とんでもねえ座談会

作者・刃流輝(以下作):えー、なにはともあれ、どーにかこうにか「勇者ども」が完成しました。
そこで、登場人物の面々に、お話……っつーか、感想を聞いてみましょう。
すでにある場所に、彼等を集めています。
さあ! レッツゴー!!(マイクを持って、だばだばかけていく)


〜どこかわからないとある部屋〜

作:さあ、駿河。終わった感想を聞かせてくれたまえ
駿河:……ここどこ?(辺りを見回す)
作:(嘘くさいまでに爽やかに)細かいことは気にしちゃいけないよっ。
駿河:細かくねえだろ。ずびしっ(裏拳つっこみ)……他の奴等は?
作:全員が集まると収拾がつかないから、とりあえず一番自分に近い君からいこうと。
駿河:(嫌そうな顔)…………すっっげー、不本意なんだけど。
作:何が?
駿河:その、お袋(作者)にそっくりだってゆーの。
作:仕方ないでしょう。事実なんだから。みんな言ってるし? さあ、つまらんこと言ってないで、感想を言うのだっ!!
駿河:……こんなふうに隔離したって、無駄だと思うけどな。
作:へ?
(ばたーん! といきなり開けられる扉)
紫明:呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!!
作&駿河:――呼んでない、呼んでない。
高嶺:おほほほほほほほほほほほ!! アタシたちをのけ者にしようなんて、百万年早いわよっ!!
紫明:そのとーりだっ!! クソババア!(作者)
(ずらずら連れ立ってくる主要メンバー)
駿河:孤玖……この異様なタッグは何だ?
孤玖:なんだか……急に協力体制に入っちゃいまして……。
那智:わーい、駿河、ここにいたんだねっ。
作:……私の計画が。
駿河:(同情したような顔で、作者の肩にぽんと手を置く)……諦めろ、お袋。
作:ああ、もう。 わかりましたよっ。 とりあえず、質問するから答えること! いいな!? (ヤケ)
全員:はーい!

作:……まずとりあえず、今回の感想をお一人ずつどうぞ。
駿河:疲れた。まさか勇者のパーティに入ることになるなんてね……夢にも思うまい、昔の俺。
那智:うんとねー、毎日すっごく楽しいよ〜。街の人たちが喜んでくれてよかったぁ。……でもでも、汐澄さん、カワイソウだったかも〜。
高嶺:なんかしなくてもいい経験もした気がするけど、踊れたからいいんじゃない? なかなか楽しめたしね。
孤玖:このパーティについていけば、きっとこれからもこんなおもしろおかしい体験が出来るんでしょうね。今回は、色々話のネタが出来ましたよ(にっこり)
紫明:人間って、おもしれーよな。マツリだっけ? 結構楽しかったぞ。まあ、なにはともあれ那智と血無に会えたからそれで良し。
蒼月:……今回の勇者一行も個性派ぞろいだな。まあ、それもまた一興か。汐澄とやらについては焦ったが、終わりよければ全て良しと言ったところか。
血無:……くだらんな。それでも何か言えと? まあ、毎日が変わった…とだけ言っておこうか。

作:んじゃ次に、なんか苦情はあるかい? ただし聞くとは言ってないので悪しからず
駿河:俺、苦労しすぎ。
那智:んーと、特にないよ?
高嶺:アタシの出番が少ないわ。
孤玖:高嶺、強すぎだとおもい……(ばこっという音と共に孤玖、撃沈)
紫明:駿河が邪魔(二秒後、第二次口ゲンカ勃発)
蒼月:身内がもっと平和になって欲しい……。(遠い目)
血無:バカみたいな事でわたしを呼び出すな。

作:……さ、最後の質問です!! 今後の希望がありますか?
駿河:紫明の暴走を、少しでもいいからやめてくれ。俺に平和をくれ、お願いだから。
那智:みんなみんな、幸せになれるといいなぁ〜。
高嶺:もっと踊らせなさいっ!! なんでこんなに少ないのっ!?
孤玖:何もないのが一番ですけど……でも、ネタになるような話、やってください。
紫明:もっとオレと那智と血無の仲を進展させろ!!
蒼月:特に……ない。
血無:できれば静かに眠らせて欲しいのだが……。

作:はいはい、ありがとうございました。これにて座談会は終了です!! (あわただしく帰ろうとする)
紫明:ああん? ざけんなよ〜? 宴はこれからじゃねえか! (ぎゅっと作者の首根っこをつかんでにらみつける)
作:いや、座談会だし……。
紫明:高嶺!! (ニヤリと、極悪な笑い)
高嶺:はいなっ(作者を縄でぐるぐるまきにし、猿ぐつわをする)
作:――っ!? (二人のコンビに対応しきれない)
孤玖:た、高嶺、いくらなんでもまずいんじゃ……? 駿河、止めないんですか?
駿河:俺には無理だ……。
那智:紫明ぃ、高嶺ぇ、どーして縛ってるのぉ〜? (ねえねえどうしてキラキラビーム)
紫明:そ、それはだなっ、こうやって目的地まで運んでやるためさ! (言って作者を抱え上げる)
那智:そっか〜(納得)
作:……………………………………………………(半死人)
紫明:それじゃあ、他の場所で宴会だああああああああ!!
高嶺&那智:おおー!( 若干一名、騙されている)
駿河&孤玖&蒼月:…………………………………………………哀れな。

………この後の記録は、一切残っていません。

とんでもねえ座談会・閉会

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