個展を終えて


 この度、ギャラリーGK・星野様の御高配により、再び銀座で個展を開催できましたことは私にとりまして格別の悦びでございました。
 連日沢山のお客様をお迎えしまして、誠に楽しい6日間でした。
 特に、GKご常連の抽象作家の先生方より、大変貴重なる御批評を賜り、今後の制作の大いなるヒントを頂きました。
 まだまだ未熟な過程であるという事を、認識したに過ぎないこの度の個展でしたが、そんな拙い私の作品を、ご多忙中にもかかわらず、お出かけ下さいました皆様、本当に有り難うございました。
 そしてもうひとつ大病を患いました同居の母が、見事に入院、手術というプロセスを最短期間でクリアーし、私に制作時間を与えてくれた、という快挙に感謝したいと思います。
 加えて、周りの沢山の御友達にもお力をお借りしましたことや、楽しみになさっていらっしゃるはずのお稽古を、休んで下さる事で協力して下さった皆様にも、心から感謝致しております。
 あらためて、次回は、まず佐竹本三十六歌仙を一日も早く完成させて、次のテーマに飛躍しなければならないな、と痛感いたしました。
 日々の雑事に流されず精進致しませぬと、その日は永遠にやって来ないことも。


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