石の見かた・選びかた


有限会社 新光園

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庭に使う材料としての庭石、燈籠などを選ぶさい大切にしたいのは、「いかに自然に見えるか」ということです

材料選びに迷うときは燈籠など石造品であれば、自然な風合いに仕上がっているものを、景石など庭石類なら

加工されてない自然石を選ぶのがいいと思います。

自然に見えるもの=庭によく馴染み、飽きがこないものだと考えています

磨いて艶を出したものや、機械で加工した跡が明らかにわかるようなものは、使い方しだいで生きることも

ありますが、取り入れ方が難しいものです。

ご参考までに新光園の商品選びのポイントを、当店で扱う材料を例にご紹介していきます。



燈籠
燈籠は「石質、仕上げ方、形、の調和が取れていること」がポイントです。


石質について

燈籠の多くは耐久性の高いミカゲ石(花崗岩)で作られますが、ひとくちにミカゲ石と言っても産出する場所によって

色や質感、価格に大きな違いがあります。

神戸の本御影(ほんみかげ)や香川の庵治石(あじいし)などが有名ですが、本御影は希少で、関東では現在は

ほとんど出回っていません。

庵治石は最高級品とされていますが、墓石や建築材としての利用が多く、庭材としは、岐阜の蛭川(ひるかわ)や

茨城の真壁(まかべ)などのミカゲ石が一般的です。

産地での原石の様子(茨城県つくば市)

製作現場の様子

色合いは大別すると白色、サビ色ですが、山の中心のほうから出る石は白っぽく、サビ色は地表に近い部分から採れるそうです。

敷石で見ていただくと、サビのなかでもかなり濃淡があるのがわかります。サビ色のほうが若干割高ですが

景色に馴染みやすいためか、人気があります。

燈籠などは特にそうですが、、白すぎるものは庭では浮いてしまうことが多く、、馴染むまでにかなり時間がかかってしまいます。

白っぽいミカゲ石の織部燈籠、景色からやや浮いています

同じ形でもサビ色ならば比較的庭に馴染みやすい

質感も肌目の細かいもの、粗めのものとではだいぶ異なりますが、どちらかというとやや粗めの石質のほうが

自然な雰囲気を出しやすいと
思います。

下の写真の八角生込み燈籠や織部燈籠などは、やや粗めの石質のほうが全体の形と質感のバランスがよく

雪見燈籠などは、どちらかというと目の細かい石のほうがすっきりと美しいようです。

燈籠の形によっても、合う石質や色味などは変わってきます。

八角生込み燈籠

織部燈籠

雪見燈籠


仕上げについて

次は仕上げについてですが、仕上げ方の違いは、燈籠の持つ雰囲気を左右する重要な要素です。

ノミによる仕上げ 八角生込み燈籠 笠部分 ビシャンによる仕上げ 雪見燈籠 笠部分



左の写真はノミという道具で削って仕上げたもの、右はビシャンという道具でたたいて仕上げたものです。

右の雪見燈籠がフラットに仕上げられているのに対し、左は、ノミあとを残すという表現を使いますが

表面の凹凸をあえて残して、こなれた雰囲気を
出しています。ノミで丁寧に仕上げるのには時間と手間がかかるそうですが

他にはない独特の味わいがあります。茶庭などには、こういった仕上げの燈籠が適していると言われますが

一般の庭にも最も馴染むものと思います。



全体の形について

燈籠には様々な形状があります。全体の大きさに対してあえて火袋を長めにしたものや、竿を短めにしたものなど

バランスもそれぞれに違います。

すっきりとした形のもの、重厚なものなど、それぞれに違った良さがありますので、場所に合わせて選んでいくことになります。

繰り返しになりますが、選ぶさいには全体の形だけにとらわれず、どんな石で作られているか
、仕上げ方はどうか

という点も合わせて見て欲しいと思います。

体のバランス、という点では、笠のふちが不必要に厚過ぎると、野暮ったい印象になりがちなので、注意したいところです。







水鉢、景石などについても順を追って追加しますので、しばらくお待ちください。






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