施工後
施工前
〜私たちのちょっとしたこだわり〜

新光園では、庭にはできるだけ再生可能な材料を使うのが望ましいと考えています。
石はその最たるもので、時間の経過で色合いが変化してもすっとずっと使い続けられます 「余計なものを作りすぎず、使いすぎず、長く使える素材を選んでなるべくシンプルに」 飽きのこない庭作りをするうえで、大切にしたいポイントだと考えています


有限会社 新光園

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新光園ではお庭のリフォームや、樹木の植え替えなどの部分的な手直しも行っております。

リフォームをするさいは、出来る限りもともとそのお庭にあった材料を利用するよう心がけています。

今回の事例は宮前区内の個人邸、広さが90uあまり、年数の経った木が多く茂り管理の大変な状態のお庭でした。

管理を楽にしお孫さんが遊べるスペースを作りたいとのご要望があり、植栽をツゲやツバキ、モッコクなどから、ケヤキ(ムサシノ)や

ジューンベリーなど自然風のものに植え替え、ウッドデッキや枕木のテラスを広めに設置し、使い勝手の良い庭に作り直しました。

   

タイルのテラスがありましたが、あまり使われていない状態でした。上部には藤棚があります。 

そのテラス部分を利用して広さ15uほどのウッドデッキを作りました。日よけとして残した藤棚は夏の間大活躍でした。

庭の大部分を樹木や下草が覆い、雑然とした状態でした。

庭のほぼ中央にシンボルツリーのケヤキを植え、デッキの奥には枕木のテラスがつながります

古い石組みがあるのですが、樹木が茂って見えなくなっていました。

石組みの周囲はそのまま生かし、先のことを考えて樹木も多く植えすぎないよう留意しました。

クレーンが入らなかったため、樹木の抜根や飛石の据え付けにはチェーンブロックを使いました。 樹木の搬入なども人力でかついで・・・重かったです。 新たに飛石を打ち直し、デッキから庭へと続く園路にしました。年配の方でも歩きやすいようやや間を詰めて、ちりを多めにとってあります。







デッキの材はウエスタンレッドシダー、木目を残して自然な風合いを生かすため、透明の保護材を使用しています デッキ下部には泥はね防止のため伊勢砂利を厚めに敷き、沓脱石は飛石と同じ塩山ミカゲ石の古くなったものを調達しました
既存の飛石は今では貴重な塩山ミカゲ石。渋みが増し庭に落ち着きを与えます。こういう古い材料を大切にしていきたいものです

丸みのある飛石のなかに直線的なミカゲ縁石をアクセントに使っています

シンボルツリーのまわりは自然な雰囲気を出すため根府川ボサ石で囲み、下草をあしらっています

枕木のテラスはすき間に伊勢砂利3分を詰め、
色のコントラストを出しました


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