データを扱う時のいろいろな操作 2

■ Excel豆知識45





45-4 GETPIVOTDATA関数の利用例
ピボットテーブルの集計データを、ピボットテーブルレポートの形式ではなく利用したい場合、	
今後データの更新が無い場合なら、ピボットテーブル全体をコピーして、別シートなどに値貼
り付けをして利用できます。しかし、これからもデータが更新されることがある場合には、欲
しい形式のところにGETPIVOTDATAの式を使って集計データを表示させます。	

下図は定形の表にGETPIVOTDATAを使用してピボットテーブルの集計値を表示する例です。

色のついたセルの項目を、GETPIVOTDATAの引数として数式中で使っています。
	
表1はピボットテーブルに今のところは含まれていない「商品F」も項目に入っています。
また、月によって集計データの存在しないものもあります。
そこにGETPIVOTDATA関数の式を入れただけではエラーになりますから、IF関数、ISERROR関数を
組み合わせて使い、データが無い場合はゼロを表示させるようにしています。
ダウンロード用のExcelブックで、担当者はリストから選択できるようにしてありますので、変えてみてくだ
さい。

(数式の設定方法はこちらをご覧下さい。)
image04517
[図04517]


表2は表1と同じものをExcel2000で使える式にしています。
image04518
[図04518]


表3は表1とは違う項目の表にしています。
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[図04519]


表4は表1から表3とは別の「ピボットテーブル2」シートにあるピボットテーブルの集計デー
タを表示しています。
元データには毎日のデータがあるとは限りませんが、このようにすれば、1ヶ月のカレンダー
のような表にデータを表示できます。
左上隅の橙色のセルを別の月の初日に変えると、任意の月のデータが表示されます。
image04520
[図04520]


次は表1にGETPIVOTDATAの式を設定するやり方です。
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