2004年12月13日(月)
「宝物」
下の写真は,昨日の帰る前のリリー。
私の単身赴任先に何回か来ているうちに,帰る時間が分かるようになったのだろうか。
妻が帰り支度を始めるとリリーは私の近くから離れない。
私を静かに見つめている。少し淋しげな目で。
私の大切な宝物,リリー。
NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/20 F値2.8 ISO400 焦点距離70mm(デジタル換算105mm) 露出モード:絞り優先 測光モード:マルチパターン測光 手持ち撮影
室内の手持ち撮影で,シャッター速度1/20である。にもかかわらず,目にピントがぴったり合ってぶれていない。VRとF値2.8の威力は本当に凄い。しかもこの描写力だ。素人の腕の未熟さを補って余りあるものがある。
あ,そうそう,セーラ,お前のことも忘れてないよ。リリーと同じだよ(笑)
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2004年12月12日(日)
「おてんばリリー」
昨日,今日と一泊二日でリリーとセーラが会いに来てくれた。
いつもは4〜5週間に1回来るだけだけど,今回は早くて3週目である。
単身赴任だとリリーとセーラになかなか会えないので,早く来てくれると嬉しくて,「お〜,来たね,来たね,お〜,よしよし」と再会を喜び合った。
昨日は到着と同時にトリミング開始。
バリカンして,シャンプーして,ドライヤーで乾かしカットして,ハイ,一丁上がりぃ〜。
近年希に見る超手抜きのいい加減カットで,何と4時間の速攻仕上げだった。
いやいや,短時間カットも覚えていかなければならない。何しろリリーも年明けの1月には7歳になる。だんだん体力が衰えてくる頃だ。長時間のトリミングは苦痛になってくる。
と思うのは,まだ早いようである。
トリミングの後,近くの公園に散歩に行ってボールのリトリーブをさせたら,下の写真のように夕日をお尻に浴びて(笑)猛烈な勢いで何度もすっ飛んでいた。
まだまだリリーはおてんばである(嬉)
NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/100 F値14 ISO400 焦点距離82mm(デジタル換算123mm) 露出モード:シャッター優先 測光モード:マルチパターン測光 手持ち撮影
リリーの顔がちょっと被写体ブレだが,激しく動く被写体だからこんなもんかな。
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2004年12月9日(木)
「子犬の旅立ち」
69番目に保護された子犬が里親さんに引き取られていった。
里親になってくれたのは,20代の若い女性。
すごく優しそうな人だから,きっと子犬を幸せにしてくれるはずだ。
この女性は,犬を飼うのは初めてなので,明日,この女性に犬のしつけや食餌,しつけの資料を渡すことにしている。
犬を飼うことで一番大切なことは,犬への愛情である。しかし,愛情だけでは犬を幸せにすることは出来ないのも事実である。
犬を幸せにし,同時に飼い主も幸せになるには,犬の特性・習性,しつけの方法,健康管理,食餌の注意点などの知識がなければならない。
それなくして安易に犬を飼い始めると深刻な問題,不幸な結果が生まれる。
この女性にもたぁ〜くさん勉強してもらって,子犬も飼い主もみ〜んなハッピーになってもらおう。
ということで明日資料を渡すことにしている。
決してこの女性が若くて独身で可愛い子だからお節介を焼いているのではない。あくまでも犬好きの一人として,社会的責任を感じ,また,子犬の幸せを祈ってのことである。と思う(笑)
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2004年12月7日(火)
「69頭目は子犬」
今年4月以降で69頭目になる犬が昨日保護された。
今回は雄の子犬である。
歯,足の太さと体型,顔型等から推測すれば生後3ヶ月前後だと思われる。
ころころしており,誰が近づいても大喜びする無邪気な性格だ。
子犬はみんなに好かれる。通行中の人達が寄ってきて「可愛い〜」とわぁわぁやっていた。
さっそく手配写真をあちこちに配って飼い主を探している。
あと数日探してみて,飼い主が分からないときは,里親探しをしよう。
飼い主の元に帰れるのが一番良いのだが,もしも飼い主が分からないときでも,この子は子犬だから里親は見つかるはずだ。
この子を保護してきてくれた人は,子犬が可哀想だからと言ってタオル2枚,膝掛け毛布1枚,縫いぐるみ2個を子犬のために持ってきてくれた。何と優しい心を持った人だろう。毎日,暴力団員やら何やらを相手にする仕事をしていると,こんなちょっとした心遣いに,とても心が癒される。
やんちゃで無邪気な子犬だ。いわゆるデカと呼ばれる連中が私に「むっちゃ可愛いですね」と言うので気持ちが悪い(笑)
保護してくれた人が一緒に持ってきた膝掛け毛布や縫いぐるみ。膝掛け毛布は寒くないようにという心配りだ。
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2004年12月3日(金)
「10日目の巡り会い」
今日で保護されてから10日目になる68番目の保護犬に里親さんが現れた(喜)
昨日の夕方,里親捜しが長期になるんじゃないかと思って,「必ず助けてあげるから心配するなよ」と犬に言ったばかりだった(笑)
里親さんが犬を引き取りに来たとき,私は外出していたのでお話は出来なかったが,担当者が「とても優しそうな人だった」と話していたので安心した。
外は寒くなってきたけど,今夜から新しい家族の一員として「暖かい」生活が始まる。本当に良かった。
嬉しい週末になった。
でも,私の風邪の方は悪化してきている。
今夜は早く寝よう。
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2004年12月1日(水)
「8日目」
今日から12月。早いなぁ〜。今年も師走になった。
68番目に保護された犬は,今日で8日目になった。
保健所にも照会してみたが,この犬と思われる届け出は無いとのこと。
保護して1週間を過ぎれば,飼い主が現れることはまず無い。例外は68頭中1頭だけだった。
この子はとても穏やかな性格で,誰にでもなつく。こんな良い性格の子だから何とか助けてあげたい。
鹿児島と言えども,夜は冷える。いくら毛皮を着た犬でも寒い。心優しい担当者は,夜の間,犬を倉庫の中に入れてあげている。ちょっとした心遣いに,こちらまで嬉しくなる。
今日は散歩のトレーニングを5分ほどした。最初は,あっち行きこっち行きしていたが,5分ほどで人の前に出たらいけないということを7割程度覚えてくれた。お利口さんである。時間があったらトレーニングを続けて,里親さんに引き取られても問題のないようにしておきたい。
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