十一面観世音菩薩
雄山神社前立社壇
ご詠歌 (正運) |
つくばねの すしわのたいに かげやどす まきたてやまの つきのさやけさ |
縁起 | 佐伯有若がイザナギノミコト、イザナミノミコトの化身の熊と鷹に導かれ立山に入り玉殿の岩屋で頓悟し、慈興と称する。大宝元年(701)別当岩峅寺を建立した。天平7年(735)行基菩薩が雄山に登り諸嶽を拝し、岩峅寺にて5智の尊像を造り講殿に安置された。坊舎が24坊あり、夏は山上にて参詣を導き、冬春は前堂(前立社壇)にて法会を営んだと云われている(以上「越の下草」より) 現在の姿からかっての仏教色を想像することは出来ない。そして社務所で伺ったかぎりでは、観音様の話は聞いていないとのことである。 雄山神社前立社壇は、祭神が伊邪那岐神(イザナギノカミ)、天手力雄神(アメノタヂカラノカミ)。延喜式内社、旧国幣小社である。 |
社宝 | 御本殿(国指定重要文化財)、立山曼陀羅、探湯の釜 |
場所 | 中新川郡立山町岩峅寺1 |
連絡先 | TEL 0764−83−1148 |
交通 |
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資料 | 越の下草、参拝者向しおり |
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