人とわんこのダイアリー
過去のダイアリー(2003年8月分)

2003年8月31日(日)
  「いつまでも暑いよ〜」 
 
 お盆前までは今年の夏は冷夏だった。のに,そのあとはいつもと同じだ。
 この暑さ,全国的には残暑と言うが,鹿児島はまだ夏と同じだ。
 早朝は幾分気温が下がってきたような気がするものの,夕方は相変わらずだ。
 我が家は昼からクーラーを入れるが,これはわんこのため。

 今日の夕方のわんこのお散歩は20分ほどで終了。
 家を出た途端にハア,ハア,ゼエ,ゼエ。心臓への負担が大きい。
          家を出るとき既にベロが出ているセーラ。


 

2003年8月24日(日)
  「抱いてもらったドーベルマン」 
 
 昨夜は知人と庭でバーベキュー。
 SCCの練習のあとだったから,ビールの旨いこと,旨いこと。幸せ〜。
 バーベキューの後は家の中に場所を移して,飲み会再開。
 昨夜は知人が若い女性を連れてきた。初対面の女性だから,我が家のわんこ達も初めて会う人である。
 その女性はリリーとセーラに最初はおっかなびっくりしていたが,ひょーきん者セーラの歓迎に,ドーベルマンという犬種へのイメージが大きく変わった。しばらくすると,「かわいいぃ。かわいぃ!」を連発して,セーラを抱きしめていた。この人はお酒はまったく飲んでいないので,酔った勢いで,ということではない。
 ドーベルマンは,どうも凶暴というイメージだけが先行してしまって敬遠されがちであるが,環境次第で本当にいい家庭犬になる。この女性もドーベルマンを好きになってくれて良かった。
 外では誰からも敬遠されて撫でてもらうことがないかわいそうなセーラも,昨夜は「セーラ,セーラ」と呼ばれ,撫でてもらうどころか何回も抱きしめられて,ホントーに幸せな夜だった。

               



 

2003年8月21(木)
  「街の中を流れる脇田川」 
 
私の住んでいる街の中を脇田川が流れている。
最近はずいぶんと綺麗な川になって,鮎も遡上するようになった。一昨年,昨年とこの川で鮎釣りをした。自宅から竿を担いで1,2分で歩いて行ける。町中を流れる川なのに鮎が釣れるのだ。よく考えてみれば凄いことだ。何故なら神田川で鮎が釣れますか?淀川で鮎が釣れますか?

釣った鮎を焼いて,骨酒にすると,ん〜〜〜たまらんのです。今年もやろーっと。

この川にはいろいろな生き物がいる。魚のほかに石亀,オニテナガエビ,もずくがに,鴨,サギなど。
ところが,この脇田川で最近幅をきかせて我が物顔でいるヤツラがいる。一人では何も出来ないのに,集団の威力を背景にのさばっているのである。鯉である。
散歩の途中,川の中にドッグフードを2,3個に投げ入れると,もの凄い数の鯉が口を水面に出し列をなして集まってくる。大小含めて3百匹以上はいるのだろうか。鯉同士で上になり下になりながらのドッグフードの争奪戦はあさましい限りである。が,それがおもしろくてドッグフードを投げ入れる私は何なんだ。

散歩にドッグフードを持っていくのは,わんこのアイコンタクトへのご褒美のためである。目と目が合ったらご褒美として少しあげるのだ。
だから,私が鯉にドッグフードをあげるとリリーとセーラが恨めしそうな顔をする。
きっと,リードを外せば,食いしん坊のセーラは川に飛び込んで,鯉とドッグフードの取り合いをするかもしれない。

ま,それは兎も角,脇田川越しに見る夕焼けは,何とも風情があって大好きなロケーションである。脇田川が最も美しく輝くときである。

              
 ぞくぞく集合中の脇田川の鯉。なんで川にこんなに鯉がいるの?増え過ぎ。

2003年8月20(水)
  「いつまでも暑いな〜」 
 

暑さ寒さも彼岸まで,なんて言ってたらとんでもなかった。
今の時期の暑さは,普通は残暑というが,鹿児島は残暑ではない。まだ,本来の夏である。鹿児島の夏はまだまだ続くのだ。
学生の頃,夏休みが終わって8月の終わりに鹿児島から東京に戻るときがよく分かった。鹿児島ではみんな半袖を着ているが,東京に着くとみ〜ん〜な長袖である。私だけ半袖,半ズボン。季節のサイクルが明らかに違う。

鹿児島は9月いっぱいは半袖が続く。
しかも鹿児島は南北600キロメートルと長い。奄美方面になれば半袖の時期はもっと延びる。私が若い頃勤務した喜界島は正月にハイビスカスが咲いていた。

すなわち,暑さに弱いわんこ達にとっては、鹿児島の夏は長くてタイヘンなんですぅ。
少しでも涼しい方がいいだろうと思って,散歩のために6時15分に起床。まず,リリーに軽くスリッカーをかけ,庭の芝生で大小両方の用を済まさせ,6時40分ごろ散歩に出発。でも,もう暑い。朝日がガンガン。

今朝のわんこの散歩も25分で終わり。
                  
                  散歩に行く前のお二人さん。



2003年8月18(月)
  「セーラの朝」 
 
 セーラの朝は私にキスのあいさつをすることから始まる。

 我が家は2階建ての家である。人は2階に寝る。リリーも人と同じで2階の子供のベッドの脇に寝る。
 そうすると1階に誰もいないことになって、防犯上ちょっと手薄である。そこで、セーラは1階を警備するために、1階に寝てもらっている。ホントはみんなと同じように2階で寝たいのだけど、「お前は頼りになるガードドックだね〜」とおだてて1階に寝させている。
 そして、朝になると、まっしぐらに私の寝ている部屋の前に来て、短いしっぽをフリフリしながら私が起きてくるのを待っている。この間は決して吠えたりしない。お利口さんである。ただ、鼻をピー、ピー鳴らすのは困ったものだ。
 ちなみに、わんこは決して和室に入ってはいけないという我が家のルールがある。私の寝ている部屋は和室だから、セーラは入り口から中に入らず、部屋の前で待っているのだ。

 そして私が起きてくると、体全部を使って喜びを表現し、私にキスのごあいさつしようとするが、しかし、まだそれは出来ないのだ。
 リーダーに対するあいさつは、先ず、上位の者から行うのがわんこの群れの掟である。隣の子供の部屋に寝ていたリリーが起きてきて私にキスをし、それからやっとセーラのキスが許されるのである。
 たかが数時間寝ていただけなのに、何年も離ればなれになっていた奇跡の再会のごとく、私の顔をべろべろ、べろべろ、べろべろ舐め、そしてセーラの一日は始まる。
 
 セーラの一日が始まると言っても、後は食って寝るだけの一日だけど・・・(笑)。




2003年8月15(金)
  「ネットの世界はグローバルでも世の中は狭い」 
 
 先日ホームページを立ち上げて、これまで私が気に入っていたいくつかのホームページを、先方への失礼を顧みずリンクさせていただいた。
 その中には、ドーベルマンを趣味とする世界では有名なサイトがあり、私もそこによく行っていた。そのコンテンツはオールジャパン、いやそれ以上のインターナショナルなものであり、感心することしきりである。
 まさか、そこの管理人が同じ県内にお住まいとは、いやはやびっくりした。世の中狭いものである。リンクのごあいさつをして初めて分かった。
 人生は人と人の出会いであり、その出会いをいかに大切にし、愉しむことができるかによって、いい人生と思えるかどうかの分かれ道であると思っているが、このような形の出会いも、また一つの出会いであろう。
 
 昨夜の小雨も今朝は上がっていた。しかし、道が濡れていたのでわんこの散歩は中止。
 雨は止んでいても、道が濡れていると、歩くときに跳ね上げた水、泥でリリーの毛が汚れ、これをきれいにするのが大変だからである。
 セーラは汚れてもタオルで一拭き、手間いらずだが、スタンダード・プードルはホントに毛の管理が大変だ。

       


2003年8月14(木)
  「夏の散歩」 
 
 秋、冬、春の散歩はわんこの体温にさほど気を遣うことはない。
 しかし、夏は、わんこの体温をオーバーヒートさせてしまうと命にかかわる事態に及ぶことがあるから、気を付けている。
 人は皮膚呼吸である程度体温調整が可能だが、わんこの皮膚は一切汗をかかない構造(パッド等のほんの一部を除いて)だから、口でハァハァして体温を調整するしかない。でも、口だけだからその効果はたかが知れている。
 そう言えば、外に飼っているわんこが暑いだろうからと扇風機を出して当てている光景を目にしたことがあるが、これはな〜んも意味なし。風邪が当たって涼しいと人が感じるのは皮膚呼吸ができるからだ。一番いいのはクーラーのある家の中で飼ってあげること。
 ついでに、同じ気温でも、湿度が低ければ人は涼しく感じるが、わんこはそうではない。皮膚呼吸ができないから、湿度は関係ないのである。このことはわんこを車に乗せたときに気を付けてあげたい。車の中はエアコンで除湿されて人は結構涼しく感じても、実は車内温度はわんこにとってはまだまだきつい温度だったりする。そうゆうことに配慮して、温度計なんぞで車内温度を確認してあげる飼い主は、あの世でわんこの恩返しがあるかもしれない。我が家の車にはついていないが。

 夏は、日中の散歩はもちろん出来ないし、日中にアスファルトの上を歩かせてると、パッドが火傷をしてしまうこともある、らしい。そう言えば、パッドは丈夫そうで意外とデリケートだ。以前、セーラが散歩の途中で立ち止まって動かなくなったので、足を突っ張って踏ん張るセーラをエンヤコ〜ラと強引に引っ張ったら、なんと、パッドが擦りむけてしまって血が出たことがあったけ。
 この時期は早朝と日が落ちてからの散歩となるが、散歩の時間も短くしている。わんこがハァハァいう状態を見ながら、ベロが口の横の方から出て長く垂れ下がってきたら、そろそろ危険信号である。早朝で30分以内、夕方で20分以内ぐらいである。他の時期は1時間位だからかなり短い。
 で、同じように食事を与えていると体重がぐぐっぅうと増える。今年の梅雨から夏にかけてセーラの体重が3キロほど増えて、こりゃ大変だと言うことでダイエットを実施。現在までに2キロ減量し、30キログラム。あと1キロ落とそうね。腹が減るけど。

 それにしてもこの暑い時期に、しかも日中にわんこを散歩させている人がいるけど、わんこのことが心配にならないんだろうか。夏でも毛皮を着ているわんこのことが。

 あ、そうだ、一つ忘れていた。ドーベルマンのセーラのことを。
 ドーベルマンは、筋肉質に作られ無駄な脂肪は全くない、しかも毛も非常に短いわんこだから寒さに大変弱い。冬はストーブの前から離れない。信じられないことに、わんこのくせに寒さで歯をガタガタ鳴らすのである。であれば、暑さには比較的強いだろうと思っていたら、さにあらず、だった。寒さに弱い上に暑さにも弱い。どっちも弱くてどうすんねん、せえーら。
 



2003年8月10(日)
  「リリーのトリミング」 
 
 スタンダード・プードルのリリーには死ぬまで続く苦難がある。
 それはトリミングだ。スタンダード・プードルの毛は柔らかくふくよかで、触るだけで人の心を和らげてくれるのだが、この毛がヒジョーに大変なのだ。放っておくといくらでも伸びてラモスの頭みたいになってしまうし、毛玉は出来るし、口の周りは汚くなるし、ホコリが絡んでモップみたいになるし、とても始末に負えない。
 だから、うちでは、自分たちで4週間に1回のペースでシャンプーや毛を切るトリミングをするのだが、これが一言では言えない苦労があるので、いつか「わんこのお世話」コーナーでご紹介しようと思っている。
 なぜ、自分でするのかって?
 ペット美容室に頼めば2万から3万円位かかるから、うちでは「とんでもない」ということで自分たちでするのである。ま、それに店によっては「スタンダード・プードルはしたことがありませんので、お断りします。」と言うところもあるしね。それから、最初は大変だったけど、自分好みのカットも面白いもんだし。
 いやー、しかし、疲れた。家内と二人がかりでバリカンして、カットして、シャンプーして6時間かかるんです。冬は毛の乾燥にもっと時間がかかる。
 この大変さ、リリーも同じかも。これを4週間に1回、一生続けるのだぁ。

           


2003年8月10(日)
  「HP開設だー!」
 
 まだ建築途中のビルのような状態での公開になったけど、我が誕生日に併せて、昨日、マイホームページをネット上に公開することがきでた。これから少しずつ手を加え、更新していくことにしよう。
 ほとんどは順調に作業は進んだが、昨日、今日、累計の三つを表示するカウンターがうまくいかず、結局、累計だけの単純なカウンターを置いた。ん〜〜わからんな〜。うまく行かなかった原因が。このあたりがにわかHP設置者の限界か。そのうち、HPの権威者のおおたさんに教えてもらう。
 何れにせよ、新しい自分を発見できることがあるかも、ということを期待してHPを楽しんでいきたい。と言うことで、皆さん、よろしく!!

            

  

2003年8月7日(木)
  「HPを開設するぞ!」

 今年の春、インターネット回線を光ファイバーにしたとき、前々から考えていたHP開設を実行することにした。が、思いとは裏腹になかなか準備に着手できずにいた。そうこうするうちに夏が来た。夏と言えば私の誕生日。よし、誕生日の日をサイトアップの日にすべし、とXデーを決め、誕生日の10日前に、重たかった腰を上げた。後は突貫工事あるのみ。
 職場でほんの少しだけだけどインターネットに関係する仕事をしているし、パソコン歴も10年になるため、HP開設に手を付けてからは作業はどんどん進んだ。SCCでの練習でもこんなに早く走ることができたらいいのだが。とは言っても40半ばを過ぎた中年おやじである。HPのサイトアップ予定日まであと2日となったのに、構想の半分も作業は進んでいない。ちょっと、コンテンツを欲張り過ぎたのかな。
 ま、いいや、間に合わなかったのは公開後に順次アップしていくことにしようっと。なにせ、仕事では無いんだもんね。遊びは楽しくやろうっと。
 明朝、台風が鹿児島に上陸又は接近予定。既に強い雨が降っている。


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