2007年9月30日(日)
「妻は宮崎で大感激」
今日、九州マスターズ陸上大会があった。
今年の開催場所は宮崎。
私は網膜剥離で練習が出来なかったので出場しなかったが、妻はSCCの仲間達と出場。
午後、400mのレースを終えた妻が興奮して電話をしてきた。
いつもならメールで記録を知らせるのに電話だ。
よっぽど良い記録が出たのかなと思ったら、そうではなかった。
妻が興奮して電話をしてきたのは、サプライズがあったからだ。
何と、先日屋久島に来た宮崎の知人達が、家族で妻を応援しに来てくれたのだ。
その知人達は妻とは全く面識はない。
私の妻だというだけで応援に駆け付けてくれたのだ。
しかも横断幕まで準備して!
400mの残り100mはあいにくの強い向かい風だったが、知人達の応援のお陰で諦めずに走り切ることが出来たそうだ。
最後は一緒に記念写真を撮って、お土産までいただいた。
妻には最高の思い出の大会になった。
宮崎の皆さん、謝謝!
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2007年9月27日(木)
「私は一休み、妻はいよいよ
法事やら呑み会やら何やらで、しばらく陸上の練習が出来ていない。
ま、少し疲れ気味だったので、良い休養になると思うことにしよう。
妻は今週末、宮崎である九州マスターズに出場予定。
10月の全日本マスターズには出ないことにしているので、妻にとっては今年最後のレースになる。
昨年の九州大会では、100m、200m、400m、4継リレーの4種目に出たのに、今年は400m1本らしい。
昨年のように、私と一緒に選手宣誓をしないとやる気が出ないのだろうか(笑)
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2007年9月25日(火)
「追悼」
部下であり、友であった大切な仲間を失った。
昨年12月に脳腫瘍の手術を受けて、懸命の治療が続けられてきたが、闘病も空しく40歳の短い生涯を閉じた。
小学生の子どもを二人残して旅立つことが無念で、気掛かりであろう。
また最後の最後まで献身的な介護をした奥様のことも心配であろう。
彼の心中を思うと胸が痛くなる。
これからは、天国から家族の幸せを見つめて欲しい。
昨日の告別式で「夫と一緒に幸せな時間を過ごすことが出来ました。」とあいさつしていた奥様は、最後まで彼に治療が困難であることを知らせなかった。
それは、最後まで希望を持ったままでいて欲しいという思いから。
私たちもそのことを知らなかった。奥様から知らさせたのは、彼が意識不明になってからだ。
一番辛かったのは「お父さん、早くお家に帰ろうね。」と励まし続けた奥様だ。
彼は学生時代、関東でも精強で知られた、ある山岳会に所属し、あらゆるジャンルの登山技術を磨いている。
しかし、社会人となってからは登山から遠ざかっていた。
それが、最後の勤務地になった屋久島に来て、再び登山に目覚め、後輩に登山技術を教え、我が山岳遭難救助隊のレベルを一気に高めてくれた。
まるで水を得た魚のように生き生きと登山をする彼の勇姿が目に焼き付いている。
好きな登山が出来る屋久島が最後の勤務地になったのも、何かの運命だったのだろうか。
不思議なもので、彼にはある種のオーラがあった。
今思えば、短い人生であることが彼には分かっていたのかも知れない。
短いから、今を大切に、精一杯生きる、そんなオーラだ。
君の御霊よ、どうか安らかに眠りたまえ。
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2007年9月23日(日)
「体育大会で5本の出走」
今日は屋久町の、各地区対抗の町体育大会。
昨年は九州マスターズ陸上大会と重なったため出ることが出来なかったが、今年は出場。
出場したのは
50歳代100m走
地区対抗リレー(予選)
地区対抗リレー(決勝)
職場対抗リレー
総合リレー
の五つ。いずれも100m。
町の体育大会とは言え、当然真剣勝負、全力疾走。
ただ、4日間で2回も宮之浦岳に登ったせいか、今日は朝から疲労で起きるのもしんどかった。
出場は断ろうかとも思ったけど、迷惑を掛けることになるので仕方なく会場へ。
やはり疲労はピークに来ており、最初の50歳代100mは脚が重く、スピードがまったく出ないうちにゴール。
順位だけはダントツの1位だが、一人ガックリ落ち込んでしまった。
ちなみに選手はみんなスタブロ+スパイク。
地区対抗リレーは予選、決勝ともアンカー。
予選では1位を追い上げ、ほぼ同時にテープを切るも2位。まだ脚がずっしりと重い。
決勝は4位でバトンを受けたものの、3位との差がかなり離れていて、抜くことは出来なかった。しかし、それまでの2本よりも少しは体が軽くなってきた。
4本目の職場対抗リレー。
24チームのタイムレース。このリレーもアンカー。
バトンを待つ間に、徐々に体の調子が戻ってきたことを感じ「よしっ」と思わず声を出した(笑)
3位でバトンを受け、前の二人を一気に抜いてトップでゴール。
24チーム中1位。さすがは私の同僚達だ(笑)
5本目は体育大会の最後を飾る総合リレー。
いわゆる運動会の華だ。
出走順はアンカー。
スタートは最下位だったが、途中の選手達が少しずつ追い上げ、応援も最高潮に。
3〜4位ぐらいで来てくれた、ゴボウ抜きにしてヒーローになれる、にひひ、と思っていたら、あらら、1位でバトンを受けることに(笑)
そのままゴールして1位。みんなでハイタッチ。
応援席も、まるで優勝したような騒ぎに(笑)
終わった後は、知らない沢山の人達から声を掛けてもらった。
夜は懇親会。もちろん総合リレーが1位になったのだから、宴会も大盛り上がり。
SCCに入って陸上をやっていなければこんなことは無かった。
陸上をやっていて本当に良かったと思った1日だった。
雄大な山々をバックにした屋久町体育大会。こんな素晴らしいロケーションの中で育つから、子どもが達が伸び伸びしている訳だ。携帯写真。
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2007年9月20日(木)
「スタートドリル+宮之浦岳」
先週末、一ヶ月振りに帰省した際、当然の如くSCCのトレーニングに参加した。
久々にSCCの仲間達と一緒にするトレーニングは楽しかったが、今回の最大の収穫は新しいドリルを習得したこと。
スターティングブロックを使ったスタートの場合、一歩目から4歩目までに、如何に前脚にしっかりと体重を乗せることが出来るか、それがその後の加速の大きなポイントになる。
そのコツを得るドリルをショー介ヘッドコーチから教わった。
むふふ、秘密の練習方法だ。これで弾丸スタートは我のモノ、がはは。
それともう一つ、秘密のドリル。
着地した脚を後ろに蹴らないためのドリルだ。
これは足首をがっちり固めて着地し、かつ、接地時間を短くすることにも連動するドリルである。
ふむふむ、なるほど。
18日は5回目となる宮之浦岳登山。
淀川登山口を午前6時10分スタート、午後3時20分着。往復9時間10分。
天候は雨、頂上は突風のため吹き飛ばされそうになったので10分で撤退。
頂上の気温は17.3度。下界は30度。
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2007年9月14日(金)
「体幹トレーニング」
今日もトレーニングが出来た。
怪我も無く、病気も無く、突発の仕事も無く、このようにトレーニングが出来ることが嬉しい。
今日は体幹強化のメニューを加えた練習。
ランニング 10分(走り終えた時、ぶっ倒れる程度のスピード)
階段ダッシュ 37段×10回(目標タイム各8秒以内)
変形ダッシュ 20m×8種
四股ウォーク 120m
サイドステップ走 120m
変形バービージャンプ走 120m
補強 スパイダーマン20m×2、
プッシュアップ20回×3種、
シットアップ30回×2種、
サイドシットアップ30回×左右1回、
バックエクステンション30回×2
でも、とてもスプリントのトレーニングには見えないな〜(笑)
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2007年9月13日(木)
「スプリント競技に合うトレーニング」
今年は2月網膜剥離が発症し、6月末まで一切の陸上の練習が出来なかった。
このため、今年の大会出場はすべて諦めた。
無理すれば、10月の全日本マスターズには間に合ったかもしれないが、残念ながら仕事の都合でどうしても出場出来ない。
だから今年は記録なしに終わる。残念無念だが、致し方ない。
で、来シーズンまでのトレーニングをどのようにしようかと考えている。
通常であれば、10月でシーズン終了、11月は疲労抜きの軽い練習、12月から地獄の冬季練習、そのようになる。
しかし、今年は大会に出ない分、冬季練習に入る時期を操り上げても良いが、それでは試合シーズンに入る頃、疲労が溜まっていることになるかも知れない。
とは言え、長い静養で休養はたっぷりと取っている。12月まで何もしなかったら逆に体が鈍ってしまう。
そこで、本格的な冬季練習自体は例年どおり12月からすることにし、それまでは、冬季練習に至らない程度のトレーニングをして、じっくりと体作りをすることにした。
網膜剥離のために5ヶ月間何も出来ず、筋力が相当低下しているので、それを回復することを第一の目的とした体作りだ。
実は平成15年から17年にかけて、従来型の終動負荷のウェイトトレーニングをガンガンやったお陰で、筋肉が増えマッチョな体になったものの、スピードが失われた。
翌年からは、その失敗を踏まえ、瞬発力を重点にしたバネのある筋肉作りのためのトレーニングをしたら、100mの自己新を出すことが出来た。
この経験から、同じウェイトトレーニングでも終動負荷のウェイトトレーニングはショートスプリントには向かないことを学んだので(遅い!)、今は、自体重を使ったジャンプ系のトレーニングを多用している。
ウェイトトレーニングも時々することはするが、初動負荷を意識した内容に変えた。
また、400mのために持久力をつけようと、長い距離を沢山走ったのもいけなかった。長い距離を走れば走るほど、反比例して速さが失われることもこの時知った(それも遅い!)。
SCCのおおた理事長に「ロングスプリントが速くなりたかったら、100m、200mの練習をしないさい。長い距離を走ってもダメです。」とアドバイスされていたのに、失敗しないとそれが理解できないとは、私はアホだ。
為末選手もそのことを「走りの極意」の本の中に書いている。
今年の大阪世界陸上では活躍出来なかった為末選手だが、彼は昨年1年間、ハードルを封印して、400mのスピードをつけるための練習を徹底してやっている。
それまでの彼は、400m、あるいはそれ以上の距離を何本も何本も走る練習をしていた。それが400mハードルを走り切るスタミナを付けるために必要だと信じていたのだ。
ところが、昨年、ひたすらスピードを上げる練習をする中で、高野進氏の指導を受け、それまでの練習ではダメだと気付き、短い距離の100m、200mを、しかも少ない本数しか走らない練習に切り替えて、10年振りに400mの自己新記録を出している。
為末君、そんなこと、私に聞いてくれたらもっと早く分かったのに。ふぉほっほっほ。
そんなことで、昨日も筋力トレーニングを少々。
ランニング 10分
階段トレ(37段) 両足ジャンプ×1,片足ジャンプ×左右1回ずつ、ダッシュ×5、
シットアップ 3種
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2007年9月12日(水)
「筋力トレーニング」
昨日は筋力トレーニング。
ランジウォーク 20m×4
スパダーマン 20m×2
70キログラムおんぶ歩行 150m×3
15秒サーキット シットアップ→背筋→プッシュアップ→ヒップアップレイズ(右)→ヒップアップレイズ(左)→
スクワット→スコーピオン→シットアップ→腿上げ→バービージャンプ ×3
110回スクワット
ふ〜、結構効いた。
100mの世界記録を出したパウエル、映像で見たら、最後の8メールを流していた。
それでもって世界記録かいっ!
屋久島とは思えない晴天が一ヶ月ほど続いていたが、昨日から久々の雨。今朝も降り続いている。
この雨で気温が一気に下り、涼しくなった。
陸上に良い季節がやって来たぞ〜。
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2007年9月10日(月)
「出た、100m世界新記録」
出たと言っても、何で今頃だ。
出すんだったら大阪世界陸上で、ゲイに勝ってだしたら良かったものを。
9日、イタリアのリエティで行われた陸上のリエティ・グランプリで、パウエルが自身の持つ世界記録を一気に0.03短縮し、9秒74をマーク、世界新記録を樹立した。
ニュースへ
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2007年9月9日(日)
「包丁は台所で使いなさい」
金曜日の深夜、寝ていたら職場との直通電話が鳴った。
ホットラインで起こされる時は悪いことが起きたとき。良いことで起こされたことは一度もない。当たり前か(笑)
今回は、たった今、包丁を振り回しながら女が職場に飛び込んできたという連絡。
もちろん同僚が取り押さえて逮捕。
包丁はそんなことに使うものではありません。
風邪も治ったことだし、土曜日は午前中に陸上の練習をする予定だったが、その事件の影響で出勤することに。
あ〜残念だな〜と思っていたら、夕方になって時間が出来たので、さっそく練習へ。
今回の練習では、テーマを決めていた。それは、腕を振る時に脇を絞らないこと。
世界陸上のスプリント競技の選手を見ていて、自分の走りの欠点の原因に気付いた。
それは、私は脇を絞って走っていること。
今まではそれが正しいと思っていた。
脇を絞って腕を振れば体の軸がぶれずに安定した走りになる、そのように思っていた。
それに、空手や柔道をやっていた習性で、どうしても脇を絞る癖があった。
人生だって同じだ。脇が甘いとどこで足をすくわれるか分からない。関係ないが。
ところが、今回、じっくりと世界陸上の選手達を見ていたら、みんな脇が空いているではないか!
私の腕振りは肘が脇腹に付くが、世界陸上の選手達は、肘が脇腹からひとコブシほど空いていた。あるいはそれ以上空いている選手もいた。
この違いに気付いた時、ある欠点が判明した。
その欠点というのは、脇を絞っているため、走りが小さくなってしまっていることだ。
何だかダイナミックな走りが出来ないな〜、どうしてだろうと思っていたけど、その原因の一つに、この腕振りがあった。
試しに、肘から先を曲げて腕を垂らしてみたら、肘は脇腹から離れた。これが自然な状態だ。それを無理に絞り込んでいたから、動きが小さくなった上に、更に体に無駄な力やリキミが生じていたのかもしれない。
さっそく今日の練習で脇を絞らない走りをしてみたら、肩胛骨が自然に大きく動くようになったし、体全体を使った走りをしているようで、今までよりもダイナミックに体が動く感じになった。
そして、肩付近のリキミも消えたようだ。
ちなみに今日の練習メニューは、長いこと練習を休んでいたので、疲れが出ないように、ミニハードルを使ったドリルとスタート練習(スタブロ)を休み休みしながら練習。
最後に80mのリズム走×2。
もちろんすべての場面で脇を開けることを意識。
今日は同僚達と登山の予定だったが、包丁事件の処理のために中止。
みんな楽しみしていたのに残念。
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2007年9月7日(金)
「3週間振りに練習再開」
軽い肉離れと、それに引き続いて引いた風邪のため、長いこと陸上の練習をお休みしていた。
風邪は、まだ完全に抜けきっていないが、昨日の夕方、3週間振りに陸上の練習をした。
練習をしたと言っても、5分間のジョグとストレッチ、アップ・ドリルのみ。
さすがに風邪が抜けきっていなかったためか、アップでさえ少し動くと息切れしてしまった。
無理をすると風邪がぶり返してしまうので、早めにトレーニングを切り上げた。
少しだけのトレーニングだったけど、練習が再開出来たことにニッコリ。
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2007年9月6日(木)
「トッピーとロケットはどちらが速い!?」
日本にある高速ジェットフォイル船のうち、3分の1の八隻が鹿児島〜屋久島・種子島航路に就航している。
この鹿児島〜屋久島・種子島航路にジェットフォイル船を就航させている2社が激しい集客競争を繰り広げている。
IW社のジェットフォイル船の名前は「トッピー」、もう一方のIT社の名前は「ロケット」。
形も大きさもほぼ同じだけど、さて、どちらが速いのだろうかと思っていたら、先月、トッピーに乗ったときに、それを確認することが出来た。
結論から言うと、速さはロケットの圧勝。
私が乗っていたトッピーを、後から来たロケットがあっという間に抜き去っていった。
この光景、まるで世界陸上の男子100m決勝でパウエルを追い抜いたゲイのようだ。
この時、トッピーの速度計を見たら時速78キロ。
それを簡単に抜き去って行ったロケットは90キロ近く出ていた?
次からロケットに乗ろうかな。料金も大幅に安くなったし(笑)
私が乗っていたトッピーをアッという間に抜き去っていくロケット。速い。
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2007年9月5日(水)
「今しか出来ないことって何ですか」
スカッと治らない風邪に焦燥感だけが増す。
熱は下がり喉の痛みも取れ咳も出なくなったものの、ひどい耳鳴りと倦怠感が取れない。
血圧も下がって通常と同じになり、80にまで跳ね上がっていた脈拍も50ちょっとまでに下がってきて、数値的な体調自体はいつもの状態に戻ったのに、どうしたことか。
早く陸上の練習をしたいのだが、焦っても仕方がないので、ここは静かに治るのを待つべし。
一昨日、六つ年上の先輩が心筋梗塞で急逝した。
呑み会の席で胸が痛くなり、その後直ぐに亡くなられたそうだ。
それまでは元気だったのに、人生、明日のことは分からない。
だからこそ、今を大切に、悔いがないようにしたい。
今しか出来ないこと、
今だから出来ること、
今なら出来ること、
そんな今を大切にしたいと改めて思う。
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2007年9月1日(土)
「夏風邪はバカが引く!?」
夏に引く風邪は夏風邪と呼ばれ、昔から「夏風邪はバカが引く」と言われている。
何!?バカが引く?
ということは、あたしゃ、バカかいな。
と、ここで否定しても事実は曲げようがないから、素直に認めるしかない。
そのとおり、夏風邪を引いた、あたしゃバカでござる。
風邪を引いてしまって、何もできなのだからバカとしか言いようがない。
今度の風邪は火曜から始まり今日で五日目。未だに治らない。
水曜日の午後だけは、喉が火傷をしたように痛み、加えてめまいがして立ってられなくなったので、休みをとって病院へ行ったが、そのほかは無理して仕事に行ったのもいけなかったようだ。
やはり風邪には休養が一番。それは分かってはいるが、仕事が仕事だけになかなかそうはできない。
ということで、今日も体ポッポ、頭ボ〜、喉ヒリヒリ、鼻水ズルズル・・・
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