キャラクター裏設定*那智の過保護な兄貴ども*


上総(かずさ)
長男 漆黒の髪、濃灰色の瞳
職業 道具、武器屋
着やせするタイプなのか、服の上からではわからないが、実戦によって鍛え抜かれた体と技を持つ、物騒な武器商人。マッチョというわけではなく、適度に鍛えられた体型。
下手な冒険者よりも強い。無口、無愛想ではあるのだが、顔がいいので結構もてる……が、お約束の通り、妹のこと以外はまるで眼中にない。
普段、あまり態度には出さないが、一番兄馬鹿である。妹関係の話になるとよく笑い、よく話す。
いらついたり、不安になったときの癖は、貧乏揺すりと腕組み。


相模(さがみ)
次男 薄茶色の髪、青の瞳
職業 お菓子屋さん(笑)
その甘いマスクとセリフ、そしてなにより、味がいいことで評判のお菓子屋さんの店主。
ちなみにお菓子は全て彼による手作り。
全ては那智のために作ったお菓子が始まりだったという。
お菓子屋のくせに、なぜか腕っぷしが強かったりする。
長男同様引き締まった身体は本人曰く「兄がかっこよくないと、妹が恥をかくから」だそうである。
年代にかかわらず、女性に優しいフェミニスト。
三兄弟の中で一番もてるが、今は妹以外興味がないらしい。
いらついたり、不安になったときの癖は、顔や、髪を触る。


志摩(しま)
三男 鳶色の髪、琥珀の瞳
職業 剣の師範代
口も早いが手も早い。男女かかわらず、すぐに相手を殴る…
そしてそれが親愛を示してたりする、厄介な人。
若くして師範代になったのに違わず、剣の腕はピカイチ。
もちろん上の二人同様に引き締まった身体をしている。
実は兄妹の中で、誰とも血がつながっていなく、つまりは養子。
兄妹で一番ずぼら。
妹になにかがあって、最初に怒るのはこの人の役目(?)意外に面倒見がよかったりするが、
その時心配のしすぎでか、口の悪さが倍増する。
いらついたり、不安になったときの癖は、独り言と舌打ち。


〜三兄弟トリプルデータ〜
那智が血無を抱え込んでいることを唯一知る者たち。
そしてそれを必死に隠してきたのもこの兄弟。
両親が早くに死んで、残された妹を立派に育てなければならないという使命感からか、
妹のことになると、性格が変わる。
死ぬほど過保護で、それでいて妹にはけして逆らえないのも悲しい宿命である。
妹のつたない文章でつづられた手紙を読むとき、彼等はとても幸せな気分と……とてつもない不安に襲われる。
普段は冷静な二枚目達だが、ひとたび妹に何かあると、それは欠片すら消え去る。
なぜか妹のことになると、悪い方へ悪い方へと考えてしまうのが悪い癖。
妹に不埒な想いで近づく輩(主に男)は即刻、排除。または白昼堂々、奇襲あるのみ。



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