勉強会報告
(平成17年度)
月日 主催 講師 表題 内容
H.17.11.27 t.o.h.歯科医師研修会 東京医科歯科大名誉教授:中林宣男先生 むし歯は治らない、治せない 「歯を削ってただ詰める」ことはむし歯を治していない。脱灰象牙質を露出させたまま修復することはむしろう蝕、即ちハイドロキシアパタイトの脱灰を招いてしまう。樹脂含浸層を作りエナメル質に覆われた状態を取り戻すならば、それは治癒といえるだろう。
 やはり、本来の歯質を大切にすることが必要で、予防に力を入れることが大事なのは言うまでもない。
H.17.11.27 明海大学歯学部同窓会 基礎から学ぶ歯周治療ー歯周組織再生療法の実際 豚の歯周組織を用いた実習で、歯周組織の再生の手技を学んだ。高度な技術であるが実用性が高く、獲得したい技術である。
H17.11.24 日本歯科保存学会大会
H.17.10.10 日本小児歯科学会関東地方会 基調講演:日大摂食機能療法学 大竹邦明先生
パネラー:渡辺洋子先生、弘中祥司先生、山田博先生
第20回関東地方会大会 ポスター展示、シンポジウムとバズセッション。ポスター展示では最近当院でも何件か経験した永久前歯の外傷予後で私の症例と似た経過をたどったもの、あるいは長期にわたる母乳保育のう蝕要因についてなど興味深い発表があった。
H.17.9.25 日本小児歯科学会認定医委員会 大阪歯科大学麻酔学教室助教授:佐久間泰司先生 小児歯科医事紛争の実態とその対策 歯科における医事紛争、医療事故、医療過誤の頻度及び具体例。事故がおきたときの対処、例えば救急蘇生法を体得しておくことの重要性。患者さんの気持ちになって考えること。
平沼高明法律事務所 弁護士:平沼直人先生 小児歯科の医療紛争-理論と実務- 歯科医事紛争の現状、歯科医療事故紛争の特徴、実例と法的解釈。法律用語の説明。カルテの書き方。リスクマネジメントの要諦
H.17.9.19 日本接着歯学会 接着歯学認定医研鑽会
H.17.9.18 LSTR研究会 演者:新潟大学歯学部教授:星野悦郎先生、宅重豊彦先生、その他 第4回LSTR研究会総会 3−MIXMPを用いた歯内療法、歯冠修復の症例報告。
ポスターによる症例発表
H.17.9.11 日本接着歯学会
(主催:鶴見大学歯学部第一保存学教室)
倉敷市開業:近藤康弘先生 長期臨床成績から分かる接着ブリッジの要点  臨床的な視点から、現在ではすっかり定着した接着性レジンを用いた補綴、保存修復物の成功のポイントについて、6人のシンポジストの先生方が講演を行った。

今回のシンポジウムは通常と異なった形式で質疑応答が行われた。
 すなわち通常のシンポジウムでは、講演の内容に質問や追加事項、意見などがあった場合、質疑応答の時間に質問者に対してシンポジストが答えると言う形で行われる。しかし講演を聞いた後の短い時間ではなかなか「本当に聞きたい事」を聞くことが出来ないのが常である。そこで、午前中に行われた6人のシンポジストの先生方のそれぞれの発表について、お昼から、飲食物と歯科材料会社のブースもある懇親会場を設け、「ちょっとビールでも飲みながら雑談的に質問できる」と言うアットホームなビアパーティで、自由な発言や質問が出来るようにした。
桃井保子教授の発案である。
鹿児島大学総合研究所:田中卓男先生 失敗しない接着ブリッジの臨床
長崎大学付属病院臨床教育研修センター:久保至誠先生 歯頸部のコンポジットレジン修復について
日本歯科大学新潟歯学部歯科保存学U:新海航先生 接着性コンポジットレジンを用いた臼歯修復のポイント
枚方市開業:清水建彦先生 接着性コンポジットレジン修復の長期臨床詠歌観察から顧みてわかったこと
鶴見大学歯学部第1保存:秋元尚武先生 接着性コンポジットレジン修復のための前準備
H.17.9.4 明海大学歯学部同窓会 明海大学歯周病学講座
申基赴ウ授
基礎から学ぶ歯周治療ー歯周組織再生療法 1.骨破壊への対応:組織誘導再生法(GTR)。現行の再生療法の限界、再生療法の基本条件、そしてGTR成功のポイント。
2.多血小板血漿(PRP)利用法:患者本人の血液から取り出したPRPや、PRPとアパタイト或いは骨片を併用した再生法。
3.エナメルマトリックスデリバティブ(EMD・エムドゲンイン)ゲルの特性、使用手順、明海大学での使用状況と臨床例。
*また、これらの応用のために必要なフラップマネージメントについ
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