2007年8月27日(月)
   「太平洋を渡るウミガメ@30年の旅へ」

 NPO法人屋久島うみがめ館代表のおおむたさんから、
 「かごしま水族館に1年預けていたウミガメの子どもたちを、海に放流するので見に来ませんか。」
と嬉しい連絡があった。
   
 もちろん行くことにし、放流予定日の25日(土)に永田の屋久島うみがめ館へ。
 放流は、子ガメの安全を考えて夕方に行われる。
 子ガメを狙う昼間の魚の活性が低くなり、夜行性の魚はまだ出てきていない、その夕方に放流するのだ。

 今回放流する子ガメは20匹弱。
 昨年ふ化した子ガメで、体重は1キログラム弱。
 1年間、かごしま水族館に預けられて、ここまで大きくなった。
 生まれて直ぐにカリフォルニアを目指す場合に比べて、1年間水族館で飼育された子ガメがどのようなことになるのか、それはまだ誰にも全く分からない。
 体が大きくなった分、生存の確率が高くなってカリフォルニアに到達するカメが増える、あるいは、1年間のブランクのために方向感覚が鈍ってしまってなかなかカリフォルニアにたどり着けない、などなど色々なことが考えられるが、実験は始まったばかりだ。
 答えが出るのは10年、いや20年、30年後だ。
 ひとつ言えるのは、やってみないとどのような結果が出るのか分からないということ。


 永田のいなか浜に放流する子ガメ達を運び込んで、陽が落ちるのを待っていると、浜に遊び来ていた人達が集まってきて、ちょっとした人だかりが出来た。まだ夏休みのために、旅行者もたくさんいた。
 すると、それを待っていたかのように、おもむろにおおむたさんが、保護活動のボランティアさんに、集まった人達にカメの生態の説明をさせた。
 最後には、おおむたさん自身がカメについて説明。
 タダでこんな話を聞けるなんて、集まった人達はラッキーだなと思っていたら、この後もっとラッキーなことが。
 
 集まった人達が、子ガメを放流させてもらえることになったのだ。
 おおむたさんの粋な計らいに子どもも大人も大喜び。
 
 
    
       放流前のアオウミガメ。これで1年。持っているのは説明をしているおおむたさん。



    
  こちらはアカウミガメ。なめらかな体つきのアオウミガメに比べて少しゴツゴツしている。この手もおおむたさん。この子ガメ、手足をばたつかせて「早く離せ〜」と言っていた(笑)



            
     いよいよ放流。おおむたさんの掛け声で一斉に放流。子ガメ達が海を目指してスタート。



            
  まるでレースだ。早いのもおれば遅いのもいる。さすがに丘の方に行くドジさんはいなかった。教えなくても海を目指す子ガメに、ちょっと感動。



               
 海を目指して進む子ガメちゃん。
 両前足に付けてあるのは個体識別用のタグ。ただ、このタグは自然落下することが多いらしい。そのため、体内に埋め込まれたインナータグが活躍することなる。
 このインナータグ、結構高価であるため、うみがめ館では資金集めに苦労している。なんだそんなことか、よし、お金のことなら私に任せないという人、屋久島うみがめ館のトップページの「子ガメ用タグ購入協力者をクリック



                
 「あれ・・・・
 そこにいるのはハッピードッグ父さんではござらぬか。
 ここでお会いするとは驚きましたでござるが、拙者はこれからカリフォルニアにまさに旅立つ、人生において最も大切な時の最中にて長話もできぬ身の上なれば、これにてご免つかまつる。
 別れは辛いものでござるが、お嘆きなさるな、ハッピードッグ父さん。目が潤んでおられますぞ。
 男児たるもの、しっかりとせねばなりませぬ。
 カリフォルニアにはハッピードッグ父さんのネット友もおられるではないか。カリフォルニアの各々方に、屋久島から来るカメたちをお頼み申し上げるとお伝え下され。
 30年後にお会いしましょうぞ。ではお達者で。いざ、さらばでござる。」
 


             
                   海は目前。もう少し。




             
 遂にカリフォルニアを目指して旅立った。
 この先、子ガメ達には幾多の試練が待ち受けている。
 しかし、必ず帰って来い。その頃にはハッピードッグは生きていないかも知れないが、お前達が生まれたふるさとの屋久島の浜は、おおむたさんと有志の人達が30年後も守り続けているぞ。



             
     子ガメ達が旅立って行った屋久島の海。子ガメが海に入るのを待っていたかのように陽が沈んだ。


















2007年8月25日(土)
   「時計草とドラゴンフルーツが待っていた」


 昨夜の飲み会で、とても珍しい果物を2種類、生まれて初めて食べた。

 ひとつ目が時計草の果実。
 お店の人が「時計草の果実です。」と言って出してきた、長さ10センチぐらいの赤い実を見てビックリ!
 時計草って、こんな実をつけるんだな〜。
 ほほ〜と思って帰ってから調べてみたら、時計草は時計草でも、店で出てきたのは時計草と同じトケイソウ科のクダモノトケイソウだった。
 
 お店では、輪切りにしたその果実に焼酎を入れ、果肉と混ぜて飲んだ。
 どんな味がするんだろうと思ったら、う〜ん、こりゃま〜情熱的な味だ。うまい!いくらでも飲めそう(喝)
 そう言えば、パッションフルーツのカクテルと似ていると思って、もう一度調べたら、あらら、何のことはない、クダモノトケイソウの英名がパッションフルーツではないか。
 ということはクダモノトケイソウとパッションフルーツは同じ果物。 

 これまでパッションフルーツのジュースを飲んだことがあったのに、和名がクダモノトケイソウだとは知らなかった。
 ということで、クダモノトケイソウは生まれて初めて食べたリストから削除(笑)
 
      
          ↑クダモノトケイソウ(英名パッションフルーツ)
          これに焼酎を注いでカクテルにして飲む。ん〜、今宵は最高。

 画像は携帯電話で撮ったので粗い。



 次に出てきたのがドラゴンフルーツ。
 見たことはあっても食べるのは今回が初めて。
 一緒に行った同僚達もみんな同じ。

 このドラゴンフルーツ、病気や害虫に強いので農薬を必要としないことから、健康食品として注目されている果物らしい。

     
 ↑切る前のドラゴンフルーツ。
   手にとってしげしげと覗き込む同僚が「こんなの、食べられるの?」
 



 ↓切ったドラゴンフルーツ。
   白身と赤身の2種類がある。
   白のほうが淡泊な味で私の好み。外見のグロテスクさとは違って、なかなかいける。
     


 どうしてこんなに珍しい果物をたっぷりと出せるのだろうかと思ったら、このお店はクダモノトケイソウ、パッションフルーツはもちろん、色々な果物、野菜を自家栽培しているのだそうだ。
 だからリーズナブルな料金でこのようなメニューが出来る。なるほど。
 こんなお店で飲み会が出来るのも屋久島に住んでいる特権だ。


 ところでここのお店、お昼もやっているが、夜は一組しか客をとらない。
 お客さんに十分なサービスを提供するために、そのようにしているようだ。
 客の方も仲間同士で気兼ねなく騒げていい。

 でも、騒ぎ過ぎ、飲み過ぎで、結局いつものように撃沈してしまったが(呆) 


 今回行ったお店は屋久島の春牧にある「のどか」
 以前、妻とランチを食べたが、ランチも良かった。



 先ほど屋久島の山で遭難事故が発生。
 同僚からの連絡を聞いてびっくり。山岳ガイドが山の中で動けなくなって救助を要請してきたとのこと。え〜。
 山岳ガイドの遭難はこれで今年2件目。
 プロなんだから頼むよ・・・











2007年8月23日(木)
   「パトロールはお任せあれ」

 物騒な世の中になって久しい。
 どこで何が起きてもおかしくない時代だ。
 だから自分の町を守るためには、みんなで力を合わせて悪いヤツを排除しなければならない。
 そのためには防犯パトロールが欠かせない。
 しかし、それは分かっていても、忙しかったり、変なことに巻き込まれたくなかったりで、パトロールに参加する市民が少ないのが現状だ。
 
 そんな時、敢然とパトロールに立ち上がった犬がいる。

 「みんなの町は私が守ります。パトロールはお任せあれ!」

 おっ、頼もしいぞ!
 どこの犬だ?と思ったら、我が家のセーラではないか。
 いいぞ、お前も遂にガードドッグの誇りに目覚める時が来たのか!
 頼んだぞ、我が町の安全を! 

 「はいっ、お任せください。猫ちゃんの発見に努めますです!」
 ・・・ガックリ。 

          
                         シャキッ!




















2007年8月21日(火)
   「神々の島、屋久島@石塚山と太忠岳」

 昨日は、若手同僚達の山岳パトロール兼救助訓練に同行。
 場所は、丸い屋久島のほぼ中心部に近い山の石塚山と太忠岳。
 太忠岳は、屋久島ではメジャーではないものの、ほどほどに登山客が訪れる山である。だから登山道もしっかりしていて、道に迷うことはない。

 しかし、石塚山はほとんど人が入らない。
 石塚山の下にある祠に、地元の人が時々参拝に訪れるぐらいである。
 だから、石塚山の登山道は荒れ果て、道を迷いやすい。屋久島の中でも遭難が起きる危険性のとても高い山だ。

 事実、今年のゴールデンウイークに、既に1件、道迷いの遭難が起きている。
 その時遭難した人は、高度計と地図を持ち、方位計算をして自分の位置を把握していたが、それでも迷った。原生林の中に迷い込めば、生半可な知識は役に立たないのだ。
 ちなみに、この遭難者は、強風の中、ヘリコプターから必死の覚悟で降下した同僚が助け出したにもかかわらず、「どうしてもっと早く助けてくれないの」と文句を言った、あの呆れた人物である。
  
 屋久島が世界自然遺産に指定された平成5年以降、行方不明のまま未だに発見されていない登山者は7人。
 原生林に覆われた屋久島の山は、一旦迷うと抜け出すのが難しい。 

 そのようなことから、今回、石塚山の登山道をチェックすることにした。
 案の定、倒木などで登山道がかなり荒れており、どこもかしこも迷いやすい状態になっていた。
 そのような危険箇所には、道しるべのピンクのテープを結んだ。この目印があれば道に迷うことはない。
 登りのときの視点、下りの時の視点、いずれの側であってもテープが見えるように、慎重に確認しながら付けていった。

 まず石塚山の祠に参拝して、それから少し戻り、石塚山の山頂へ。
 祠からは約15分で山頂に到達。

 

        
       石塚山山頂の下にある「石塚山の祠」
       鳥居と階段は人が作ったものだが、その先の祠の岩は自然が作り出したもの。
       いや、これは神が作りたもうたものだ。そのような神々しさをここは感じる。



     
    石塚山山頂からの眺め。360度見渡せる素晴らしい山頂だ。中央の山は九州最高峰の宮之浦岳。
    少しずつガスが立ちこめてきている。



 石塚山を下りて、来た道を一旦1時間ほど戻り、次の目的地の太忠岳へ。


     
 写真は太忠岳の天柱岩。高さ40メートル。ここも神様の気配を感じる場所。天から降りたもう神の場所、そんな雰囲気がある。
 下から見ると首が頸椎捻挫を起こしそうになる。
 天柱岩の下の岩の上にいるのは同僚達。出発の準備をしているところ。ここから落ちたら死ぬことになる。この岩の上をテラスと呼んでいるが、後からここに来た登山者が立ち上がることが出来ずに、四つんばいでいた。ちょっと怖い場所だ。 


 朝7時からの8時間に及んだパトロールを終えて全員無事に下山。ほっ。
















2007年8月19日(日)
   「ウミガメの子、カリフォルニアへ旅立つ」

 屋久島は北半球でも有数のウミガメの産卵地。
 しかし、ウミガメ達が上陸して産卵する海岸が今、ウミガメにとって危険な状態になっている。
 
 砂浜に上陸して産卵しようとするお母さんウミガメは明かりや人の気配を嫌う。
 ところが、砂浜には近くの道路を走る車のライトが光るし、心ない人間がウミガメを見るために明かりを点けて入ってくる。
 これではなかなかウミガメも上陸できない。

 そして何よりも深刻な問題になっているのは産卵された卵だ。
 産卵された卵は、45日〜70日ほどでふ化するが、ふ化した子ガメが砂の中から出ることが出来ずに死んでしまっているのだ。
 何故か、
 それは人間が砂浜を踏み固めるためだ。

 子ガメはふ化した後、直ぐに地上に出てくる訳ではない。
 ふ化してから1週間前後、砂の中にいて、それから一斉に地上に出てくる。
 これは「脱出」と呼ばれている。

 お母さんカメが頑張って生んで、台風でも流さなかった幸運な卵が無事にふ化したとしても、周りの砂が硬くなっているために脱出をすることが出来ないで、そのまま死んでしまう子ガメ達がいるのだ。

 NPO法人「屋久島うみがめ館」の調査では、一カ所に生まれた120個前後の卵のうち、無事に脱出できたのは2割前後という悲しい結果が出ている。
 そこを掘り返してみると、脱出出来ずに死んでしまった子ガメの死骸が残っているそうだ。

 だから、必要にして十分な範囲の砂浜を、早急に立ち入り制限して、卵、子ガメの保護をすべきと誰でも思うのだが、ほんの一部の立ち入り制限がなされているだけで、保護はお粗末な状態である。

 それではいけない、何とかしなければと、ウミガメの保護活動に立ち上がっているのが「屋久島うみがめ館」だ。  
  

 昨日、土曜日の夜、その屋久島うみがめ館の代表にお願いして、保護活動の状況を見せてもらうことにした。
 通常であれば、午後8時から10時までの活動公開の時間に見学をすることになるのだが、私は、子ガメにインナータグを挿入して放流する、その流れを見たかったので、その活動が行われる午後11時過ぎから見学をさせてもらうことにした。
 本来であれば、そのような見学は断るのだろうけど、代表に直接お願いしたら、快く許可していただいた。

 約束の午後11時に屋久島ウミガメ館に行くと、既にボランティア達が子ガメを200匹近く集めてきていて、それにインナータグを挿入する作業が始まっていた。。
 インナータグを挿入するのもボランティアだ。

 ボランティアのほとんどが県外の人だ。関東の学生も多い。
 外国からのボランティアもいる。この日は、アメリカのアウトドア用品メーカーとして有名なパタゴニア社の社員が、休暇をとって屋久島に来てボランティアに参加していた。

 子ガメは、海流に乗って北太平洋からカリフォルニアに行き、そこで成長してから日本に戻ってくるのだが、戻ってくるのは20〜30年先である。
 子ガメに挿入されてるインナータグは30年経ってもリーダーでデータを読みとれる。
 インナータグを使った調査は始まって間がないし、その個体数もまだまだ少ない。それは予算が足りないからだ。
 絶滅が危惧されている生き物の調査を、地元のNPO法人とボランティアに任せているところに、現在の日本の課題がある。
 
 代表が教えてくれたが、何と、屋久島のウミガメ保護活動をアメリカ政府が支援をしているのだ。
 産卵、ふ化の場所である日本の政府は未だに、自ら調査を、あるいは保護活動をしてはいない。
 「美しい日本」が何を意味するのか分からないが、美しい自然を守ることも美しい日本を作ることの一つなハズだ。


           子ガメにインナータグを挿入しているところ。プスッと一瞬で終わる。
        
   




       ふ化したばかりの子ガメ。指は私の指。指との比較で子ガメがとても小さいことが分かる。
       元気な子、そうでない子と、子ガメにも色々なタイプがいる。この子は元気いっぱいの子。
  




        砂浜に放流され、手足をバタバタさせながら海に向かっている子ガメ。
        夜のうちに海に入らないと、カラスに食べられてしまう。
        




 海に向かって一直線に進む子ガメ達。子ガメは光に向かって進む習性があるので、海に入ったボランティアが海側からライトを照らして子ガメを誘導する。だから、子ガメが地中から脱出して海に向かうときに、陸の方からライトで照らすと子ガメは方向を間違えて海に帰れない。そのようなことも問題になっている。
 今夜、海に入った子ガメ達は、一路カリフォルニアを目指して進む。
 そして20〜30年後に再び屋久島に戻ってくるのだが、無事に戻ってこれるのは5000匹に1匹。
 壮大にして過酷な子ガメ達の長い旅が始まった。
           



 今回、屋久島うみがめ館のご厚意で、普通は見ることができない活動をじっくりと見ることが出来た。
 お礼に、インナータグの資金の寄付をした。
 そして、寄付した人の番号が打たれたインナータグが子ガメに挿入される。
 「私の番号のインナータグを付けた子ガメ達、必ず屋久島に戻って来い!」と小ガメ達を見て熱く、強く思った。
 
 

 帰宅したのは午前3時。
 充実の夜。












2007年8月17日(金)
   「見つめ合う二人とうなだれるアイツ」

 リリーは私の目を見ながら歩く。
 「危ないから前を見なさい。」と言っても私の方を見る。
 その瞳は「パパのこと大好き」と言ってる。絶対に間違いない。むひひ。
 

        



 ところが、もう1匹はというと、暑さのために疲れ切って歩いている。
 頭はうなだれ、ハアハアと喘ぎながら辛そうに歩く。
 飼い主の方を見る気配さえ感じられない。

 どんな風に歩いているかって?

 こんな風です。
    ↓

 
      ↓


        ↓


          ↓


            ↓


              ↓


               ↓


                  ↓



        
                     あちい〜


















2007年8月16日(木)
   「レディがそんな格好で寝て・・・」

 ありゃりゃ、リリーちゃん、レディーがそんな格好で寝るもんじゃありませんよ。
 はしたないから早く普通にしなさい。

 って、お父さんが「ねんね」と言ったから、その格好をしたんだね(笑)


   




















2007年8月15日(水)
   「ドーベルマンは白目を剥いて寝る?」

 食って、寝て、猫を見て「ピー」と鳴いては再び寝る、セーラの1日はその繰り返しである。
 つまならい生活に思えるが、セーラにとっては充実した生活らしいから不思議だ。
 やはりノーテンキ犬である。 
 
 そして、ある日の午後、いつものようにセーラがリビングでドテェ〜と横になって寝ている。
 猛暑が続く今年の夏ではあるものの、どんな猛暑でもセーラには関係ない。心優しい飼い主が犬達のためにリビングはクーラーをいつも入れているから快適なのだ。
 だから、極楽、極楽の昼寝タイムとなる。

 しかし、極楽過ぎるのだろうか、熟睡し過ぎて白目をひん剥いている。
 少々のことでは起きる気配さえない。
 これでは不審者が侵入しても、ガードドッグの使命を果たすことは出来ないではないか。
 
 おい、起きろ、セーラ!

  


      セーラの白目をもっと見たいという変質的なあなたのための拡大画像は下へスクロール!
   
            警告  グロテスクに対する耐性のない人は見ないで下さい。 

                              ↓ 

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2007年8月13日(月)
   「別れは直ぐにやって来る」

 3泊4日で帰省したお休みも今日まで。
 今日の午後の高速船「トッピー」で屋久島に戻ってきた。
 
 久々のリリー&セーラとの再会だったが、4日間なんてあっという間・・・
 もっともっと一緒にいたかったけど、後ろ髪を引かれる思いで自宅を後にした。このときが一番辛い。 
 
 次に逢えるのは何時になるか分からない。
 早く逢えればいいのだけど。
 それまで元気でいるんだよ。


             
          リリー「お父さん、暑いです。写真はいいから早くお家に入りましょう。」         
          セーラ「背中が焦げるんですけど。」

















2007年8月10日(金)
   「本日、リリーとセーラに再会」

 今日、一ヶ月余り振りに帰省する。
 リリーとセーラが待っている。むひひ。頬が緩むな〜。

   
                お父さんは今日帰るからね〜。待っててね〜。



















2007年8月9日(木)
   「ホームページ5年目に突入」

 へ〜、このHPも昨日で丸4年じゃないか。
 今日から5年目だ。
 ま、どこまで続くか分からないけど取りあえずやってみるか、ということで適当にスタートしたけど、随分と長いこと続いているな〜。
 何事も三日坊主の私にしては異例のことと言ってもいい。

 こうして続けていられるのは、やはり訪問してくれる人がいるからだろう。
 自己満足で地味なHPなのに、それでも見てくれている人がいるから、もう少し続けてみようかな、そのように思ってここまで来た。
 
 4年経った今でも見てくれる人がいるので、もう少し続けてみようかな。





 一昨日から昨日まで口永良部島に一泊二日の出張。
 泊まった宿では、取りたての新鮮な魚介類を肴に一緒に出張した同僚達と飲み会。
 刺身が美味しすぎて、酒がどんどん口へ(笑)結局、いつものように轟沈。
 翌日は猛暑の中で大掛かりな災害避難訓練。

 口永良部島から屋久島にはチャーターした船で帰ってきたが、台風6号の影響で海は大荒れ。
 高さ4メートルほどの波の中をジェットゴースターみたいに上がったり下がったしながら、何とか無事に帰り着いた。 
 夜は酒で、昼間は船で酔うという、酔いっぱなしの出張だった(笑)

 















2007年8月7日(火)
   「犬の副腎皮質ホルモン過剰@セーラ」

 
 先日、我が家のセーラの調子がおかしかったので病院で検査を受けたが、その時の血液検査の結果が分かった。

 結果は、副腎皮質ホルモンの過剰
 それと、中性脂肪の高数値

 げっ、数年前にも発症した副腎皮質ホルモンの過剰が再び出たか!
 それ何?という方はこちらを参照→副腎皮質ホルモン
   
 セーラの場合、脱毛が多く、それに喉の渇き、この二つの症状が顕著だ。
 
 副腎皮質ホルモンが過剰な原因を調べるには、更に面倒な血液検査が必要になる。
 1時間ごとに何回か血液を採取し、東京にある何タラカンタラに送ってそこで検査をすることになる。

 その検査のため、昨日の朝、妻がセーラを病院に連れて行って預けた。
 夕方になって、今度はお迎えに病院へ。

 結果は後日にならないと分からないが、妻が先生に「セーラはお利口にしていましたか?」と聞いたら、
 「ええ、お利口さんにしていましたよ。スタッフと1時間ぐらい遊んでいたし。大人しいですね、セーラちゃん。」
 との返事。
 と言いながらセーラの頭をペタンペタン。

 ええっ?セーラが大人しい?
 う〜ん、よそではブリッ子セーラなのか。

 しかし、スタッフに1時間も遊んでもらったセーラは楽しかっただろうな〜。
 いや、イカン、イカン、これで病院好きの犬になってしまったら、我が家の家計は崩壊してしまう。
 むむ、もうしや先日の「仮病」、病院に行きたくて体が悪いフリをした?


 先生の説明が終わって、セーラを受け取った妻が診察室から出て帰ろうとしたら、ロビーにいた女性がセーラを見て【ムンクの叫び】状態になったそうだ。
 こりゃいかんと思った先生が「こちらに回って出て下さい」と案内したのが裏口・・・裏口かよ!
 見掛けの悪い犬の運命には辛いものがある。
 
 

 今日から一泊二日の出張。
 














2007年8月6日(月)
   「事故はその時みんなの前で起きた」

 昨日は夕方から仕事。
 場所は夏祭りの会場。

 数千人がショーや屋台などを楽しみ、いよいよクライマックスの花火の時間。 
 夏の夜空に次々に打ち上げられる花火・・・
 陸から打ち上げられる花火と水上で爆発させる水中花火、二つの花火が交互に織りなす夏のひとときの夢。
 みんなが見とれている。
 特に水中花火は広い水面がないと出来ない花火だから、どこでも見られる花火ではない。迫力と美しさは特筆するものがある。
 だから水中花火が上がるごとに「わぁ〜」という大きな歓声が上がる。 

 水中花火は、海を走るボートの上で導火線に火を点け水上に投げ込む。
 すると20数秒後に爆発して、美しい花火になる。
 次々に点火されて水上に投げ込まれる花火。
 
 いよいよ花火も終盤に近づいたその時、事故は起きた。
 水中花火を仕掛けていたボートが出火したのだ。数千人の見ている前で。
 歓声は止み、事の成り行きをみんなが固唾を飲んで見つめる。

 その中を直ちに現場付近へ。

 
 花火の事故は生命の危険に直結する。
 今回の事故では4人が負傷。一人は重傷だが、酷な言い方だけど負傷で済んだのは不幸中の幸いと考えた方が良いのかも知れない。

 
 一通りの措置を済ませ、深夜2時に帰宅。
 そしていつもの通り今朝も今から出勤。
 昨日の現場には、海に落ちてまだ見つかっていない花火がある。触れると爆発することがある。住民の人や漁業関係者には今朝、朝一番で注意を連絡してある。いずれにせよ早く探し出さなければ。

 今日も暑そうだ。

 今、某○HKの全国ニュースで昨夜の事故を報じている。
 こんなことで屋久島がニュースになって欲しくはないものだ。




















2007年8月4日(土)
   「私のものです」

       リリー  「そのボール、ちょうだい。」
       セーラ  「イヤだもん。」
      


       リリー  「ちょうだいってば!」(怒)
       セーラ  「イヤだ〜」(涙)
      

















2007年8月1日(水)
   「夏の宮之浦岳」

 昨日、同僚達と九州最高峰の宮之浦岳に登ってきた。
 登山口の「淀川口」を午前6時に出発。
 午前10時20分に快晴の宮之浦岳頂上に到着。最高!
 淀川口に戻ったのは午後3時。
 往復9時間。

 下界は記録的な猛暑だというのに、山は爽やかな風が吹き抜けていて、快適な登山になった。
 気温は高度が100メートル上がるごとに約0.6度下がる。
 ということは、1936mの宮之浦岳山頂付近は、平地に比べ気温が約12度低い計算になる。
 例えば平地が33度なら宮之浦岳は21度だ。爽やかなはずだ。
 これなら避暑がてらに登山をするのも良い。
 
 熱中症対策でスポーツドリンクを4リットル持っていたが、それほどの暑さでは無かったので、結局少し残った。
 暑さ対策として、シャツ、ズボン、下着に至るまですべてクーリング機能を持ったクール素材のものを着ていったのも良かったかな。 
 
 やはり夏休みということだろうか。平日だというのに、かなりの登山客がいた。
 最近、屋久島を紹介するテレビ番組が多いが、この日もテレビの取材クルーが重そうな機材を宮之浦岳頂上に沢山担ぎ上げて、カメラを回していた。
 ちなみに9月には、2週連続で屋久島を紹介する1時間番組が全国放送される予定らしい。
 
 昨日は全員、完全プライベートの登山だったが、しかし、職業病だろうか、危なっかしい登山客を見つけてはあれこれアドバイス(笑)


          
                宮之浦岳頂上。後ろの山は永田岳
                拡大写真→屋久島の写真(No32) 



 夜は、一緒に登山をした仲間達で打ち上げ会。
 たまには良いじゃないかということでカクテルパーティー。もちろん轟沈(呆)

 なのに今夜も飲み会だった。連チャンでも酒が美味しいなんてイカンイカン。
















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