我が家の息子は中学三年生。地元の榛東中学校に通っている。姫路に居た時より距離
は短く、息子は喜んでいる。転校の際にはカバンや服装など大いに出費がかさんだ。
ジャージ上下に半パン、Tシャツ、靴、上履き、冬のトレーナー上下にカバン・・・
しかし、学生服は標準学生服でボタンのみ取り替える。これは助かる。
姫路に居た頃は通学時は学生服である。もちろん衣替えで夏場は脱ぐが、ズボンは黒
の学生服である。全国的にどのくらいの中学校が学生服で通学しているのか、定かでは
ないが、公立の中学校は学生服が多いと思うのだが・・・
榛東中学校を含む周辺部では通学時はジャージの所が多いらしい。学生服を着て行く
のは年に数回の節目の儀礼的なもの、つまりは入学式や卒業式などである。そう学校で
は聞いた。しかし、入学後しばらくして学生服で登校した。いったい何があったのか・・・
聞いてみるとテストである。テストの日には学生服で登校する。これには恐れ入った。中
学生の本分は勉強である。普段の授業は実用的でのびのびとリラックス出来るジャージで
行い、テストの時は身を引き締めて詰襟の学生服で登校する。イヤでも今日はテストの日
なのだと言う緊張感がある。
群馬は教育県だと聞いている。なるほどと思った。教育に対する姿勢は全国一様ではな
い。それぞれに特色があって良いと思う。こう有るべき、と言う姿勢は必要だろう。
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