これはいい!
「安倍政権 終わりの始まり」
6日夜、テレビをつけたらわが党の仁比聡平議員が反対討論に立っていました。いいタイミングでつけたなと思っていたら、参院本会議で反対討論をしたのは共産党だけだったとあとで知りました。
廃止へ新たなスタート
フェイスブックに参加したのは7月6日でした。以来、ちょうど5カ月目のこの日に秘密保護法が強行可決されました。
フェイスブックで友達になった人は158人、党の政策や方針を理解してもらうための役割から見たら、まったく初歩的なつながりの範囲です。それでも、少ないとはいえその中には色々な立場の人がいて、秘密保護法に反対を表明してきた人もいます。この人たちが法案成立後も元気で安倍内閣を追い詰めようと意気盛んなのです。
法案が成立した6日夜、党議員団総会で志位委員長が引き続きのたたかいを呼びかけました。「憲法違反の秘密保護法撤廃へ今日をスタートに新たなたたかいを」と。
法案成立の経過が示すもの
このたたかいが示した特徴は、法案の中身が明らかになるにつれて反対の世論と行動が急速に広がったことではないでしょうか。そして、その法案の中身はといえば「日本国憲法に明記された国民主権、基本的人権、平和主義をことごとく蹂躙(じゅうりん)する違憲立法」(志位委員長)。ですから「この法律ばかりは、通ったから仕方がないではすみません」。悪法自体が法案成立後もいっそうの反対世論の拡大を作りだしています。11日付日刊「赤旗」は「秘密保護法認めない学者3500人突破」「成立後も続々」と報じました。12日には劇団など33団体も。
もう一つはこの臨時国会が参院選後の最初の「自共対決」の舞台となったことです。「みんな」や「維新」が自公与党と法案を「修正」し成立に手を貸した事実は、これらの党が与党の補完勢力であることを見事に実証しました。また最後の参院本会議をボイコットしたり出席したりと、右往左往した民主党も自民党と対決できない党の象徴的行動でした。これが仁比聡平さん1人の反対討論の背景です。「みんな」は分裂しました。
団体・地域に無限に広がる
反対のたたかいはさまざまな団体に広がりました。全国にも広がりました。山梨の弁護士会は独自にデモ行進をしました。民主勢力とともに集会を主催しました。廃止のたたかいは必ず目的を達するでしょう。
都留市では補欠選挙で当選した板倉保秋議員と初めて2人でマイクを握りました。