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Inside Farming Vol.163


予算と現実の深い溝(車体価格とは)


買い替え対象の愛車ルノー・ルーテシアは3年半前にオークションで購入したものである。その時の取引に問題もなく、車自体にも不良はなく、大満足であった。しかし、「次の車もオークションで購入するのか?」と問われれば即答はできない。園主は、価格面での折り合いがつけば、整備後引き渡してくれる業者から購入する方が安全だと思う。未だにオークションを介して中古品を取引する市場自体を信用できる確信がないというのが、園主の正直なところである(オークションの出品者の多くは業者であるけれども)。

そんな訳で、カーセンサーやgoo−net等の検索サイトでの物色に本腰を入れるとともに、合わせて楽天市場などに開設されている中古販売業者さんを巡回することにした。3年半前と比べると業者さんのWEBの充実ぶりに、本当に目を見張るものがある。

ところで、中古車検索サイトや業者さんのWEBで示される車体価格とは、まさに車体だけの価格である。そのため、購入に際しては、+税金、+登録諸費用がかかる。+別途整備代なんてのもある。つまり「総額はお問い合わせて下さい」が定番になっているのである。そして、園主のように、遠方の業者から購入する場合には+陸送代がかかる。そうすると、丸く見積もって消費税7万円、陸送代5万円、登録諸経費8〜13万円=20〜25万円くらいが上積みされるという勘定になる。
この点について、気の弱い園主は、あえて気付かない「ふり」をしていたのだが、その「ふり」もそろそろ限界のようである。勇気を出して現実を直視しなければなるまい。
すなわち、現実には、150万円前後の車体価格ならば170万円前後の予算が必要ということなのだ。逆に150万円の予算ならば130万円前後の車体価格の車を購入しなければならないということなのだ!。OH!。NO!(泣)。

この現実。受け入れるしかないのか。車体価格が130万前後とすれば、車種選択の余地はかなり狭められてしまう。上級グレードを購入するという中古車購入の楽しみも削られてしまう。この価格帯における20万円の差には、差額以上の暗くて深い溝であるように見える。

そんな中、唯一予算内で収まりそうなのは、BMWの316tiである。例えば、楽天市場の「はなぐるま」というお店を見ていると、程度の良さそうなもの次々と入庫している様子が見て取れる。ここには、園主が購入したい予算内に、年式、走行距離、グレードがピタリのものもある。購入すべきか・・・・・・悩む。
悩んで・・次の日に見たときには、なんと、売約済みとなっていた!。ショック!。(2006/4/27)(



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