私の使っているロックミシンはベビーロックの「衣縫人」。 別売で「セパレート押さえ」というアタッチメントがあります。 これは、ロックの差動を利用してギャザーを寄せてくれる優れもの。 私がロックを買おうと思ったきっかけがこの機能であると言ってもいいほど気に入っています。 でも、「難しそう」「ギャザーを寄せる生地を多めに裁断しておかなくてはならないみたいでもったいない」 …という話をよく聞きます。 意外と活用されている人が少ないようなので、こんなページを作ってみました。 ちょっと画像が多いので重くなってしまいました。すみません。。。 説明不足の点がありましたら指摘していただければ直しておきますので、とりあえずどうぞ。 |
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まず準備。 これはティアードスカートを作った時の様子です。 上段の生地に対して、ギャザーを寄せる生地は1.5倍用意しました。 たまたまパッチだったので分かりやすいかと思います(笑) ギャザーの分量はお好みで。 お子様のワンピースを作る時などは、2倍くらいまで増やしてもかわいいかもしれません。 |
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これが噂の「セパレート押さえ」 押さえにある隙間に上段の生地(ギャザーを寄せない方)を入れます。 その下(押さえとロックの間)にギャザーを寄せる生地を差し込みます。 |
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ここがポイント。 @の差動レバーは、生地が1.5倍なら1.5、2倍なら2、というように大体の目安として選びます。 Aの送り目ダイヤルは、必ず大きめにしておきましょう。 目安としては、3.5〜4の間に。 ここの値が小さいと、ギャザーがあまり寄らないので忘れずに。 |
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下の生地をセットした様子。 針落ち位置までずず〜っと差し込んでください。 生地の左はガイドに合わせて。 あんまり右に寄せるとメスで切られすぎて泣きます。 |
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上段の生地もセットしました。 押さえの差込口から入っているのが分かると思います。 2つとも針落ち位置ちょっとまで差し込み、針を下ろしておくとずれずに安心です。 |