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2005年1月31日(月)
「リリーの誕生日」
今日はリリーの7歳の誕生日。
我が家の家族になって,早くも7年。
リリーが来たときに中学1年だった長女は成人式を迎え,小学4年生だった二女は高校2年生になっている。
この7年間,リリーはいつも家族の真ん中にいた。何をするにしても,どこに行くにも,まず,リリーのことを考えてからであった。
それは,まさに我が家の家族の一人であることの証だ。
この7年間,リリーは我が家に多くの幸せを与えてくれた。
きっと,これからも同じように,家族の一人として我が家に多くの喜びをもたらすだろう。
でも,リリーの命の長さは人間の寿命と同じではない。
人間の何倍もの早さでその命は終わりに近づく。人より後から生まれたのに,人より早くその命の炎を消す。
宿命とは言え,分かっていることとは言え,そのことを思うと辛くなる。
今までの誕生日では,そんなことはことさら考えもしなかったのに,不思議なもので7歳の誕生日はそんなことを思ってしまう。
リリーの命も後半分,折り返しのときが来た,そのように考えてしまう。
しかし,リリーはそのことを何も知らない。
今を,ただひたすらありのままに生きている。
ただひたすら,何の迷いもなく,全ての心を飼い主に捧げる,あまりにも純粋なリリー。
人には到底真似ることの出来ない一途な心を持つことの大切さを教えてくれるリリー。
まだ7歳ではあるものの,歳を重ねるごとにその存在の重みが増していく。
どうぞ,これからも健康であって欲しい。
そして,どうか長寿を全うして欲しいと願わずにはいられない。
7歳の誕生日,おめでとう,リリー。そして,ありがとう。
お父さんをペロペロ中のリリー。だはは,嬉しいな。
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2005年1月30日(日)
「ニュースタイル@ポニーテール」
昨日から今日までの一泊二日でリリーとセーラが単身先の私のところに来た。
一月に1回の割合で来るのは,リリーのトリミングのためだ。
リリーのトリミングは妻だけではとても手に負えなくて,単身先に連れて来る,という訳だ。
私もそれに備えて,昨日は午前中に仕事と柔道の訓練を済ませた。
リリー達は昼に到着,そして,さっそくトリミングを開始。
約30分の昼食を挟んで,6時間近くかかってトリミング終了。
今回はボディの毛をバッサリ落とした。理由は,妻が「スリッカーを掛けるのが大変!」とクレームつけたからである(笑)
シャンプーの水切りにスイミング用の水取りタオルを使っていたが,今までのは小さかったので大きいサイズを買って使ってみたら,これが非常に良かった。スイスイと水が取れた,スイスイと,である(笑)
この方法はペペさんに教えてもらった。とても優れもので,長毛犬のシャンプーに是非お勧めだ。
今回のカットで,リリーの髪の毛をポニーテールにすることにした。
犬だが馬のスタイルだ。
でも,さっそく妻から再びクレームが出た。
ポニーテールにしたら手入れが面倒だ,とのたまった。
「いやいや,頭の後ろだから面倒なことは無い,結び直すのも2〜3日に1回で済むハズだ,あなたは若いから苦にならないハズだ,今日は天気が良い,あ〜だ,こ〜だ」と言ってやっと許しを得た。普段でさえ旗色が悪いのに,何しろ単身赴任中は犬の世話全てを妻にしてもらっているので,こういう時は平身低頭でお願いするしかない(爆)
スタンダード・プードルのトリミングは体力勝負だ。いつも体調を整え,気合いを入れてから始めている。
今回は相当手抜きをしたのだが,それでも5時間半かかった。
しかも,今回は午前中に柔道の練習をしていた。高校生達との合同練習だったので,歳も考えずに妙にハッスルしてしまって,全身が筋肉痛と打撲で痛くなっていた(笑)
このため,今回のトリミングは普段以上に疲弊してしまった。ふ〜,疲れたぁ〜。
頭の後ろの毛を結んでポニーテールにしたリリー。ん〜,でもちょっとまだ毛が短いので,これじゃぁ〜お団子頭だ。
ポニーテールになるには,あと3ヶ月ぐらいかかるかな?
明日はリリーの7回目の誕生日。
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2005年1月28日(金)
「79番目,80番目の保護犬」
22日に79番目になる犬が保護された。
雄で3ヶ月ぐらいの子犬だ。
町内放送をしたりして飼い主を探したが見つかっていない。
この子は里親になってくれるかも知れない人が既にいるので何とかなる。
ぽっちゃりして可愛い子犬だ。誰にでもじゃれて愛嬌を振りまいている。
80番目に保護されたのは,黒のラブラドール。
この子は保護されたその日のうちに飼い主が分かった。
一晩中街の中を迷っていたようだが,交通事故に遭わずに本当に良かった。
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2005年1月22日(土)
「お気楽ドッグ」
世の中は地震だぁ〜,津波だぁ〜,殺人だぁ〜,振り込め詐欺だぁ〜,借金取りだぁ〜,あ〜だ,こ〜だと毎日のように大変なことやトラブルが起きているいるというのに,我が家のセーラは,そんな世の中の動きから超越した仙人のような生活を送っている。
朝になればドッグフードを食し,散歩をして外の清々しい空気を胸一杯に吸い,その後はなぁ〜んにも考えないで,あっちでごろりん,こっちでごろりんと寝て過ごす。
時々おもむろに立ち上がり,本能の命ずるままに警戒咆哮をしたかと思うと,再び眠りの世界に入っていく。
ついでに寝ながら脚をバタバタ動かして夢の中で散歩をしたり,嬉しそうな顔をしてヒ〜ンヒ〜ンの訳の分からない声を上げる。グ〜といびきをかいたりもする。
悩みとか心配といったことがなく,まったくもってお気楽でノーテンキな犬である。
そんなセーラが可愛いく思えるのだから,犬という生き物は不思議なものだ。
正月に単身先に来たときの写真。ガラス戸から入ってくる柔らかな日差しを浴びて熟睡中のセーラ。セーラの至福の時間である。
NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/250 F値3.5 ISO400 焦点距離120mm(デジタル換算180mm) 露出モード:絞り優先 測光モード:中央部重点測光 露出補正:なし 手持ち撮影 シンクロなし Nikon
Capture4で明度補正 トリミングあり
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2005年1月18日(火)
「さようなら75番目の犬」
6日に保護された75番目の犬は,保護してから12日目になる昨日,保健所に引き渡した。
飼い主が現れず,老犬であるために里親がみつかる可能性がほととんどなく,しかも吠え癖がある,このような犬は,本来ならば速やかに保健所引き渡しなのだが,ギリギリまで保護を続けた。
少しでもその命を長らえてやりたい,というささやかな気持ちだ。
でも,犬の世話は,言うは易く行うは難しで,口で言うほど簡単なことではない。
所構わずにする排泄の片付け,鳴き声が近所の迷惑にならないように夜は倉庫に移動,食事,水,と本来の仕事をしながら担当者がこれらをしてくれる。休みの日はわざわざ出てきて世話をしてくれた。結構大変である。感謝したい。
犬を保健所に引き渡すときは,いつもは最後のお別れをするのだが,昨日は,多忙でそれが出来なかった。
私が行ったときには,既に保健所が連れていった後だった。
引き渡した翌日から数えて4日目には殺処分されてしまう。
保健所に行って助かる犬の数は,約1割だけ。それも子犬が大部分で,成犬でしかも老犬となれば,まず助からない。
日本では,毎日,約600頭の犬が殺処分されている。異常なことだ。
75番目の犬もその中の1頭となる。
いったい何のために生まれてきた命なのだろう。
この犬にも子犬の時があり,母犬の愛情を受け慈しまれながら成長したはずだ。そして飼い主にじゃれて遊んだ無邪気な頃があったはずだ。
繋ぎっぱなしにされていたとしも,それでも飼い主に対しては一点の曇りのない心で信頼を寄せていたはずだ。
そんな犬が何故恐怖と孤独の中で哀れな最後を迎えなければならないのだろう。
この犬は最後まで遠吠えをしていた。
きっと「私はここにいるよ,早く迎えに来て」と飼い主を呼んでいたのだろう。
生あるものが等しくその生命を全う出来る時代に早くなって欲しい。
75番目の犬が繋がれていたリード。このリードの先に繋がれていた。でも,私が行ったときには,その先にはもう繋がれていなかった。
ここに繋がれていた命は,この世の中からあと3日で消えていく・・・
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2005年1月16日(日)
「リリー@ポートレート風」
下の写真は,この前の年末年始に単身先の私の所に来たときのリリー。
リリーを窓際に立たせて,敢えて逆光にして撮影した。
そのまま撮影すれば,逆光のためにリリーの顔が暗くなる。
そこで,測光モードを中央部重点にし,露出をプラス補正して撮影。
バックは真っ白になって,リリーだけが浮かび上がり,逆光での撮影だなんて全く分からない写真になった。
耳の毛をゴムで段々に結んでいるのは,羽生さんちのリアンちゃんの真似だ。良いと思ったのは何でも真似てみる(笑)
でも,やっぱりリリーは可愛い〜なぁ〜,でへへ。
NikonD70+NikonAF-S・VR70-200mm シャッター速度1/60 F値2.8 ISO400 焦点距離98mm(デジタル換算147mm) 露出モード:絞り優先 測光モード:中央部重点測光 露出補正:+1.0EV 手持ち撮影 シンクロなし トリミングなし
このレンズ,本当に素晴らしい描写性能を持っている。
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2005年1月14日(金)
「76番目のミックスの飼い主」
7日に保護された76番目の保護犬の飼い主が,実は11日に分かった。
私の職場に来た人がその犬を見て,ある人の犬であることに気づき,担当者にそのことを教えてくれたのだ。
そのため,担当者がその人に犬を引き取りにくるように直ぐに連絡した。
ところが,なかなか引き取りに来ない。
何で??
自分の犬でしょ!
自分の犬がいなくなっても保健所にもどこにも迷い犬の届けをせず,しかも,保護しているから引き取るように連絡しても取りに来ないなんて,「飼い主」に全く値しない。犬を飼う資格なんてありゃしない。
飼われている犬が哀れである。
担当者が毎日電話をして引き取るように言っていたら,今日,やっと引き取りに来た。でも,引き取りに来たのは代理の人だった。しかも,その代理人は犬嫌いときた(怒)
そんな飼い主のところへ犬を返したく無かったけど,法律上はその飼い主に犬の所有権があるので,引き渡さなければならない。
前回のゴールデンといい,今回のミックスといい,飼い主が分かっても複雑な心境だ。
残りは6日に保護された75番目の保護犬だ。
この犬は,かなりの老犬で,人が近づいても気付かずに寝続けたり,誤って側溝に落ちたりする。
老犬ではあるが,吠え癖があって,相当吠える。
夜は寒くないように倉庫の中に入れているからまだ良いが,昼間はうるさいぐらい吠えている。
保護して今日で9日だ。
飼い主に見捨てられたこの犬に,ここでしばらく穏やかに過ごしてもらおうと思って,吠える犬にしては長い期間保護を続けてきた。
でも,そろそろ限界だ。
もう保健所に引き渡さざるを得ない。
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2005年1月11日(火)
「ゴールデンの飼い主」
昨日,昨年の大晦日に保護されたゴールデンの飼い主が分かった。
でも,その飼い主がゴールデンを探していた訳では無い。
近所の人に,私の職場で保護されていることを言われて,それで引き取りに来た,ということだった。
話の内容や保護してから11日目ということを考えると,仕方なしに引き取りに来た,とも受け取られた。
飼い主が分かっても今回は複雑な気持ちだ。
飼い主は,あのブルドーザーみたいな引っ張り癖に嫌気がさし,散歩にほととんど連れて行っていなかった思われる。
私が散歩のトレーニングを少ししただけで,直ぐにゼエゼエしていた。
出来れば,あともう少ししつけのトレーニングをして,犬に深い愛情を注いでくれる里親さんに引き取って欲しかった。
でも,それでも,犬にとっては飼い主は飼い主である。飼い主が世界で一番大切な存在である。
ゴールデンの飼い主は,今回の保護の一件を機に,犬に対する考え方,接し方を考え直して欲しい,と勝手なことを思った。
8日に保護された77番目の保護犬,パピヨンは,その日の夜に飼い主が判明した。
この結果,今の時点で保護されているのは,75番目と76番目の2頭になった。
75番目は老犬だ。
飼い主が分からなければ,保健所行きの可能性がとても高い。
76番目は,まだ若い。
誰にでも愛嬌を振りまくから,飼い主が分からなくても,里親が現れるかも知れない。
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2005年1月8日(土)
「これは異常事態だ@4頭の保護犬」
いったいどうしたことだろうか。
毎日のように犬が保護されてきている。
この6日間で5頭が保護された。
現在,飼い主が現れない4頭を保護中だ。
異常としか言いようがない。
保護された犬を順番に説明すると・・・
1頭目。
3日に保護されたラブラドール・レトリーバー。
73番目の保護犬だ。
この子はジャックという名前で,翌日に飼い主が引き取った。
2頭目。
6日の夜に保護された白色の中型のミックス。
74番目の保護犬。
この子も翌日に飼い主が分かった。
3頭目。
同じく6日の夜に保護された中型のミックス。
75番目の保護犬。
雄でかなりの老犬だ。
現在も保護中。
よく吠える。とても困っている。
4頭目。
昨日7日の夜保護された黒っぽい中型のミックス。
76番目の保護になる。
雄で,まだ若い。
大人しく,人が近づくと尻尾を振って喜ぶ。
現在も保護中。
5頭目。
今日8日の昼に保護されたパピヨン。
77番目の保護犬だ。
夕方になっても飼い主からの届け出は無かった。
この子たちと先週の大晦日に保護したゴールデンを含めて,現在4頭を保護していることになる。
なんてことだ。
新年早々,何でこんなに保護される犬達がたくさんいるんだ。
今日の夕方,保護されているゴールデンのしつけをした。
今日で3回目のトレーニングだ。
職場の庭での脚側歩行は,まぁまぁ出来るようになってきた。6割程度というところだろうか。
試しに,街に散歩に出てみることにした。
そしたら,職場の敷地を出て,植え込みのある歩道に出た途端に引っ張りながらクンクンを始めた。
やはり職場の駐車場でのトレーニングと外は違う。
これには結構手こずった。
修正しても,修正してもクンクンするために引っ張る。
しかも,マーキングをする。
その度にリードでショックを与え,いけないことを教える。繰り返し,繰り返し何回もしていたら,徐々に矯正されてきた。
片道15分,往復30分ほどの散歩だったが,帰るときには,猛烈に引っ張ってクンクンした場所を通っても,まったく引っ張らなくなっていた。試しにそこを何回か往復したが,引っ張らなかった。
それにマーキングもしなくなった。もっともこれはおしっこが切れただけかも知れないが(笑)
ただ,問題が一つ残った。
他の犬を見ると興奮して吠えるのだ。
私が叱ると静かになるので,希望は持てる気がする。
今日はこのゴールデンに「ステイ」と「カム」も教えた。
少し出来るようになった。ちょっとずつ教えていこう。
ブルドーザーのように人を引っ張っていた子がリードを垂らして歩いている。
しかも,二人がかりで抑えていたこの子が,ステイの練習で私がリードから手を離しても座って待っている。
職場のみんなが口々に「信じられない」と言った。
「うちの犬もしつけ直そう」と言った者もいた。だはは,犬の賢さを分かってくれて何だか嬉しいな。
ゴールデンのトレーニングを終えた後,次に,76番目のミックスの保護犬を散歩に連れ出した。
しかし,最初は全く散歩にならなかった。
右に左に,前に後ろに引っ張りながらグルグル走り回るのだ。
こりゃいかん,ということで,トレーニング開始。
この子は覚えが良くて,5分ほどで私の左横を歩くようになった。
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2005年1月6日(木)
「ゴールデン」
3日に保護された黒ラブは翌4日に飼い主が分かった。
私が黒ラブに「必ず飼い主が迎えに来るよ」と言いながら頭を撫でていたら,車から降りてきた30歳代のご夫婦が「あー,いたいた,ジャックがいた!」と言って黒ラブのところに駆け寄ってきた。
そうか,この子はジャックという名前だったのか。
そのご夫婦は,ジャックがいなくなった3日からずーと探していたらしい。4日になって保健所に問い合わせたところ,私の職場で保護していることが分かり,直ぐに飛んできたとのこと。
ジャックは飼い主を見て大喜びして,思いっきり尻尾を振っていた。良かった,よかった。
ちなみに,1〜2歳と思っていたら,やはり2歳だった。犬の歳はだいたい分かる。こういうのは職業柄得意だ。もちろん女性の歳当ても得意だ(笑)
ジャックの飼い主が分かったことで良いことがもう一つあった。
ジャックに吠えまくっていたゴールデンが,ジャックがいなくなったことであまり吠えなくなったのだ。
時折吠えるけれども,しばらくすると静かになる。それほど問題はない。これだったら里親が見つかるまでなんとか置いておけるかもしれない。
ということで,次はゴールデンを何とかしなければならい。
が,このゴールデン,かなりやんちゃである。
このゴールデンは2歳前後ではないかと思う。若いためまだ落ち着きがないのと,しつけがあまりされていなかったのだろう。一応「座れ」は出来るが,直ぐに動き出す。
多分,引っ張り癖があるだろうと思いながら,仕事が終わってから散歩のトレーニングのため柱からリードを外した途端,猛烈な勢いで私を引っ張りだした。
前回の日記で推定体重50キロと書いたが,50キロとはいかなくても,45キロぐらいはあるかも知れない。
その体重でぐいぐい引っ張るのだから凄いパワーだ。
で,直ちにリーダーウォークのトレーニングを開始。
引っ張り癖が相当強く,5分してもなかなかうまく出来なかったが,10分ぐらい経ったら真っ直ぐ歩くのなら少しうまく出来るようになった。私が止まれば,2〜3歩前に出てしまうものの私の顔を見て一応止まるようになった。
15分ぐらい経ったところで右回りを少しできるようになった。
最初は始末に負えない状態だったのを考えれば今日はこのぐらいで上出来だ。
少なくても脚側歩行が出来るようにしなければ,里親を探せない。手に負えないと言って保健所に持っていったら最悪だ。
この猛烈な引っ張り癖からして,この子の飼い主は,もしかすると引っ張り癖に参って,あえてこの子を探していないのではないだろうか,と思ってしまう。
ゴールデンにご挨拶中のセーラ(1月3日撮影)↑
このゴールデン,黒ラブのジャックとは相性が悪かったが,セーラとはウマが合うようだ。さすがはノーテンキな性格のセーラだ,大抵誰とでも合ってしまう。
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2005年1月3日(月)
「2005年に願いを込めて」
新しい年がスタートした。
昨年も色々なことがあったが、今年こそはいい年になって欲しい。
平成15年に全国で殺処分された犬は22万頭。
飼い主に見捨てられた犬が毎日約600頭殺されている。
人が人を大切に思わない時代を映している数字でもある。
人が人に対する思いやり、慈しみの気持ちがあったら、他の動物だって大切にする。
命の尊さを知らない、いや、知ろうとしない自己中心的な心には、自分以外の存在を大切にする心は生まれない。
この世に生を受けた生き物達が穏やかに暮らせる日が早く来て欲しい。
昨日、今日は陸上のトレーニングを兼ねて、リリーとセーラを連れてジョギングに夕方から出かけた。
約1時間のジョギングで正月太りも少しは減ったかも(笑)
今日のジョギングは途中から雨になった。リリーとセーラが風邪をひいてはいけないので、リリーとセーラを途中にあった病院の軒下に置かせてもらって、私は雨の中を濡れながら車を取りに走った。
そして、車でリリーとセーラを迎えに行き、無事に自宅に到着。だはは、なんて過保護な親ばかなんだ(呆)
昨年の大晦日の日から、ゴールデンレトリーバーが1頭保護されている。
72頭目の保護犬だ。
雄で陽気な性格だ。
しかし、デカイ!これまでゴールデンは沢山見てきたが、これはデカイ。雄にしてもデカイ。推定体重50キロだ。
決定的瞬間の写真。推定体重50キロのゴールデンに足を踏まれて思わず「ギャイィィーン!!」と泣いているセーラ。
それにしてもこの大きさの違いはすごい。頭はセーラの3倍ぐらいある。ドーベルマンが小さく見えてしまう(笑)
リリーはこの子には全く関心を示さず(笑)
今日は昼間は仕事に行った。
そしたら、黒のラブラドールが保護されてきた。
今年最初の保護である。昨年4月からの年度でいけば73頭目の保護犬だ。
雄で、1〜2歳ぐらいかと思われる。
毛並みがきれいで活発な子だ。座れ、待て、よし、のしつけが出来ている。
ところが、大晦日に保護されたゴールデンと相性が悪い。
黒ラブが背中の毛を逆立たせて唸り始め、その後は両方とも吠え合いになった。
う〜、このパターン、心配だ。
吠える犬は保護を続けられない。
取りあえず今夜は様子を見ることにした。
今日保護された黒ラブ。毛の手入れが行き届いていてきれいだ。人間にはとても愛想が良いが,上のゴールデンとは全く合わない。
正月早々、さっそく保護犬だけど、今年が全ての犬達にとってハッピーな年になることを願っている。強く、強く願っている。
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