2007年12月31日(月)
「大荒れの大晦日の屋久島」
屋久島は昨日から天気が荒れている。
近くの種子島でも風速が30キロメートルを観測するほどの荒れ模様だ。
このため公共交通機関は大混乱している。
昨日は、フェリー、高速船ジェットフォイルともすべての便が欠航。波が4メートルを超えるとジェットフォイル船は欠航になるが、昨日は5メートルあった。飛行機も欠航があったようだ。
大晦日の今日も荒れた天気が続いている。
昨日に続きフェリーは欠航。
ジェットフォイル船は出航1時間前に出るか欠航になるか発表されるが、今の時点では発表のあった便はすべて欠航か、条件付き出航。
条件付き出航とは、波の状態によっては引き返します、それを承諾した方は乗って下さい、というもの。昨日も条件付き出航が途中で引き返している。
帰省客の人などは大変だろう。
フェリーが欠航になって一番困るのが食料品が店頭から消えることだ。
屋久島の生鮮食料品はフェリー屋久島2で毎日運ばれてくる。それが1日でも欠航になると、スーパーの店頭の野菜、牛乳、パン、豆腐、納豆などが消えるか、少なくなる。
二日連続で欠航すると、ほとんど無くなる。
多分、今日もフェリーは欠航になるかも知れないと思って、昨日、正月用の食料品を買い出しに行ったが、正解だった。
しかし、私の必需品の牛乳は1本も無かった。1日1本(1リットル)の牛乳を必要とする私には困ったことだ。
こうなればアルコールで埋め合わせをするしかない(爆)。新たに日本酒2本を買ってきたから、ストックしてあった焼酎5本と合わせれば7本になる。これだけあれば十分だ(呆)
さて、今年の陸上については、散々な1年になってしまった。
年明け早々の肉離れ、それが治りかけたと思ったら、予期せぬ網膜剥離の発症。その治療に約半年、その後再び肉離れ。
練習らしい練習をほとんどすることが出来ず、しかも、仕事の都合で、大会には1度も出場することは出来なかった。
ここには書けない辛いこともあった。
これらが続き、体力、技術、モチベーションとも崩壊スパイラルに陥った1年だった。
来年はどうか、良い練習が出来て、大会に出場出来て、趣味を同じにする多くの仲間と楽しく競うことがことができますように。
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2007年12月30日(日)U
「大掃除に秘密兵器登場」
今日は家の大掃除。
これをしなければ年を越せない脅迫観念を感じるのは、オヤジの証拠だろうか。
しかし、この年末の大掃除、普段しない細かいところをするので結構大変だ。毎年、四苦八苦しながら時間が掛かる大掃除になる。
出来ればもっと楽に大掃除をしたい、そう思っている物臭な私のためにあるような道具を見つけた。
その道具とはスチームクリーナーだ。
高温のスチームが勢いよく噴出する高圧洗浄機である。
レンジ回り、お風呂、トイレ、どこでも使える。
特にサッシ戸のレールの掃除に威力を発揮した。
サッシ戸のレールの汚れを取るのは時間が掛かっていたが、スチームクリーナーでブッシューと汚れを吹き飛ばした後、雑巾で一拭きすれば、アッという間にきれいになる。買って良かった。
お陰で今年はコーヒータイムの余裕までできた。
あと、車のエンジンルームをブシューとして今年の大掃除は終わり。
さて、もうひと頑張りするとするか。
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2007年12月30日(日)
「屋久島は20度超って、地球温暖化?」
今年は灯油が高騰しているので、この冬は、まだストーブを出していない。
ストーブは我慢できるところまで我慢するつもりだ。
でも、昨年は11月末から既にストーブを使っていたはずだ。それに比べたら、今年は随分と寒さに強くなったものだと思っていたが、どうもそうではないようだ。
いくら南の島の屋久島だとは言っても、昼間の気温が20度を超え、今の時期に虫が鳴いているのは絶対におかしい。
これは地球温暖化の影響に間違いない。
世界中の氷河が、気温の上昇で溶解がどんどん進み、崩壊による洪水の危険にさらされているそうだし、
太平洋には水面上昇によって、国土が水没の危機に直面している国だってある。
地球温暖化は静かに、しかし、猛烈なスピードで進行しているのか・・・・
と考えていたら、大晦日あたりから屋久島に寒波がやってくるらしい。
やっぱり寒くなるのか。
しかし、日本の四季はこうでなくっちゃ。
熱燗をチビリチビリやりながら寒さを耐えるのが日本の冬なのだ(笑)
およよ、今年も明日までじゃないか。
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2007年12月28日(金)
「一応仕事納め」
今日は職場の仕事納め。
しかし、24時間オープン、年中無休、いつでもどこでも緊急呼び出し(笑)の仕事だから、仕事納めと言っても形だけの仕事納めだ。
まぁ、1年の一応の区切りが必要ということで、仕事納め式をやっている。
それにしても1年なんて早い。何もしないうちに、あっという間に終わる。ああ、何てこった。
正月ぐらいは鹿児島の家で、家族や犬達とゆっくりとしたかったけど、残念ながら屋久島で一人で過ごすことになっている。
仕事のためとは云え、正月も一人なんてのは、ちょこっと辛い。
それはさておき、さぁ、今年も今日を含めて残り4日。やるべきことはやっておこう。
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2007年12月25日(火)
「屋久島の首折れサバ」
屋久島には美味しいものが沢山あるが、その中でも一番美味しいのが首折れサバだ。
特に冬の首折れサバは絶品!
それにしても「首折れサバ」とは穏やかならぬ名前である。
どうしてこんな名前がついたかと言うと、屋久島では、一本釣りで釣ったサバの首を直ぐに折ってシメるので、そのまんまの名前がついたそうだ。
だから釣っても直ぐに首を折ってシメないものや、首を折っても網で捕ったりしたものは「首折れサバ」とは言わない。
首折れサバか否かは、その身を見れば直ぐに分かる。
首折れサバは釣った直後にシメてあるので血抜きがよくされており、身が透き通るようにきれいだし、弾けそうなプリプリ感がある。
それと、屋久島沖で釣れたものだけが、首折れサバと称することが許される。
屋久島沖は海流の流れが速く、そこで捕れるサバは他の海域のサバとは身の締まりが違うのだ。
そんな、冬の首折れサバをたんまりと食べた。
一緒に呑み会をした地元の漁師さんが、呑み会のために首折れサバをたくさん釣ってきてくれたのだ。
その日に釣れた首折れサバをその日に食べると一段と美味しい。
商品として市場に出る首折れサバは、早くても釣れた翌日にしか食べることが出来ないので、こうやってその日のうちに食べることが出来るのは、屋久島に住んでいることと、漁師さんをお友達に持っていることが条件になる。
下の写真がその時のもの。
あ〜、美味しかったな〜。
首折れサバの刺身。薄切りにしてあるが、ここまで薄切りに出来るのは首折れサバの中でも特別に鮮度の良いものだけだ。
この日は、首折れサバの「サバすき」も食べた。
こちらでは、ブタシャブのように首折れサバの身を食べるのを「サバすき」という。いわば「サバシャブ」である。
刺身でそのまま食べられる首折れサバを「サバすき」で食べるとは、何とも贅沢な食べ方だ。
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