2003年9月10日
きっかけ |
私にとってはチケットの入手自体が拾いもの・・・ |
試合まで |
変な人が出てくるあたりが国際大会の醍醐味・・・ |
スタジアム内で |
どこもかしこも青、青、青・・・ |
仕事する人々 |
好奇心には勝てず、ノートをのぞいてしまいました・・・ |
試合の彩り |
エコジロー。モコモコと歩く姿がかなりキュートです・・・ |
友人のくじ運がいいおかげで首尾よくチケットが手に入りまして、地元スタジアムで行われたサッカー(キリンチャレンジカップ)の日本対セネガル戦を見てきました。私にとってはチケットの入手自体が拾いものだったので、このページも「拾いもの写真」に分類したということで・・・(ちと苦しい)。座席はカテゴリー1の2階席、記者席のすぐ後ろという、冷静に観戦するには最適の位置でした。私、ワールドカップは観戦経験あり(イングランド対デンマーク)ですが、日本代表戦は初です。
まあ、試合内容のことなんか書いても馬脚を現すばかりだから、ほかのことを書きますね。
我が町の競技場は2002年にワールドカップの3試合が行われた、その名も大白鳥というスタジアム。残念ながらサッカー専用ではないのですが、市の南に広がる湖畔にたたずむ巨大な姿は、さすがに威容を誇ると言うにふさわしいものがあります。町の中心部からはやや離れているので、バスに乗るなり歩くなりしてアプローチせねばなりません。もちろん自家用車の乗り入れはこの日に限って禁止されています。
これが駅からスタジアムへのシャトルバス乗車券。片道250円はちょっと割高かな。でもなにしろワールドカップの時には「伝説」とまで言われたシャトルバスなんですけど。 |
駅の連絡通路を歩いていくとこんな案内が。総じて人間の誘導は非常にうまくいっていたように思います。ただ、混雑対策のためか異常に長い経路を歩かされたのには閉口いたしました。 |
これがバス。普段は路線バスとして走っている車体。銀色に赤のウルトラマン色なのです。 |
スタジアムが見えてきました。白くてなで肩の形状が確かに白鳥に見えないこともない。市の郊外に建っているので、周囲には人家も少なく、真っ暗けです。
ところで、手前に立っている赤いTシャツの白人男性、足下にクーラーボックスを置き、手には缶ビールを持って、汗だくでビールを売ってました。もちろん誰も買いません。こういう変な人が出てくるあたりが国際大会の醍醐味です。 |
サッカーボールの形をした気球が浮かんでいます。一応ロープでつないであって、どこかへ飛んでいってしまわないようになっています。バーナーの音がけっこう大きくて、迫力がありました。 |
例によって店を開陳する人々が。どうしてこういう売り子って外人が多いんでしょうね。昔は町でよくアクセサリーなんか売ってたような連中なんでしょうか。 |
このスタジアムではJ2のリーグ戦も行われるのですが、やはりこういう横断幕を見るといつもと違う感じがしますね。 |
手荷物検査もありました。ワールドカップのときはもっとがっちりした建物をつくって検査していましたが、今回はただのテントです。 |
検査自体もごくかんたんなもので、わたしなんかポケットナイフを持っていたのに全くおとがめなしでした。しかし友人はカメラ(望遠レンズ付きの一眼レフ)を持ち込み禁止にされたそうです。どうもチェックの基準が個々の担当レベルまできっちり浸透していないのではないかと思われます。 |
というわけで無事にスタジアム内に入り、席に着いたころにはもうスタメン発表が始まってました(なにしろ仕事をきっちり定時までやってからスタジアムに向かったわけなので)。
小さくて見づらいでしょうが、この日は高円宮妃殿下久子様(白い服の人)が来賓でした。中田英寿キャプテンが選手の紹介をしているのでしょうか。高円宮殿下は日本サッカー協会の名誉総裁でしたが、昨年47才の若さで亡くなりまして、妃殿下がその跡を継がれたというわけです。 |
セネガル国歌斉唱。歌手の人の名前は忘れちゃった。すみませんです。 |
君が代斉唱は歌手のLyricoさん。 |
両国の国旗と日本サッカー協会旗、そしてフェアプレー旗。 |
まあどこもかしこも青、青、青。しかし真ん中の一角はセネガルサポーター席になっていて、そこだけカラフルです。 |
代表の選手たちのほかにも、それぞれ自分の仕事をしている人々がいました。
ずらりと並んだカメラマン。さすがにJ2のリーグ戦の時より人数が多いです。 |
私の席はちょうど記者席の真後ろでしたので、新聞や雑誌の記者さんたちが仕事する様子をつぶさに拝見することができました(試合よりこっちの方がおもしろかった?)。 |
ノートPCやノートを広げ、メモをとったり記事を書いたりで忙しそうです。 |
悪いかな〜と思いつつも好奇心には勝てず、ノートをのぞいてしまいました。まあ素人には何がなんだかわかりませんが、戦術分析などについて書いてあるのでしょう。 |
やっぱりゲームを見ながら素早く記録するには紙とペンが一番なんですね。 |
で、ゲーム中盤あたりからもうPCで記事を書き、携帯電話とつないで原稿を送信しています。実にシンプルなやり方ですが、そこがまたプロっぽい。 |
斜め後ろの席には解説者の水沼貴史氏がお仲間となにやら歓談中。 |
まあ、試合自体は多くの方がご存じのとおり0−1で日本の負け。いろいろ課題も多かったようですね。しかしさすが国際試合、ゲーム以外のところでもいろいろ楽しめました。
日本サッカー協会のマスコットはカラスなので、ハーフタイムには八咫烏(やたがらす)の兄弟(カラッペとカララっていうんですと。知らなかった)が出て愛嬌を振りまきます。一応3本目の足も再現されていますね。なんだかしっぽみたいでもありますが。ところで、一人毛色の違うキャラクターがいるんですけど・・・。 |
この試合のスポンサーでもあるキリンのマスコット、エコジロー。モコモコと歩く姿がかなりキュート。ビールの泡から生まれたんだそうです。 |
勝ったからセネガルサポーターは気分いいでしょうね。日本人からの記念撮影の申し出にも気前よく応じていました。 |
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