関東平野の北の端、榛名山の南東斜面に広がる標高350ｍ前後のこのあたりは、雪も ほとんど積もらず、日中の寒暖の差が大きく、ブドウの栽培に適した地域であり、他にもり んごや梅、栗、梨などの果樹の栽培も広く行われています。 　榛東村のブドウ郷(相馬ケ原ブドウ郷)は北関東では有数のブドウの郷となり、現在40軒 余りの農家が生産し、ブドウ園での直売と、観光ぶどう狩りを中心に行っています。 　その歴史も古く、昭和36年ごろから栽培が始まり、そのため新しい産地では大粒系のブ ドウが大半なのに対し、デラウエアのぶどう狩りなども多く行われています。 　 　又、首都圏からの交通の便も良く、関越自動車道、練馬インターからも、高速道路が混 んでいなければ２時間程度で着くことも出来、周辺の多くの観光施設とともに、日帰りの観 光客や、伊香保温泉と組み合わせた旅行客でシーズン中は大変賑わいます。　近郊に前 橋・高崎などの都市を控え、直売所でブドウを買い求めるお客様も多く、お盆の頃はブドウ 園周辺は賑やかです。 　２００３年７月からは伊香保温泉と東京・新宿を直結する、高速バス　伊香保温泉号も 運航を開始し、榛東村を経由、村内２ケ所に乗り場も設置され、いっそう便利になりまし た。 榛東村広域版案内図へ

	一面のブドウ園は緑の葉っぱで覆われています。	棚の下はたわわに実ったブドウが御覧 のようにいっぱいです。

ブドウ郷は利根川を挟んで赤城山と 対面しており、その雄大な裾野ととも に、天気の良い日には遠く筑波山ま で見ることも出来ます。

ブドウ園は榛名山の南東斜面にあ り、ブドウ園の傾斜はそのまま榛名 山へと続いています。 榛名湖を中心としたこのあたりは、伊 香保温泉や渋川などにも観光施設が 多く、リーズナブルな日帰り観光コー スには事欠きません。

	道路の両側にはたくさんの直売所や ぶどう狩りの出来るブドウ園が軒を連ね ています。	周辺には案内看板も多く、無料見学の「はしご」も出来ます。 〔このサイトの観光案内を活用してくださいね〕

	両側の直売所は８月に入ると次々にオープンし、お盆の頃は多くの家族連れで 賑わいます。

榛東ブドウの郷案内図