人とわんこのダイアリー
過去のダイアリー(2003年9月分)

2003年9月30日(火)
  「秋近し」 
 
 今朝の富士山山頂の気温はマイナス5度。
 北海道の気温も一桁。
 そうゆうところは別にしても,全国的には秋が深まる季節。
 でも,鹿児島はこれから秋を迎える。秋近しのころだ。

 今朝の気温は17度。散歩をするには最適な気温だ。
 1週間ぐらい前までは,庭に出たら直ぐに口を少し開けてハアハアしていたわんこ達が,しばらく歩いてもハアハアしなくなった。

  私が住んでいるこのあたりは,住宅街にもかかわらず,一カ所田んぼがある。散歩の時,そこを通るのが楽しみだ。春のレンゲ,6月の田植え,秋の稲刈りなど季節の節目に触れることができる。
 
              
                  田んぼの稲も穂を垂れてきた。




2003年9月27日(土)
  「ミニチュアダックスフンドだよ〜」 
 
 知人が2か月前からミニチュアダックスフンドを飼い始めた。現在,生後4月。
 その知人が子犬を見せてくれると言ったので,知人宅まで行った。

 いや〜,も〜,子犬はかわいい過ぎる。
 しかも,性格がヒジョーにいい。
 私が撫でると静かにしているし,子犬だからやんちゃではあるがわがままなところがさほど無い。
 甘噛みしたところを軽くマズルコントロールされると,直ぐにおとなしくなる。吠えても,家族に無視されると直ぐに鳴きやむ。
 私が紹介したペットショップで購入したわんこだったので,どうだろうかと少し心配だったが,こんなに性格の良いわんこはそうはない。とても飼いやすい性格だ。
 あとは,そこの家族の躾次第だが,犬のことをよく研究しているから,きっとメイちゃんはハッピーなわんこになるだろう。 

 そこのペットショップは,自らもブリーディングを手がけている。わんこの質に厳しく,自分が納得したわんこでないと簡単には売ってくれない。流行犬の無計画な繁殖を嘆いている。

                   
                      かわいいメイちゃん




2003年9月25日(木)
  「鶏飯」 
 
 昨日から今日まで一泊二日の出張だった。
 我が家は,わんこの朝の散歩は私,夕方は妻の担当になっている。
 昨日は午前6時前に家を出たので朝の散歩はなし。そして,今朝も散歩はなし。
 
 出張すると体重が増える。
 朝の散歩での運動がないことと,外食が原因だ。
 外での食事はどうしても脂っこいものが多く,それに,量も多い。
 今日の出張先での昼食はここ↓
               
 
 名瀬市と奄美空港の間にある鶏飯専門店「ひさ倉」。ここで鶏飯を食べた。
 奄美の観光では定番のお店なので,ご存じの方も多いかも知れない。
 ご飯がおひつに入って出てくるもんだから,美味しい,美味しいと言ってお代わりしているうちに,またまた,食べ過ぎてしまった。ふ〜。

                  
       昨日奄美で撮ったクロトン。鮮やかな色である。
       しかし,本土に持ってくると色あせる。強い日差しが必要なのだ。

2003年9月24日(水)
  「久し振りの城山」 
 
 きのうは久し振りに城山に登った。
 4か月振りぐらいである。
 9月下旬にさしかかろうとしているが,まだ暑さが残っているので,夕方,5時20分頃に水族館を出発。
 既に暗くなりかけていた。
 陸上のトレーニングを兼ねているので,急な坂の階段を早足でゼエゼエ,ハアハア喘ぎながらやっとこさ城山展望台に到着(頂上からの写真は9月24日のSCCトレーニングダイアリーにあり)
 
 かなり薄暗くなっていたので,早々に下に下りた。
 1時間200円の駐車料金が惜しくて,大急ぎで水族館近くの駐車場に戻ったが,1分オーバー。
 1時間以内なら無料だったのに,悔しいぃ。
 
                 
               暗くなってもお父さんを見ながら歩くリリー。




2003年9月23日(火)
  「くっ付き犬」 
 
 我が家のわんこ達は,私が家に居ると,コバンザメのように私にくっ付いている、と前回の日記に書いたが、特にくっ付いて離れないのがスタンダード・プードルのリリーである。

 スタンダード・プードルを飼っているほとんどの人が、この犬種は人にまとわりつく、という話をしている。 
 今こうやって私がパソコンの前にいるときは足元にいるし、トイレに行けばトイレの前までついて来る。あ〜、疲れたと言ってリビングで大の字になれば横に寝る、ホントにベタベタ犬である。
 ウェットな性格のわんこが好きな人には,スタンダード・プードルというのは合うかも知れない。

 でも,仕事に出かけるときなど,わんこを連れて行かないときは,後にくっ付いて来ないで,さっさとリビングで寝てしまう。状況判断ができる実に賢い子だ(親バカ)
 が,ドーベルマンのセーラはいくら経ってもそれが分からない。連れて行ってもらえないのに,玄関までしっぽフリフリで付いて来て,連れて行ってもらえないと分かるとピーピー鳴く。やっぱりお馬鹿さんだ(笑)
  
                    
                     「ねぇ,ねぇ,遊ぼうよ〜」


2003年9月21日(日)
  「ワンマンドッグ」 
 
 我が家のわんこ達は,私が家に居ると,コバンザメのように私にくっ付いている。
 私がパソコンを始めると,セーラは直ぐうしろで伏せの姿勢になって私の方を見ている(写真)
 おぉー,さすがドーベルマン,「One Man・Dog」と呼ばれる犬種だけあって忠犬だな〜,と思っていると,5分もすればそのままドテ〜と横になって寝込んでいる。
 そして,ときどき夢を見て,寝たまま足をバタバタさせたり,吠えたり,ピーピー鳴いたりしている。
 やっぱりセーラはノーテンキなヤツだ。

                       
                 私の背中を見つめているけなげなセーラ。
                 でも,このあと,直ぐ寝てしまう。

 注「One Man・Dog」=生涯,1人の飼い主だけを自分の飼い主とする犬。ほかの人を飼い主と認めようとしないので,この種のわんこを飼いたいと考えている人は,それ相当の慎重さが求められる。ま,それは,どのようなわんこでも全く変わらないが。



2003年9月18日(木)
  「あーっったまに来た〜」 
 
 今日のテレビニュースで「ペットブームの落とし穴」をやっていた。
 最初,今人気のトイプードル,チワワ,ミニチュアダックスフンドの子犬の映像を流していた。
 うわぁ〜,かわいいな,なんて思っていたらここからが本題に入った。
 このニュースが取り上げた問題とは,買った子犬が標準よりも大きくなった,というものだ。

 その原因として,顔を写さないインタビューに,業者が「人気犬はどんどん売れるから,本来は繁殖に使用してはいけない犬までも使っているからだ。」と答えていた。
 悪徳ブリーダーと悪徳流通業者,悪徳販売業者が結託すれば,無計画な繁殖とスタンダードを外れた犬にまことしやかな血統書を付けての販売が可能になる。何も知らない消費者はだまされてチワワだー,ミニチュアダックスフンドだーと思って買っていく。
 でも,しばらくすると標準よりもどんどん大きくなって,ここで飼い主がおかしいと気が付く。一例として,標準の3倍もの大きさになったミニチュアダックスフンドを紹介していた。

 ここらあたりまでは,毎度のことに怒が改めて湧いてきたという程度で,驚きもしなかったが,しかしだ,そのあとだ。頭に来たのは。
 今度は,消費者の実例の話をした。その消費者は,標準よりも大きくなったわんこをペットショップに返し,購入価格の半分の7万円を返して貰ったというのだ。
 買って直ぐなら理解できないでもないが,「標準よりも大きくなった」というのは,相当長い期間,一緒に暮らしているはずである。わんこは,だいたい7〜8か月で成犬に近い大きさになる。ということは,その犬が標準よりも大きくなったことが分かるのは,それと同じぐらいか,早くても半年ぐらいはかかるのではないかと思う。
 そんなに長く飼っていたわんこを,「大きくなり過ぎました。はい,お返しします。」で返して,お金を半分返して貰う。売る方も売る方だが,一体全体,この買い主はわんこを何と思っているのだろう。電化製品ではないのだぞ。
 半年ぐらい一緒に住んでいて,愛情は生まれなかったのだろうか,生き物に対する哀れみの気持ちはないのだろうか。
 犬のスタンダードがなんぼのもんだと言うのだ。犬を選択するきっかけ程度にはなるが,愛情が湧く,湧かないには全く関係のないことだ。わんこへの愛情やわんこを飼うことの価値というは,犬種のスタンダードに対してではなく,わんこという生き物そのものに対して抱くべきものではないのか。

 例え,一日でも,一度,家に迎え入れたわんこは自分の家族である。
 その家族を大きさが気にいらんからと言って店に返すとは,「犬畜生にも劣る」行為である。

 あまりにも頭にきたので,怒りのまま書いてしまった。いかん、いかん。
 
                    
        ノーテンキなセーラも怒りの雄叫び。「がぁぁぁぁー,許せ〜ん!」



2003年9月15日(月)
  「老人はドーベルマンが好き」 
 
 老人福祉法と祝日法の改正によって、今年から9月15日は老人の日、9月第3月曜日は敬老の日。ん,何がどう違うのかな?
 それはそれとして、昨日は実家に帰省。
 帰省と言っても,車で1時間程度。
 それに比べて家内の実家は東京だから遠い。金もかかる。そんな遠いところから,わざわざ私のお嫁さんに来るなんて,「愛の力は強いんだな〜」と思っていたら,いつの間にかそれも昔の話。今は,「女の力は強いんだな〜」と恐れ入りつつ服従の日々である。実家の仏壇に向かって「南無阿弥陀仏」。

 実家は昔ながらの和風の家だからフローリングは無い。
 板間と言えば,唯一,縁側があるぐらいだ。
 我が家のわんこ達は,畳の間には入らないように躾てある。そのため,実家でわんこが入れる場所は縁側だけに限定される。
 それでも,「おばあちゃんちに行くか?」と聞くとしっぽフリフリで大喜びする。
 老人の母に「来たか,来たか」と頭をピタピタとたたかれ,頭を垂れてかしこまるドーベルマンの図は面白い。母には,分別のあるリリーより,ノーテンキなセーラの方が可愛いいようだ。


                   
          実家の縁側でお利口さんにして待っているリリーとセーラ
          右側の畳の間には決して入らない。「Good Girl」

 この日はデジカメを忘れたので携帯電話で写真を撮った。ドコモの505iはこういうときとても助かる。505で撮った上の写真の元の大きさはパソコン画面ぐらいある。



2003年9月11日(木)
  「リードは短く持ちなはれ〜」 
 
 昨日の仕事帰りに4組のわんこのお散歩と出会った。
 最初は,柴犬を連れた60代の男性,リードを短く片手に持っていた。柴ちゃんも男性の左真横に付いてお利口さんに歩いていた。

 次に,黒のラブラドール・レトリーバーを連れた30代半ばの女性,リードを短く,基本通りに両手に持っていた。ラブちゃんは飼い主の左真横を,飼い主に合わせて歩いていた。

 3番目は,二十歳前後の男性,中型のミックスを連れていた。丁度,横断歩道を渡るところだったが,2メールぐらいのリードの端を持っているものだから,他の歩行者は迷惑そうな顔をして避けていた。
 しかも,わんこは飼い主の前を右に左に動きながら,飼い主を引っ張っていた。
 
 最後は, 柴犬を連れた40代ぐらいの男性。この男性も2メートルぐらいのリードの端を持ち,わんこに引っ張られていた。

 こうして見ると,他の歩行者に迷惑をかけないようリードを短く持って配慮している人は,わんこも脚側歩行のしつけがきちんとなされている。そうでない人=リードを長々と持っている人は,わんこへのしつけもいい加減で,わんこに引っ張られているという,リードの持ち方としつけの相関関係を発見した。
 
 わんこのお散歩七箇条に書いているように,リードは短く持つべし,である。でないと,周りが迷惑だ。

                  
                   リリーちゃん
  

2003年9月9日(火)
  「弁償してくれ〜」 
 
 我が家のドーベルマンのセーラがまたやってくれた。
 庭を走っていて,ブーゲンビリアの植木鉢に体当たりし,ガッシャーン,である。
 高かったテラコッタだったのに!
 ブーゲンビリアの方は植え替えれば大丈夫だろう。3年前に屋久島に行ったときの,大切な思い出の木だ。
 お仕置きのため,セーラを割れたテラコッタの前にしばらく立たせた(笑)
 
     割れたテラコッタの前に立たされ,うつむいて反省のふりをしているセーラ
               




2003年9月7日(日)
  「りりーたん、お疲れ〜」 
 
 暑い、暑い。今日も暑い。9月になって猛烈な暑さが続いている。
 今日はスタンダード・プードルのリリーのトリミング。前回から4週間目。
 スタンダード・プードルのトリミングがいかに重労働かは、「わんこのお世話」の「トリミング」のコーナーでご紹介しているとおり。しかも、この季節は暑さという苦難まで加わる。我が家は犬仕様の家であるが、さすがに予算の都合で冷暖房完備のトリミング室までは作れなかった。あ〜、羽生さんが羨ましい。
 暑いので、かなりいい加減なカットで済ませ、約5時間ほどの短時間で終了。
 終わったあとはボールで遊んであげて、気分をリフレッシュ。リリー大喜び。

        頭の毛をクリップして全作業終わり。お疲れさ〜ん
              


 その後、ドーベルマンのセーラを洗濯。ごしごし手でシャンプーしてタオルで拭いて、ハイ15分で終了。あ〜、手間いらずの楽チンわんこだ。




2003年9月6日(土)
  「いらっちゃいませ〜」 
 
 写真は,お客さんに歓迎の熱烈チューをするドーベルマンのセーラ。
 お客さんに敬意を表して耳を倒している。
          
               


 わんこが耳を後ろに倒す表現は,二つの理由がある。一つは,服従の意志を表すとき,もう一つは相手を拒否し場合によっては攻撃をすることを表すときである。後者の時は,わんこが相手に恐怖を感じているときが多い。
 したがって,立ち耳のわんこが耳を後ろに倒しているときは,服従か攻撃の意思表示かを見分ける必要があるが,それは,唸っているか,歯を剥いていないかなどで直ぐに分かる。ウーなんて言っていたら絶対に近づかないことだ。
 立ち耳のわんこは耳での意思表示が出来るので,どのような心理状態にあるかを耳で判断出来るが,スタンダード・プードルやゴールデン・レトリーバー,イングリッシュ・コッカー・スパニエルなどの垂れ耳系は,それは不可能である。しっぽと顔,全身の状態で判断することになる。




2003年9月3日(水)
  「お耳の毛抜き」 
 
 垂れ耳のわんこは、定期的に耳の中の毛を抜いてあげなければならない。
 でないと、耳の中の毛が伸びて毛だらけになり、耳の病気になりやすい。
 スタンダード・プードルは、毛がいくらでも伸びるから、なおさら毛抜きが必要だ。
 だいたい、一月に1〜2回だろうか。できれば、こまめに抜いた方が早く終わって、人もわんこも楽だ。
 ということで、今夜はリリーの耳の毛抜きをした。
 外科手術用の鉗子を使って抜くが、これが結構神経を使う。間違って皮膚を鉗子で挟むと、わんこがとても痛がる。そうすると、次から毛抜きを嫌がるようになるので、細心の注意が必要だ。だから、酔っぱらってするお手入れではない。
 ドーベルマンのセーラは、こんな繊細なお手入れはまったく無し。手間いらず。

                 鉗子で毛抜き


 
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