2008年10月30日(木)
   「爆発した夜」


 昨夜は盛り上がりすぎた。
 やっぱり体育会系の20歳代のみんなと飲むと、前後の見境を無くしてしまう。
 SCCのNもいたし。
 てなことで今朝は頭がガンガン、グラグラ。
 でも楽しかったな〜。
 















2008年10月28日(火)
   「赤い誘惑に勝てますか?」


 雨の日も風の日も二日酔いの日さえも休まず、日々真面目に働き、

 連れ添いに頭が上がらず堅実で地味に生きることしか脳がない私の数少ない楽しみの一つ、

 それはお酒だ。

 季節はいよいよ晩秋、これからは温かいお湯割りの焼酎が一段と旨くなる。

 仕事帰りに「あ〜、旨い」と言いながら飲むのは、ことのほか至福の時だ。

 さて、今日はどこで飲もうかなんて思うと、元気が出て仕事の能率がグンと上がる。

 そんなことで仕事帰りに赤提灯を見ると、ついつい、ちょっとだけお店に入りたくなる。

 しかも、仕事帰りの道には、これでもかというほど居酒屋さんがあるのだ。

 不思議にもこれだけ居酒屋さんがあると、この通勤路は私のためにあると思える。

 そのように考えて、敢えて、赤提灯の誘惑に負けることも、たまにはある(笑)





           






 陸上の練習は完全休養10日目。
 全てをリセットするために、一切の練習を止めている。















2008年10月26日(日)
   「秋の空にウェディングベルが鳴る」


 昨日は同僚の結婚披露宴に出席。
 とても思いやりのある新郎と心優しくてきれいな新婦さん、このカップルなら二人で力を合わせ、支え合って、きっと幸せな家庭を築くことだろう。
 二人の新たな人生の門出を祝って、そして、ご両家の弥栄を祈り何度も乾杯を捧げた。
 ・・・捧げ過ぎて轟沈(呆)



        昨日の結婚式場のウェディングベル。秋の空も二人の結婚を祝福するように澄み渡っていた。
        写真は携帯写真。こんな素晴らしいシーンに出会えるのなら一眼を持っていけば良かった。

                





↓ケーキ入刀。わんさか人が集まってパチリ。ハッピードッグは自分の席の真ん前でケーキ入刀が行われたので、椅子に座ってパチリ。楽チン。
 ところで、司会者が「二人の初めての共同作業です。どうぞ、ご入刀してください。」と言っていたけど、でも、初めてではないのです、既に新婦のお腹の中には3ヶ月の赤ちゃんが宿っているのですから(笑)

             




















2008年10月23日(木)
   「今、鹿児島の路面電車が面白い」


 全国で路面電車が走っているところは19都市のみ。
 その中の一つが鹿児島市だ。
 鹿児島市の路面電車の歴史は古い。何と1912年に出来たというから、既に96年も走っていることになる。
 96年も前に作られたものを、今でも使っていると思うと、ちょっと愛着が湧いてくる。
 
 その鹿児島市の路面電車がにわかに脚光を浴びている。
 電車そのものではなく、その軌道敷きにだ。
 それは下の写真のように、軌道敷きを今年から芝生にしたことだ。
 ヨーロッパではヒートアイランド防止のために既に導入しているが、日本では鹿児島市が始めて。

 軌道敷きを芝生にすると、ヒートアイランド防止のほか、美観保持、騒音軽減にも効果があり、まさに一石三鳥らしい。
 確かに美観の効果は大きい。無機質な軌道敷きに、目にも鮮やかな芝生が敷かれたことで、街に柔らかさが生まれた気がする。
 某大手の週刊誌も巻頭グラビアで取り上げていた。



                         鹿児島市役所電停付近の軌道敷き

              







                 金生町付近を走る路面電車。様々なデザインの電車がある。

              





















2008年10月22日(水)
   「赤いマスカット」


 旅行好きの妻の両親は、この季節になると、山梨に行ってぶどうを送ってくれる。
 それが今年も届いた。
 
 送ってきたのは、赤いマスカットとも呼ばれる甲斐路。
 ふた箱送ってきたのでご近所さんにもお裾分け。

 これ、糖度が高く、甘い香りがして、とっても美味しい。

 むひひ。


                    







                





















2008年10月21日(火)
   「コーヒーと合うケーキ」


 このケーキ、美味しかった。
 むひひ。


               



















2008年10月20日(月)
   「今シーズンは校区運動会で終了」


 昨日は秋晴れの下で、ハッピードッグが住む町の校区運動会が開催された。
 いわゆる町内運動会である。この辺りは小学校の校区を単位にして町内運動会が開かれている。
 ハッピードッグは屋久島に2年間単身赴任していたので、校区運動会に出るのは3年振り・・・いや、3年前は小学校の校庭が改修工事で使えず中止だったので、4年振りの参加になる。
 
 どこの校区運動会もそうだろうが、ここの運動会も大変な盛り上がりを見せる。
 校区を六つの地区に分け、6組で順位を争うこの運動会、ちょっと怖いぐらいの熱の入りようだ。
 この日の闘いに向けて地区ぐるみでトレーニングを積んでくるところもある。まさに地区の雌雄を決する一戦なのだ(笑)
 たかが地区の運動会なんて思ったら、しっぺ返しをもらうことになる。

 走る競技は一人二つまでとの制約があり、ハッピードッグが出た競技はスウェーデンリレー(2走=グラウンド2周)と、そして、運動会の最後を飾るあいご通しリレー(アンカー=1周)。
 妻は女子400mリレー(アンカー)と、あいご通しリレー。
 そのほかに、ムカデ競争やら何やらにも出場。
 ちなみに、あいご通しリレーは、いわゆる総合リレーのこと。子どもの学年別からスタートして大人の年代別へとつなぎ、最後は50歳代がアンカーを努める。1チーム15人。
 
 リレーでは、もちろんハッピードッグも妻も真剣モードだ。
 全日本マスターズ選手権よりも気合いが入ったかもしれない(笑)
 特に、あいご通しリレーは、各地区の名誉を掛けてのリレーになるので応援の激しさが違う。しかも、ほかの競技に比べて点数が大きく加算されるので、最後の大逆転も可能であることから、それはそれは熱い戦いになる。

 

   ↓ 女子400mリレーのアンカーの妻。1周約130mだから400mリレーではなく520mリレーだ(笑)

                   




 ↓ スウェーデンリレーの2走を走るハッピードッグ。真剣そのものの走りだ。ただ、スウェーデンリレーに出ていた選手は中高生か大学生、あとはほとんど20歳代で30歳代は一人ほど、40歳代は無し。そんな中で50歳を過ぎたハッピードッグが走るのだ。走る前に知り合いの数人が「無理をしないように」と声を掛けてくれたのは当然か(笑)
                      
                   




 ま、何はともあれ楽しい運動会だった。
 そして、この運動会で陸上競技の今シーズンを終えることにしていたので、これからは静養期間に入る。
 静養期間は、シーズンとオフの間の大切な期間だ。
 シーズンでの疲労を取り去り怪我を治し、体力・技術・心をリセットし、全てを放電して、来るオフの冬季練習を待つ。
 早い話、本格的な練習は一切せずに空っぽになるのだ。
 とは言うものの、練習をしないのは簡単なようで意外と難しい。
















2008年10月19日(日)
   「5ヶ月振りの東京」


 2泊3日で東京に行って来た。
 初日は小雨だったが、翌日からは晴天。
 最終日にチョー早起きして、仕事の前にダイエットの散歩へ。


 
 ↓日比谷公園。早朝のためほとんど人がいない。
 東京で働いている時、昼休み時間によくこの公園で気分転換をして、それから深夜までの、時には朝まで続く仕事の鋭気を養ったものだ。
 銀座まで昼食に行くときは、天気さえ良ければこの公園を抜けて行っていた。
 
           







 ↓皇居の桜田門越しに見る大手町&有楽町。
 この撮影ポイントも昼休み時間の散歩コースの一つだった。
 
           








 ↓大手町のビル街。
 茶色のビルは妻の元職場。
 当時丸ノ内線で通勤していた妻は、カーラーを頭に巻いたまま地下鉄に乗ったことがあるらしいから、オトボケ振りは昔からのようだ。だはは。

           






 今回は、飛行機の搭乗手続きが随分と変わったことにチョット戸惑った。
 それについては後日記載予定。

 それと、今回は共通乗車カードのスイカを購入。
 今まではその都度現金で乗車券を購入していたが、とても不便だった。このカード、モノレールでも何でも乗れるのでとても便利だ。どうしてもっと早く買わなかったのだろうか(笑)




















2008年10月14日(火)
   「これからは鍋だ!」


 秋の深まりとともに、無性に鍋物が食べたくなる。
 一口に鍋と言っても色々あるが、鍋なら何でも良い。
 水炊き、ちり鍋、寄せ鍋、もつ鍋、ボタン鍋・・・な〜んでも良い。
 そして、みんなで鍋を囲んでワイワイやりながら呑む焼酎は格別だ。
 って、また酒の話か(呆)

 それは兎も角、我が家では一昨日、さっそく鍋が出た。
 北海道の友人が送ってくれた生鮭を使って、妻が石狩鍋を作ってくれた。
 秋の夜の石狩鍋、旨いな〜。焼酎の杯がいつもより少し増えた。



 ↓写真は鹿児島市の名山町にある鍋もの屋さん。夜にこの提灯を夜見たら、吸い込まれるように暖簾をくぐってしまいそうだ(笑)

             




 今週の水、金はSCCの陸上の練習に参加出来ない。
 あ〜残念。















2008年10月12日(日)
   「ゴールを駆け抜ける」


 人生においてゴールは無い。
 ゴールは次の目標に向けて駆け抜けるためのスタート地点だ。
 決して止まってはいけない。
 勝っても負けてもおごることなく、くじけることなく、過敏になることなく、怠けることなく、気持ちを新たにして、前を向いて走ろう。
 そして、一つ一つのゴールですべての力を出し切れば出し切るほど、求めるものに近付いていける。
 


 それが人生だろう。
 でも陸上競技は、ゴールしたら、その先に駆け抜けることは出来ない。
 何故ならば、そのレースにすべての力を注ぎ込んで走り、ゴールした後には体中に乳酸が充満し、もはや余力などはこれっぽちも残っていないからだ。
 予選の時の悠々と流すボルトは別として(笑)

 下の写真は、鴨池陸上競技場のゴールライン。
 このゴールラインをどれだけ短いタイムで到達出来るか、それが陸上のスプリント競技の闘いである。
 そのために、色々な努力をしてレースに臨み、このゴールを目指して走るのだ。
 しかし、何を好んで苦しい思いをして練習を続け、ほんの僅かな時間のレースを走るのだろうか。
 風を切って走る爽快感が忘れられないため?、自分の記録への挑戦?、勝ったの負けたのという一過性の快楽のため?、それともほかの理由?
 実のところ自分でもよく分からない。
 分かっているのは陸上中毒患者の一人であるということだけだ(笑)
 


             
          写真は昨日の夕方の鴨池陸上競技場。スタンドの奥にうっすらと見えるのは桜島。



 金曜日は仕事が終わってから鴨池陸上競技場へ。
 途中から練習に加わったので、SCCの練習とは別メニューで一人で練習。
 体にやや疲労があったことと、雨も降っていたので、100mのリズム走を3本して終了。




 昨日は、土曜日としては久しぶりに鴨池陸上競技場での練習となった。
 気温も27度ぐらいで丁度良い季候に。
 スパイクを忘れたので、ブロックを使った30m、50mのスタート練習もアップシューズで走ったが、フォームの課題修正に意識が集中できたことからかえって良かった。
 スパイクで走ると、どうしても速く走ることだけに意識が飛んでしまいやすい。

 ウォークつなぎのショートスプリントのインターバルを2セットし、その後、ジャンプ系の補強。
 昨日のAブロックのコーチはショー介HCの担当だったが、ショー介HCはまるでトレーニングメニューのデパートだ。
 あらゆる種類のトレーニング方法を知っているので、地道な補強さえ新鮮さが保たれて毎回楽しく出来る。
 その上昨日は、妻が披露した「回転式シットアップ」もあり、楽しい補強となった。
 最後に、妻とトレーニングルームでウェイトトレーニング。
 

















2008年10月10日(金)
   「金閣寺〜三島由紀夫」


 三島由紀夫との関わりは10月3日の犬の日記に書いたとおりだが、「潮騒」に続いて「金閣寺」を読んだ。
 
 主人公は内面の歪んだ青年僧。
 金閣寺に異常とも思える愛情と憎悪を抱き、最後は放火して金閣寺を燃やしてしまう。
 有名な作品だから、物語のあらすじは多くの人が知っているだろう。
 主人公が自分の行為を正当化しながら、吸い込まれるように自らを破滅に追い込んでいく様は、まるでドストエフスキーの「罪と罰」の主人公ラスコーリニコフだ。
 
 もう1回読もうという気が起こらない、後味の悪い作品である。
 






 昔なら今日は体育の日。
 今の体育の日は10月の第二月曜日(ハッピーマンデー)














2008年10月9日(木)
   「秋刀魚と屋久島」


 秋と言えば秋刀魚。
 
 その秋刀魚を屋久島の記念に買ってきたヤクスギのお皿に載せていただく。
 
 ヤクスギの1000年の年輪を見ながら食べる秋刀魚は格別。

 やっぱり秋は良いな〜。



          


                    
                     秋刀魚焼く煙の中の妻を見に    山口誓子  




 ヤクスギと呼ばれる杉は、屋久島の標高600m以上にある樹齢1000年以上の杉。
 樹齢がそれ以下のものはコスギと呼ばれる。
 写真の皿は、ハッピードッグ自慢のヤクスギのお皿。最高の木目なのだ。





 昨日のSCC(陸上)の練習は呑み会のために参加出来なかった。
 でも、昔の仲間達と時間を忘れて楽しく語り合えた。

 妻も練習には行けず。こちらは風邪でダウン・・・
 朝晩の冷え込みにやられたのかな。


 鹿児島は今朝も冷えた。 
 昨日の朝が17.8度。今朝も同じぐらい。
 犬達の散歩には丁度良い気温だけど、今朝は二日酔いのために散歩は中止。だはは。
 今からの出勤も妻に送ってもらうことにした。少しでもアルコールが残っていたら飲酒運転になるので。
 風邪の奥さん、よろしく。




















2008年10月8日(水)
   「花水木、紅く染まる」


 我が家の花水木も、街角の花水木も更に紅く染まってきた。
 秋雨に濡れて艶やかな紅葉が、一段と秋の深まりを感じさせる。
 紅葉を愛でて、美しいとも思い、侘びしくもある、あ〜、日本人だな〜。



            




                         街角に紅く染まりし花水木



 句は街角だが、写真の花水木は我が家の庭のもの。
 でも、この句って、季語が一つのようだけど、二つのようでもあり、はたまた一つも無いようでもあり・・・
 しかも花水木って春の季語だし。それを打ち消すために「紅く染まりし」を乗せて、花水木の紅葉=秋の季語とした訳だけど。
 それに上5で切れているようでもあり、一物仕立てのようでもあり・・・
 「街角に」を「街角や」にすれば明確な切れ字になるが、断言調では花水木の紅葉が醸し出す暮れゆく秋のわびしさが壊れる気がした。なので「に」にした。
 あと、最初は「秋雨や紅く染まりし花水木」にしようと思ったが、これはいくら何でも明確な季語が二つ並ぶのでボツ。
 ま、どちらにしても素人の句ですから何だって良いんです、はい。


 写真は、花水木の鮮やかな紅葉を強調するために、ホワイトバランスを手動にして6000ケルビン付近に固定し撮影。




 さてさて、一昨日に続き、今夜も呑み会。
 メンバーは11年前に一緒に仕事をした仲間達だ。誰かが声を掛ければ、こうやって今でも集まる、それだけでも宝モノ。
 SCCの練習に行けないのは残念だけど、焼酎のお湯割りを呑んで秋の夜長を楽しもうかな。


 今朝はすっかり冷え込んだ。
 半袖、短パンスタイルでの犬達との散歩も、そろそろ長いものに変える時期かな。


















2008年10月5日(日)
   「東京マラソン並み?」


 一昨日はSCCの練習日だったので、仕事帰りに鴨池陸上競技場へ直行。
 競技場に着くと、SCCの短距離ブロックの練習は既に終盤に差し掛かっていた。
 いつものことだが、みんなとは別メニューで練習することに。
 もちろん全日本マスターズ大会から五日目なので、体をほぐす程度の軽い練習にした。
 最後にみんなと合流して、スクワット系と腹筋、背筋の補強をし、その後一人でカールレッグを少々。


 
 昨日の午前中は柔道の試合の応援。
 みんな気迫溢れる良い試合だった。

 午後はSCCの練習へ。
 天気予報では雨とのことだったが、時折日差しが差す絶好の陸上練習日和になった。にひひ。
 残念ながら鴨池陸上競技場は使用できなかったけど、その分、D介コーチがバウンディングをみっちりとやってくれた。
 バウンディングは脚の着地のタイミングや、脚の挟み込み、パワー全開とパワー完全オフの切り替え、そのようなことを確認できるので良い練習になる。
 5回×2セット。
 最後に80mのビルドアップ走5本を補助競技場のタータン(スパイク)で。
 全日本マスターズ大会の反省を踏まえ、重心を高く維持することを意識してビルドアップ。
 最後にきつ〜〜い腹筋の補強をして終了。
 満足、満足。
 



 菜の花マラソン挑戦講座第7期が始まったこともあるのだろうか、最近、鴨池陸上競技場やその周辺がSCCの会員で混雑している。
 下の写真はアップのジョグのスタート待ち。東京マラソン並みである。・・・って、ちょっとオーバーか(^^)

             






 今朝はあちこちで打ち上げられる花火の音で目が覚めた。
 小学校の運動会の開催を知らせる花火だ。
 鹿児島では、小中学校の運動会の開催、中止をその朝の6時半ごろ花火で知らせる。花火が上がったら開催、打ち上げられなかったら中止。これって鹿児島だけなんだろうか。
 しかし、今朝みたいに小雨が降っていると学校も判断に迷っただろう。
 少々の雨なら決行ということで今朝は花火を打ち上げたのだろうが、どうしたことか段々と雨脚が強くなってきた。
 この日のために練習を続けてきた子ども達が、楽しい思い出を残せるように、この雨、止め〜〜〜〜〜!



                    運動会今金色の(とき)に入る      堀内 薫
          











2008年10月2日(木)
   「スプリントに課題山積」


 先日の全日本マスターズ陸上選手権の写真を見て、改めて課題が多々あることを認識した。
 特に問題なのが次の2点。

 一つ目は、着地した足の膝が曲がってしまっていること。
 何故曲がってしまってはいけないのか、それは、トラックの反発を大きくすることが出来ないからだ。
 棒をイメージすれば分かるが、真っ直ぐな鉄の棒を垂直に落とした場合と、曲がってしまうゴムの棒を落とした場合とでは、落ちたときの反発のエネルギーが違ってくる。もちろん真っ直ぐな鉄の棒が大きな反発を得ることが出来る。
 スプリントはその反発をスピードへのパワー変えて走る、だから、着地の時、足への反発が強い方が良いのだ。
 だが、膝が曲がってしまっては、大きなパワーを得ることは出来ない。
 反省。

 2点目は腰が落ちること。
 腰が落ちると何故問題なのか、それは、着地した時に、着地した足と同じ側の腰が落ちてしまうと、その腰を再び元の高さに上げなければならない。それが体の上下運動になり、その上下に動く分、前に進むスピードのロスにつながるし、推進力を低下させてしまう。
 スプリント競技の場合、足とトラックの接地時間は短くなければならないが、腰が落ちるとスピードのロスが生じて接地時間が長くなる。
 また、一つ目の膝が曲がることも接地時間が長くなる原因であるので、ハッピードッグは、ダブルで接地時間が長くなってしまっているのだ。
 あ〜、最悪。

 この二つの課題は、何も今に始まったことではない。
 SCCに入り陸上を始めた時から、理事長のおおたさん、ヘッドコーチのショー介コーチ達に再三に渡って指導を受けてきたことだ。
 にもかかわらず陸上を始めて6年近く経つのに直っていない。
 どうしてか、
 それは、やはり柔道と空手の経歴が原因だ。
 柔道も空手も腰を落としてどっしりと構える、膝を曲げ、腰も落とす、そうやって重心を低く構える。その癖が抜けないのだ。
 特にレースの後半になると無意識に腰が落ちる。
 スプリントでは腰が高くなくてはいけないのに、まるで逆だ。

 中年酔っぱらいスプリンターの悩みは今夜も尽きないので、酒でも飲んで寝るとするか。だは。 
 
 

      200mの60m付近。既に腰の位置が低い。しかも膝のリリースが早い。あ〜、神様(笑)
       















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(2008年10月分)
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