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Inside Farming Vol.149


インターネット・ラジオ・Videoの衝撃


 昨年の末のオークションで購入したPCとディスプレイは、3、4ヶ月で突然逝ってしまった。もう、オークションでPCを購入することもあるまい!と心に決めておきながら、今年も、昨年と丁度同じ時期に、林檎の発送時期のPCトラブルに備えたバックアップ用として(〜言い訳ではないの〜)再び落札してしまった。家族からの猛烈な顰蹙を尻目に「いい買い物をした」と、密かにほくそえむ園主である(笑)。

 今回落札したPCは、Pentium3の1G、HDD80G、CD−RW、DVD−ROM搭載、メモリ256M、ミニタワー型の筺体にPCカードスロットを備える。リカバリOS、TVチューナや専用スピーカ、おまけに1枚ビデオカードもついていて、締めて26000円である。
 この性能でこの価格。どうなのか?。もはや園主はPCについて浦島太郎状態なので、これがお買い得といえるかどうかは不明だが、園主が現在所有するPCのCeleron450、HDD20G、メモリ256Mよりは格段の処理能力がアップする点、園主が購入できる限度額内(泣)である点で、納得のものである。あとは、突然逝ってしまわないことを祈るのみだ。

 新しいPCは、PCカードスロットを備えているので、無線LANカードを利用してケーブルを引き回さずにインターネットに接続できる(嬉)。そこで、このPCは園主の仕事部屋ではなく、家族が食事をする部屋に設置して、食後なんかに、家族の皆様が直ぐにネットに接続できるようにすることにした(贖罪)。さらに、それだけでは、つまんない!というご意見を賜ったので、食卓にBGMを流すために、インターネット・ラジオに接続できるように設定させてい頂いた(更なる贖罪)。

 今までだって、ネット上のストリーミング放送には興味があったのだが、上記のようなPC性能だったので配信されるビデオの絵が止まったり、絵と音の同期がずれてしまったりして、満足に鑑賞するに至っていなかった。また、最近(2004年11月)、日本で開局していた主要なブロードバンド放送局のうちの数局が年末でサービスを停止するというニュースを耳にしていたので、それほど魅力的なコンテンツが配信されていないのでは・・と疑心暗鬼だったりしていた。

 ところが、である。WinAmpである。この超有名で超秀逸なマルチメディアソフトの最新版を導入しただけで、ストリーミング放送に対する認識が変わった(googleで検索してみてください。直ぐに見つかるはずです)。

 ソフトを起動するだけで、主にアメリカのインターネット・ラジオのラジオ局が70局程度検索され、現在それらの局で配信中の曲名が表示される。また、ラジオ局の放送する音楽のジャンルも表示されている。そこで、園主であれば、80’、90’のROCK、POP、JAZZのジャンルの局を選択して接続すれば、いきなり耳慣れた音楽が流れてきて、かなり楽しむことができる。Talk番組もあるので英語のヒヤリングもできる。加えて、見たいアーティストのインタビューやビデオクリップも検索して、楽しむことができる。もちろん、作品の公衆送信権は侵害していない(に違いない)。
 ちなみに、ここ数日の園主のお気に入りは、R.E.Mの屋外ライブや、AvrilのComplicatedのAolライブだ。

 園主が洋楽が好きだから?MTVなんかを身近に見ることができない田舎に住んでいるから?FENが短波でしか聞けない地域に住んでいるから?・・・なのかもしれないけれど、ストリ−ミング配信されるヒット曲やライブ映像を手軽の楽しめるのは、かなり嬉しいし、びっくりした。初めてブロードバンドコンテンツに魅力を感じた、と言っても良い。もう、こんな時代に突入していたのね、知らなかった。



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