No.024
9月市議会(第3回定例会)のご報告
今回は、「マンションの耐震診断助成制度について」と「介護保険利用者へ市独自の助成制度について」、「吉祥寺のまちづくり問題について」の3点を質問しました。
※一般質問の全文をご覧になりたい方は
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1.マンションの耐震診断助成制度について
武蔵野市内には、平成14年1月現在でマンションが866棟、11211戸あり、全住宅戸数の2割弱、持ち家の5割を占めています。
市には、民間住宅耐震診断助成制度と民間住宅耐震改修助成制度があります。木造住宅に関しては、市の助成制度を利用して耐震診断や耐震改修が実施され、年々実績数が増えていますが、マンションでは市の助成制度を利用した件数はゼロです。そこで、以下のことを質問しました。。
(1)利用実績がない原因はなにか。
(1)耐震診断には、300万から500万円かかること。管理組合内の意識の差が原因と考える。
(2)武蔵野市の耐震診断助成は木造住宅は5万円、非木造住宅は20万円を限度としていますが、マンションは住戸数を考えて、助成額の増額を求めますが見解は。
(2)国や都も促進の方向なので、助成額の増額を検討したいが、戸数あたりで考えることは無理だが、面積で考えることは可能だ。
(3)武蔵野市の耐震改修助成制度では、木造も非木造も50万円が限度額です。国の「住宅・建築物耐震改修等事業」制度を採用し、助成額の増額を検討するべきと考えますが見解は。
(3)今後検討したい。
2.介護保険利用者へ市独自の助成制度について
4月からの介護保険の改悪で、要支援1と要支援2、要介護1の軽度な高齢者は、原則として4がつから、介護ベッド、車イスなどの貸与が受けられなくなりました。
そこで質問をしました。
(1)厚生労働省は8月14日付けで「機械的・一律に用具の回収をしないように」とする事務連絡文書を出しました。この事務連絡を活用し、現在利用している軽度の利用者は10月以降も引き続き利用できるようにしてください。
(1)ケアマネージャーの全体研修をし、制度の改革を周知し、貸与していきたい。
(2)港区、新宿区、北区などでは、利用料を助成するための独自制度を決めました。武蔵野市でも市独自の助成制度をつくるべきだと考えます。市長の見解を伺います。
(2)必要な人には給付されると考えている。
3.吉祥寺のまちづくり問題などについて
(1)旧近鉄デパートの本館には、吹き付けのアスベストが使用されていることが確認されています。そこで、市は東京都と連絡を取り合い、事業者に対し@市民が不安を持つことのないようにすることA事前の説明会および文書によるお知らせをすることBわかりやすい表示をすること、の3点を求めます。
(1)都とは幾度か協議している。本館は来春までかかり、事務棟は今年いっぱいで取り壊す予定なので、市も立ち会っていく。
(2)吉祥寺南町、東町の住民にとって、駅まではムーバスでいけますが、吉祥寺駅から市役所へのバスは30分に1本しかなくとても不便です。利用頻度の高い時間帯だけでもムーバスと同じように15分間隔で運行するようバス会社に要請してください。
(2)路線バスが不便なことは認識しているので、拡大をバス会社に要望していく。
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