2007年7月30日(月)
「網膜剥離、9回目の診察結果」
28日に網膜剥離の診察のために病院に行った。
発症以来、9回目の病院になる。
結果は、新たな剥離はないとのことで、取りあえず一安心。
ところが、医師から「陸上?ダメですよ。再発の危険があります。やめた方が良いです。」と忠告をされた。
がああああああああぁぁ〜〜〜〜ん!!!!
でも、他の医師からは「眼球内の硝子体が安定したら運動をしても良いですよ。」とも言われている。
一体、どっちが正しいのかいな?
いずれにせよ、どの医師も口を揃えて言うのは「新たな剥離が出たら、次は入院しての手術しかありません。」ということ。
陸上はダメとの今回の医師の忠告に不安を感じつつも、昨日も練習。
ミニハードルを使った動き作りをみっちりしてから、坂道ダッシュ。
坂道ダッシュは100m×3,60m×3。
もちろん車を追っかけてダッシュ。これって、結構、走れる。
昨日の鹿児島市民大会に出た妻は、今年は高校生達と走った。
おおたさんの配慮らしいが、何だかんだ言いながら楽しんだようだ。
土曜日は尾之間にある蛇の口滝まで山歩き。往復4時間
腸腰筋の強化を意識して、急な坂道では膝を高く上げて歩いた。
もちろん山歩きだって陸上のトレーニングにしちゃうのだ。
長かった参議院選は昨日が投票日。自民の大敗、民主の躍進で終了。
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2007年7月29日(日)
「私の妻はどうしてそんなに・・・」
・・・進化を続けるの?
私の妻はそれまで全く経験が無かった。
陸上だけではない。全てのスポーツの経験が無く、運動のうの字に縁のない人間だった。
「それでは体がダメになるから、少しは何かスポーツをした方が良いよ。」と私が言っても、
「スポーツですか?ワタクシ、わざわざ疲れることはしたくありませんわ。おほほ」
と鼻にも掛けない返事をしていた。
それが、5年と5ヶ月前に、SCCで陸上のスプリント競技に出会ってから、価値観も人生も生活も体型も何もかもが変わった。
今じゃ〜、「お〜い、ウミガメを見に屋久島に来いよ〜」と電話をすれば、
「ワタクシ、陸上のトレーニングがありますから。おほほ」
となる。
どうやら、夫よりも陸上が大切のようだ。何たることだ(涙)
その妻は、昨日、鹿児島マスターズ陸上大会に出場した。
そして100mを14秒43。優勝。
しかも自己新記録。
一昨年に出した日本ランキング4位の時のタイムより良いのだから立派だ。
それにしても、どうして自己新記録が出るの?と言いたい。
確かにSCCという、これ以上ない素晴らしい環境の中で練習をしているから、記録がどんどん伸びるのは分かる。
でも、それって若い人の話つーの。
妻は子育てが終わった世代だから、記録を言う場合、加齢という大きなハンディがある。1年1年が体力の低下との闘いでもある。
だから、この世代になれば、記録を伸ばすよりも、昨年の記録よりも少しでも落ちないことを目標にする。前年と同じタイムだったりしたらバッチシなのだ。
なのに、妻ときたらスプリント競技を始めてから5歳と5ヶ月も歳をとったのに、さらに進化を続けている。
いったい全体、何?
女マスターズ版のカミヤシンジかいな。→「一瞬の風になれ」
でも、春高のモットーの「毎日自己新」は良いな〜。
昭和17年以来という気温35度の猛暑日が7日間続いた記録的な暑さの中で自己新記録を出した妻は、今日は鹿児島市民大会に出場すると電話で言って出掛けた。
今日も猛暑日になると予想されているが、それと同じように熱く燃えている妻だ。私にも少し分けて〜。
過去画像だが背番号26が妻。ライバルの某県のKさんとデッドヒートしている。この時は負けた。今なら勝つだろう。
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2007年7月28日(土)
「秘密兵器登場!これで勝つ!」
一人で陸上のスプリント練習を続けるには、色々な困難がある。
例えば・・・
スピード命のスプリントなのに、一人での練習ではスピードの感覚を掴むのが難しい。
ダッシュをしても、一人だとMAXまで追い込めない。
補強をしても直ぐに妥協してしまう。
そして、一番難しいのがスプリントのフォーム作り。
これだけは一人の練習ではどうにもならない。良いコーチ、良い練習仲間がいてこそ、良いアドバイスをもらって悪い部分を修正できる。
この点が「単独・孤独・気の毒」の3ドク・スプリンターの最大の悩みだ。
そんな私に、心強い秘密兵器が届いた。
軸のイメージ、体重移動、脚の動き、それらを高め、スプリントのフォーム作りに役立つミニハードルだ。
むふふ、秘密兵器の登場なのだ。
あれ、こうやって書いてしまっては秘密にはならないか。ま、いいや。
今回購入したミニハードルは高さ25センチ。10個。
30センチでは少し高いし、20センチでは低いので、この25センチになった。
マキリックス殿が禁煙までして200mに本格的に取り組んでいるらしいから、それに対抗するにはこのミニハードルが大きな味方になるぞ。きっと。
さっそく、昨日の夕方はミニハードル中心の練習を敢行。
ミニハードルの間隔を徐々に広げながら、クイック、片足クイック、ラテラル、両足・片足ジャンプ、バウンディングなど。
1時間余り、みっちり。良い感じだった。
エアコンでやや風邪気味だったので練習は1時間ぐらいと決めていたのに、ミニハードルをしたらどうしても走りたくなった。いかん、病気だ。
誘惑に負け、吸い寄せられるように坂道ダッシュの場所へ体が勝手に移動。
坂道ダッシュの距離は70mに設定。
1本目。すすすと体が進む。あれ、体が軽い、坂道を走っている気がしない。どうしてだ。
今までこんな感覚はないぞ。しかも半年も練習をしていなかったというのに。
やはりミニハードルの効果だ。すごいぞ、ミニハードル。まるでおおたさんがいるのと同じだ。
2本目からは、車が真横に来たときにスタートすることに。
車が来た瞬間にスタート。そのまま坂道を車を追っかけてダッシュぅぅぅぅ!!
そっかぁ〜、どうして今まで気がつかなかったんだ。車が体の真横に来た時をスタートの合図にすれば、ピストルへの反応の練習になるし、車を追っかければ、一人でも追い込むことができるじゃないか。
人殺しのような形相で追いかける私に驚いた車がビックリして停車したのは、申し訳無かったす。お許しあれ。
でも車を追いかけて走ると、そんな顔になっちゃうんだな。
さすがに4本目あたりから乳酸が体中に充満、息も絶え絶え。
結局5本でぶっ倒れたので、練習を終了。このあたりは年が年だから仕方がない。
でも、予定よりもしっかり練習が出来た。満足。
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2007年7月27日(金)
「赤いほっぺの妻」
昨日、妻がダウンした。
病院に行ったら風邪との診断で、点滴治療を受けた。
明日は県マスターズ陸上大会なのに、大丈夫だろうか。
ちなみに、ダウンした妻のほっぺは真っ赤っかの、赤いほっぺらしい。
冬に外で遊ぶ子どものリンゴほっぺじゃないか。
見てみたいな〜(笑)
でも、明日は大会に出場できるのだろうか。
私の方は、昨日、ビリーズ・ブート・キャンプの一番ハードなやつを小一時間やった。
「ふん、ビリー隊長殿、上等だぜぃ、どこからでも掛かって来い」となめてかかったことを途中から後悔(涙)
あの腹筋は最後までついていけない。残念ながら。
ビリー隊長の後ろで笑いながら腹筋を軽々とやっている、あのお姉さんは一体何者?
少し前に話題になった「一瞬の風になれ」を今読んでいる。
2巻まで読んで、これから3巻に入る。
これを読んでいると何にでも熱くなっていた高校生の頃を思い出して、ちょっとしんみりなったり、涙腺が緩んだりしてしまう。
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2007年7月25日(水)
「大会出場を断念か」
7月に入ってから、網膜剥離の様子を見つつ、徐々に陸上のトレーニングの強度を上げている。
死にそうにクソ暑い中で、こうやってヘドを吐きそうな苦しい練習をすることが出来るのは、一にも二にも「大会出場」という目標があるからだ。
次の大会では自己記録を0コンマ1秒縮めたい、先頭でゴールラインを駆け抜けたい、そのような極めて単純な動機だけで「単独・孤独・気の毒」の3ドク練習にも耐えている。
だから大会が無かったら、ここまで苦しい思いをしてまでトレーニングをすることは、間違いなく無いだろう。
それは陸上のみならず、あらゆるアスリートに共通することだ。きっと。
ところが、今年の残りの大会に、どうも出場できそうにない、そんな怪しげな雲行きである。
県の大会は今週の土曜日だから、これには調整が間に合わない。だから諦められる。
その次は9月初旬に鹿児島・宮崎合同の大会がある。
これも調整が間に合わない。
その次は9月下旬の九州大会。
これにはギリギリ間に合いそうだが、記録は期待できそうにない。
だから無理してまで出ようとは思わない。
そして、今年最後の大会が、10月下旬の全国大会。
それまで後3ヶ月あるから、今からガンガン追い込んでいけば、まぁ、8〜9割ほどまでには回復して出場できすハズ。
だから出たい。
しかし、世の中、そうはうまく行かないようになっている。
10月下旬は、ある仕事の関係で屋久島から出ることが出来ない可能性が高い。
そうなれば全国大会に出場出来ない。
うう、悔しいゾ、私は。
それでも昨日は練習をした。
アップ、ドリルをして、流しを2本。
その後、体重移動と軸の意識、これをテーマにしてドリル+ダッシュのメニューを中心に練習。
バウンディング30m+60m×3
片足シザーズスキップ30m+60m×3
ハイニー・ツースキップ30m+60m×3
すり足走30m+60m×3
最後にリズム走100m×2
ぐったり〜。
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2007年7月24日(火)
「かけっこ塾スタート」
昨日、SCCの「夏休み小中学生かけっこ塾」がスタートしたことを、各テレビ局がニュースで流していた。
そっか〜、今回で6回目なんだ。
回を重ねるごとに進化しているからこそ、今年も参加者が満員御礼なのだろう。
事故無く、充実した内容で終了して欲しい。
が、某テレビ局の放送では、某ヘッドコーチがいきなりアップで出てきたので、後ろにひっくり返りそうになった。
昨日はトレーニングはお休み。
網膜剥離などで半年間、練習できなかった分、毎日でも練習をしたいが、それでは体を壊すので、ここは我慢。休むのも練習のうち。
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2007年7月23日(月)
「熱中症?酸欠?」
夏は暑いと決まっているが、こうも暑いと参る。
が、その暑さに打ち勝たねば進歩は無い。
よし!いざ、トレーニングだ!
ということで、昨日はちょっとだけ涼しくなった夕方に、いつもの安房川沿いの歩道で陸上の練習をした。
アップ、ドリル、バウンディング、すり足走、倒れ込みSD30m×5本の後、メインメニューは60m+90m+60m×3。
最後に補強をしようとしたが、メインメニューの最後で頭痛がしてきた。
熱中症か、又は酸欠・・・
熱中症対策で、スポーツドリンクを練習前、練習中合わせて2リットルほど飲んだのだが、それ以上に暑かったのだろうか。
あるいは、久しぶりに追い込んだことで酸欠になってしまったのか。
いずれによせこれ以上練習は出来ない。
しかし、約2時間、みっちり練習が出来たことが嬉しい。
頭痛の方は10分ほどで解消。
夜は元気の出る水(泡も出る)で水分補給。だはは。
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2007年7月20日(金)
「サウナの中で練習」
昨日は仕事が終わってから、いつもの安房川沿いの歩道で練習。
歩道まではアップを兼ねてジョグで行ったが、湿度は体感で90%、気温は30度ほど。高温多湿である。
しかも完全無風。まるでサウナの中にいるようだ。
当然のように汗が噴き出る。
この中で、SD30m×10,SD60m×3×2セット。
その前の夜の飲み会の疲れもあったのかも知れないが、あまりの蒸し暑さにダウンして、これだけで練習終了。
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2007年7月19日(木)
「屋久島が梅雨明け+健康診断」
昨日、気象庁が「九州南部が梅雨明けした見込み」と発表。
週間天気予報を見ても、向こう1週間、晴れマークが並んでいる。
屋久島も九州南部に入る。
梅雨が明けた。さぁ〜、私の大好きな夏が来る!
昨日は職場の健康診断。
血圧は70と90。切りが良い。
ただ、低過ぎる血圧に、計った人がびっくりしていたが、「これがいつもの数値です。」と先に説明して、再検査をパス。
上と下との差が20と少ないが、この幅が大きくなると動脈硬化と判定される。やはり陸上をしているから血管が柔らかいということだろう。
体脂肪率は14.7%
陸上の練習を今月から本格的に再開してから少し上昇している。
網膜剥離で練習を中断している期間に無くなった筋肉をつけるために、今、タンパク質を多く摂取しているので、これは致し方無い。
18%あたりまでは許容範囲かな。
後の検査結果は後日でないと判明しないが、昨年引っ掛かった尿酸値が今年は基準内でありますように。
でないと、発泡酒を沢山飲めなくなるから(呆)
あ〜、しかし、昨夜の焼酎で今朝は頭がガンガンだぁ〜。
調子に乗って飲み過ぎたことを反省・・・
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2007年7月18日(水)
「休養も練習のうち」
日、月と続けて練習をしたため、大腿筋、大臀筋、腰方形筋などがかなり疲労している。
それはそうだ、半年も練習が出来なかったのだから、二日連続で練習をすれば疲れが出てしまうのは当然だろう。
そんなことで、昨日は練習をお休みにし休養日とした。
休むことも練習のうち、う〜ん、そんなことを言えるようになって幸せ。
そして飲み会のため今日も練習はお休み。
しかし、飲み会も練習のうち。
アルコールで血液の循環を良くして筋肉をほぐし、次の練習に備えなければならないのだぁ〜。
これ、SCC会員規則第1条にあるのだ〜(?)
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2007年7月16日(月)
「二日連続の練習」
今日の夕方も二日連続で陸上の練習。
二日連続で・・・、長いこと練習が出来なかったので、とっても嬉しいな〜、
場所は昨日と同じ。
昨日の疲労が残っていたので、やや軽めのメニューにすることにした。
軽めと言っても、今の私にはどんなメニューでもアップアップだが(笑)
本日の練習メニュー
すり足30m+60m×2
ハイニー・ツーステップ30m+60m×2
片足ツーステップ30m+60m×2
バウンディング30m+60m×2
加速走150m×1
満足。
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2007年7月15日(日)
「あなたは初心者です」
今日の夕方、陸上の練習をした。
場所は、アップ・ドリルが安房公民館の駐車場、走練習が安房川沿いの歩道。
ドリルではツースキップ、片足ランジスキップ、片足シザース・ランジスキップなどを念入りにやって、体重移動をチェック。
走練習は、SD20m×5,テンポ走100m×6。
テンポ走は、4本×2セット=計8本の予定でいたが、2セット目の途中で両脚がつってしまったので結局6本走って中止。
今の時期は暑さ対策として、練習前からスポーツドリンクを飲んで、そして、練習中もこまめにスポーツドリンクを補給しているのに、それでも脚がつってしまった。
そのことを妻に電話で話したら「半年も練習をしていなかったのだから、今はあなたは初心者です。初心者だったら脚もつるわ。」と・・・
そのとおりだ。私は今初心者と同じ筋力。以前のイメージでいくら走ろうとしても無理な話だ。
せっかくだから、競技に対する姿勢、技術・体力を高める意欲、指導者や仲間に対する尊敬の心、そのようなものを初心に返って一から出直すことにした。
そういうことを考えさせてくれるという意味で、SCCは素晴らしい組織だ。単なるスポーツクラブではない。
陸上というスポーツを通して人を成長させ、人生を豊かにさせてくれる、そんな団体だ。
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2007年7月14日(土)
「火事に遭遇」
一昨日、帰省した鹿児島市から屋久島に戻ってきた。
私が乗った午後3時50分鹿児島発のトッピーは、通常なら安房港に入るのだが、台風4号の影響で宮之浦港に入港先が変更になった。
午後6時30分に宮之浦港に到着。
迎えに来てくれた同僚の運転する車で住んでいる安房へ。
安房まで30分掛かるが、途中で人家火災に遭遇。
火が出てまだ間がない状態で、消防車も来ていない。まさに今火が立ち上っている。
火はどんどん勢いを増し、屋根も激しく燃え始めた。屋根に火が回ると手が付けられるものではない。
近くには、その家の持ち主と近所の人が為す術もなくただ呆然と立ちつくしている。
駆けつけた地元の消防団の消火作業を手伝い、鎮火したのを見届け、後は同僚達に任せて現場を離れた。
火事は怖い。
泥棒は物だけを盗っていくけど、火事は全てを奪い去る。財産も、思い出も、何もかも。時には命までも。
そのような現場を沢山見てきたから、火の怖さは身に染みている。
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2007年7月12日(木)
「半年振りに本格的練習」
帰省した今週の水曜日、SCCの練習に行った。
鴨池陸上競技場で走るのは実に9ヶ月振りだし、肉離れに続く網膜剥離のために、長いこと安静を続けてきたので、本格的に陸上の練習をするのは六ヶ月振りになる。
久しぶりに、スパイクシューズで走るオールウェザートラックの感触を楽しみながら、テンポ走100m×7,加速走150m×1。
本格的な練習とは言っても、練習を再開したばかりだから、スピードも持久力も無い。以前の半分ほどの力しか出せないのが悔しいが、六ヶ月も練習が出来なかったのだから致し方ない。これから練習をして取り戻していくしかない。
それは兎も角、再びスパイクで走ることが出来た喜びをじっくりと噛みしめた。
もしかしたら二度と走ることは出来ないかもしれないと、そんな不安もあったから尚更だ。
SCCの仲間達と逢えたことも嬉しかった。みんなの走る姿を見ると、やはり良い刺激になる。
鴨池陸上競技場。やはりここで練習をすると気持ちが良い。
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