Building60 【植栽】 05/30/2004

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我が家の外構は防草シートの上に砂利を敷き詰めただけのシンプルなものです.
HydeもKumadonもガーデニングにはほとんど興味が無く,絶対に手入れしない自信があったので,Planningの頃から「庭なんていらないよ〜」って思っていました.
でも,緑が全くないのは寂しいですから,できる限り北側緑地の緑を借景できるように設計してもらったんです.
一時デッキをくり抜いてシンボルツリーを入れようなんて事も考えたのですが,工事の進捗と植栽の時期的な問題によって白紙になりました.
新居に住み始めてから室内に観葉植物を置いたり位はしましたが,北側緑地の借景による緑が充分満足できるものだったので,いわゆる庭を造ろうとは思いませんでした.
ただ,我が家の敷地より高い位置にある緑道の階段から,我が家の階段スペースが見下ろせちゃうので,そこの目隠しはどうにかしたいと思っていました.
Hydeが見つけた近所の植木屋や,飛び込みで営業に来た植木屋,ガーデニングショップなどに相談しながら樹種の候補を絞り,ようやく先日植栽が行われました.

左の写真は玄関スペースからルーバー窓越しに緑道の階段を見たもの,右の写真は緑道階段上から見下ろしたものです.
この写真は昼間に撮影したものなで,外が明るく中が暗いので余り気にならないように思えるかもしれませんが,夜になると外の様子は見えない上に室内は照明でくっきりと見えてしまう状態でした.
夜,屋内の人が知らないうちに外から見られているかもしれないという状態は余り気持ちの良いものではありません.

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朝一番で植木が運ばれてきました.
末永く我々を見守っていて下さいね!

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植木屋の薦めもあり,目隠し用には3.5[m]程のソヨゴ2本お願いしました.
植木屋の話では,ソヨゴは余り手をかけなくても済むそうです.

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まずは砂利をどかし,防草シートをめくり,土を出しました.
防草シートのおかげで砂利と土が混じることなく,あっという間に準備完了です.

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根の直径は約1[m]なので,それより大きめの穴を掘っていました.
慣れているとはいえ,この作業もあっという間でした.
しかしきれいな丸い穴を開けるモンだな〜.

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1本目はクレーンで吊って緑道の階段脇から搬入しました.
電線の間を縫ってのクレーンさばき−見事なのですが見ているこっちはヒヤヒヤものです….

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穴にスッポリ収まりました.
向きを見ながら「こっちが表だな」なんて言いながら,ヒョイヒョイ回して微調整していました.

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2本目はクレーンが届かないので人力で搬入です.
1本どの位の重さなのかな?
下が砂利なので車輪が転がりにくく,ちょっと大変そうでした.

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2本目−入りました.
2本になるとボリューム感が出ますね.

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根のまわりに土を埋め戻し,たっぷりと水をやっていました.
そういえば根をくるんでいた布のようなものって取らないんですね….
聞いたら「このままほっとけば腐って肥料になっちゃうよ」との事でした.

植栽前後の比較です.
中から見えないって事は,外からも見えないって事ですね.
殺風景だったコンクリート擁壁も,緑で隠れて良い感じです.(^_^)v

植栽前後の比較(その2)です.
Hydeの目の高さから見下ろしてもルーバー窓は完全に隠れました.
思惑通りです!

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玄関アプローチのあたりから植木を見てみました.
今までは無機質なコンクリートが見えただけだったのですが,緑が入るだけで随分印象が違ってきます.
植栽は目隠し第一に考えていたので,アプローチからの見栄えについては考えてもいませんでしたが,結果的には良かったです.

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Kumadonは他の植木屋に勧められたオリーブがちょっと気になっていたようでした.
今回お願いした植木屋と契約する時,Kumadon自ら「この場で契約するからオリーブおまけで入れて!」って交渉して,見事ゲット!
Kumadonなかなかおねだり上手です.(笑)

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目隠しという目的では候補から外れたのですが,おまけで入れてもらえることになったので,シンボルツリー的に目立つ部分に植えようって事になりました.
色々検討したのですが,結局日当たりも良く,擁壁下道路からもよく見える場所に植えました.
まだ丈は2[m]にも満たない木ですが,将来立派に茂ってもらいたいものです.

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今回掘り起こして出た残土で,植木屋が処分してくれました.
トラックに積むのはクレーンですが,掘り起こしたりここまで運んだのは全て人力です.
ご苦労様でした.


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