越中一国観音霊場 36

浄土真宗神保山本覚寺

楊柳観世音菩薩

本覚寺門前画像
本覚寺

縁起 開基は明雲。康永2年(1343)に飛騨国吉城郡小島庄袈裟丸村(現岐阜県吉城郡古川町)に一寺を建て法覚寺と称した。文明9年(1477)兵火にかかり永正2年(1505)7世住職無雲が越中に来て、婦負郡為成郷袋村(現婦中町袋)に移住し、富崎城主神保氏の帰依を得て、同13年現在地に建立したと云う。
観音像は神保氏が信仰し土中に埋めたものを、14世秀円の時、宝永6年(1709)に掘り出したと云われている。以来毎年7月18日に観世音祭が行われる。  
寺宝 楊柳観音菩薩像(国重要美術品、拝観可)、古文書(勝重寄進状、神保長職安堵状、西川定勝寄進状)、御朱印の受付無し。
場所富山市婦中町富崎5153
連絡先TEL 076−469−2463
交通
鉄道
JR富山駅より
長沢経由八尾行き、富崎下車徒歩7分
北陸道富山IC、砺波ICから20分
資料婦中町史

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