三種の祓
〜 HP神詣(かみもうで)管理者のHISASHIさんによる解説 〜
(神詣の掲示板より引用)
ご質問の言葉ですが、多分、三種の祓(または三種大祓)の祝詞と言われるものですね。

「吐普加身依多女寒言神尊利根陀見波羅伊玉意喜餘目出玉」は、

「吐普加身(とふかみ)」「依多女(えため)」
「寒言神尊利根陀見(かんごんしんそんりこんだけん)」
「波羅伊玉意喜餘目出玉(はらいたまいきよめたまう)」の読みなのですが、

二番目の部分で文字が抜けているようです。三種の祓いでは、

依美多女(えみため)」(「美」の他に「身」の字や同じ読みの字を入れるようです。)または
依火多女(えひため)」(これも同じように同じ読みの字を入れるようです)です。

ただ、江戸時代には「依多女」も有った様です。

「三種の祓」とは天津祓い、国津祓い、蒼生(人民の事です)祓い三種のことです。

「吐普加身依美多女」が天津祓い
「寒言神尊利根陀見」この八卦(占いの八卦です)の言葉が国津祓い
「波羅伊玉意喜餘目出玉」が蒼生祓いということだそうです。

「吐普加身依美多女」は、「遠祖神笑給」で、「遠い先祖の神よ、笑みを垂れたまえ」という意味です。これは、亀卜を行うときに使用した、言葉らしいです。
「吐普加身依多女」は、「遠祖神可給」で、「遠い先祖の神よ、ご照覧有れ」という意味のようです。
「寒言神尊利根陀見」は八卦の「坎艮震巽離坤兌乾」の音を当てただけです。
で、この言葉が「北、北東、東、南東、南、南西、西、北西」の八方位を表しているのと、「水、山、雷、風、火、地、沢、天」の八元素を表していることから、国土を表す意味に当てたものようです。

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