鶴田接骨院の治療方針

当院の治療方針を紹介致します。さまざまな怪我や痛みに対し、素人判断は禁物です。正しい治療をする為にも、覚えておいて欲しい事柄を書き出してみます。

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まずは、患者さんの身体の状態を詳しく知る事が必要になります。

その為に、当院では、治療に入る前にいろいろな検査をします。検査といっても、科学検査やレントゲン等ではありません。

例えば、一言で腰が痛いといっても様々な原因が考えられます。内臓系、婦人科系、骨格系、筋肉、筋膜系等あり、さらには、足底や下肢の歪みやゆがみ、ねじれ等があると、腰痛や膝痛、肩こり等が起こります。ヘルニアや神経系等の要因による腰痛も考えなくてはいけません。

この事から、外力的にぶつけたとか転んだ怪我以外の原因で腰が痛いのであれば、なぜ痛いのか、どこに痛みの原因があるのか、腰以外に痛みの原因があるとすればどこなのかを調べる必要があります。その為に、徒手検査法を用いて調べ、適確に原因を把握してから治療に入ります。この検査無しには、しっかりとした治療が出来ないと言っても過言ではないと考えます。

上記のような検査方法は専門的分野ですが、例を挙げて、もう少し詳しく説明してみます。



腰痛 姿勢その他の原因で生体力学的なゆがみが生じ、筋のバランスが崩れて腰部及び下肢の筋力がダウンします。よって、痛みや炎症が出て来ます。通常の電気療法、温熱、寒冷療法、湿布等の治療で痛みや炎症は治まり、自覚症状は暖解して来ますが、根本的な原因である、構造的なアンバランスは改善しないままでありますので、いつでも再発し得るのです。これは、検査法の一つである筋力テストをしてみると、筋力ダウンで表現されます。

腰部痛の筋肉アンバランスを正常に戻す為には、腰部や背中の後面の治療だけでは足りない訳で、腹部の筋肉をも考慮して治療を進めることが大切になります。すなわち、腰部と腹部のバランスを正常にする治療をして、ダウンしている筋肉をアップさせる事が重要になるのです。最終的に、バランスが正常になる事により、正しい診断と治療が出来たという事になります。

このようなテストをしながら治療してみると、接骨院側も患者さん側も納得出来る治療となります。体に不調がある方、ちょっと気になる所がある方、納得出来る治療を行なうべく相談にも乗りますので、お気軽に保険証を持って来院下さい。

それと、最近話題のインフォ−ムド・コンセントに関してですが、日本語で言うと、「説明と同意」となります。今や献血や輸血等でもこのインフォ−ムド・コンセントを行っている時代ですが、医療従事者が患者さんにこの行為を行なう義務があると考えます。患者さんは、知る権利、医師は知らせる義務があり、両者とも納得できる医療行為が大切になります。皆さんも診察や治療を受ける時、この「説明と同意」が無い医療従事者には注意する必要があります。このような医療機関では、患者さんは決して臆せず、知りたい事を訊ね、納得して治療を受ける事をお勧めします。

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