2008年1月31日(木)
   「10歳になったリリー」


 今日はあなたの誕生日、10歳のね。
 歳のことを言うとあなたは怒るけどね。怒るようになったのは8歳の時からだったかな。
 それまでは怒らなかったのに、やっぱり歳のことは気になるんだね。犬なのにおかしいよ。

 
 あなたが我が家に来た日のことが昨日のことのように思えるけど、もう10年になるんだね。

 あなたを引き取りに行ったあの日・・・
 その日まで犬を飼うことに反対していたお母さんを連れて、ブリーダーさんから届いたあなたを引き取りにお店に行ったけど、やっぱりお母さんは怒ってて不機嫌だったんだよ。
 可愛いあなたを見れば、犬を飼うことを許してくれるだろうと思って連れて行ったんだけど、裏目に出たみたい。
 
 引き取ったあなたをお母さんに抱いてもらって車で家に帰るとき、お母さんは益々黙り込んでひと言もしゃべらないようになってしまって、これは大変なことになったとお父さんは思ったんだよ。
 それでね、信号待ちで車を止めたときに、お母さんに「ごめんね」と謝ったんだ。
 そしたらね、お母さんはね・・・


 ・・・・・

 
 お母さんね、


 あなたを抱いたまま


 涙を流して泣いていたんだ。


 だからお父さんは、もう一度「ごめんね」と謝ったんだ。


 お母さんをひどく怒らしてしまったと思ってね。


 でもね、


 その涙は違ったんだ。


 悲しみの涙じゃなくて、感動の涙だったんだ。


 あなたを抱いたお母さんは小さな声で言ったよ、「可愛い」って。


 お母さんはね、小さな命のあなたを抱いて、その愛くるしさに自然に涙が出てきたみたい。





          そのときから、あなたは我が家の家族





 そして今も家族だし、これからも家族だし、いつまでもいつまでも、ずーとずーと家族なんだよ。




          



 あなたの誕生日の今日、神様にお願いをしたよ。
 今まで生きてきたのと同じ長さの時間をリリーにお与え下さいってね。
 これだけは絶対叶えて下さいと頼んであるから、神様はきっと聞き入れて下さるよ。














2008年1月30日(水)
   「疲れた犬にはサロンシップ」


 何々、疲れたってぇ〜?
 犬が疲れたなんて言ってちゃ〜ダメだね。そんなこと言ってたら世の中おしまいだよ。
 しかも、あんた、ドーベルマンでしょ、しっかりしなきゃ。
 え?どうしてもダメだって?肩が凝ってしかたがないって?
 そんじゃぁ、これだね、これ!
 
 ペッタン
 
 はい、サロンシップね、これでばっちしね。
 ほれ、セーラ、元気出しなさい!
 あんた、ガードドッグでしょ!!
 めしばっかりガツガツ食っていないで、その辺をしっかり見回りなさいってば。



           



 と、江戸っ子の妻は、お疲れ気味のセーラにサロンシップを貼って、ハッパを掛けるのであった(^^)


















2008年1月29日(火)
   「ネコの怪我の治療方法は?」

 再び庭猫のボクが負傷した。

 前回の縄張り防衛戦でも怪我をしていたが、昨夜現れたボクを見てビックリ!
 目の横から血を流しているではないか。前回の傷も癒えないうちに、再び怪我をしてしまった。
 今回も縄張り争いだろう。既に決着はついたと思っていたけど、そうではなかった。闘いは続いていた。
 
       

 写真を撮ることは出来るが、それ以上近づくと警戒して逃げる。
 今までそんなことはなかったのに、激しい闘いのために警戒心が異常に高まっているのだと思う。
 何とか捕まえて治療をしてやりたいが、我が家の犬達なら兎も角、庭で自由に暮らしている猫である。捕まえたとしても、暴れて大人しくはしてくれないだろう。
 こういった猫をうまく治療する方法はないものだろうか。

  ただ、傷が深くなければ自然治癒する可能性もあるので、しばらく様子を見ることにした方が良いという気もする。
 傷口が膿むようなら、その時点で強制的に捕まえて病院に連れて行っても遅くはないだろう。

 ちなみに、右目の横の出血している箇所が新たな負傷部位。その上の、ややカサブタ状になったところが前回の負傷。
 新たな傷が腫れているため右目はほとんどふさがっている。
 写真では分かりにくいが、左目まぶたの上にある黒いカサブタも前回負傷したところ。

 こんなにボクが怪我をするのは、1歳半と若いために、戦い方がまだ未熟なのかもしれない。
 これから先を生き抜いていくためには、実戦の中で戦い方を学んで強くなるしかない。一見、のんびりとした野良猫達だが、そこには熾烈な生存競争がある。
 そこは我々人間が手を出せる世界ではない。可哀想だが、ボクが自分で乗り切っていくしかないのだ。頑張れボク!!















2008年1月28日(月)
   「プラズマテレビがテレビボードでスッキリ」

 昨年購入した50型のプラズマテレビの周囲がどうもうまく整理できずに雑然としている。見た目は悪いし、掃除の時も大変だ。
 我が家はオーディオアンプで5.1チャンネルサラウンドシステムを構築しているので、テレビのほかに大きなアンプを収納するラックとスピーカーが6個並ぶ。
 これらをシンプルにまとめることが出来れば良いのだけど、普通のテレビ台だと、それらを収納する構造になっていないので、どうしてもテレビの回りがごちゃごちゃになってしまう。

 何か良い物はないかと探していたら、テレビボード専門の会社がホームシアターを前提とした大型プラズマテレビ用のテレビボードを販売していることを知った。調べてみたら、丁度良いテレビボードがあったので購入。
 ボード自体は既に昨年12月に届いていたのだが、オーディオアンプを中心にしたテレビ、AACデコーダー、DVDなどとの配線が複雑なために、妻ではセットが難しくてそのままになっていたので、今回の帰省の際に、そのテレビボードをセットした。
 
 
 今回のテレビボードの良いところは、何よりも配置に困るセンタースピーカーをボードの中に収納できる設計になっている点だ。これが購入の決め手になった。
 それに、二つのフロントスピーカーもボードの上に乗せられるし、オーディオアンプとACCデコーダー、DVDレコーダー等も全てボードの中に収納出来た。
 このボードのお陰で、テレビ回りが実にスッキリと片付き、場所移動も簡単になって、「何とかして〜」と言っていた妻もニッコリ(^^)


         
       和田アキ子の声が更に迫力を増すプラズマテレビと5.1チャンネルサラウンドシステム(笑)



















2008年1月24日(木)
   「悲しい知らせ」

 スウェーデンのドーベルマン、ZEBちゃんが亡くなった。
 12歳と5日の命・・・
 あまりにも突然のことで言葉も出ない。
 日本に滞在中であったため、ZEBちゃんを看取ることの出来なかった飼い主のKanaさんとパートナーさんの悲しみ、悔しさを思うと胸が痛む。

 オーロラの向こうに行ってしまったZEBちゃん、今までと同じように幸せになって欲しい。 


 ここのところ、悲しいことが続いた。
 昨年末には、16歳のテンちゃんも天国に召された。

 愛犬を亡くした御家族の心中を思うと、察するに余りあるものがある。



 

 今週末は出張。
 宿泊は鹿児島市の自宅。約2ヶ月振りの帰省だ。リリーとセーラに久しぶりに会える。















2008年1月23日(水)
   「縄張り防衛戦、激闘の二日間」


 この二日間、庭猫のボクは壮絶な闘いを繰り広げ、持てる力の全てを使い果たした。
 その闘いで、左目の回りは血に染まり、右目は半分しか開かず、右頭には大きな傷を負った。
 毛もボサボサで歩く姿には力がない。まさに精根尽き果てた感じた。
 
 闘いの相手は、縄張りを侵略しようと侵入してきたオス猫。
 白黒の毛から「ノラクロ」と呼んでいるその猫は、以前から虎視眈々とシロ親子の縄張りの侵略を狙っていた。そして、発情期のこの時期に、テンションが一気に高まったのだろうか、猛然と攻撃を仕掛けてきたのだ。

 ノラクロの攻撃があれば、以前は母猫のシロが応戦し、子猫のボクは直ぐに逃げていた。
 ところが今回は、ボクが正面から受けて立ったのだ。
 1歳半になったオスのボクに、遂に勇気が目覚めてきた。

 その闘いは二晩続いた。
 夜は一晩中闘い続け、そのケンカの鳴き声に何度も起こされた。近所に住む同僚達も「一晩中ケンカをしていましたね。」と話していた。こんな激しい猫のケンカ、今まで見たことはない。
 にゃお〜、ふっー!、にゃー!!ぎゃぉー!、そんな唸り声の後に取っ組み合い、そして、再び唸りあって、また取っ組み合う、それを二晩も続けたのだ。
 普通、猫は雨を嫌うのに、この時は、雨の中で戦っていたことからしても、激しいケンカであったことが分かる。
 ノラクロも強いが、それに負けまいとボクも必死である。

 そして、その闘いは昨日終わった。もうケンカの声がしなくなったのだ。闘いの決着がついたのだろう。
 しかし、どちらが勝ったのか分からない。

 夕方になって現れたのはボク。ノラクロは見あたらない。
 ということはボクが闘いに勝ったということか。
 もしそうだとしても、最初に書いたとおり、ボクの勝利の代償は大きかった。
 
 この二日間、ボクは餌をまったく食べていなかったのでキャットフードをあげたが、少し食べただけだった。まだ神経が張りつめているのだろう。
 怪我が早く治れば良いのだが。
  
 それにしても、野良猫の世界も平穏ではないことを改めて知った。生きるためには縄張りを必死に守らなければならないのだ。

 でも、あの弱虫のボクが随分とたくましくなったものだ。
 

       
           庭でのんびりと過ごすシロ親子。右側が息子のボク。  
           今回のケンカの傷の写真は可哀想過ぎて撮らなかった。



















2008年1月21日(月)
   「犬はボールで遊ばせろ」

 リリーはボール遊びが大好き。
 ボールを見せただけで、尻尾を車の高速ワイパーみたいに振って期待する。
 ボール遊びの中でも、一番のお気に入りがキャッチ&レトリーブ。
 思いっ切り遠くに投げたボールを、弾丸のように走って回収してくる。
 その時の嬉しそうな顔ったらない。
 そんなリリーの楽しい時間は、飼い主にとっても至福の時だ。




















2008年1月20日(日)
   「広角ズームレンズ、落下!」

 (デジタル)一眼レフカメラは、カメラ本体はもちろんだが、同じ設定、同じ被写体、同じシチュエーションであっても使うレンズによって写りが違ってくる。だから、そのレンズの個性(特性)を使って色々な表現ができるのが一眼レフカメラの面白いところだ。
 あれこれ交換していて、おっ、という写真が出来上がると、その時のレンズにキッスをしたくなるほどだ(笑)

 交換用レンズは様々なものが製造され、次々と新製品が登場する。 
 それほどに一眼レフカメラ用の交換レンズは重要で奥深い。人によっては「カメラよりもレンズに金をかけなさい。」と言う人がいるほどだ。
 しかし、それ故に、一眼レフカメラの世界には大きな落とし穴がある。
 それが、いわゆるレンズ沼と呼ばれる「レンズ欲しい病」に罹患することだ。
 この患者は日本全国にかなりいるらしい。今、デジタル一眼レフカメラの需要が急増しているというから、患者はこれから益々増えるだろう。
 患者の増加が儲けにつながるレンズメーカーはニコニコ顔で乾杯しているに違いない。

 
 ただ、交換レンズは高価である。
 いくらレンズ欲しい病に掛かっても、おいそれと次から次にレンズを買うことは難しい。そんなことをしていたら、鬼よりも怖い○△の雷が落ちるし、生活が崩壊する。
 しかたがって、大枚を叩いて手に入れた数少ないレンズを大切に、大切に使うのが普通のユーザーだ。
 そのためにレンズを保管する防湿庫なるものまで揃えて、その中にレンズを入れ、自分の体よりもレンズのメンテナンスに気を遣う人までいるほどだ(笑)
 

 そんな大切なレンズだから、レンズを交換するときは細心の注意を払いたい。
 例えば、屋外でレンズを交換するとき。
 室内ならともかく、屋外でレンズを交換する時は、カメラ本体から外したレンズは、不慮の事故による破損・汚損などを防ぐために、カメラバッグなりレンズケースに入れておくべきである。何が起きるか分からない。大切なレンズにもしものことでもあったら大変だ。

 そんなことは重々承知していたのに、人には時として「魔が差す」ことがある。
 先日、外で写真を撮っていて、それまでカメラに付けていたレンズを外し、ほかのレンズと交換して撮影を続けていた。
 外したレンズは、いつもならバッグの中に直ぐにしまい込むのに、何故かその時はバッグの上に置いたままだった。

 写真を撮っている途中で、何かの拍子にふとバッグの方を見たら、そのレンズが今まさにバッグから床に落ちる瞬間だった。
 何故、その瞬間に後ろを振り向いたか分からないが、こういうのを虫の知らせとでもいうのだろうか。
 でも、その虫の知らせは遅すぎた。自分とバッグの距離は3メートルほど。レンズが床に落ちるのを空しく見つめるしかなかった。
 それに、バッグから落ちた程度であれば、破損することもないだろうという思いもあって、比較的冷静にその瞬間を見ることができた。

 が、悲劇はこの後に訪れることを誰が予想できただろうか。
 バッグから落ちたレンズは、そこで止まることなく、コロコロと転がりながら、無情にも4メートルぐらい下の崖下に落下したのだ。 
 まるでスローモーションを見ているかのような光景だった。
 「あ、あ、あ〜〜〜〜〜〜」という悲鳴を発するしかない自分が実に情けなかった(笑)


・・・



 幸いにも、回収したレンズの破損は思ったよりは小さかった。
 試しにそのレンズをカメラにセットして撮影してみたら、ズーミング・リングがやや引っ掛かるものの、フォーカスも効くし、絞りも正常に動作した。CPU接点も異常はないようだ。
 しかし、破損して空いた穴をそのままにしておくと大きなゴミなどが入り込むので、修理に出した。
 実際に修理をするかどうかはメーカーの見積もりが出てからになるが、いずれによせ痛い出費は避けられそうにない。
 嗚呼、後悔先に立たずとはこのようなことか(涙)



        
    黄色の部分が破損。12−24mmをカバーするトキナーの超広角レンズ。お気に入りのレンズだったのに。





        
                    破損部位の拡大



 それにしても長ったらしい日記だな〜。未練がましさがそのまま出ている(笑)


















2008年1月18日(金)
   「ノーテンキドッグU」

 うふふ、お父さん、セーラは幸せです。
 どうしてかって?
 だって、な〜んにも考えることがないから♪




        














2008年1月17日(木)
   「ノーテンキドッグ」

 食って寝て、猫を見てはピーピー鳴いて、そして走り回った後は再び寝る幸せなセーラ。
 世の中は自分を中心に動いていると信じ、どんなことがあっても落ち込むことはなく、あっけらか〜んとしている。
 決してクヨクヨすることはないのだ。
 もちろん将来に対する不安なんてあろうハズがない。
 そんな、ノーテンキ一直線のセーラは、今日も目を剥いて鼻の穴を開き、後先も考えずに我が道を突進するのであった。


   


















2008年1月16日(水)
   「ハイパードッグU」

 私に向かって、発射された弾丸のように一直線に飛んで来るリリー。
 そんなにお父さんが良いの?でへへへ。
 しかも、目はやっぱり私を見ている。にゃはは。

          
                   拡大画像→アルバムのNo.33














2008年1月15日(火)
   「次女の成人式に思う」

 自分が20歳のときの成人式を、いつまでも忘れられない。
 まだ自分とは何かかが良く分かっておらずに、それが分からないことにもがいていた頃だ。
 自分はどういう人間になりたいのか、いったい何をどうすれば良いのか、暗闇の中をさまよっている状態だった。
 そんな頃の成人式だったから、成人式は苦い思い出になっている。
 
 それに比べ、今の若者はしっかりしている。(成人式をお祭りだと勘違いしている一部のお馬鹿さん達を除いて/笑)
 インタビューを受けても自分の考えをはっきりと話している。
 それに比べ、当時の私は、どういう大人になりたいかと聞かれても、まともに答えることは出来なかっただろう。
 


 そして、我が家の次女も今年、成人式を迎えた。
 手塩に掛けて育ててきた娘である。親も成人式を楽しみにしていた。
 そんな次女が言った。「私は振り袖は着ません。スーツで行きます。」と。
 
 父親としては晴れ着での成人式を楽しみにし、また、女性であれば晴れ着を着て出席するのが当たり前だと思っていたので、それには驚いた。
 
 しかし、それは次女らしい選択だ。
 自分のことは自分で考えて自分で決める、小さいときからそんな子だった。
 
 みんな振り袖を着てくるから、自分だけが違うと恥ずかしいかも知れないぞと、一応言ってみた。言った後で、「ああ、情けないことを聞く父親だ、理念も何もない愚問だ。」と思った。
 きっぱりと「恥ずかしくはありません。」と答えた次女に恥ずかしかった。
 同時に、自分なりの価値判断の物差しを持っている次女に、随分と大人になったものだと感じ、ちょっぴり嬉しかった。




















2008年1月14日(月)
   「マクロでスイセン」

 庭のスイセンをマクロレンズで撮ってみた。
 これから春になれば色々な花が咲き出す。1年の中で一番、マクロレンズが活躍する季節だ。
 防湿庫の奥に転がっていたけど、これから出番が増える。

 1枚目は露出を+補正して全体的に明るい雰囲気に。
 2枚目はマイナス補正してバックを暗くし、スイセンの花だけを浮かび上がらせ、楚々とした中にも凛とした芯の強さを感じさせるスイセンを強調。
 3枚目は逆に、マクロレンズの被写界深度の浅さを利用して、花を横から撮って奥の花びらをぼかし、スイセンの包み込むような柔らかさを表現。
 ジャスピンでないのは風があったため(^^;

 同じ場所に咲くスイセンひとつとっても、撮る角度や露出、絞りの設定を変えるだけで、こんなに色々な表情を切り取ってくれるカメラって素晴らしいな〜。




      











      












     

















2008年1月12日(土)
   「屋久島は梅とラベンダーが開花」

 異常な暖かさが続く屋久島に、早くも梅とラベンダーの花が咲いた。
 どちらも屋久島で私が住んでいる家の庭に植えてあるものだ。
 
 昼間に温度計を見たら23度。だはは、1月というのに。
 庭猫のシロ親子もこの陽気が心地よいのか、ドテ〜と寝ていた。
 

            



            



















2008年1月10日(木)
   「ハイパードッグ」

 かっ飛ぶリリー。
 底なしのエネルギーで走り回る。限界がない。
 まさにハイパードッグだ。
  

            

















2008年1月8日(火)
   「デブ猫化&ニュー猫ハウス作戦」

 
 庭で暮らす母猫のシロと、その子猫のボク。
 家の中で暮らさない分、冬は寒さ対策が大切だ。風邪でも引いたら生死にかかわる事態に発展するおそれもある。

 そこで先ず、昨年の秋から、シロとボクが冬を乗り切るための体作りに取り組んだ。
 冬を乗り切るための体作り、それは体脂肪をいいい〜〜〜っぱい溜めることだ。
 はっきり言えばデブ猫化だ(笑)
 その計画は大成功!すっかりデブ猫化した。しかも予想以上に(爆)

 そして寒さ対策のもう一つが、少しでも寒さをしのげるハウス作りだ。
 昨年の冬は、ぷーままさんちの庭猫ハウスを真似て段ボールハウスを作ってみたが、一夜にしてシロ達が壊してしまって失敗に終わっている。
 きっと強度が足りなかったのだろう。
 今年は強い段ボールで作ってみようとも思ったが、昨年春にシロを捕まえて避妊手術をしてから、シロの警戒心が強くなっているので、もしかすると段ボールハウスには入らないかも知れない。
 
 ほかに良いものはないか思っていたら、倉庫に発泡スチロールの箱があった。
 これなら警戒心が強くなったシロでも使ってくれるかもしれない。
 さっそく試しに軒先に置いてみた。しかし、予想どおりなかなか近寄らなかい。そこで、3日目ぐらいに箱の中にキャットフードを入れたら、やっと中に入ってくれた。
 その後は、キャットフードがなくても箱の中に入って寝るようになった。結構寝心地が良いようで、夜はそこでリラックスして寝ている。
 発砲スチロールハウス作戦、大成功だ。
 
 デブ化作戦と発砲スチロールハウス作戦のダブル作戦で、シロとボクは寒さが少し和らぐ冬になったかも。


          


 発泡スチロールハウスに入ってまったりしているシロとボク。
 右側の子猫のボクは今1歳6ヶ月。大きくなったとは思っていたが、こうして見ると、すっかり母猫のシロよりも大きくなっている。
 でもまだまだ甘えん坊だ。直ぐにシロにすり寄る。
 
 写真の発泡スチロールハウスは少し小さかったので、この後、2代目となる一回り大きな発泡スチロールハウスに変えた。


















2008年1月7日(月)
   「スイセンがきれい」

 屋久島で住んでいる家の庭にスイセンが咲いている。
 咲き始めたのは昨年12月半ばごろからだったかな。あまりよく覚えていないけど。
 気が付いたら、いつの間にか咲いていた、そんな感じだ。
 この花は、そんな、存在感のないところが良い。少なくとも私は控えめなところが好きだ。


         



 しかし、どうしてスイセンの花言葉が「うぬぼれ」とか「自己愛」「エゴイズム」なんだろう。
 清楚で控えめな花なのに、納得できないぞ!(^^; 

 














2008年1月5旦(土)
   「雪の縄文杉」
 
 今日、今年1回目となる縄文杉参拝に行ってきた。
 年末年始の雪がまだ残っていると聞いて、以前から見たかった雪の縄文杉を見るために。

 そんな寒い時にわざわざ行かなくてもよさそうなものを、と思う人もいるかも知れないが、若い頃は冬山をメインにしていたので、「雪」と聞いただけで何だかウズウズしてくるのだ。
 もちろん、今は仕事が仕事だし、歳も歳だから、本格的な冬山登山をするようなことはないが。
 
 溶けていなか心配していた雪は、縄文杉のあたりは、まあまあの雪が残っていた。
 やや霧が掛かった雪の縄文杉は、いつにもまして幽玄な雰囲気を醸し出し、その存在感は回りを圧倒していた。
 樹齢がどうのこうのという前に、この木が放つオーラは、やはり次元が違う。
 
 
            
  縄文杉の展望デッキに作られた可愛い雪だるま。だれが作ったのだろうかと思っていたら、ガイドのKうのさんのお客さんだった。
 そのKうのさんのブログをいつも見ていたのでKうのさんのお名前だけは存じていたが、今回、たまたま登山道でお会いしたので、声を掛けさせてもらった。(仕事中に話し掛けて申し訳ありませんでした。)


           
         さらに、こんなのもあった。楽しい気持ちなる。作った人、ありがとう。





 今回の道程。
 荒川登山口    午前7時15分出発
 小杉谷       午前7時46分通過
 大株歩道入口   午前9時通過 
 ウィルソン株    午前9時17分通過
 縄文杉       午前10時17分着
  〜昼食〜
 縄文杉       午前11時15分発
 ウィルソン株    午後0時7分通過
 大株歩道入口   午後0時35分通過
 小杉谷       午後1時42分通過
 荒川登山口    午後2時26分着

 登り3時間2分。
      (昼食等58分。)
 下り3時間11分。

 ありゃりゃ、登りよりも下りの方が時間が掛かっているじゃないか。これは歳ということ?(笑)    

 荒川口から入る縄文杉登山の往復標準時間は9時間なので、初めて行く人は9時間を目安にしたらいいだろう。

 今日、縄文杉に行った人は30数人ぐらい。
 その中で目立ったのが外人さん。合計すると6〜7人ぐらいはいただろうか。
 一つのグループと話をしたら、オーストラリアとハンガリーの人達だった。もちろん日本語で話した(笑)
 世界自然遺産の指定で色々な国の人が屋久島に来ている。


 ちなみに昨日、宮之浦岳を縦走し、今日、縄文杉に抜けてきた人の話では、宮之浦岳の積雪は約1メートルとのことだった。
 














2008年1月3旦(木)
   「雪の屋久島」
 
 元旦の夜は職場からの電話で2回起こされた。 
 今年は平穏であることを祈っていたが、出だしからこれである。ああ、今年1年が思いやられる。

 このため昨日はやや寝坊をしてしまった。
 しかし、年末からの大荒れの天気のためにどこにも行けず、ストレスも限界にきていた。
 ちょっとその辺の山に、軽く初登りにでも行こうかなと思って、降雪による交通規制を確認したら、白谷雲水峡へ行く道路はまだ規制されていないとのこと。
 そういうことで今年の初登りは白谷雲水峡→太鼓岩に決定。
 
 安房の家から白谷雲水峡の登山口まで車で1時間ほど。
 白谷雲水峡の登山口を午後0時10分に出発。
 時折、あられが降る悪天候だが、正月休みということで、思った以上に人がいた。ただ、ほとんどの人は白谷山荘近くの「苔の森」がお目当て。更にその上の太鼓岩まで行く人は急に少なくなる。


      
    雪の「苔の森」。薄暗い森にうっすらと雪が積もって、幻想的な雰囲気を醸し出している。
    ここは映画「もののけ姫」のイメージになった場所で、最近は多くの人が訪れるが、さすがに今の時期は少ない。
                  拡大画像→屋久島の写真館No.38


 苔の森を過ぎて、更に登っていくと辻峠に至る。
 ここは太鼓岩と縄文杉に行く「楠川別れ」との分岐点だ。
 辻峠から太鼓岩までは10分。

 標高のあるこのあたりまで来ると積雪は20センチほどに。
 雪をぎゅっ、ぎゅっと踏みしめて登っていく。
 歩きながら、「こうやって雪を踏みながら登山をするのは29年振りだな〜。」と感慨に耽る(爆)
 
 太鼓岩には1時25分着。
 岩の上には雪が積もっている。宮之浦岳は厚い雲に覆われて見えない。
 風は冷たく、ときどき強風が吹く。気温は0.3度。
 
 約1時間粘ったが、結局雲が晴れることはなく、益々天気は悪くなり、肌に叩きつけるようなアラレ混じりの雪が降り出したのを機に下山することにした。
 下が下山直前の写真。
 

      
   太鼓岩を下山する直前の写真。アラレ混じりの雪が激しく吹き付けてきた。遠くの景色は何も見えない。




 下山途中、合計7〜8人の軽装登山者とすれ違ったので、行き先などを聞いて少しアドバイス。
 その中に、「行けるところまで行ってみるつもり」という人がいたので、「それだけはやめてください。」とお願いした。特攻隊じゃないのだから(笑)

  白谷雲水峡の登山口に午後3時20分無事に下山。
  短時間で往復出来たが、これは冬ということで体に乳酸が溜まりにくく速いペースを維持出来ること、そして、人が少ないのでどんどん歩けるためだ。白谷雲水峡は、今の時期が快適な登山が出来るということかな。  


 ちなみに、縄文杉に行った人の話では、縄文杉付近で約40センチの積雪らしい。
 また、高塚小屋から宮之浦岳を目指した人は、既に高塚小屋から膝上の積雪だったので宮之浦岳は断念したと言っていた。
 今年は降るかな。楽しみだ。


 昨日まではあんなに荒れた天気だったのに、今朝は久しぶりに快晴。
 やっと穏やかな正月になった。












2008年1月元旦(火)
   「全ての犬がハッピーになれますように」
 
 たかが犬だが、でも、その幸せを願わずにはいられない。

 これだけ純真な心を持った生き物がほかにいるだろうか
 これだけ人を疑うことを知らない生き物がほかにいるだろうか
 これだけ人に信頼を寄せる生き物がほかにいるだろうか
 これだけ名誉も財産も、時には命もいらず、ただ人の愛情だけで満足する生き物がいるだろうか

 そんな生き物は犬をおいてほかにはいない。
 だから犬が好きだ。
 地球上の数え切れないほどの生き物の中で一番好きだ。

 今年こそ、すべての犬がハッピーになれますように。 


          



















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