2008年12月31日(水)
   「犬の存在って何?」


 神様はなぜ犬を創造なされたのか。
 そして、その犬と何故一緒に人間は暮らすのか。
 何故?
 ある人は「人間は悲しむ生き物だから、神様は犬をお作りになった。」と言った。
 人間の悲しみを癒し、辛さを取り除き、励ましてくれる、そのためにこの世に存在するということか。
 そう言われれば確かにそうだ。犬がいるというだけで、どれくらい救われたことか。
 そんなリリーとセーラに、今年も1年間、我が家にたくさんのハッピーを残してくれたことを感謝したい。
  
 来年がすべての犬達にとって楽しく幸せな1年になりますように。


              
























2008年12月30日(火)
   「妻との別れの日」


 昨日の朝、妻が旅立っていった。
 別れの言葉を一言、二言交わした後、肩にバッグを掛けた妻は後ろを振り向くこともなく、そのまま去った。
 振り向けば未練が残るというのか。
 降り止まぬ冷たい小雨の中で妻を見送る私・・・
 残念だが、これが現実だ。
 
 実は、こうなることは2ヶ月前から分かっていた。
 でも、どうすることもできなかった。一旦もつれた糸は簡単にはほぐれない。
 妻との別れは辛いが、しかし、妻にも妻の思いというものがある。その気持ちを大切にしてやりたい。
 そうなると、残る道はただひとつ、別れしか無かった。
 私が堪え忍べば妻は幸せになれる。悲しいけど、私はどうでも良い。妻さえ幸せになってくれたら・・・
   

 楽しみにしていた1年に1回の里帰りだから、ま、仕方がないか(笑)
 そんなことで妻は昨日から東京の実家に里帰り中。
 いない妻を捜して窓の外を見つめているリリーがいじらしい。
 セーラはいつものようにイビキのような寝息で爆睡!




             

























2008年12月29日(月)
   「二日がかりのプードルのトリミング終了」


 スタンダード・プードルのトリミングは骨が折れる。何しろ普通にやって6時間ほどかかる。する方もされる方も体力が消耗する。若いときはまだしも、歳をとるにしたがって難行苦行化するから、何らかの工夫が必要だ。
 なので、昨日の日記に書いたように、今回も二日に分けてトリミングした。
 土曜日にバリカン、シャンプー、ドライヤー。
 そして、昨日の日曜日に残りのカット、ついでに爪切りをしてトリミング終了。ふ〜。
 でも、トリミングが終わった後のリリーはサッパリ、スッキリ、フワフワ!気持ちが良い。
  


        全部のトリミングが終了した後、頑張ったご褒美に遊びに出掛けた。天気も良く、リリーも嬉しそう♪
                                        
          























2008年12月28日(日)
   「二日がかりのプードルのトリミング」


 昨日、今年最後のリリーのトリミングに取り掛かった。
 以前は1日でトリミングを終えていたが、6時間に及ぶ長時間のトリミングは、歳をとったリリーには負担が大きくなったので二日に分けてするようになった。
 実のところは、飼い主の方が加齢で体力がなくなったのだが(笑)
 いずれにせよ、スタンダード・プードルのトリミングは骨が折れる。

 4週間に1回のペースのトリミングも、今回は年末の慌ただしさのために5週間振りのトリミングとなった。
 5週間だと結構汚れてボサボサになっている。

 最初にバリカンを掛け、次にシャンプー、そして最大の苦行であるドライング。
 昨日はここまで。合計約4時間。ふ〜。

 残りのカットは今日、今から。リリー頑張ってね。いや、頑張るのは自分か(笑)
 


           昨日、ドライヤーが終わった後のリリー。汚れが落ちてさっぱりした。さぁ、今からカットだ。 

            




















2008年12月24日(水)
   「ネコに心を寄せるドーベルマン」

 
 冬でも鹿児島市の城山公園には暖かい場所がある。大木が風を防ぎ、柔らかい日が差し込んでくる場所だ。
 そこのベンチの上でまどろんでいた1匹のネコ。
 今が師走と言っても、それは人間の世界のこと。ネコにはまったく関係はない。
 いつものようにのんびりと暮らしている。実に平和だ。
 
 と、そこへ突然、「お前を食ってやるぞ」と言わんばかりの勢いで1匹の犬が乱入してきた。
 その犬をよく見れば、おお、凶暴、凶悪の権化、ドーベルマンではないか。
 思わぬ事態にネコは一瞬ひるんだが、しかし、当然食われるのは嫌だ。すかさず反撃体勢に転じた。
 ネコ得意のネコパンチを2〜3発飛ばして牽制し、「フーッ!フニャーッ!」と叫びながら背中の毛を逆立てた。
 
 まさに窮鼠猫を噛むの勢いだ。いや、窮猫犬を噛む・・・か。
 イカン、そんな悠長なオヤジギャグを言っている場合ではない。何しろ食うか食われるかの緊迫した状況なのだ。
 ネコの勢いにドーベルマンはやや気後れしたか?固まって動かない。
 おや・・・
 どうもドーベルマンの様子がおかしい。攻撃を仕掛ける素振りがまったくないではないか。
 これは一体どうしたことか。

 この犬、どうしたのだろうとよく見れば、むむ、この犬、ハッピードッグ家のノーテンキ犬、セーラではないか。
 なるほど、ネコに遊んでもらいたいのか。だから攻撃を仕掛けない訳だ。
 セーラが一番好きなもの、それはドッグフードで、次がネコなのだ。それほどネコが好きなのだ。ちなみに飼い主は8番あたりらしい。可哀想な飼い主である。

 さて、セーラが遊びたがっているネコの方と言えば、そんなことは大変な迷惑であることが写真の反撃体勢でお分かりだろう。
 相手の気持ちを察することが出来ない、いや、察しようとする気持ちなどサラサラない。常に唯我独尊、それがセーラだ(笑)
 

 
 
 ウルウル目で自分の好意的な気持ちを伝えようとしているセーラだが、相手は「ちょっと!それ以上近付かないでよね!!」と怒っている。
























2008年12月23日(火)
   「ローアングルの犬はノーファイダーで」



 リリーです。

 今日も風は冷たいけど、お散歩はやっぱり楽しいです。

 でもお父さん、歩きながらファインダーも見ないでどうしてピントが顔に合うんですか?

 え?カメラ任せですか。な〜んだ、お父さんの腕ではないのですね。

 腕の方も磨きましょうね♪


       





















2008年12月22日(月)
   「悩殺」


 リリーちゃん、あなたの視線に、お父さんはいつもイチコロです。

 

     



 そして・・・



 セーラたん、あなたのノーテンキ振りに、お父さんはいつも呆れ顔です。


                























2008年12月21日(日)
   「イルミネーション」


 師走のこの時期は街のイルミネーションがきれいだ。
 
 もちろん大都会のイルミネーションにはとても及ばないが、我が町のイルミネーションも華やかに夜を演出している。
 
 写真はその一つ。

 シンプルな単色のイルミネーション。落ち着いたアダルトな雰囲気だ。





       


















2008年12月20日(土)
   「セーラを撮ったのは誰?」


 私、セーラには不思議なことがあります。
 
 それはお散歩の時のことです。

 この時の散歩はお父さんとリリーお姉ちゃん、それにセーラしかいなかったのに、どうして↓こんな写真があるのですか。

 お父さんはセーラの横を一緒に歩いているし、三脚を持っていった訳でもないし、誰かに撮ってもらった訳でもないし。

 ましてやリリーお姉ちゃんが撮った訳でもないし・・・
 
 このカメラって動くロボットカメラ? 






              



















2008年12月19日(金)
   「4年前のリリー」


 リリーは今10歳。
 下の写真は4年前のものだから6歳の時だ。
 伸びやかな姿勢など、やっぱりどことなく若く見える。

 そのリリーも来月で11歳。早すぎる。





  




















2008年12月16日(火)
   「高感度は犬の負担を軽減した」


 夜間、犬の写真を室内で撮るにはフラッシュが必要だ。
 寝ているなどして動かない犬ならガメラを固定すればフラッシュはいらないが、大抵の犬は程度の差こそあれ動く。
 だからシャッタースピードが遅い室内では被写体ブレを起こすし、手振れも起きやすいので、フラッシュを使うことが多くなる。
 暗い場所での撮影は感度を上げれば良いのだが、感度をあげれば今度は高感度ノイズが発生して、ざらついた汚い写真になってしまう。

 が、技術革新には目覚ましいものがある。
 最近のデジタル一眼カメラの感度(ISO)は、フィルムの時代には考えられなかった高感度で撮影が出来る。
 常用感度が6400まで使えるカメラがあるのだから恐れ入る。

 この技術革新は犬に優しいカメラを生んだ。
 室内で犬を撮るときに、フラッシュを使わずに撮れるようになったからだ。
 犬だってフラッシュをバシャバシャ焚かれると眩しくてストレスが起きる。リリーはカメラを向けただけで横を見ていた。フラッシュが嫌いだったのだ。
 それが最近は顔をそらすことがない。 

 それにフラッシュを使わないと自然な写真が撮れる。これが一番のメリットかも。
 ま、バウンズという手もあるが、犬は出来ればフラッシュを使わないで撮ってやりたいものだ。 
 
 と言いつつ、ワイヤレスストロボなんかも良いな〜と思うこの頃(^^)
 



   ↓フラッシュを使わない夜の室内。ISO4000で撮影。ノイズが気にならない。ディテールの喪失も少ない。驚異的だ。

             




                      ↓100%に拡大。ISO4000にもかかわらず毛を描写している。

                       




















2008年12月15日(月)
   「ドーベルマンVSプードル」


 寒風吹き荒ぶ平成20年師走は半ば申の刻、所は薩摩の国、某所において、ドーベルマンとスタンダード・プードルの一騎打ちが密かに行われた。
 立会人の厳正な合図とともに2頭は大地を蹴って猛然とスタート。
 どちらも負ける訳にはいかない。それぞれの犬種のプライドを賭けての闘いなのだから。
 かたや最強のガードドッグとの誉れ高き犬とは今や名ばかりのドーベルマン、かたやカモ猟からすっかり足を洗って人間と変わらない社会生活を送っているスタンダード・プードル。まさに意地と意地のぶつかり合いだ。
 めったに見られない世紀の対決なのに、観客が一人もいないのはちょっと淋しい(笑)
 その分、立会人である飼い主が大きな声援を送ることにしよう。
 
 さて、勝負の行方や如何に。
 



               スタートから20メートルほどまでは、ややドーベルマン「セーラ号」がリード。
       いつもはスタートで出遅れるのに、今日は世界中のドーベルマン代表として期するものがあるのか!?
 いつもと違う展開に、原産国はフランスであるといつも誤解されているドイツ原産のスタンダード・プードル「リリー号」に動揺の表情が。

  








          が、しかし、30メートルを過ぎたあたりからスタンダード・プードルが持ち前のバネを活かし猛然と加速!
           この軽快な走りはどこからくるのか。実に見事なスピードである。飼い主に少し分けてあげなさい。
  一気に差を広げられれば、大抵は気落ちして戦闘意欲を喪失してまうのだが、このドーベルマン、まったく意に介していない。やはりノーテンキである。でも今はそんな場合ではないぞ。

  





                       この勝負、結局スタンダード・プードルが勝利を収めた。
                        さて2009年はどんな闘いを見せてくれるだろうか。
                             って、そんな話はまだ早いか(笑)















2008年12月13日(土)
   「ああっ、またしても失敗」


 リリーはボール遊びが大好き。
 中でも空中のボールをジャンプしてキャッチするのが得意技だ。
 ところが最近、ボールを取り損ねることがある。若いときは大抵キャッチしていたのに・・・
 やはり年をとってきたということか。
 それでもボールを投げてやると嬉しそうにジャンプする。
 少しでも長くジャンプが出来るといいな。


                                思いっ切り失敗(笑) 

            





















2008年12月12日(金)
   「薩摩半島に沈む夕陽」


 リリー&セーラと散歩をしていたら、きれいな夕焼けになった。
 薩摩半島に沈む夕陽を見ながらの散歩だ。
 ん〜、何と贅沢な時間だろう。
 









 12月は世の中が慌ただしくなって先生達も走り出すので「師走」と呼ばれる。
 12月12日の今日は、まさに、イッチニィ、イッチニィ!だ(笑)


















2008年12月10日(水)
   「これが爆走ドーベルマンだ!」



 生まれてこの方、自制心とは無縁の我が家のセーラ・・・

 食べ物は下痢になるまで食い続け、

 ネコを見たら反射的にピーと鳴き、

 交通量の多い横断歩道を渡っている時にウンチをし、

 脱走をして国道をトラックやタクシーとともに走り、

 宅急便屋さんには飽きるまで吠え続け、

 住宅ローンを貸してくれる銀行員さんを不審者と間違えて追い返そうとし、

 テレビのリモコンを3個かみ砕き、

 洗い立ての絨毯にオシッコをかけ、

 眠たくなればどこでも横になる、

 そんなセーラの性格丸出しの顔が、下の写真である。

                 




             























2008年12月9日(火)
   「あ〜ん顔」


 あ〜ん状態のリリー


              





                                ↓アップ








              




















2008年12月8日(月)
   「犬も人も喜ぶ青空」


 昨日の鹿児島は素晴らしい快晴になった。
 夕方まで雲一つない青空なんて、いったい前回はいつだったかも思い出せないほど久しぶりの天気だ。
 天気が良いと、当然、我が家は散歩に出る。
 腰が痛いことなんて犬達には関係がない。「お父さん、早く行こうよ。」と散歩ゴーゴービームが飛んでくる。
 
 そう言えばぎっくり腰のために、犬達と散歩に行くのは久しぶりの8日振りだ。
 
 ↓かごしまマリンポートで桜島をバックにパチリ。

  



 昨日の朝、鹿児島は氷が張った。
 いよいよ寒さが強くなってきた。


















2008年12月4日(木)
   「20万件ヒット」


 気が付いたらホームページのカウンターが20万件に達していた。
 平成15年から始めたこのホームページが、5年4ヶ月で20万件ヒットしたことになる。
 何も個性は無く、ただ地味で固っ苦しいだけのホームページなのに、それでもここを見てくれる人がいる。
 だから5年以上もこうやって続けてこられたのだろう。それがなければ、とっくの昔に止めていたはずだ。
 
 それにしても不思議だ。
 小学生のとき、夏休みの日記帳を書くのが億劫で、そんなものは最後にまとめて書いていたし、何よりも、日記を人に見られることがとても恥ずかしかった。
 作文なんて絶対に人には見せたく無かった。
 それなのに、今では、見せなくても良い日記をこうやってせっせと書いて公開しているのだから、不思議である。
 当時の先生が知ったら「○○君、一体どうしたの!?狂ったんじゃない?」と仰天するかも知れない。

 こうやってホームページ(ブログも含めて)を公開して一番良かったと思うこと、それは、ネットを通じた知り合いが出来たことだ。
 ネット上で色々な会話を交わす人が出来たことは、大きな財産である。
 会ったことはない人なのに、相手のブログの更新が止まったりすれば「何かあったのかな」と心配になってしまうのだから、たかがネットの知り合いと軽く言うことは出来ない。それぞれの人達が大切な人になっている。
 

 このホームページとブログをいつまで続けるか、それは今は分からない。
 でも、これから先も、犬と暮らす幸せを多くの人と共有したい、また、「陸上中毒」の呆れた人達と陸上競技の面白さを分かち合いたいと思っているので、日記を書くのが楽しいと思える間は、気の向くままに更新を続けていと思う。
 そんなことで皆さん、恥さらしのホームページ&ブログを今後ともよろしく(^^)



               

                      かごしまマリンポートに咲いていたストレリチア(極楽鳥花)





















2008年12月3日(水)
   「楽しいリリー♪」



                             わっほーー!

                           ビューンビューーン♪
 


             

                            シャッタースピード1/100秒





















2008年12月1日(月)
   「熟女セーラの喜び」


 熟女シリーズ第2弾はセーラの登場だ。
 9歳と二ヶ月のセーラは、まさに今が熟女と呼ぶにふさわしい。
 熟女と言えば、人生経験を重ね、酸いも甘いも噛み分け、思慮分別に富んだ年代である。
 が、セーラは熟女とは名ばかりで、生まれてこの方、学習能力の一片も見せたことがないほどの、反省知らずのノーテンキ犬だから、未だに頭の中は幼犬と同じである。
 だから、セーラの喜びは、生まれてから変わることなく今でもかけっこだ。
 単に走り回る、それだけで楽しいらしい。何とも幸せな犬である。
 これって、もしかして飼い主に似たのかな。あはは。





                      「わ〜い、お父さ〜ん、セーラは楽しいで〜す。」




























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