2004年11月29日(月)
 「68頭目の保護犬」

 先週の24日に68頭目の犬が保護された。
 今日で6日目になる。
 雄で生後10ヶ月ぐらい。中型犬の大きさ,性格はいたって大人しく誰が撫でても静かにしている。
 既に担当の職員になついて,担当者の姿を見つけると大喜びで尻尾を振っている。
 手入れがされたきれいな毛並みだったので,直ぐに飼い主が現れるかと思ったが,さにあらず,今日まで分からない。


           
        とても人懐っこい性格の犬だ。触られると安心するのか,じーとしている。

















2004年11月27日(土)
 「ケーキ」

 美味しそうにケーキを食べている妻の口元をじぃ〜と見つめるセーラ。
 もちろんいくら見ててもお裾分けは無い。私にだって無いんだから(笑)
 可哀想だが大切なケジメだ。
 
        


















2004年11月25日(木)
 「セピア」

 日が落ちる直前の僅かな時間に,景色がセピアカラーに染まることがある。
 時が止まったセピアカラーの世界で,動きを止めたリリーの姿に見とれてしまう。
 何故かノスタルジックな気持ちになる。
 ああ,時よ,このまま永久に止まれと思う。


  
 NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/640 F値3.5 ISO400 焦点距離200mm(デジタル換算300mm) 露出モード:シャッター優先 測光モード:マルチパターン測光 手持ちで撮影。

















2004年11月23日(火)
 「疾走@セーラ」

 下は21日に撮ったセーラの写真。
 伏せの姿勢で待って,GO!の合図でダッシュをするセーラである。
 我が家のノーテンキなドーベルマンも,写真に写った姿は,お〜格好いいじゃ〜ん(親ばか)
 この手の顔の犬は,必然的に人に怖がられるか,若しくは嫌われるかのどちらかなので,周囲の人に安心してもらい,かつ,不快感を与えないようにするためにロングリードを付けている。


   
NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/3200 F値3.2 ISO400 焦点距離175mm(デジタル換算262.5mm) 露出モード:シャッター優先 測光モード:マルチパターン測光 手持ちで撮影。















2004年11月21日(日)
 「疾走」

 昨日から一泊二日でリリーとセーラが単身赴任先の私のところに来てくれた。
 もちろん,犬達が自分で車を運転してフェリーに乗って来たわけではなく,妻が連れてきてくれたのだが。
 犬に会えなくて淋しがっている私のところに,片道2時かけて犬達を連れてきてくれる妻に感謝しなくては。

 昨日はリリー達が着いて先ずリリーのトリミング。
 その後,トリミング中6時間近くも静かにしていたご褒美に,近くの公園へ散歩に出かけた。
 下の写真は,リリーにボールのレトリーブをさせているところ。
 GO!!のコマンドですっ飛んでいく。
 生き生きした犬達を見るのは幸せだ。

  
 NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/100 F値14 ISO400 焦点距離200mm 露出モード:シャッター優先で撮影。
 さすがはVRレンズ。焦点距離200mm(デジ一眼で300mm)でシャッター速度1/100,かつ,手持ちでこれだけ撮れる。




















2004年11月17日(水)
 「やめさないってば!」

 全日本マスターズ陸上選手権大会の2日目の疲れをほぐし,そして,翌日最終日のレースに備え,ストレッチをしている妻にベロベロ攻撃中のセーラ↓。
 妻が「やめなさい!やめなさいってば!」と言っても構わずにベロベロ攻撃を続けている。
 これがセーラの妻への励ましのカタチだったのかもしれない。
 妻は,翌日の400mレースで第2位になり銀メダルを獲得した。凄い!!

         


















2004年11月15日(月)
 「再会」

 土,日に全日本マスターズ陸上選手権に出場するために鹿児島市の自宅に帰った。
 ということはリリーとセーラに再会できた,ということである。
 大会出場のため,家にいる時間は少なかったが,それでもリリーとセーラは大喜びで出迎えてくれた。
 本当は,リリーのトリミングの時期だけど,今回はマスターズ出場のため次週に延期である。
 下の写真は,ちょっとボーボー気味のリリーである。


         
         















2004年11月12日(金)
 「雷で逃走その2」

 雷でパニックを起こす犬は結構いるらしい。
 今朝,知り合いの人から電話で「犬が昨日の朝の雷に驚いて居なくなった。」と連絡があった。
 その犬はゴールデンレトリーバーで,今7歳。
 奥さんが亡くなる2年前に飼い始めた犬である。奥さんがとても可愛がっていて,奥さんの形見として大切にしているゴールデンだ。
 しかも,その人は一人暮らしで,ゴールデンが居なくなったショックは想像に難くない。
 何とか見つかって欲しいと思っていたら,その電話の3時間ぐらい後に,「帰ってきました。」と嬉しそうな連絡が来た。
 良かった,良かった。
 丸1日かかったけど,無事に戻ってきて何よりだ。
 
 明日から全日本マスターズ陸上選手権大会に出場するために,鹿児島市の自宅に帰る。
 えへへ,リリーとセーラに会えるのだ(喜)
 待っててね,リリーとセーラぁ〜。
















2004年11月11日(木)
 「雷で逃走」

 寝ていたらドドーンという凄まじい音で目が覚めた。
 ガス爆発か,それとも爆弾でも落ちたのかと思うようなすごい音だ。
 そしたら,外がピカッと光ってゴロゴロと鳴っているのが分かった。雷だった。
 その後も地響きがするような,いや,実際に窓ガラスが振動でガタガタ鳴る,そんな雷が続いた。
 時間を見たら午前5時。
 きっと怖がっている犬がいるだろうなぁ〜,と思いながら再び布団に入って寝ようとしたが,雷がうるさくて結局寝ることは出来なかった。

 その後出勤したら,直ぐにグレート・ピレネーズが保護されてきた。
 でも,保護されて30分もしないうちに飼い主から迷い犬の届け出があった。
 このピレネーズ,毛がびっしょり濡れて,足は泥だらけ,しかも顔には真新しい傷がある。飼い主の話によると,雷を怖がって逃げ出したそうだ。怖くて夢中で走っているうちに,何かに顔をぶつけて怪我をしたようだ。それに,保護されて連れてこられたときは,本当に疲労困ぱいした様子だった。きっと,パニックになって走り回っていたのだろう。交通事故に遭わなかったのは不幸中の幸いだ。

             
  疲れ切っているピレネーズ。目の下の赤いのが怪我をしたところ。でも,飼い主に直ぐに引き取られて良かった。ちなみに4歳だそうだ。
   

 ところで,我が家のリリーとセーラは,雷を怖がるような繊細な神経は持ち合わせていない。
 雷が鳴ろうが,槍が降ろうが,何事も無いようにして気ままに寝ている。
 















2004年11月8日(月)
 「昨日から今日にかけて5頭の犬事件」

 昨日午後から風邪を押して仕事に行った。
 そしたら,子犬を連れたちょっと上品な50代のやってきて,ロビーで当直員と話をしていた。
 何だろうと思ったら,その子犬を1週間前に保護したが,飼い主が分からないので,私の直場に拾得犬として届けに来たのだった。
 その女性は,飼い主が出てくるまで子犬を預かり,もし,6ヶ月経っても飼い主が分からないときは引き取ると申し出て頂いた。幸運な子犬だ。良かった。
 これがまず1頭目。

 次に2頭目。
 そのあと,私が帰ってから2頭目が保護された。
 ところがこの2頭目の犬,大変な臆病な性格で,誰が近づいても後ずさりしながら歯を剥いて唸り,噛みつこうとする。
 犬の扱いには慣れた保護犬担当のNさんまでが噛まれた。
 しかも一晩中吠え続け,今朝になっても吠え止まない。
 私も犬の近くに座って,犬が慣れてくれるのを待ってみたが,全く慣れる気配は無く,危うく噛まれるところだった。
 こうなると,私の職場では手に負えない。里親探しどころではない。今日の昼前に保健所に引き渡した。

 次に3頭目。
 昼前に「シェパードが人を追いかけていて怖い。」という通報が入った。
 パトカーなどが現場に急行する騒ぎになった。
 しかし,私の職場よりも保健所が先に捕獲したため,そのまま保健所に連れていかれた。

 次に4頭目。
 ビーグルを数日前に拾って預かっていた人が届け出てきた。
 この方も里親になって下さるとのこと。良かった。

 次に5頭目。
 午後になって,「迷い犬です」と書いた張り紙の横に大きな犬が繋がれているとの通報が来た。
 さっそく二人の職員が現場に向かった。
 ところが,現場に行った二人から「とても近づけません。危険を感じます。」との連絡があった。
 この二人も多くの保護犬を扱ってきて,犬の扱いにはある程度慣れているのだが,帰ってきて「あんな怖い犬は初めてでした。」と言った。もの凄い形相で歯を剥いて攻撃してきたらしい。
 繋がれていたので職員に怪我は無かったものの,職員の安全を考えて,この犬は保健所に引き継いだ。

 二日間で5頭の犬を扱って,3頭が保健所行き,2頭が里親さん引き受け。
 保健所に行った3頭の犬の飼い主は,早く保健所に届け出て,犬を引き取って欲しい。
 それにしても,どうしてこんなに「迷い犬」が多いのだろう。
 本当に自分の犬のことを思っているんだったら,「迷い犬」なんかに絶対して欲しくない。「迷い犬」の先には,交通事故死や保健所での殺処分,心無い者達による虐待が待っているのだから。



















2004年11月7日(日)
 「秋の薔薇」

 私が今住んでいる単身先の鹿屋市には,西日本一の規模のバラ園がある。
 薔薇は,春と秋に咲く。
 春の薔薇は,一斉に咲くので,豪華絢爛だ。でも,秋の薔薇もなかなかのものである。
 おとといから風邪で体調が悪く,昨日はほとんど寝ていた。でも寝てばかりでは気が滅入るので,気分転換にバラ園に行ってみた。
 薔薇は大きく分けて,オールドローズとモダンローズ,更にはイングリッシュローズに分けられる。と入り口に書いてあった(笑)
 バラ園の中には,様々な種類の薔薇が植えてあり,色とりどりの花が咲いていた。
 しかし,まだ三分咲きで,満開になるのはもう少し先のようだ。

 バラ園の中を1時間ほど散策し,秋の薔薇を楽しんで帰宅。
 美しい薔薇を見て,心は満たされたが,体は相変わらず風邪ウイルスに冒されたままだ(ヘックション)
 

           

           

           

           





















2004年11月5日(金)
 「悲しい死」

 昨夜の飲み会の帰りに,歩道に犬が横になっているのを見つけた。
 どうしたんだろうと思って近寄ってみた。目を閉じて動かないので,大丈夫か〜,と言いながら体をさすってみたら,状況が判明した。死んでいるのだ。既に死後硬直が来ていて,手足が固まっていた。
 外傷が無いので寝ているように見えただけだ。
 首輪をしていて,鑑札も付いている。毛並みもきれいだ。
 きっと,車に撥ねられて,内臓か脳を損傷したのだろう。まぶたも自然に閉じていて,まるで寝ているようだ。
 車道で撥ねられ,その後,歩道まで歩いてきたのだろうか。
 こんな冷たいアスファルトの上で死ぬなんて,とても残念だったはずだ。飼い主にもう一度会いたいと思いながら死んでいったのかも知れない。
 手を合わせて,この子の冥福を祈った。

 今朝一番で保健所に連絡した。
 せめて,鑑札から飼い主を割り出して,亡骸を飼い主に渡して欲しい。















2004年11月2日(火)
 「夜の訪問者」

 仕事から帰ってきたら,部屋の外で「ニャァ〜オ〜」と猫の鳴き声がした。
 私の部屋の南側は,畳16畳ほどの庭になっていて,そちらの方から鳴き声がする。
 ガラス戸を開けたら,可愛い猫ちゃんがガラス戸の前にいた。
 「おお〜,いらっしゃい,良く来たね〜,お前もひとりぼっちなのか?おじさんも単身で1人なんだよ。同じだね〜。」などと話しかけたら,猫ちゃんも私の話に「ニャーオ」と相づちを打ってくれたので,しばし二人で盛り上がった(笑)
 猫ちゃんは,ニャァ〜オ,ニャァ〜オと鳴いた後,そのうちどこかに消えていってしまった。またおいでね〜。

             


















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