2006年2月28日(火)
「この世を華にするために」
「この世を華にするために」
この歌を聴くと涙が出ることがある。
日本の安全を守るために,これまで消えていった幾人もの若い機動隊員の命・・・
それを思うと自然に胸に熱いものがこみ上げてくる。
今でこそ過激な闘争事案は陰を潜めているが、私が若いころは全国で起きていた。
この歌は、来る日も来る日もデモや学園闘争で投石、火炎ビンにさらされ、
マスコミからは悪者扱いされていた機動隊員を何とか励まそうとした人達が作った歌だ。
橋幸夫が歌ってレコードになった。
この歌は、今では死語になった「自己犠牲」の賛歌でもある。
市民のため、社会のためなら自己犠牲もいとわない、これがこの歌の精神。
今の平和な日本があるのも、この歌に支えられながら歯を食いしばって耐えた若者達がいたからこそ、
と時折思うことがある。
以前,成田で殉職した隊員の墓標に手を合わせ,その犠牲を無駄にしないことを誓った。
合掌。
土曜日の結婚披露宴で、40人近くの現職・OBが舞台に上がって、この歌を合唱した。
歌を聴いていて、昔を思い出した、という訳である。
そう言えば、何故か右翼の街宣車がこの歌を流して時々走っているが,何なんだ,あれ(笑)
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2006年2月27日(月)
「酔っ払いは黙って見学」
土曜日は結婚披露宴に出席したので,SCCの練習には参加できなかった。
でも,結婚披露宴が3時30分に終わったことと,
披露宴があったホテルから鴨池陸上競技場までは歩いて数分しかかからないことから,
「ここは是非ともSCCの練習に行って,ほかの人の走りを見て参考にせねば!」
と思い立ち,ホテルからそのまま陸上競技場へほろ酔い気分で直行(笑)
「しかし,やっぱり良いな〜,走っている人は。」
と思いながら,皆さんの走りを見学させてもらった。
携帯カメラのため写りは良くないが,皆さんの走りは良いし,熱気が充満している。
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2006年2月25日(土)
「練習欠席→結婚披露宴出席」
練習に行くも行かないも全て各人の自由,それが任意加入のスポーツクラブSCCの原則ではあるが,
練習に行きたいのに,自分の意志意外の外部的理由によって行けないことがある。
今日のSCCの練習にはそのような外部的理由によって,行きたいのにどうしても行けない。
無理に練習に行ってもいいが,頼まれている結婚披露宴でのスピーチをすっぽかすと,さすがに新郎新婦が困るので,今日ばかりは練習を諦めざるを得ない。
いよいよ春。
春は1年の中で最もウキウキする季節。
春,という言葉の響きだけで夢や希望が湧いてくる。
今日の花嫁さんの名前は千春さん。
名前の如く,千もの春に囲まれたような明るくて暖かい家庭を築いて欲しい。
あれっ,これって,今日のスピーチで使うネタの一部じゃないか(笑)
昨日は仕事帰りに鴨池陸上競技場へ。
SCCのメンバーの練習は既に終盤にかかっていたので,一人別メニューで練習を開始。
流しをした後,スパイクで100mを1本走ってみたが,
70m付近で,先日に痛みを感じた右ハムストリングスに微妙な痛みを感じた。
このため,せっかく行った練習ではあったものの,スパイクを履いての練習は大事をとってこの1本のみで断念。
その後,アップシューズで400mを1本。
ハムストリングスに負担が掛からないようにスピードを抑えて走ったのに,
フラフラになってやっとの思いでゴールしたのはショック!
でも,最後にスパイダーマンAりきさん達と腕立て伏せ70回が出来たので良かった(笑)
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2006年2月24日(金)
「荒川金メダル」
今朝行われたトリノオリンピックの女子フィギュアで,荒川静香が金メダルに輝いた。
挫折,紆余曲折を経て掴んだ勝利に感激した。
素晴らしい。
「満足は最後にするもの」と言ってきた彼女。
初めての満足になった。
3位のイリーナ・スルツカヤ。
4年前の銀メダルでは悔し涙を流していたのに,銅の今回はそれは無かった。
今大会の試合前に,スルツカヤが言った,
「金を取れるのもスポーツ,金を取れないのもスポーツ,金を取るために全力を尽くすのがスポーツ」
の言葉が心に残る。
優勝出来ても出来なくても全力を尽くして努力する,それがスポーツ。
数々の苦労を背負いながら,それを乗り越えてチャレンジを続けるスルツカヤが到達した悟りの境地とでも言うのだろうか。
彼女の人生観そのものだし,スポーツの精神を表現した素晴らしい言葉だ。
それにしても・・・
この差はなんだろうか。
伝統ある競技とそうではない競技の差,というには余りにも差があり過ぎる。
フィギュア競技に出場した3人の日本人やほかの外国人選手は,いずれも競技前後の態度,競技姿勢,試合後のコメント,何れを取っても,それぞれ品性があり,立派な人生観や理念を持っていた。
比較的新しい種目のハーフパイプなどに出場した日本人選手の,見ていて,聞いていて恥ずかしくなるような幼稚な態度,言動とは大違いであった。
この差は伝統の差なのだろうか。
いや,同じハーフパイプに出場した外国の選手の態度が立派であったことを考えると,やはり,その個人の問題かも知れない。
ジャンプや他のスノーボード競技にしても然り。
眉毛を女性のように細く整えた多くの日本人選手達を見て,「あ,これは最初から話にならないな」と思っていたら,やはりそのとおりの結果しか出なかった。
どの競技を見ても,男の外国人選手に眉毛を女性のように細く剃っている選手はほとんどいない。男子フィギュアのアメリカ選手が剃っていたが,彼は競技のために剃っているのであって,競技とは関係なく,単に見かけを格好良く(?)するために剃り揃えている日本人選手とは意味が全然違う。
当然の如く競技姿勢もコメントもお恥ずかしい内容だった。
眉毛を剃り揃える,そのようなことをする自体がスルツカヤのようなプロ意識に欠けている。
日本では勝てても世界で勝てる訳がない。甘ちゃんと言われても仕方がない。
眉毛を整える時間があったら,競技で勝つことを考えるべき。
もちろん,年齢の問題でもない。
あるコメンターが「若いですから」と言っていたが,それは違う。
若い選手にも尊敬に値する品性を備えた選手はいくらでもいた。
大舞台に出るのであれば,それ相応の心構えを持つべきなのに,日本の指導者はそれを怠っている。
もしかしたら,練習環境や資金を問題にしたがる指導者自身にそれが欠けているのかも知れない。
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2006年2月21日(火)
「サーバー復旧」
昨日からダウンしていたプロバイダーのサーバーが,今日の夕方,やっと復旧してHPが表示されるようになった。
この間,約40時間。
最初はHPにアクセスしても「ファイルを表示できません」。
管理者権限でサーバーにアクセスしても「アクセス権限がありません」。
こんなだから,最初は何事が起きたか分からなかった。
サポートセンターに何回電話しても話し中。だはは。
プロバイダーからアナウンスがあったのは,サーバー障害が発生してから10時間後。
しかもその後はなしのつぶて。
頼むよ,ぷららさん。
ちなみに,サポートセンターの電話がず〜と話し中だったのは,
問い合わせの電話が殺到していたためのようだ。
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2006年2月20日(月)
「鹿児島県選抜剣道選手権大会」
昨日,NHKで生中継された鹿児島県選抜剣道選手権大会で,
我が職場から出場した選手がベスト4を独占した。
これは4年振りの快挙。
我が職場からは6人が出場し,このうち4人がベスト4という結果である。
SCC方式の瞬発力強化トレーニングの効果がここにも出てきたと言える。
この大会で優勝することは我が職場の目標の一つでもあり,逆にそれが選手達のプレッシャーにもなる。
しかし,昨日は,ハッピードッグがお願いしたとおりに,
みんなが最後の最後まで,見ている子ども達の見本になるように「全力を尽くす試合」と「礼節を重んじた振る舞い」をしてくれた。
このため,会場の来賓席で見ていたハッピードッグは,我が職場の選手達一人一人の試合を心静かに見ることができた。
ハラハラドキドキ,高揚,落胆,そのような感情の起伏が無い,実に満たされた不思議な気持ちであった。これを「全幅の信頼」と言うのだろうか。
優勝した我が職場の選手は,これで3連覇。
1回目の優勝は勢いや時の運で手に入れることがもあるので,
勝負の世界では,2連覇しなければ本当の実力があるとは言えないとされている。
それを考えると3連覇は本当に見事である。
彼は昨年の全日本剣道選手権で3位になっており,今年はその雪辱に燃えている。
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2006年2月19日(日)
「ハムストリングスに異常発生」
昨日はSCCの練習。
土曜日としては久し振りの鴨池陸上競技場での練習だったので,行く前からテンションが上がり気味(笑)
が,残念な事態が発生。
メインの走練習の150mの1本目,50mほど走ったところで右脚のハムストリングスに違和感発生。
「げげっ,しまった。」と思って直ぐに走るのを止め,
テーピングのプロの方にテーピングをしてもらった。
その後,軽くジョグをしてみたが,ブチッといく寸前のアブナイ状態の感じだったので,この日の走る練習は断念。
久し振りの競技場での練習だったのに,残念だぁ〜。
仕方なく,トレーニングルームで一人でバーベル・ジャンピングスクワットやシットアップ等の補強。
みんな楽しそうに(?)走っているのに,残念ながらハッピードッグは地味な補強トレーニングになってしまった。
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2006年2月16日(木)
「スポーツ馬鹿と国家の品格」
トリノオリンピックを見ていて,スポーツの持つ素晴らしさに感動させてもらっている。
全力を尽くした選手の姿には,勝者,敗者,順位,国を問わず,胸に熱いものがこみ上げてくる。
これがスポーツの持つ魅力なんだろう。
もちろん日本人選手達も頑張っている。
メダルは取れなかったけど,母や多くの人から祝福された上村愛子,
腰椎ヘルニアを克服し,34歳でなおも挑戦を続ける岡崎朋美,
肺ガンで命の危機を乗り越えて、アメリカ代表で12年振りにオリンピックに帰ってきた29歳の井上怜奈,
みんな立派である。
あれっ?女性だけじゃないか。
ところで,今回の日本選手の一部に,高慢で呆れるほど言動に品性がない者達がいるのは残念だ。
「日本の代表なんだから日本人らしくして欲しい。」という気は今更さらさらない。
そんなことを期待するだけ無駄なことと言うものだ。
しかし,せめて,スポーツをする者としての品性,あるいは,世界中どこに行っても求められる人間の品性,そういったものは最低備えて欲しい。
最低限の品性,それは他者を敬う心,感謝を忘れない心である。
そのような心があるから,競技に対する激しい闘志も,勝利への執念も,素晴らしいものとして賞賛される。
それがなければ,単なる乱暴者か世間知らずの単細胞人間でしかなく,競技者として評価するに値しない。
そして,その選手達の成績は情けないほどの結果に終わった。
当然の結果だと思う。勝利の女神が,勝者に相応しくない者に栄冠を与えるハズがない。
ハッピードッグは,恩師に,
「スポーツ馬鹿になってはいけない」
と教えられた。
スポーツ馬鹿とは,スポーツだけしていて,ほかのことは何も知らない,ということではない。
一つのスポーツに一途に打ち込むこと,それは素晴らしいことで,スポーツとはそうあるべきもの。
しかし,スポーツは出来るのに,人間性が無い,品が無い,それがスポーツ馬鹿というのだと。
人間にとって一番大切なものは人間としての品位だ,だからスポーツ馬鹿のような人間になってはいけない,と教えられた。
スポーツは決められたルールの中で,競技者が死力を尽くして勝敗を競うものであり,
死力を尽くすこと,それは人間の全人格をかけた闘いでもある。
単に力と技術だけの闘いではない。
相手を敬い,多くの人への感謝の気持ちを忘れずに闘う者こそ,勝者に相応しい。
最低限の品性を持つことは,オリンピックという世界の檜舞台に出る者としての務めでもあるはずだ。
先ほどの者達に勝者の栄誉を受ける資格はないと思っていたら,やはり同じように思っている人がいた。
ハッピードッグのネット友の掲示板に「今回のオリンピックでは,言動に品性がない選手達がいて残念」と書き込んだら,
「ハーフパイプのオバカさん達でしょう。」と見事に当てられた(笑)
あるテレビ局では,その選手達を大会前から取り上げてちやほやしていた。
いくら視聴率命だからと言っても,そこには公共の電波を発信する企業としての節度が必要ではないのだろうか。
競技結果が出てから,某テレビ局のキャスターが,その選手達を「子どもみたいで幼稚」と言っていたようだが,
そんなこと,あんた,大会前から言いなさいって!
あっ,そうだ,他人事ではないのだ。
ハッピードッグも陸上のスプリント競技をしている。
単に走るだけなら猿にも出来るじゃないか。
猿とハッピードッグの違い,それはハッピードッグが人間であることだ。
これからは品性を身に付けることも考えねば。
う〜ん,SCCは宿題を絶やすことがないな〜。
そういう訳ではないが,先月に読んだ「国家の品格」,
なかなか良い本だった。
発売当初からベストセラーを続けているのも頷ける。
例の選手達にも読んで欲しいものだ。
あるいは,素晴らしい人間性を持った人がたくさんいるSCCに入って修行してもらうのも良い。
HPのサーバーに容量の問題があることから、大きな写真を貼るために、ニコンのオンラインアルバムを昨日設置。
入り口はトップページの真ん中下。
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2006年2月15日(水)
「花粉襲来」
来た来た,花粉の季節が来た!
2,3日前からおかしいと思っていたら,やっぱり今年もやってきた。
昨日は朝から頭痛とくしゃみと鼻水攻撃である。
いよいよ花粉の襲来だ。
もっと沢山花粉が飛ぶようになると涙までポロポロ出てしまう。
ひどいときは1日にティッシュを1箱以上使ったことがあった。
花粉症の人間には本当に辛い季節である。
こんな状態だから,薬無しにはとても乗り切ることが出来ない。
昨日の仕事帰りに,近くの病院に寄って花粉症の薬をもらってきた。
気合いと根性と自然治癒力で乗り切りたいのだが,これだけは無理である(笑)
薬をもらってきたので,これでSCCの練習も大丈夫。
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2006年2月14日(火)
「アメリカンビール@リバティエール」
以前,アメリカに行ったとき,ホテルのバーでビールを注文した。
すると瓶ビールだけが出てきた。日本のようにグラスが出て来ない。
そのまま瓶に口を付けて飲め,ということだ。
大きさは350ccほど。
おお,これって映画で見たアメリカだ!とカンゲキしてグビグビ飲んだことがあった。
もちろんグラスも頼めば出てくるし,ジョッキで出す店もある。
しかし,瓶に口を付けて飲むスタイルに,アメリカの一端に触れた気がして新鮮だった。
今考えると,随分とお行儀の悪い呑み方である。
瓶で出て来ようが,アルミ缶で出て来ようが,やはりグラスに注いで飲むのがエチケットというもの。
ちなみにアメリカのビールと言えばバドワイザーが有名だが,
日本で販売されているバドワイザーは,日本国内でキリンが製造しているものだ。
だからアルミ缶なのかも知れない。
どうしてアメリカのビールの話なのか・・・
先日ニューヨークに行った人がお土産にアメリカのビールを買ってきてくれたのだ(笑)
ハッピードッグのビール好きが頭にあったのだろう。
普通はチョコかTシャツか,あるいは小物のような,そんなにかさばらず重くもないものを買ってくるのが相場だが,
ほんの僅かなお餞別を包んだだけなのに,ハッピードッグのために重いビールを買ってきてくれて感謝感激である。
で,さっそく昨夜飲んだ。
アメリカのビールだからもちろん瓶入りである。
この瓶というところがニクい。
栓抜きで栓をシュポッと抜いて,臭いを嗅ぐと麦芽の香りがほんのり。
アメリカのビールはやや甘いという印象があるが,このビールは苦みがはっきりしていて美味しい。
と言うことで,久々にアメリカの雰囲気を味わった。
あ,そうそう,もちろんグラスに注いで飲んだ。ここは日本だから(笑)
ところでこのビール、 アメリカ・アンカー(Anchor)社のリバティエール(Liberty Ale)というビールだが、
世界中のビール評論家が「捜してでも飲む価値あり」と評するビールらしい。随分とオーバーな話だけどほんとかな。
それは別にしても、確かに味は良いし、泡立ちも素晴らしい。
わざわざアメリカから買ってくる価値のあるビールだ。
今日はバレンタインデー。
ハッピードッグは行く先々の職場でチョコのやり取りを自粛するように言っている。
理念無き行動は自らの人間性を低くするだけ,という理由で。
もらえないからという妬みからでは決してない(笑)
ちょっと意外だが,このことを多くの女性達が喜んでくれていた。
今朝の新聞をみてナルホドと思った。
バレンタインデーのアンケートをしたら7割の女性が「不要」,5割の男性が「いらない」と回答したとのこと。
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2006年2月13日(月)
「追い込み」
金曜日は飲み会のためSCCの練習には不参加。
しかし,土曜日の練習には参加。
この日のメインメニューは,100m×4,100m×3,100m×2のインターバル。
ジョグでつないでセット間は10分。
最後は脚がパンパンに。
練習後のミーティングでショー介HCから,
「今の時期は体作りの最終時期。これからのスピード練習のために今体を作っておかないといけません。」
とのコメント。
その意味では,しっかりと追い込む練習が出来た。
体が疲労困ぱい状態だったので,
夜は山形県酒田市産の日本酒で体のケアを内部から念入りに実施。
いや〜,さすがに東北の酒は旨い!
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2006年2月9日(木)
「200m」
昨日は仕事帰りにSCCの練習へ。
鴨池陸上競技場が使用できたので,400mトラックでの練習が出来た。
気温は3度。時折ミゾレが叩きつけるあいにくの天気であったが,そんなことはどうでも良い。
400mのタータントラックを使って練習できる幸せに比べれば,ミゾレなんてたいしたことではない。
でも寒かった(笑)
先に練習をしていたほかのメンバーが,ショー介HCの指導で200m×3×2セットをしていたので,
アップを済ませ,2セット目からみんなに加わってスパイクで200mを3本走った。
結構きつかったが,それがかえって充実感を高める。
さらに,そのあと60mのバウンディングを3本。
最後に腹筋の補強をして練習終了。
7時から8時までの1時間という短い練習だったけど,満足した練習になった。
でもね〜,こんなミゾレが叩きつける寒い日に,やっぱり練習に来ている人が沢山いるんだから呆れてしまう。
その中には妻もいたが(笑)
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2006年2月8日(水)
「肉体改造進行中」
昨年7月に、おおたさんとショー介HCのアドバイスで疾走時のフォームを変えた。
変えたのは脚の接地のタイミングと位置。
そのため、体の後ろの筋肉を使うことに意識を集中。
陸上を始めて2年と8ヶ月で、初めてフォームを意識し、
それまでの自己流の走り方を見直し、フォームを変えることにしたのだった。
アドバイスのとおりに走ってみたら、素晴らしい感触で走ることが出来ることに何よりも驚いた。
もちろん、そんなに急に速く走ることが出来るようになった訳ではないが、
トラックをしっかりと蹴る感触を得たことは、初めてスパイクでタータンを走った時の感動にも似た喜びであった。
ところが好事魔多しとは良く言ったもので、
フォームを変えたことによって、今まで使っていなかった筋肉を使うようになり、
その結果、7月末と8月に2度に亘って大腰筋上部の肉離れを起こしてしまった
それに、肉離れこそ起きなかったが、中臀筋がひどく痛むようになった。
これらは今まできちんとしたフォームで走っていなかった証拠(笑)
フォーム改造はイコール肉体改造でもある。
フォーム改造に取り組み始めてから既に半年、
フォーム改造は一進一退であるが、肉体改造は徐々に進んでいる。
大腰筋の痛みは少なくなった。
中臀筋はまだ痛みが出るが、以前ほどではない。
年甲斐もなくフォーム改善と肉体改造に一喜一憂している、50歳目前の中年プチスプリンター「ハッピードッグ」は、
変なオジサンだ(笑)
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2006年2月6日(月)
「涙の優勝とSCC方式トレーニング」
昨日,第16回鹿児島県柔道選手権が開催された。
鹿児島で誰が一番強いかを決める柔道の個人戦大会だ。
県内の柔道家はこれを目標に日夜鍛錬に励んでいる。
この大会で勝たなければ,柔道日本一を決める全日本柔道大会への道はない。
この大会に勝って九州大会の出場権を得て,そして,九州大会で上位に入って,全日本に出場出来るのだ。
だから,先ず県選手権に勝たなければ,その先は無い。
この大会で優勝することが,我が職場の宿命でもあるのだが,
しかし,残念ながら過去4年間,優勝から遠ざかっている。
そのため,我が職場は,今回の大会で必ず優勝を取り戻すことを目標に,
血のにじむような練習を続けてきた。
酸欠で倒れる者,怪我で入院する者が次々出るほどの激しい練習をみんなが耐えたのも,
必ず優勝するためであった。
試合の結果は,ベスト4に我が職場の者が3人残り,
そして,5年振りに優勝を取り戻した。
優勝した隊員がハッピードッグのところに駆け寄ってきた。
「勝ちました」と一言言った後は,涙で言葉が出て来ない。
体重100キロを超え,激戦を今まで闘ってきた猛者が肩を振るわせて嗚咽している。
ハッピードッグも嬉しくて一緒に涙を流しながら,手をガッチリと握りあった。
優勝出来なかった隊員達も,本当に良く闘った。
試合前にハッピードッグが「キ○ウ○イの名誉のために闘ってくれ」と言った言葉の通り,
みんな見事な闘い振りだった。
こんな感動をくれる仲間達がいて,本当にハッピードッグは幸せ者だ。
ところで,大会が終わって帰ろうとしていた時,知り合いの新聞記者のMさんがハッピードッグを呼び止めた。
そのM記者が,同僚のS記者を紹介した。そのS記者とは初対面。
一通りのあいさつの後,S記者がハッピードッグに,
「最近,キ○ウ○イが強くなったのは,陸上のクラブチーム,SCCのトレーニングを取り入れているからだそうですね。」
と言うではないか(笑)
えっ!!
そんな噂が新聞記者の中で広がっていたんだ!
この話にはビックリした。
一応S記者には,
「それだけで勝てる世界ではないかも知れませんけどね」
と控え目に答えたが,柔道や剣道にスプリント系のトレーニングは大変理にかなっているのは間違いない。
ここのところ,我が職場は,柔道で55年振りにP全国大会優勝者や,全日本剣道選手権で3位入賞を出すなど,過去例が無いほどの急激な躍進を見せているが,
S記者はそのことと,SCC式トレーニングとの関係に関心を持ったようだ。
さすがはスポーツ部の新聞記者である。
下半身と体幹の瞬発力とパワーを高めつつ,乳酸に強い肉体を築き上げるためには,まさにスプリント系のトレーニングがもってこいである。
オリンピックチャンピオンも出している全国でも有名な某大学の柔道部では,わざわざ陸上の短距離のコーチを呼んでトレーニングをしているぐらいである。
この話からも,瞬発系の競技には瞬発系のトレーニングが必要ということが分かる。
逆に言うと,瞬発系の競技に持久系のトレーニングは向かないと言うこと。
胸の丸に十の字の刺繍は,我が職場の隊員だけに許された伝統のエンブレム。
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2006年2月5日(日)
「補助でも快適な練習」
今日のSCCの練習は、サッカーの試合のため鴨池陸上競技場は使用できず、
隣りの補助球技場での練習になった。
しかし、補助競技場とはいえ、SCCの専用使用であったことに加え、
真新しいタータンの上での練習だったから、不自由は全く無かった。
無かったどころか、ショー介HCの指導で楽しく練習をすることが出来た。
それに、気温は8度くらいであったが天気は良く、この時期にしてはそれほど寒さも感じなかった。
本日の練習はシャトルラン。
100m×3,80m×3,60m×3。
4本あるタータンのレーンを行きと折り返し用に2本ずつ分けてのシャトルランだったから、
折り返すときに休みがほとんど無く、かなりきつかった。
ということで、ハッピードッグとしては、満足度100%であった。
そして最後に補強。
最近、補強の後に、追加補強をAりきさん達としているが、
この頃は追加補強をする人が増えてきたような気がする。
どんな競技でも、この気持ちが大切なんだな〜。
真新しいタータンの上で楽しく練習をするSCCのメンバー。
自ら自分の体をいじめるのだから、変わった集団である(笑)
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2006年2月4日(土)
「子ども達に福が来ますように」
昨日の夕方,ハッピードッグの職場の有志8人が鹿児島市内にある児童養護施設に行った。
目的は慰問。
児童養護施設には,親に捨てられた子どもや親から虐待を受けた子ども達がたくさん入っている。
そんな子ども達を節分の日に励まそうと,
日頃,非常識な無茶苦茶なトレーニングで鍛えた(笑)屈強な男達が,
休みの日に出てきて,あるいは夕方から時間休をとり,そして鬼に変身して,施設に行ったのだ。
別に鬼に変身しなくても,そのままでも充分鬼として通用するかもしれないが(笑)
鬼の衣装も,子ども達へのプレゼントも全部職場のみんなの募金で準備。
みんなで一生懸命に練習した寸劇や手品,それを見て子ども達が大喜びしてくれたそうだ。
子ども達に福が訪れることを祈るばかりだ。
一方,ハッピードッグは昨日はSCCの練習日ということで,仕事帰りに鴨池陸上競技場へ。
先日,ハムストリングスを若干傷めていたので,
思いっ切り走りたい気持ちをググッと抑え,150m×2,100m×1を八割程度の力で走った。
今日は寒いけど,快晴。
やはりSCCの練習日は晴れた方が良い。
今日は鴨池陸上競技場は使えないが,練習が出来るだけも幸せだ。
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2006年2月2日(木)
「解禁」
昨日の仕事帰りに,鴨池陸上競技場に脇目も振らずに向かった。
昨日は,改修工事が終わった競技場が3ヶ月振りに一般開放される日であった。
だから,何があっても,一刻も早く行きたかったのである。
もちろん安全運転で(笑)
午後7時前に競技場に到着。
久し振りの競技場はやはり良い。気が引き締まる。
さっそくおニューのタータンを歩いてみた。
むふふ,良い感触だ。ナデナデ(笑)
陸上競技場で練習が出来る日を,首を長くして待っていたのは,ハッピードッグだけではなかった。
いろいろな人が来て,感触を楽しんでいた。
クラブAはショー介HCの指導で練習をしていたので,途中からそれに加わった。
120m×3をアップ代わりに流しで走り,その後スパイクに履き替え,80mを3本。
久し振りに競技場で走ることが出来たために,テンションがかなり上がっていたのだろうか,
いつもよりスピードが出ているな〜と思っていたら,
やはり3本目になって,先日痛みを感じた右脚のハムストリングスに違和感が出た。
これは危ない,次の60m×3は止めようと思ったと同時に,
おおたさんから「押さえて,押さえて」のサイン(両手の手のひらを下向きにして,体の前で上下に動かすサイン/笑)。
その後,競技場に来ていたファイティンのSかもと店長に,
ローションを塗ってマッサージとテーピングをしてもらった。
Sかもと店長から「筋肉が疲労している」との指摘。確かに,軽く押さえただけで痛む部位が多かった(涙)
そして,帰宅してから両脚の大腿四頭筋,二頭筋,下腿三頭筋,それから腰,中臀筋のアイシングをして疲労物質を除去。
・・・本当に除去されたかどうかは分からないが,アイシングをすると疲労が残りにくい気がする。
ちょっと心配なのは,焼酎を飲みながらのアイシングは,効果があり過ぎるのではないかということ(笑)
最後に,妻が以前買っていたファイティンのローションを両足に塗り込んで疲労回復を「祈願」。
何はともあれ,春が来た。
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2006年2月1日(水)
「モーツアルト」
モーツアルトは5歳で作曲を始め,35歳で亡くなるまでの30年間に700以上の曲を残している。
その曲もシンフォニーあり,カルテットあり,オペラあり,独奏ありと幅広い。
どれもこれもモーツアルトらしくて良いが,
やはり,交響曲40番やアイネ・クライネ・ナハトムジークなどがモーツアルトの定番だろう。
ハッピードッグもこの2曲が特に好きだ。
そのほかに,モーツアルトの3大オペラと言われている「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョバンニ」の中の「フィガロの結婚」,これも良い。
おっと,交響曲第41番の「ジュピター」を忘れてはいけない。
今年はモーツアルト生誕250年ということで,モーツアルトのCDが沢山出ている。
CD屋に行って,ベスト100のCDが4〜5種類出ているのには驚いた。
その中の一つを買ってみたが,やはりがっかりだ。
やはりモーツアルトはワルターやバーンスタイン指揮でないと,らしさが無い。
ワルターがコロンビア交響楽団を指揮して録音した「交響曲第40番」などは名盤と言われている。
そして,1960年代に録音されたバーンスタイン指揮の「交響曲40番」「交響曲41番」「フィガロの結婚」のCDは,
40年近く経った今でも素晴らしい演奏である。
残念なことに,ハッピードッグの恋焦がれる諏訪内晶子にはモーツアルトの曲がない。
ドボルザークやバッハ、ブラームス、チャイコフスキーが多い。
モーツアルトの曲だけのCDを出してくれれば、益々惚れるだが(笑)
ちなみにモーツアルトの曲には「K」の記号の後に数字が書かれている。
これ何?
このKはケーベル(番号)のKで、
モーツアルトが5歳の時に最初に作曲した曲が「K.1」、2番目が「K.2」という具合に付けられた番号だ。
恥ずかしながらつい最近知った。
対して、メンデルスゾーンやシューベルト、ベートーベン達の曲には「Op」の後に数字が書いてある。
これは「K」と同じ意味なんだろうか。
う〜ん、音楽は苦手て勉強しなかったから分からないな〜。
モーツアルトの曲は聴く人によって、その感じ方が随分と違うものだと思ったのが、
先日のNHKでの放送。
ある著名なゲストが「モーツアルトのフリーメイソンを聞くと、夜明けを感じ力が出てくる。」と話していた。
フリーメイソンは葬送曲だ。色々な感じ方があるものだ。
でもハッピードッグはこの曲を何回聞いても元気は出て来ない(笑)
最近、SCCの練習の行き帰りに車の中で聞くCDは、モーツアルトが多い。
妻は迷惑がっているが(笑)
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