如意輪観世音菩薩
円隆寺
縁起 | 寛永6年(1666)富山藩主前田けの祈願所として創建、開基は比叡山延暦寺地定院の僧、快恵。本尊は、釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩の3尊。
如意輪観世音菩薩座像は「かわうそ大明神」の呼び名でしたしまれて、はやり病を払うという京都の祇園さまや、女性の川流れ除けの神とされ、特に女性の参詣が多い。 当寺は立山信仰の芦峅寺と密接な関係が有り、観音菩薩座像はもと立山山中に祀られていたと推測されている。 |
寺宝 | 如意輪観世音菩薩座像・さんさい踊り(市指定文化財) |
行事 | さんさい踊りは、毎年7月14・15日の両日円隆寺の祇園会の宵に、同寺の境内を中心にくりひろげられる盆踊りで、女の子だけの盆踊りということでは全国的にも珍しい民衆芸能であるという。この踊りの起源は、利次公が初代藩主として入城した寛永16年(1639)頃であろうと伝えられる。「サ−イサイサイ、ヨンサノヨヨナーイ」というはやしことばには、「もう佐々(成政)の世ではない」という、前田家の治世を謳歌する意味合いがこめられているという。 |
場所 | 富山市梅沢町3−3 |
連絡先 | TELl 076−421−1446 |
交通 |
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