本土面積4万3,000平方キロで九州よりやや大きい。国土の最高峰はわずか173メートル。人口は525万人(1997年現在)
ノルマン人(「北方の人」の意味)が住むスカンジナビア半島の誕生は、地質的には最後の氷河期のころだといわれている。しかし、地球の時間からすれば新しいこの土地にも、人間の歴史から見れば長いときが流れてきた。そして今ここは、「世界中でデンマーク人ほど楽しく、幸せで自由に暮らしている国民は、そういるものではない」と、彼らが自らが豊かな暮らしを誇る現代の”おとぎの国”だ。そのおとぎの国の人魚姫が港を守るコペンハーゲンは、北欧の国々の表玄関として、多くの国際会議の舞台ともなっている。(昭文社エリアガイド海外31 北欧 より)