2004年3月28日(日)
 「引っ越し屋さんは犬嫌い」 

 25日に来た引っ越し屋さんがリリーとセーラを見るなり、「犬は苦手なんです!」
 ということで、リリーとセーラは荷物の積み込みが終わるまで写真の状態になった。

        
  引っ越し屋さんに遊んでもらいたいリリー。     引っ越し屋さんに唸ってガード・ドッグのふりをするセーラ。




 

2004年3月24日(水)
 「散歩なし」 

 明日から異動で単身赴任になる。
 この異動で毎晩のように送別会があり,今朝も二日酔い。二日酔いになると犬達との散歩は無し。
 出来れば毎朝散歩に連れて行きたいが,頭ガンガンの二日酔いでは,なかなかままならならない。それに無理をすれば長続きしないから,ま,そう言うことでリリーとセーラに許してもらおうっと。
 明日が引っ越し。
 明日の朝が最後の散歩になる。





2004年3月18日(木)
 「寂しげなリリー」 

 異動の内示があってから,飲み会が続いている。
 今週も月曜日から今日までずーとである。
 こんなことで,家に帰るのが遅くなり,しかも朝は二日酔いのためにリリーたちとの散歩もお預けだ。
 そのためかどうかは分からないが,ここ数日,リリーがとても甘える。いつにも増して私の側から離れない。
 もしかすると,近いうちに私がいなくなるのが分かっているようでもある。
 

             
         椅子に座っている私に寄り添って離れないリリー。ひたすら私を見続けている。
         もうすぐ,離ればなれになることが分かっているような悲しげな表情をする。
         セーラの方は爆睡中。やっぱりノーテンキなわんこだ(笑)





2004年3月13日(土)
 「単身赴任」 

 3月11日に職場の人事異動の内示があった。
 今回は私も異動することになり,転勤先は鹿屋市というところである。
 鹿屋市は鹿児島県大隅半島にあって,今,私住んでいる鹿児島市からはフェリーに乗って海を越えて行ったところにある。自宅から大体1時間50分ぐらいの所だ。
 東京当たりであれば通勤範囲であるけど,でも,私が勤めている職場は,その配置先に住むのが大原則である。したがって,私は家族と離れて一人単身赴任することになった。

 と言うことは,リリーとセーラとは離ればなれになってしまうということである。
 リリーは6歳,セーラは4歳半であるが,今までずーと一緒に暮らしてきた。そのリリー,セーラと離れて暮らさなければならなくなった。自宅から時間にして1時間50分のところではあるが,先ほど書いたように通勤は出来ないし,しかも,休みの日に帰って来ることも出来ない。自宅に帰ってこれるのは,多分,年に数回あればいい方かもしれない。
 で,犬の世話をどうするか,このことが心配である。ほとんどの世話を私がやっていたので,私が居なくなった後,誰が犬達の世話をしてくれるのかが問題であるが,ここはもう妻を信じて任せるしかない。
 もちろん,妻も散歩をさせたり食餌を与えたりということはしていた。でも,トリミングを全部自分で出来るだろうか,一匹するのも大変な歯磨きもあるし,爪切り,耳の掃除・毛抜き,ブラッシング,シャンプーなどなど結構手間がかかる。
 散歩だって,今までは,朝が私,夕方が妻であったし,歯磨きも1頭づつ分担してしていた。こんな大変な世話を全て妻が一人ですることになるんだから,本当に大変だと思う。
 ただ,リリーのトリミングだけは,月に1回,妻が車でリリーを鹿屋に連れて来て,鹿屋でトリミングをすることにした。そうでもしないと,妻が持たない。

 3月25日に鹿屋に赴任することになっている。
 それからはリリーとセーラがいない生活が待っている。私に耐えられるだろうか。これまでは,毎朝,私が起きてくるのを楽しみに待っているリリーとセーラがいた。朝起きると,僅か6時間程度寝ていただけなのに,何年も会っていなかったような喜びようで私に毎朝あいさつをしてくれた。そのリリーとセーラがこれからはいない。単身赴任は2年だろうか,それとも3年以上になるのだろうか,全く分からない。まだ赴任前だというのに,リリーとセーラがいない生活を考えただけで悲しくなる。
 

 

2004年3月8日(月)
 「一心不乱」 

 セーラが次女の顔を先ほどから一心不乱に見続けている。スゴイ集中力だ。(下の写真)
 我が家の人間の序列でいけば,一番下になる次女はなかなか犬の扱いがうまい。
 犬と接するときに,どちらがリーダーかを分からせて,その前提の上で犬を可愛がっている。
 我が家に最初の飼い犬となったリリーが来たのは,次女が小学校5年生のとき。その次女に,私が犬との接し方を教えた。
 犬と人間の関係においては,常に人間の方が上でなければならないこと。これは,犬を飼う上で絶対条件となるものだ。これが出来なければ,犬は人間の言うことを聞かなくなる。人間の言うことを聞かない犬は可愛くなくなる。そんな状態は,犬,人間両方にとって悲しいことだ。だから,犬をだっこするときは,こちらが行くんではなくて,犬を呼び寄せる命令をして,それに従ったら思いっきり可愛がってあげる,うんぬん,というような「群れの理論」の内容だ。
 そのことを忘れない限り,次女が大人になって犬を飼うときは,どのような犬種でも飼えると思う。それは長女も同じだ。
 
 一心不乱に次女を見続けているセーラ,忠犬そのものだね〜,と言いたいが,視線の先にあるのは,次女が美味しそうに食べている鯛焼きである。
 絶対に人間の食べ物は貰えないのに,それでも見続けるセーラは,やっぱりアホな犬なのか?

             
             




2004年3月4日(木)
 「ベッド・メーキング」 

 最近,随分と暖かくなってきていたけど,昨日からまた冷えてきた。
 セーラは寒さがとても苦手で,ファンヒーターを点ければ,その前から動かない。
 でも,いつもファンヒーターが点いているわけではなく,部屋の温度が下がることもある。そういうときに,セーラはカーペットを器用に折りたたむ。下の写真のように折りたたんで厚くしたカーペットの上に寝るのである。
 広げたままよりも折りたたんで厚くした方が暖かいことが分かっているのだから,セーラもエライじゃないか!ノーテンキなだけじゃないんだ,と褒めてあげたいが,この後,いつもお母さんに「せっかく広げたのに,またぐしゃぐしゃにしてーー!,だめじゃないの!」と怒られている(笑)
 
 
           
             カーペットを自分で折りたたんで厚くしてその上に寝ているセーラ。
             でも,元通りに広げることは出来ない。




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