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お米を中心として、魚、野菜、大豆などの伝統的な食材に、肉、牛乳、果実などが加わった
日本の食事様式は、栄養バランスがよくとれています。バランスのとれた食事と適度の運動が、長
寿と健康な体を維持していくうえで重要です。 |
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ごはんは、エネルギーのもとになる糖質(炭水化物)と体内で合成できない必須アミノ酸(たん
ぱく質)をバランス良く含む、食事の要となる食べ物です。 |
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お米などに含まれる糖質は優先的にエネルギー消費に使われるため、ごはんは太る原因となり
ません。むしろ、ごはんは粒食であり、そしゃくが必要で消費・吸収が緩やかになるため、インスリン
(体脂肪の合成を促す作用があるホルモン)の分泌をあまり刺激しないことから、太りにくく、肥満
や糖尿病の予防に有効です。
また、ごはんは、塩分やコレステロールを含んでいないので、高血圧、高脂血症や心臓病の予
防に有効。そして、整腸作用をもつ食物繊維と同様の働きをする難消化性デンプン(レジスタン
トスターチ)を含み、便秘や大腸ガンの予防に有効と言われています。 |
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