振動子のインナーハル化改良版

どうしても漏れるなら前回の欠点を補うため、新たに作成をしようと作業に取り掛かりましたよ。

先ずは問題の部品を船底から外しました。(結構ガッチリくっ付いて、剥がすのは大変。)



剥がしてみると、コーキング部分が船底に密着していなかったことがよくわかります。
残念ながら、小さなインスペクションハッチからの作業であるため、仕方がないといえば仕方がない・・・?

そこで第二弾は絶対漏れない方法で作成。


前回に使用した船底の型は一度使用したため、そのままFRP液を塗ると密着する可能性があったため、アルミテープを貼り付け、FRPで前回同様作成。



前回からの変更点は2点。

1点目は振動子を装着する部分の塩ビ部品を水甲というものに変更。(2,480円で購入しましたが、別の店で1,480円で発見。悲。。)



前回使用した部品と比べると、明らかに穴の径が変わるため、振動子を外して内側からコーキングが可能になります。
しかし、それでも穴の直径が7.5cmということを考えると、取り付け後のコーキングはやりたくないので、完全密封型のインハル化にすることにしました。



その方法とは、PET素材の透明シート(0.5mm)を貼り付けるというもの。
コーキングして、洗濯バサミで密着させ一日置きました。



乾いた状態で、振動子の下部分のみにコーキング剤を塗ってペタ。



この方法では、前回の方法より多少感度が落ちるかと思いましたが、性能は殆ど変わりないかと思います。但し、100m以上深いところに浮かんだことはないです。



前回と同じ場所に取り付けましたが、船尾より40cmほど離して取り付けています。
インスペクションハッチの真下に取り付けたいところですが、船尾側の船底部分はFRPの厚さがあり、丁度薄くなる部分への取り付けです。

今回の作業で、ワンシーズン使用しましたが、全く液漏れはありませんでした。
ちょっと、売れるかな?


                           
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