アシュレー | 「これがアーヴィングの言ってたゲルマトロン鉱石だな・・・・・・」 |
トカ | 「左様、我輩の探し求めたゲルマトロン鉱石だ。雑誌の裏表紙なんぞにある通信販売アイテムとは比較にならぬほど神秘パワーあふるる、まさに逸品」 |
アシュレー | 「アーヴィングは、これを使って何かを動かそうとしているみたいだけど・・・・・」 |
トカ | 「このゲルマトロン鉱石さえあれば、大怪獣も楽々量産型って寸法よ。我輩ならそうするね。 ・・・・・・・・・・・・。 どうした?うかぬ顔などして・・・・・。似合わんぞ」 |
アシュレー | 「そういやアンタ・・・・。何をしにここに来てたんだっけ?」 |
トカ | 「我輩?決まっておろう、ゲルマトロン鉱石よ。知らぬ存ぜぬとは言わせんぞ」 |
アシュレー | 「僕たちもそのゲルマトロン鉱石なんだけど・・・・・」 |
トカ | 「な、何ですとーッ!?この研究施設に残されている鉱石を使って平和な御時勢に撃って出るためのただならぬ怪獣を造る予定が台無しトカッ!?」 |
アシュレー | 「そうだったのかッ!?」 |
トカ | 「そうともよッ!そもそも調整実験用に連れてきたウンディーネが勝手気ままに暴走したあたりからケチのつきはじめトカ。諸君らには、ニアデスから救ってもらった恩義があるトカ、無いトカだが、ゲルマトロン鉱石だけは、ままならねぇ。それが、黒づくめの男たちから追われぬ生活を約束してくれたオデッサへの忠誠の証とくらぁッ!! ・・・・・・・・・・・・。 わ〜〜おッ!機密漏洩トカじゃないの?これって・・・・・? ・・・・諸君、この中に裏切り者がいる・・・・・・」 |
アシュレー | 「アンタだよ、アンタッ!」 |
リルカ | 「もしかして、もしかしたらと思ったけれど、ホントにもしかしていたとはね」 |
トカ | 「うおおおおおッ!やらいでかーッ!!人知れず、そっと見せるにはもったいない、そんなスゴイ戦いの仕方、よもや、こんな場面で使おうとはッ!!」 |