ってしまったら、一人に戻るなんて寂しくていられないから。
「ありがとう‥‥崇文さん」
 何故か鼻の奥が熱くなって、新は樋口の胸に顔を埋めた。
 そんな新の頭を、樋口は優しく撫でる。
「昼になったら、多分起きられると思うから‥‥そしたら、買い物に行こう」
 今までは、新が泊まって行く時は来客用のもので済ましてしまっていたけれど。
 新の家具類は大したものはないから、やっぱりそれなりに揃えなければならないと思う。
「そうだな‥‥まず、お揃いのマグカップ、買おうか」
 その言葉が、とても幸せに聞こえた。
 しばらく忘れていた、泣きそうなくらい幸せなぬくもり。
 しっかりと抱き合うようにして、二人は暖かな眠りに就いた―――。


END

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新年っから何書いてんだ>自分。思いっきり時期遅れだし。‥‥‥いや、別な話書いてたんですが、あんまりにも救いがなくて暗いもので、新年早々なんだかなーと思いまして、急遽ネタがあったものを書いてみた訳です。でもこれも、新年っからなんだかなー。あんまりにも長くなってしまったので、強引に分割しました。最後、どーにも落ちなくて逃げてる辺りはご愛嬌(←おい)。
しかし‥‥もしかして、まともにナニに至るまでを書いたのは初めてかも知れない‥‥。新も樋口も、壱哉様と違って慣れてないもので、中々動いてくれなくて辛かったですが。
なんか砂とか砂糖とか蜂蜜(おい)とか吐きそうな話だなーとか自分でも思いました。