2005年7月31日(日)
   「天はSCCに味方」

 大雨洪水警報まで出た昨日の雨は激しかった。
 自宅に帰るため、午後2時前に宇宿のセイカスポーツセンター前を車で通ったら、国道225号が川に変わっていた。
 短時間に猛烈に降った集中豪雨のためだろう。
 タイヤの半分ほどまで増水した国道を、多くの車が恐る恐るゆっくりと走り、その間を大きなケースまでもが流れていた。しかも、雨が止む気配は無く、バケツをひっくり返したような勢いで降り続いていた。
 
 これは凄いことになっていると思いながら進んでいたら、道路の真ん中で立ち往生した1台の車が少しずつ流されているではないか。その車の横を通り過ぎるときに中を見てみたら、運転席に座った中年の女性が携帯電話手にしたまま呆然としている。
 このままでは大変なので、直ぐに自分の車を止めて、膝近くまである水の中をジャボジャボ歩いて立ち往生している車の所に行き、運転席のドアを開けて「大丈夫ですか」と聞いたら、その女性は今にも泣きそうに「車が動きません」と言うのがやっとで、何をどうしてよいのか分からずに、ただ携帯電話を握りしめている状態だった。
 その間にも車が少しずつ流されていたので、取りあえず車を押して安全な場所に移動することにし、シフトレバーをニュートラルに入れるように言ったが、女性は気が動転していて最初はニュートラルも理解できなかった。
 何とかニュートラルに入れた後、今度は車を押そうとしたが、結構重い。その時、通りかかった大型トラックから4人が降りてきて押すのを手伝ってくれた。
 4人とも大雨でびズブ濡れになっていたが、こういう時の手助けは大変助かる。お陰で安全な場所に車を移動することが出来た。
 
 女性は「主人に来てもらう」とのことだったので、私達はその場から離れた。

 
 その後、自宅に帰っても雨はまだ降り続いていた。
 SCCの練習は休もうかと思わせるほどの強い雨だ。
 しかし、雨が降ったって試合はある、人間は泥ではない(雨で溶けない)、と妻が言う(おおたさんの口癖が移っている/爆)ので、いざ、大雨の中をSCCの練習に出掛けた。
 そして、奇跡は起こったのである。
 陸上競技場に着いた頃には小雨になり、アップの時にはあれだけ降っていた雨が止んで、西の空には雲の切れ間から青空まで見えた。結局、その後は夜まで雨は降らなかった。
 SCCの練習時間に合わせて雨が止むなんて、まさに神掛かり的現象だ。天はSCCに味方している。これもおおたさんを始めとしてSCCのメンバーの普段の行いが良いから、ということは無いか(笑)

 そして、今日も雨である。
 やはり昨日のSCCの練習時間に雨が上がったのは奇跡だ。
 ただ、昨日の練習で腰を痛めてしまった。
 昨夜は飲み会で大いに元気を付けたため、それほど痛みは感じなかったが、今朝は起きるのもしんどかった。
 コルセットを巻いてはいるものの、少し動いただけで痛みが走るのが辛い。
 このため、今日は横になっている。そう言えば、1週間前は疲労で寝込んでいたような気がする(笑)
 
 う〜、市民体育大会までもうすぐというのに、この腰、治るかな〜(涙)


 ちなみに、昨日行われた柔道の国体予選で、我がキ○ウ○イ員達は、出場した全階級で県代表の座を勝ち取った。
 決勝のほとんどはキ○ウ○イ員同士の対戦になり、嬉しい限りだった。
















2005年7月30日(土)
   「雨」

 昨日は仕事の後に鴨池陸上競技場でSCCの練習。
 とは言っても,金曜日のSCCの練習は午後5時30分から始まるから,中年プチスプリンターが競技場に着く午後7時ごろは練習も終盤に差し掛かり,いよいよクライマックス,という時である。
 昨日も中年プチスプリンターが着いてアップをしていたときに,テンポ走200m×4の最後の1本を走ろうとしていた。
 お,こりゃ,流しにいいじゃないかと思って,その最後の1本を一緒に走らせてもらった。
 飛ばし過ぎてはいけないので,最後尾を走ることにしたが,たまたま妻と二人で走ることになったのは運命というものだろうか(笑)

 その後は,一人でブロックを使ってスタートの練習。
 何回やってもしっくりと来ない。
 今まで教えてもらったことを思い出しながらやってみてもダメ。
 ああ〜,悩める中年プチスプリンターである。

 練習を終えて帰ろうとしていたら雨がパラパラと降ってきたので,急いで車まで走った。
 車に乗って,走り出した途端に土砂降りになった。
 車を発進させる前に見た車外温度計は31度だったのに,土砂降りになった5分後には27度に大きく下がっているではないか。やはり夏の雨は必要だ。
 
 今日は朝から雨。雨が必要と言ってもSCCの練習時間の時だけは止んで欲しい。
 午前中は柔道の国体予選に出場するキ○ウ○イ員の応援。なので同時間帯にある二女の学校での三者面談は妻が担当。
 昼は仕事へ。
 午後はSCCの練習に参加予定。
 夜は天文館で栄養補給&士気高揚+元気回復の会。 














2005年7月28日(木)
   「スタート」

 スタートがうまくいかないので,昨日のSCCの練習ではスタートの練習を重点的にやった。
 でも,まったく上達がない。
 何とかして,この夏にスタートのコツを少しでも良いから会得したいものだ。


            
 鹿児島は,30度以上の気温が昨日で確か19日連続のはずた。この猛暑で鴨池陸上競技場のグラウンドの芝も弱っており,写真のように1日中スプリンクラーによる水撒きが行われている。夏は芝も大量の水分が必要,そして,人間も大量のビールが必要ナノダ。
 
















2005年7月27日(水)
   「沈没その後」

 先週土曜日のSCCの練習で沈没してから、昨日までの3日間,一切のトレーニングを中断し,体力の回復に努めている。
 そして,回復効果を促進するために,昨夜は鹿児島中央駅近くでの飲み会に出席して,強力なアルコール燃焼系元気復活運動を敢行!
 いや〜,夏のビールは最高!
 それに続くお湯割り焼酎もたまらんのだぁ〜!
 
 その効果だろうか,再び脚が「走りたい」と言い出している。
 


















2005年7月25日(月)
   「デッドポイントで沈没」

 先週土曜日のSCCの練習から,マキリックスさんのピンポイント作戦に対抗するためのデッドポイント大作戦に突入した。
 土曜日の練習メニューは,SD30m×2,SD50m×2の後,大作戦におあつらえ向きの,120m+120m,90m+90m,60m+60m(セット間8分)が準備してあり,お〜,これはいいじゃないかと勇んで走ったものの,作戦のとおりと言うか,単なる体力不足と言うか,90m+90mでデッドポイントに到達し,残りの60m+60mはパスする羽目になった。
 
 この日は二日酔いか夏風邪か分からない状態であったことに加え,猛暑に体力を奪われ,デッドポイントに至るのが早かった。
 しかも,今回の疲労は半端ではない。帰るときも体がふらつき,その夜は10時前には布団の上で意識不明に陥り,約10時間も眠り続けた。最近の睡眠時間は6時間半なのに,こんなのって何年ぶりだろう。それでも疲労が抜けず,結局午後まで起きあがることが出来なかった。
 やはり中年プチスプリンターには,デッドポイント作戦は無理があるので,作戦を変更することにしよう。う〜ん,次は何にするかな〜,やっぱり「焼酎パワー作戦」と言ったようなドリンク系ネーミングにするかな。それとも「ポイント」路線を継承するかな。ポイントが溜まるかも知れないし。いやいや,溜まるというのは「疲労が溜まる」につながるので止めておこう。
 
       
 土曜日の県立鴨池陸上競技場。何の変哲もない風景に見えるが,猛暑の灼熱地獄である。車の外気温計は37度を示していたが,果たして競技場は何度あったのだろう。
         


                   
 中年プチスプリンターの頭の上に乗っているのは氷袋。頭をアイシング中の写真。デッドポイントに到達してダウンしている中年プチスプリンターを見かねたKバッタさんが貸してくれたもの。(撮影:理事長)


 土曜日は,スタートをショー介HCにチェックしてもらった。
 そしたら,「脚だけが体の下でちょこちょこ動いている。お尻の筋肉を使って走ればダイナミックな動きになる。」との指導。
 そのとおりに走ったら良い感じがした。当面,お尻をイメージしたスタートをすることにししよう。
 





 








2005年7月22日(金)
   「腰が低いのはダメ」

 人格者と言われる人達は,総じて腰が低い。
 腰が低い人を見れば,その謙虚な姿勢を見習いたくなる。
 
 しかし,今の私は腰が低いことが大きな問題なのだ。
 この腰の低さを治したい。どうにかして腰を高くしたいのである。

 一昨日,SCCの練習で,ショー介ヘッドコーチから「腰が低いですよ〜」と指摘を受けた。以前,おおたさんからも言われていた点だ。
 このため,ショー介HCからマンツーマンの指導を受けることにした。

 ショー介HCの指摘及び指導は2点。
 1点目。
 脚を前に出すときに大腿四頭筋が固い。固いので,足首がうまくお尻の下に巻き込まれずに,膝が絞り込まれない。このために膝が開いたまま前に出て着地に至っている(以前,おおたさんからも膝を絞る指導を受けていたが,治っていなかった/笑)。大腿をリラックスさせるには,内股の付け根の筋肉を使えるようになると良い。
 そして,足首は体の下で楕円を描くように。ただし,スタートの3歩は足首が直線的に前に出る。
 2点目。
 脚の接地が,一段高い所に降りているのと同じである。すなわち,接地してから膝が一旦曲がって,それから伸びている。イメージとしては,一段低い所に接地するつもりで,接地のときには既に膝が伸び始めているようにする。
 そのためには,太腿で走るイメージを捨て,中臀筋に意識と重心を置いて走る。

 指導を受けた後,走ってみた。
 1本目は中盤から腰が低くなってしまった。
 2本目はまぁまぁとの評価。
 中臀筋に重心を置いて走ったら,今まで使っていた筋肉とは別の筋肉を使って走ることになった。そうなることはショー介HCも言っていた。
 と言うことは,フォーム改善のために,体作りも一からやり直さなければならないということだ。
 う〜ん,走るというのは実に難しい。


















2005年7月20日(水)
   「デッドポイント大作戦」

 梅雨が明けてから連日猛暑が続いている。
 そのせいかどうか分からないが、週末当たりから隊長不良になって・・・あ、いや、隊長が不良になってどうするっつーの。深夜徘徊か未成年者飲酒の不良行為でマキリックスさんやグリーンコーチに補導されるっつーのか!
 そうではなくて「体調不良」に陥ったようで、トレーニングの方は昨日まで3日連続で休養していた。

 昔なら体調の如何にかかわらず、猪突猛進でやるのが当たり前だったのに、体調管理に気を遣うようになったのは、やはり中年であることの証かも知れない。
 でも、そうでないとトレーニングを続けていくことは出来ない。何しろ歳が歳だし(笑)

 今朝もハァックッションが少し出るので、様子を見ながらトレーニングをするかどうか決めよう。
 とりあえず、仕事が終わってからSCCの練習には行ってみようかな。
 何しろ、うかうかしてられないのだ。
 風の便りによると、マキリックスさんが市民大会に向けて「ピンポイント作戦」なるものを展開中らしい。う〜ん、横文字の作戦とはこしゃくな。となれば,こちらも何らかの作戦を立てるのが礼儀というもの。と言うことで,中年プチスプリンターは「デッドポイント大作戦」を敢行することにする。 
 デッドポイント,すなわち「激しい運動中に酸素の需要と供給のバランスが最悪の状態になる時期」に至ることを喜びとするトレーニングをして体を鍛える作戦だ。簡単に言えば根性の世界である。ちょっと加齢による体調管理と矛盾しないでもないが,そんなことはどうでも良い。よ〜し,市民大会に向けてデッドポイント大作戦開始だぁ!

















2005年7月17日(日)
   「乾杯」

 昨日はSCCの練習。
 鴨池陸上競技場が使えず,隣りの補助競技場での練習になった。
 梅雨明けはさすがに暑い。今年は空梅雨で,今までも暑かったのだが,曇り空が多く,暑いながらも何とかしのげていた。
 ところが,梅雨が明けた途端に快晴である。夏休みの絵日記に書くような入道雲こそ無かったものの,ギラギラの太陽に肌が焼けそうに暑くなった。気温も34度。

 そんな中で,いつものように練習に来る陸上中毒患者が沢山いた。
 昨日はアップ,ドリル,流しの後,SD(ブロック)30m×2,SD50m(ブロック+ピストル)×2,シャトルラン50m×3×3セット。
 最後にハードルを使った補強。
 久々の乳酸系シャトルランによる疲労は相当なものだった。一人での練習だったらこんな練習は絶対に出来ない。

        
 雲一つ無い青空。焼け付くような猛烈に暑い中で陸上の練習をしようというのだから,やはりこれはビョーキとしか思えない。


 そして,夜は甲南高校前の飲み屋で「第二回かけっこを愛する会」。
 途中からも次々に参加者が集まり,4時間超の飲み会は最高にヒートアップ。同じ目標を持つ仲間の集いは,こうも楽しいものなのかと改めて思った。
 もちろん,中年プチスプリンターはビールで何回も乾杯をした。あ〜,美味しかったな〜。

         
















2005年7月16日(土)
   「梅雨明け」

 鹿児島地方気象台は,昨日,梅雨が明けたと発表した。
 平年よりも2日,昨年よりも4日遅れらしい。
 今年は空梅雨で,梅雨があったような気があまりしない。降雨量は平年の半分程度とのこと。今のところ水不足の心配はそれほど無いようだし,大雨による災害がなくて本当に良かった。

 梅雨が明ける前から暑かったが,今日は一段と暑い。
 予想では34度まで上がるようだ。
 そんな暑いときは,クーラーが効いた涼しい部屋で静かに音楽でも聴いているか,映画館や水族館で楽しみたい。間違っても,炎天下の下で汗をかくようなことはしない方が良い。熱中症で倒れてしまう危険さえある。先ほど,庭の木の手入れをしただけで,全身汗だくになった。

 なのに,中年プチスプリンターは今日のSCCの練習にこれから行くのである(笑)
 親に言ったら「バカなことをするものではない!」と叱られるに決まっているので,今まで話したことはない。だはは。
 
 そして,夜は「第二回かけっこを愛する会」。
 あ〜,今からビールが楽しみだ。















2005年7月14日(木)
   「バストアップ」

 7月に入ってから,20代のころにやっていたようなトレーニングを続けたため,全身に疲れが溜まっている。
 このため,昨日は完全休養日にした。頭の中は365日完全休養であるが,たまには体にも休養が必要だ。

 昨夜,身体測定をした(笑)
 そしたら驚いたことに胸囲が驚異なことになっているではないか。
 鹿屋に単身赴任していた1年前98センチだった胸囲が103センチに成長していたのだ。
 最近,ちょっとグラマーになっているような気はしていたが,50歳を目前に控えた中年プチスプリンターにとっては,これは驚異なことである。
 やはり,キ○ウ○イ勤務の効果だろうか。
 体重は2.5キロ近く増えて76.5キロ。
 体脂肪率は3%ぐらい減って,16%前後をキープ(±1.5%ぐらい)。

 ウェスト85センチ。
 ヒップ100センチジャスト。
 太腿は右が59.5センチ,左が59.0センチ。
 足のサイズ27.0センチは30年ほど変化無し。

 どうでもいい数字ではあるが,1年後はどうなっているか,また測ってみよう。

















2005年7月13日(水)
   「ジメジメ」

 昨日のトレーニング。
 30mダッシュ10本,グリコ,田植え,すり足,プッシュアップ50×2回,腹筋100回などなど。
 あとウェイトトレーニングを少し。

 それにしてもジメジメして蒸し暑かったな〜。














2005年7月12日(火)
   「35度」

 今日,日帰り出張で外に出たとき,空気が熱風のようだったので,車に付いている外気温時計を見たら,ナント35度ではないか!
 空梅雨とは言え,もうこの時期で35度である。
 熱すぎる。この先,いったいどこまで暑くなるのやら。





 












2005年7月10日(日)
   「82歳のトライアスリート」

 一昨日,たまたまデジタルBSハイビジョンのNHKチャンネルを見ていたら,「情熱 燃やしてこそ人生〜鉄人レースに挑む82歳」という番組を放送していた。 
 ん,82歳でトライアスロン?82歳に鉄人レースと呼ばれる過酷な競技が出来るの?まさか,そんな!
 半信半疑で番組を見始めて,更に驚いた。鍛え上げた若い人にさえ完走は大変な競技だから,その82歳は最後尾をやっとこさついて行くのが関の山だろうと思っていたら,とんでもない。その82歳がランやバイクで他の競技者を抜き去っていくではないか!
 これはいったいどうゆうことだと大いに興味が湧いて番組を見ることになった。 
 
 この82歳,岡山県津山市の中尾友一さんである。
 国内最高齢のトライアスリートとして,国内関係者から注目されている人らしい。
 一般の参加者と全く同じ条件で競技に参加し,これまで140回近く参加した大会でほぼ毎回制限時間内で完走。
 中尾さんは60歳の頃,胃ガンの手術を受けて3分の1を摘出。その時から,生きている証を求めるために,最も過酷なスポーツとされるトライアスロンに挑戦。それから約20年,82歳になった今でも現役としてトライアスロンで完走することを目標に競技を続けている。
 しかも,肉体の衰えを補うために,オリンピックのメダリストを指導した筑波大学の助教授からフォームやトレーニングのあり方をチェックしてもらったり,股関節の強化のために、相撲部屋にまで出かけて四股の指導を受けているというから,その情熱には驚くばかりだ。

 82歳で現役を続けるとは,いったい普段はどういうトレーニングをしているのだろうかと思ったら,これがまた凄い。
 トライアスロンはスイム,バイク,ランの三つをこなさなければならないが,例えば,スイムは近くの大きな池が練習場所だ。
 車で池に乗り付け,おもむろに池に入って泳ぎ出すではないか(驚)
 知らない人が見たらお年寄りの入水自殺と勘違いして110番通報間違いない。 
 毎日,厳しいトレーニングを自らに課しているその姿は,妥協無き現役アスリートそのものである。

 この中尾さんを始め,世の中には凄い人達がいる。
 先月,95歳代の100m世界新記録をつくった宮崎の原口さん,100歳を過ぎて今なお現役スキーヤーの三浦敬三さんなどなど,歳を取っても変わらぬ情熱を持ち続けている。
 その姿勢にはただ頭が下がるばかりだが,この人達に共通することがある。
 それは,「無事,これ名馬」ということ。
 アスリートが競技を続けていくために一番必要なことは,病気や怪我をしないことだろう。
 しかし,それだけでは現役は続けられない。これまでも色々な競技で,才能はありながらその競技から離れていった人達がいる。
 現役を続けることが出来るための条件,それは病気や怪我がないことに加え,変わらぬ「情熱」を保ち続けることができるかどうか,そこに掛かってくるのだろう。
 そういう意味で「無事,これ名馬」の「無事」には,心の要素が大きな比重を占めている。


 中尾さんの生き様を見ていて,少しのことで歳のせいにしたがる自分が恥ずかしくなった。
 中尾さんは言っていた。「情熱が衰える時、老いが訪れる」と。
 
         
       

 昨日はSCCの練習。
 そのまま車の中で着替えて飲み会へ。轟沈。
 でも,早く寝たおかげで今朝はスッキリした目覚め。
 今日は昼から採用試験の仕事。受験生はみんな頑張れ!
















2005年7月9日(土)
   「完全休養日」

 昨日は完全休養日に当てた。
 今週は,約20年振りにほぼ毎日ハードなトレーニングをしたため,体が相当疲れている。
 それに,何しろ後1年と一月で50歳になろうという歳である。
 やはり休養も大切だ。昨日はSCCの練習日でもあったけど,SCCの練習も休むことにした。
 
 今日のSCCの練習は行く予定。
 夜は飲み会。













2005年7月8日(金)
   「夏期特別練習2」

 昨日も隊員達のトレーニングに参加。
 隊員達のトレーニングメニューの10分の1程度の参加であったが,途中から心肺機能も筋力も限界を超え,そのままぶっ倒れて”棄権”せざるを得ないハードなものだった。
 ダウンした中年プチスプリンターを尻目に「だぁぁぁー」「そりゃぁぁーー」と気合いを入れながら過酷なトレーニングを続ける若い隊員達を見ていたら,若いということが羨ましくもあり,そして,仕事のために一途にトレーニングに打ち込む姿が頼もしく思えた。
 
 それにしても,今朝の全身の筋肉痛,心地良いな〜(笑)
 













2005年7月7日(木)
   「夏期特別練習」

 今日は七夕。
 子どもの頃の七夕は願いごとを書いた短冊を飾ったり,夜空に輝く星を見ながら遠い宇宙の世界に思いをはせたりして,夢があった。今は「お〜,そうか,今日は七夕か,そうかそうか」と言ってビールを飲むぐらいである。
 
 SCCでは11月後半頃から冬季練習に入る。シーズン中の練習に比べると相当ハードな練習である。
 何故だか中年プチスプリンターは同じようなことを今している。
 昨日も夕方から若い隊員達と階段トレーニングを実施。
 急な階段を「おおおぉぉーー!」と叫びながらのダッシュは冬季練習ならぬ夏期練習だ。しかも特別が付く夏期特別練習である。
 昨日は途中からトレーニングに加わったため,階段ダッシュは7本のみで終了。

 夜は飲み会。SCCの練習には参加出来ず。残念。代わりにビールで栄養補給。

















2005年7月6日(水)
   「階段トレーニング」

 中年プチスプリンターのトレーニング環境は,今年の春までと今とでは,天と地ほどの違いがある。
 それまでは「単独,孤独,気の毒」の3ドクと「練習時間無し,練習場所無し」の世界であったのに,今は素晴らしい環境である。
 再びSCCの仲間と一緒に練習出来る上に,今勤務している所属がこれ以上ない環境である。
 中年プチスプリンターの会社(笑)には,50数カ所もの所属があるのに,その中から今の所属に勤務することになるなんて,何て幸運な中年プチスプリンターなのだろう。何となれば,体を鍛えることで飯を食っている所属は,今の所属だけなのだ。
 どんな事故や災害の現場であっても,必ず人命を救助する,そのために必要とされる強靱な体力を作ることも一つの仕事である。このため体を徹底的に鍛える。
 退職まで今の所属で勤務をしたいが,そんなことを考えていると直ぐに転勤になるんだよな〜。
 
 昨日も隊員達の強化トレーニングに加わって一緒にトレーニングをした。
 一緒にしたと言っても,時間にして隊員達の5分の1程度の量である。とても全部を一緒には出来ない。

 その5分の1程度のトレーニングは,137段の階段ダッシュであった。
 137段全部のダッシュを5本。リスタートは0秒。つまり登って降りての連続だ(苦)
 それが終わったあと,その半分のダッシュを5本。
 終わったとき,中年プチスプリンターは立ち上がることが出来ず座り込んでしまった(笑)
 これだけでは足りずに,まだダッシュをしていた隊員がいたのにはビックリである。
 
















2005年7月5日(火)
   「レッグプレス」

 昨日のウェイトトレーニングではレッグプレスを重点的にやった。
 100キロ×10回を6セット。合計60回。
 できれば100キロ以上でやりたいのだが,マシーンが100キロまでなのでこれ以上の重量はでできない。
 ま,中程度の重量を何回もこなす,これも大切なことだから,これで良し,ということにしよう。
 
 最近,良く運動するためか,寝付きがヒジョーに良い。
 元々寝付きは良い方だが,今の職場に来てからは横になった瞬間に意識不明になる(笑)
 ただ,起きる方はちょっと辛い。
 以前は目覚ましもいらなかったのに,今は目覚ましが鳴っても起きるのが少々辛い状態だ。
 きっと疲労が残っているのだろう。う〜ん,歳のことなど考えないでトレーニングに励む中年プチスプリンターである,とも言える。










2005年7月3日(日)
   「SCC設立5周年@求められること」

 SCCは7月1日で設立5周年を迎えた。
 スタート当初は,会員は片手にも満たなかったそうである。それが今では会員273人,スタッフ約30人の大きな組織に成長し,有給スタッフも増え,そして色々な事業を手がけている。
 
 組織は作っただけでは発展しない。組織を立ち上げたが,いつの間にか消滅していたという話は多い。
 組織が発展するためには,リーダー自身の組織ビジョン,組織管理能力,コンプライアンス感覚,リーダーシップなどはもちろんのこと,有能なスタッフの確保や理解・協力者を広げるための環境整備等,様々な要素が必要であるが,何よりも大切なことは,やろうとしていることが「求められていることかどうか」と言うことだろう。
 いくら抜群の指導力があっても,その方向性がずれていたのでは話にならない。
 多世代,多レベル型を掲げるSCCは,「求められている」ことをしっかりと受け止めることが出来たからこそ,ここまで成長し,更に発展を続けていると言える。
 それは,取りも直さず,おおたさんが「求められている」ことを感じとって,それを形にしてきたからである。

 会員に「夢」を与えるSCCがある限り,中年プチスプリンターの生き甲斐はこれからも続く。
 
 
 昨日のSCCの練習は,フリーレッグ30m+流し30m×5本、ブロックを使った30mのSD×3本(フリー)のあと,50m,70m,90mを各1本(ピストル)。
 量としては多くはなかったが,ところが,数日間,毎日のように高負荷のスクワット,3.8キロ走,各種補強運動をしていたことから,脚はパンパンパンだし体はあちこち痛いし,なかなか思うような走りは出来なかった。ほかの人から見れば,いつもと同じ走りだったかも知れないが(笑)
 スクワットのやり過ぎかどうか分からないが,腰に疲れが相当溜まっている。
 
 昨日はSCCの練習が終わった後,そのまま中央駅前のホテルでの飲み会に直行。
 その前の夜に飲み過ぎて轟沈していたので,昨夜は飲み過ぎないように心掛けた。でも,心掛けが心欠けになってしまって,いつものように沈没。
 昨夜の飲み会は140人ほどの出席者で,最後まで楽しく飲んだが,途中でふと気が付いた。
 それは飲み会の席なのに,タバコを吸う人がほとんどいないことだ。何人かは吸っているものの,数年前の煙突の中にいるような宴会風景からしたら雲泥の差である。健康増進法施行や禁煙条約の批准・発効などで,世の中の意識が大きく変わってきたことを実感した。 


















2005年7月2日(土)
   「14.8%」

 昨日は飲み会のためにSCCの練習には行けなかった。

 飲み会は,職場の昇任試験合格祝い。

 昇任試験は,一次試験,二次試験,三次試験までの3段階で行われる。ほとんどが一次試験で落とされる。一次試験に合格したとしても,あと2回も試験を受けなければならない。最後の三次試験まで進んだとしても合格するとは限らない。
 全ては実力の世界である。努力して実力を付けた者は合格し,それが無い者は合格できない。年齢も,学閥も,派閥も,学齢も,性別も,容姿も(笑)一切関係ない。単純に実力を評価するのみである。

 年に1回行われるこの試験に,今回,我が職場から複数の者がめでたく合格した。
 仕事で疲れた体に鞭打って毎晩深夜まで勉強を続け,見事に合格したその心意気が嬉しい。
 合格祝いでは,合格者の努力に敬意を表し,そして,これからの更なる活躍を祈って,みんなで何回も何回も(笑)祝杯をあげた。


 今朝体脂肪率を測ったら14.8%だった。
 体脂肪率は測る時間帯によって数値が幾らか上下するが,昨日職場で測定したときは15.6%だったので,これからして今はだいたい15%前後のようである。
 こんなに低くなったのは,別に食事でダイエットをしているからという訳ではない。ダイエットどころか,この頃の食欲はすごい。妻に「腹減った〜,肉を食べさせてくれ〜,パンをくれ〜,もうないの〜」と言っている毎日である。昼食も鹿屋で単身赴任していた時に比べて2倍近い量を食べている。
 体脂肪率が減ったのは,恐らく,最近,職場の若い隊員達と一緒に3.8キロのロード走をしているためかも知れない。
 この3.8キロ走,結構きつい。ゴールしたときは倒れそうなのだ。

















2005年7月1日(金)
   「スクワット」

 早いものである。そして恐ろしいものでもある。かくも時間の流れが早いものとは。
 今年も半分が終わった。残りは半分である。
 この半分を,「あと半分しか無い」と思うのか,「まだ半分もある」と思うのか,それは人によって捉え方が違う。
 中年プチスプリンターは「まだ半分もあるゾ!残りの半分でまだまだ色々出来るゾ!半分もあれば十分だぁ〜。」と考えてやっていくことにした。何しろ残りは半分しかないのだから(あれっ?)。

 昨日は補強トレーニングを実施。
 スクワットは,90k×10回→110k×10回→130k×5回→160k×5回→130k×5回→110k×5回。
 後はいつものシットアップ,バックエクステンションなど。

 そのほかに33度の炎天下で3.8キロ走,サイドステップ,ジャンプ走,おんぶ走などを少々。

















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(2005年7月分)
SCCトレーニング・ダイアリー
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