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2007年3月31日(土)
「この親子、いつまで経っても仲良し@過去最高記録」
3月23日に、9日振りに帰ってきた庭猫のシロ。
9日間、どこに行っていたのか分かりませんが、毛が剥がれて皮膚がむき出しになる大怪我を負い、やっと歩ける状態からして、たぶん、交通事故に遭ったのかも知れません。
いかなかった9日間は動くことが出来ずに、どこかで横になっていたのでしょう。
内臓破裂や脳の損傷などを心配していましたが、今のところ大丈夫なようです。
戻ってきてから1週間経ち、随分と元気になってきました。足取りもしっかりしてきたし、子猫のボクが甘えてきても倒れそうになることもなくなりました。
それにしてもこの庭猫の親子、うらやましいぐらい仲が良いです。(注 「庭猫」はぷーままさんがジャンル分けした猫族の形態の一つです/笑)
子猫のボクは既に生後9ヶ月、成猫と言ってもいいかもしれません。シロは10ヶ月でボクを生んだんですから、やっぱり成猫です。
なのにいつまでも母猫シロに甘えるボク。そして、それを優しく受け止めるシロ。
見ていてほのぼのとします。
前回の日記に書いたような嫌なことがあっても、この親子を見ると忘れてしまいます(笑)
シロに甘える子猫のボク。それをシロは優しく舐めてあげます。 クリック→拡大画像
昨日の屋久島は、観測史上、3月の気温としては過去最高となる28.8度まで上がりました。
暑かったはず。
たまらず扇風機を出しました。
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2007年3月29日(木)
「直ちに救助されたし!」
仕事のことは、色々と差し支えがありますから、あまり書かないようにしていますが、たまには書きます。支障のない範囲で(笑)
昨日の午後、屋久島山系に入った県外の登山客から「道に迷った。助けて。」と携帯で緊急の連絡が入りました。
幸い、携帯で通話ができる場所だったので、ある程度、遭難している場所は分かりましたが、何しろ、屋久島の山は原生林です。詳しい位置までは分かりません。
近年だけでも、屋久島山系では7人の登山客が行方不明になっています。いったん迷ったら、なかなか抜け出せない怖い山です。
しかも、驚いたことに、遭難者がいると思われる場所は、普通の登山者は入らない、道に迷う恐れのあるコースです。どうして、そんな所に一人で行ったのでしょう。
それはともかく、一刻も早く救助に向かわないと、そのまま行方不明になる可能性がありました。
このため直ちに通常業務を中断して捜索隊を編成。
しかし、歩いて捜索に向かっても、捜索隊が現場付近に着くのは夜になり、暗くなれば発見が困難になるし、捜索隊の二次遭難の危険も出てきます。
時間との勝負です。
そこで、地上の捜索隊と併行して、ヘリコプターの出動を要請しました。
人命にかかわる事なので、ヘリも直ちに屋久島に来てくれることになりました。
約200キロの距離を一気に飛んで駆けつけたヘリは、屋久島空港で待っていた職場の捜索隊員たちを乗せて、現場付近へ。
ところが、濃いガスが発生したため、なかなか遭難者を発見できません。
遭難者と携帯で連絡を取り合うものの、遭難者にヘリの音は聞こえるけど、その方向が分からないとのこと。
山と山で音が反響しているのでしょう。
何とか救助しようと、ヘリが何度も現場付近を旋回していたところ、目を凝らして探していた救助隊員が、ガスの切れ間に遭難者の姿を発見!
直ぐに、同僚がヘリから降下準備に。
しかし、遭難者がいる場所は、山の中のわずかに開けた場所で、ヘリから救助するには難しい場所です。
それに、風が強く、へたをすると降下中に木に衝突して大怪我をする可能性もあります。
ヘリから降下して救助する作業は、元々危険な作業ですが、今回は、かなり難しい状況・・・
そんな中、同僚が果敢に降下して、遭難者のところに到達できました。
同僚が「大丈夫ですか、救助に来ました。」と言って、遭難者を救助しようとしたところ、同僚は遭難者の返事に耳を疑いました。
遭難者に「なぜ、もっと早く助けに来てくれなかったのですか。」と言われたのです。
同僚は黙って、遭難者を抱いて無事にヘリに収容し、救助しました。
その後、事情聴取のために、遭難者を職場に連れてきましたが、その遭難者は、「ここの責任者に合わせて欲しい」と言って、私に面会を求めてきました。
もちろん面会をしたところ、私にも「何故、もっと早く救助してくれなかったのですか。」と・・・
莫大な費用を請求される民間ヘリと違って私たちのヘリはタダです。人件費も同じで、民間の捜索隊は多額の費用がかかりますが、私たちはタダです。しかし、タダと言っても、ヘリも人件費も全部、血税で賄われているのです。
現場で救助活動をする同僚たちも、家に帰れば小さな子どもがいる父親です。
そんなヘリや同僚を好きなように使って、好きなように文句を言って、そして、当たり前のようにさっさと帰る、だはは。
税金を払っている県民に対して、何か思うことはなかったのでしょうか。
命の危険が伴う救助活動をした私の部下に対して、何か思うことはなかったのでしょうか。
ま、こんなことが時々あります。
どんな相手でも、私たちは仕事ですから、その仕事をきちんとやるだけではありますが(笑)
屋久島の山は直ぐにガスが出て、方角が分からなくなります。十分に気を付けないと遭難する危険が高いです。
このようなガスが掛かった原生林の中から、遭難者を捜すのは大変です。簡単には見つけられません。
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2007年3月27日(火)
「そんなに近づかないでください」
お父さんったら、いくらセーラのことが可愛いいからと言って、
そんなに近づかないでください。
おちゃめな女の子なのに、鼻が大きく写ってしまうじゃないですか。
それに、白いものが目立ってしまうし。
近づき過ぎが影でバレてますよ。
大切なレンズを舐めちゃいますよ。
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2007年3月26日(月)
「犬達のためにも頑張らねばなりません」
2月18日に網膜剥離であることが判明して、既に5週間余り。
一昨日も病院で治療を受けてきました。
残念ながら、まだまだ網膜剥離との闘いが続きます。
当分は陸上のトレーニングが出来ません。今年は全日本大会を目標にしていたのに、諦めるしかありません。
それに、登山も出来ない、磯釣りにも行けない、何もできない・・・
嫌になりますが、失明することを考えれば耐えなければならないです。
可愛い犬達のためにも。
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↓ 一昨日受けた網膜剥離の5回目のレーザー手術のことを書き留めました。
私が治療を受けている屋久島のT病院には常駐の眼科医がいないために、週に1回、全国各地の眼科医が交代で診療に来ます。
今回は中部地方の某大学付属病院の眼科の先生。
その先生曰わく
「お〜、これはすごい、こんなに沢山の網膜裂孔は久しぶりに見ましたね〜。」
汗、涙、落胆・・・
・・・ガックリしつつ先生に「気付くのが遅れたのでしょうか?」と質問。
「いや、そんなことはないです。数が多いのと、網膜剥離が進行しているのとは違いますから。」
「治りますか?」
「治るかどうか分かりません。今言えるのは、レーザー手術でかろうじて網膜剥離の進行を食い止めているということです。」
「レーザーで焼き付けても再び進行することがあるんですか?」
「ええ、ありますよ」
「裂孔はもっと増えるのですか?」
「それも分かりません。眼球内の硝子体の収縮が今どの段階にあるかで違ってきます。硝子体は年をとることによって収縮しますが、そのときに網膜を引っ張って裂孔が出来ます。収縮のピークを過ぎているなら、これ以上は出来ないでしょうが、ピークが過ぎていなければ、まだ出来る可能性があります。油断しないで下さい。」
・・・再び落胆
「陸上をやっているんですが、後どのくらいで練習を始められますか?」
「これ以上悪化しないという前提で言えば、後3ヶ月は安静にして下さい。」
「3ヶ月もですか!?」
「これ以上悪化しなければの話ですよ。場合によってはもっと先になりますよ。」
「・・・(ショック)」
「このままレーザー手術で進行を止められれば良いけど、止められない時はバックリング手術などの眼球への直接の手術になります。それも念頭に置いていた方がいいでしょうね。」
「・・・・(ダブルショック)」
この後、念入りに左右の目を検査していた先生が「いや〜、網膜裂孔が多過ぎて、どこにあったか忘れてしまいますよ〜」と言いながら、カルテに色々と書き込んでいました。
そして、新たにレーザー手術をしなければならない箇所があることが判明し、結局、5回目のレーザー手術を受けることになりました。
手術の途中で、あまりの痛さに「あうっ!」と声が出ると同時に、後ろにのけぞってしまいました。
レーザーのパワーを上げ過ぎていたそうです。のけぞらない程度によろしくお願いします。ほんとにもう〜。
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2007年3月24日(土)
「9日振りに帰ってきた庭猫のシロ」
久し振りの更新です。
久々に休みも平日も関係なく夜中まで仕事をしていました。少々忙しくても日記の更新はする方ですが、さすがに今回は夕食が午前0時ごろになる日が続き、日記の更新が滞ってしまいました。
先週末、仕事で鹿児島市の実家に帰省していたのですが、夜中の2時過ぎに電話で起こされ、その朝一番のジェットフォイル船トッピーで屋久島に戻ってきました。
このため、リリー&セーラとは少ししか遊ぶことが出来なかったのが残念です。
話は変わって、
実は、先週木曜日の朝から庭猫のシロが姿を見せなくなっていました。
そのうちに帰ってくるだろうと思っていたら、1週間経っても帰って来きません。
8日目も帰って来ず、これは、もしかしたらどこかで死んだのかも知れないと諦めかけた、そんな9日目の昨日の朝、シロが帰ってきました。
無事を喜んだのもつかの間、シロの様子がおかしいのです。
体がフラフラしてまともに歩けません。シロの帰りを喜んだ仔猫のボクがすり寄ると、それだけでバランスを失って座り込んでしまいました。しかもガリガリに痩せています。
シロを抱き上げてみたら、左足に皮が剥がれる怪我が。
いったいどうしたのでしょう。車にはねられたのでしょうか。
きっとそうかも知れません。
車にはねられて動けなくなって、9日間、どこかでうずくまっていたのでしょう。
この間、もしかすれば何も食べていないのかも知れません。
よく耐えたものです。
急にたくさん食べさせたらいけないと思い、朝、昼、夜の3回に分けてフードをあげました。
妻からは電話で「お粥をあげて」と言われましたが、その時間が無くキャットフードで我慢してもらいました。
少しずつでいいから体力を回復して欲しいです。
シロがいない間、夜になると鳴いていたボクが鳴かなくなりました。ボクも安心したのですね。
9日振りに帰ってきたシロ。歩く姿が弱々しいです。でも、もう大丈夫。たくさん食べて早く元気になれ。
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2007年3月15日(木)
「屋久島は春近し」
2月までは気温が20度ほどにもなる暖かい日が続いていたのに、3月に入った途端に例年並みの寒さになった屋久島。
週間天気予報では来週も最高14度、最低5度という、屋久島にしては寒い日が続きます。
最低5度というのは、観測所のある平地の予想気温ですから、山の上はもっと寒いことになります。
一番高い宮之浦岳は1,936m。登山をする人なら直ぐにお分かりだと思いますが、気温は100m上がるごとに0.6度低くなりますので、1,936mの山頂は平地に比べマイナス11.6度になります。
したがって、平地が5度のとき、宮之浦岳はマイナス6.6度。
でも、単純でないのが山の気候です。
宮之浦岳ではマイナス20度になったこともあります。先ほどの計算でいけば、その時、平地はマイナス8.4度ということになりますが、屋久島の平地でマイナスの気温になることはまずありません。ましてやマイナス8度なんてあり得ません。
100m上がるごとに0.6度気温が下がる計算式どおりではないのが、山の怖さですね。
計算式以上に気温が低下することが多々ある、それが山です。
しかも風が吹きます。1メートルの風で体感気温は1度下がると言われていますから、15mの風が吹けばマイナス15度の寒さを感じることになります。
↑この写真は北アルプスの五龍岳で撮ったものです。後ろの山は剣岳。このときはマイナス15度まで下がりました。
屋久島の山も、冬はここと同じように寒さが厳しいです。あ、写真は29年前の私です(笑)
と、何だかんだと言っているうちに、春はもうそこまで来ています。
いや、もう春になったと言って良いかも知れません。
あちらこちらで木の芽が吹き出しています。
下の写真は、私の家から歩いて3分ほどの安房川。
落葉広葉樹の新芽が開き始めています。
川に浮かぶカヌーの出番も近いです。
写真は、4回目のレーザー手術を受けた先日の日曜日の夕方に、気分転換に行って撮りました。
網膜剥離の右目は視力が低下してピント合わせが出来ませんので、左目でファインダーを覗きましたが、とても撮りにくいです。
カメラは右目でファインダーを覗くことを前提に設計されているのを、目の病気によって気づかされました。
拡大画像→屋久島の写真館
明日、高速ジェットホイル船に乗って鹿児島市に出張します。
乗り物は避けるように医者に言われていますが、仕事なので仕方がありません。
でも、リリーとセーラに久しぶりに会えるのが楽しみです。
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2007年3月13日(火)
「HDRをやってみませんか?」
デジタルカメラで写していて不満に感じることがあります。
それはダイナミックレンジの問題。
デジタルに限らず銀鉛カメラでも同じですね。多かれ少なかれダイナミックレンジの問題があります。
人間の目に比べ、カメラが同時に認識できる光の幅はとても狭いのだそうです。
例えば下の写真。
トッピーの客室内から外を撮った写真ですが、外に露出を合わせてあるので、客室内は黒つぶれして真っ暗になってしまっています。フラッシュを使えばある程度は解消できますが、フラッシュが届かない距離は暗くなります。
逆に、客室内に露出を合わせると、今度は外が間違いなく白トビして真っ白になってしまうでしょう。
今の例の場合や、風景、人物の写真を撮るときに、被写体の明暗の差が大きいほど写真の限界が出てしまいます。
デジタル画像であれば、特にRAW画像であれば、後で現像ソフトで露出を調整して適正化を図ることも可能ではありますが、やはり限界があります。黒つぶれ、白トビした部分は、後からは絶対に救うことはできません。
いくら技術が発達したとしても、カメラの撮像素子(銀鉛ならフィルム)は人間の目で見たままの明暗には遠く及びません。
その目が網膜剥離になって苦しんでいる人間もいますが(笑)
明暗の差が大きいと言えば、我が家のリリーとセーラもそうです。
白いリリーに露出を合わせると黒いセーラが暗くなり過ぎるし、セーラに合わせるとリリーの白が白トビしてしまうことがあります。これは晴天の屋外ほど顕著です。
こちらを立てればあちらが立たずというのは、カメラも同じです。
ところが、このダイナミックレンジの問題を見事に解決したソフトが出ています。
海外の会社が開発したHigh Dynamic Range (HDR)ソフトのPhotomatix Pro です。
最大9枚の、異なる露出の写真を合成+トッピングして、ハイとローの露出を自動的に最適化した写真を生成してくれるソフトです。もちろん自分で調整もできます。
RAW画像であれば、1枚の画像からもHDR処理をしてくれます。
説明書はすべて英語です。残念ながら日本では、まだこのソフトを開発出来ていません。だからHDRをしたいのであれば、現時点ではPhotomatix
Pro を使うしかありません。でも、何とか使えるようになるし、とても優れたソフトです。
このソフトを使ってみたのが下の写真。
上がHDR処理前、下がHDR処理後。随分と違ってきます。良くできたソフトだと思います。我が家の犬達をツーショットで撮るときの救世主になるかも知れません。
HDR処理前の写真。場所は屋久島の西部林道。元々はRAW画像です。Nikon Captureであの手この手で調整してもこれが限界。山肌が暗いです。でも、これ以上明るくすると空の青が薄くなり、雲が白トビしてしまいます。
↓
HDR処理後の写真。空の青さが増し山肌が鮮やかになりました。雲も白トビしていません。すごいソフトです。
拡大画像→屋久島の写真館
このPhotomatix Proは試用版がありますので、試してみたかったらHPからダウンロードできます。ただし、試用版では生成された画像にPhotomatix
Proのロゴが入ります。
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2007年3月11日(日)
「妻は猫が好き」
実は妻は猫が好きです。
「犬よりも猫が好き」と自分で言っているぐらいですから余程好きなんでしょう。
実家が猫を飼っていたので、自然に猫好きになったようです。
私の単身先の庭に住んでいるシロ親子は、私以外を見れば警戒してぶっ飛んで逃げていきます。
妻を見ても同じです。それはそうです、ほとんど屋久島には来ないのですから(笑)
触りたいのに逃げて行く、猫好きな妻には、そのことが残念でたまらないようです。
でも、今回、私の網膜剥離の介護で2週続けて屋久島に来た際に、遂にシロ親子を手懐けました。
寒いのに朝、昼、夜に30分も窓を開け、シロ親子に餌を見せて部屋の中に呼び込む、それを何日か続けていたら、少しずつ妻に気を許すようになったのです。
これをしている間は、私が「寒いよ」と言っても、もう猫に夢中。私の介護に来たのか、猫と遊びに来たのか、いったいどっちだったのでしょう(笑)
餌に釣られておそるおそる妻に近づくシロ親子。右が母猫のシロ。左が子猫。随分と大きくなりました。
遂に妻の毒牙(笑)にかかったシロ。実家で猫を飼っていただけあって、さすがに猫の扱いがうまいです。私にもこんな表情は見せません。
とても警戒心の強い子猫もこのザマ(笑)うっとりしています。信じられない!ん〜、私もこのようにして妻に手懐けられたのかも知れません。
子猫に名前を付けました。
生まれて既に8ヶ月を過ぎ、母猫のシロよりも大きくなっているので「子猫」と呼ぶのもおかしいということで。
付けた名前は「ボク」
妻が「ボク、ボク」と呼んでいたのを、そのまま名前にしただけです。男の子であることがわかりやすい名前です。
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2007年3月8日(木)
「プチ再開」
網膜剥離の治療は、まだ続いていますが、何もせずに安静を続けるのは、それはそれで苦痛です。
何かしていないと気が狂いそうになります(笑)
そんなことで、網膜剥離に支障がない程度に、ボチボチと日記を更新することにしました。
今年の冬は全国的に暖冬。屋久島も同じです。
昨年12月から今年の2月までの平均気温は13.8度。
これは平年比でプラス1.6度。観測が始まった1939年以降では、98年と並んで過去最高の平均気温だそうです。
屋久島の冬は暖かいな〜、なんて思っていたら、元々暖かいことに加えて、過去最高タイの暖冬だったんですね。
暖冬のお陰で、冬の間に何回かひく風邪を今年の冬は1回もひきませんでした。
買った灯油もほとんど減っていません。値上がりしていたので助かりました。
なんて思っていたら、今週に入って、突然、平年並みの冬になってしまったではありませんか。
今日は昼間でも10度を少し超えただけ。とっても寒い1日でした。
週間天気予報を見てもしばらくは寒い日が続きそうです。
ちなみに、先週、屋久島で登山者が凍死する遭難がありました。
同僚達がヘリで救助に向かいましたが、既に死亡・・・残念です。
屋久島に登山に来る人はどうぞ気を付けて欲しいと思います。屋久島は地図の上では、南海に浮かぶ南の島ですが、2,000メートル近い山頂付近は北海道と同じ気候ですから。
napster、ご存じでしょうか。
音楽をネット配信する会社です。利用している方も多いのかもしれません。
私は使っていませんでしたが、ひょんなことでパソコンの会社から、ユーザーへのプレゼントとしてnapsterの一ヶ月使用カードが送ってきました。抽選で当たったのだそうです。
一ヶ月間、音楽を無料でダウンロードできるのです。こういったのって、密かに嬉しいですね。むふふです。
既に3,000曲ほどダウンロードしました。
ほとんどはクラシックとジャズですが、ついでにポップスなんかもダウンロードしています。楽しいです。
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2007年3月4日(日)
「途中経過」
予想もしなかった網膜剥離の診断を受けて15日間が経過しました。
先ず、網膜剥離が判明した当日の2月18日に1回目の手術。
その1週間後の24日に2回目の手術。
そして、昨日3月3日、3回目の手術を受けました。
1回目の手術については前回の日記に書きましたので省きますが、2回目の手術は30代後半の女医さんでした。
え?鼻の下を伸ばしてむふふの顔をして受診したんじゃないかって?
いえいえ、とんでもありません。そのような余裕はどこにもない、終始苦痛を伴う手術でした。
しかも、1時間も掛かって、終わったのは夜8時を過ぎていました。疲れ果ててバッタンキュー。
妻が付き添いに屋久島に来てくれていなかったら、とても耐えきれなかったでしょう。
昨日の3回目の手術は、30歳前半の若い先生。
今までの手術の苦痛がトラウマになっていたようで、手術の前から無意識に全身に力が入ってしまい、まぶたをグッと閉じようとしてしまいました。このため先生に「力を抜いて下さい」と言われましたが、先生も力が入っていて、まぶたを閉じることが出来ないように眼球に押し当てる器具を押す手に力が入り過ぎ、目が痛くなりました。
そんな手術でしたが、今回も妻が付き添いで来てくれたお陰で、何とか耐えることができました。
しかし、今日もまだ目が赤くなっています。
昨日の手術で、一応、手術を必要とする治療は終わりました。
しかし、レーザー手術の措置は万能ではないとのこと。剥離した周囲をレーザーで焼いて固め、接着剤でくっつけたような状態にしてありますが、再び、剥離を始めることがあるそうです。
そのため「少しでも異常があったら病院に直ぐに行って下さい。」と指示を受けました。そうです、病院に来て下さい、ではなくて「行って下さい。」です。屋久島には眼科が無く、土日に島外から眼科医がやって来るだけ。
異常があったら土日を待っている余裕はない、そのときは一刻も早く鹿児島市の病院に行きなさい、ということでした。念を押された「直ぐにですよ。」という言葉にややビビリました(汗)
このまま治るか、それとも再び悪化するかどうか、そのことは医師にも分からないそうです。
同僚の奥さんが昨年、網膜剥離になって、最初は私と同じようにレーザー手術を受けたのですが、その後悪化してしまい、眼球にガスとパッドを注入して網膜を圧着するパックリング手術を受けました。
その時は一ヶ月も入院しています。手術もレーザー手術の比ではない苦痛を伴うそうです。
そうなったらイヤだな〜。
次は、3週間後に検査があります。
今後は、3週間後の検査まで安静を続ける、その後のことは、そのときの検査結果によって検討することになりました。
残念ながら、未だしばらくは安静。陸上の練習も再開できませんし、帰省したとしても犬達との散歩もできるかどうか(涙)
ジッとしているのが苦手な私には苦痛の日々が続きます。
ただ、患部が悪化していなかったことは朗報です。このまま静養を続ければ、何とか治る可能性があるということですから。頑張らねば!
今回の手術にも妻が来てくれました。気弱な私にはとっても頼りになります。
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