2004年1月17日(土)
「かっ飛びスタンダード・プードル」
スタンダード・プードルの瞬発力は素晴らしい。
走り出しのスタートダッシュは,弦から放たれた弓矢の如しである。
そして,その走りは躍動感に溢れシャープで美しい。見る者をうっとりさせる。
かっ飛び中のリリー。
飼い主の中年プチスプリンターとは段違いの早さである(笑)
いつも自由に走らせてあげたいが,鹿児島と言えどもそのような場所は極めて限られている。
早くドッグランができないかな〜。
リリーとドーベルマンのセーラを競争させたことがあるが,リリーの方が早かった。遅いセーラはリリーの後ろをピーピー鳴きながら走っていた(笑)
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2004年1月15日(木)
「ドーベルマン」
今夜は親友のMと久し振りに二人で飲んだ。
このMは,お互いの顔が変形して誰か分からなくなるまで殴り合いのケンカをした仲なのだが,それが生涯の友になっているのだから,人生なんて分からないものだ。
そして,このMは,私がドーベルマンを飼うきっかけを作った男でもある。
高校生のときから大学時代,よくMの家に遊びに行った。働くようになってからも時々行っていた。
そのMの家には2代続けてドーベルマンがいた。
高校の時,初めてMの家でドーベルマンを見たときの感激,今でも覚えている。
実に精悍で逞しく,大きくて品位があり,家族に忠実で,とても格好良かった。
Mと私と,そしてそのドーベルマンとで,近くの磯の海岸に行って走り回った。海岸を走り回るドーベルマンを見ていて,いつかは自分もドーベルマンを飼ってみたいと,そのとき思った。
きっと,そのときの思いがいつまでも忘れられずに,今のセーラを我が家に迎えることになったのだろう。
もしかすると,そのときのドーベルマンとの出会いがなければ,今の我が家にドーベルマンはいなかったかも知れない。
そのMは,今ペット不可のマンションに住んでいる。犬を飼いたいのだ飼えない。
我が家のセーラの話をしていたら,Mが泣き始めた。
死んでいった2頭のドーベルマンへの思いが蘇ったらしい。
死してもいつまでも飼い主の胸の中で生き続けるドーベルマン達。幸せなドーベルマン達だ。
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2004年1月12日(月)
「お散歩」
昨日は久し振りに与次郎ヶ浜に散歩に行った。
「浜」があったのは昔の話で,今は埋め立てられて何も残っていない。辛うじて,天保山の松並木にその面影を見ることができる,かな?
上の写真は埋め立てて造った遊歩道。約1.5キロ余りの直線道路が南北に一直線に延びている。
幅は約20メートルもあり,車やバイクは進入禁止のため,わんこ連れの散歩にはとても安全である。
しかも,写真の右側は青々とした錦江湾が広がり,目の前に活火山の桜島が悠然と煙をたなびかせている。絶景かな,絶景かな,である。誠に贅沢なロケーションを手軽に楽しめる鹿児島市民は本当に幸せだ。
そして,もう一つ鹿児島の良さがここにもある。
写真でも分かるように,天気の良い日曜日の午後だというのに,人がほとんどいない。
私は東京に通算9年ほど住んでいたが,市街地や観光地の人口密度の違いを肌で実感するとき,鹿児島に戻ってきて大正解だったといつも思う。
写真を撮るためにリードを外したら,のんびりと地面をクンクンと嗅ぎ始めた。
長大な一直線の道路の遙か向こうに,辛うじて人影らしきものが少し見える。
この左側の約300メートル先には県庁があるところだと言うのに,静かで実に良い。
今日は城山に登った。
曇りの天気だったけど,これも桜島の一つの顔である。
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2004年1月7日(水)
「ボール遊び」
どこのわんこもそうかも知れないが,我が家のリリーはボール遊びがことのほか好きである。
どんなにへこんでいるときでも,ボールを見せれば尻尾がしゃっきとなって,早くアソボモードに一気に変わる。
ボールを放り投げる瞬間。全ての神経をボールに集中させているリリー。
飛んでくるボールに合わせて,ジャンプするため姿勢を低く構えるリリー。
ガブッ!とキャッチ。なり振り構わない乱れたこの形相,とてもスタンダード・プードルとは思えない(笑)
かくして,何度も何度もボールを私の所に持ってきては,投げて,投げてとせがむのである。ん〜,可愛い。でへへ。
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