2004.01.31開始
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←完成予想図(たぶん)図面ができると終わった気になる。

サイズはコンサート。弦長は15inch。14 Fret joint-20 Fret。ピエゾピックアップ内蔵。使用木材未定。

'04.01.31 こうすけさんとサイズ、仕様など基本的な事を事務所で打ち合わせ。あとは雑談。寺井さんにボディに使う予定の曲げ合板について質問。「しな」と「ラワン」があり「しな」は曲げづらいとのこと。「ラワン」はちょっと考えてしまう。まずは材料探しから。ピエゾもギター用を使うかウクレレ用にするか。ウクレレ用は効率が悪いとの事なので、これも要検討。
'04.02.01 ジョイフルエーケーにて曲げ合板のシナ1.7mmを購入。これを積層してボディを形成。ペラペラ、フニャフニャだけど高い。うーむ・・。でもなんとかできそう。
'04.02.05 で、ネックはどんな木を使うか?ということで、今日は近所の材木屋さんの「木心庵」へ材料探し。なかなか手頃なものは見つかりません。あまり重すぎず、狂いの少ない物ということで、タモの埋もれ木2本と檜1本を購入。タモは脂気が抜けて軽いし、檜はいい香り。手持ちも含め、どれを使うか少し考えましょう。
1&2/タモ埋もれ木 3/タモ 4/檜 5/ニレ 6/マホガニー(ホンジュラス)
'04.02.06
図面修正及び追加/修正=フレット周り・ブリッジ周り/追加=側面(4th側)・裏面・フレームをはずした側面・ジャック・250Kポット&ノブ(不要の時は削除)ピックアップによってはあったほうがいい時もあるので。ピックアップはウクレレ用ピエゾを想定してで描いています。ピックアップ選びは慎重にいきたいと思います。高いので・・・
'04.02.10

シナの曲げベニアをカット。カッターナイフでさくさく切れる。曲げも問題なさそう。厚さが実測1.5mmだったので5枚重ねなら7.5mm、6枚重ねなら9mmの厚さ。手で曲げた感じでは5枚かなーというところ。熱で事前に曲げずに、型にそってうまく曲がってくれれば最高。問題は積層のときのボンドの濃度をどこまで薄めると、型にそって板が動いてくれるか、スムースに作業できるように何度か実験が必要。

'04.02.12
ボディフレーム用の型枠造り開始。まず24mmのランバーコアを型サイズに合わせてカット。この作業で鋸屑だらけ。掃除をして型紙を貼って終了。段取り2時間、カット作業5分。雪かきをして丸鋸を物置から出すほうが大変。
'04.02.13
糸鋸でシコシコと切り抜き作業。結構うるさいので、ちょっと早めに作業開始。他の人が出てくる前に終了予定。
久しぶりの糸鋸作業。1枚終わらせるのに小一時間ほどかかってしまった。仕上げの時間なく、とりあえず切りっぱなしで作業終了。

先日切っておいた、曲げベニアを挟んで型押ししてみると、簡単に曲がってくれたので一安心。あとは、ボンドをつけたときの逃げを調整して、型は完成。

サイズにカットしたベニア5枚に少し薄めた木工用ボンドを塗り型へはめこみ固定。丸一日乾燥させ、型からはずします。
余分なところをカットしヤスリ掛けをして、ボディフレームはほぼ完成。
次はピックアップの検討へ。さてどうしましょう。