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2006年7月31日(月)
「お腹を壊したドーベルマン」
単身赴任のハッピードッグは,朝と夜の2回,妻と電話で話をする。
仕事で不在の時以外は毎日欠かさない。
電話の時間は大体決まっていて,ハッピードッグから掛けることもあるし,妻から来ることもある。
時には30分ほどの長電話になることもあるので,電話代がタダのIP電話にどちらもしてある。
昨日の朝,いつもの時間になっても妻から電話が掛かって来ないので,こちらから掛けた。
すると,電話に出た妻は開口一番,
「それが大変なのよ!!!!!!」
ええ?
何が大変なの?
「朝起きたら,リビングとキッチンがウンチだらけなのよ!今掃除中!」
話を聞いてみたら,1階のリビングで寝ていたセーラが夜の間に下痢になって,リビングやキッチンの床の至る所にウンチを撒き散らしたのだ。飛び散ったウンチが冷蔵庫のドアにまでくっ付いていると言うから,かなり激しい下痢のようだ。
しかも,こんなに出るのかと言うほどの量とのこと。
我が家のリビングとキッチンは24畳。こりゃ〜掃除が大変である。電話をしたときで既に1時間掃除をしていた。結局,終わるまで2時間。
でも,セーラは一体何故下痢に?
得意の拾い食いでもして,何か悪いものでも食べたのだろうか。
そして、昨夜は心配になった妻がリビングでセーラと寝た。
下痢を我慢できなくなったセーラは苦しそうに体全体で「ハアハア」始めるので、その都度、妻はセーラを庭に連れ出した。
結局、朝まで10回ぐらい庭に連れ出した。
妻は睡眠不足。セーラはげっそり。
病院に連れて行ってもらおう。
本文とは関係は無いセーラの写真。昨年の5月。顔つきからは下痢を起こす犬には見えない(笑)
7月29日の土曜日は,屋久町の夏祭り。夜は花火大会。
もちろん,こういうときは仕事。
なので,残念ながら祭りや花火の写真が撮れなかった。
う〜〜〜ん,撮りたかったな〜〜〜。
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2006年7月28日(金)
「猟犬の獲物は何?」
下の写真は,先日の夕方,歩いて買い物に行く途中に見掛けた犬。
「お前,大人しいね〜,お〜よし,よし」と撫でていたら飼い主が現れた。
聞いてみると8歳とのこと。リリーと同い年だ。
おっとりした性格に親近感を覚えたが,そのこともあって更に親近感が増した。
ちなみにこの犬,まだ現役の猟犬。
屋久島の猟はもっぱら有害鳥獣の駆除だから,この犬も猿や鹿を追っかけている訳だ。
失礼ながら,体型からは猟犬なんてとても想像出来ない。犬も人と同じで,見た目じゃないということか(笑)
屋久島も一昨日梅雨明け。
猛烈に暑くなった。
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2006年7月26日(水)
「屋久島は梅雨明け?」
屋久島は,もう2週間ほど雨らしい雨が降っていない。
湿気は多いが,晴れが続いている。
でも梅雨明け宣言はまだ。
しかし,今朝の天気はどう見ても梅雨明けの空だ。
雲一つ無く,真っ青だ。
梅雨明けだ。きっと。
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2006年7月25日(火)
「ヤクザル」
屋久島には,屋久島にだけしか生息していない日本ザルの亜種,ヤクザルがいる。
観光案内などで屋久島は,人2万,サル2万,シカ2万とも例えらている。それほどサルの数が多いと言うことだが,実際は,大学の調査結果で数千頭ということが判明している。
このヤクザル,屋久島のあちこちにいて,屋久島に来た人なら,どこかで見掛けるはずだ。
ハッピードッグは昨日,用事があって屋久島の西側の西部林道を通ったが,4カ所ほどでヤクザルの群れと出会った。
どの群れにも赤ちゃんがいて,とても愛らしい。
観光客の車が止まって見ていても,逃げることはしない。
そ〜と見ているだけなら,人間は害を加えないと分かっているようだ。
日本ザルと違って体が小さく,比較的温厚でもある。人に攻撃を仕掛けてくることはない。
以前と違って,エサを貰おうと人に近づいてくることはない。サルに餌をやってはいけないことが,観光客の人達にも浸透してきているようだ。
下の写真は,先日白谷雲水峡に妻と行ったときに見掛けたヤクザル。
こちらを気にせず,葉っぱをむしゃむしゃ食べている。
申年生まれのハッピードッグとしては,サルの可愛さを訴えるために,これからもヤクザルの写真をどんどんアップしていくつもりだ(笑)
犬猿の仲である,我が家の犬達は嫌がるかな。
それにしても今回の鹿児島県北部の水害はひどい状況だ。
以前,勤務したことのある町の商店街が水没しているのを見て,大きなショックを受けた。
復興には多大なエネルギーと資金が必要だろうが,頑張って欲しい。
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2006年7月24日(月)
「上出来だよ〜ん♪」
昨日,妻がリリーをカットした。
単身赴任のハッピードッグに代わってやってくれている。これで2回目。
電話で,どうだった?うまく行った?と聞いてみた。そしたら,
「今回はね〜,上出来だよ〜ん♪」とのこと。
う〜ん,どんな仕上がりになったのだろう。
上出来と言われても見てみないと分からない。
写メを送れと言っても「送り方が分からな〜い」なんて言っているから,本当に上出来か怪しい(笑)
下の写真は庭猫のシロ。
ガラス戸を開けていると,いつの間にか上がってきて,勝手にくつろいでいた。
そのシロに「いらっしゃいませ〜」と言って歓迎しているハッピードッグ。
左上はハッピードッグのアゴ。
アゴが大きく見えるのは,シロが小さいから。
決してイノキのようにアゴが大きいからではない(笑)
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2006年7月21日(金)
「もののけ姫が住む森」
先日,屋久島に来た妻を白谷(しらたに)雲水峡に連れて行った。
ここは本格的な登山をせずとも,手軽に屋久島の森に触れることが出来る屋久島でも人気の場所。
30分コースや1時間半コース,3時間コースなどがあり,時間と体力に合わせて楽しむことが出来る。
この日は,白谷雲水峡の一番上にある,鼓岩まで登った。
白谷雲水峡は,映画「もののけ姫」の舞台設定になったことで知られている。
そのためか,ここに来る人は若い人が多い。
ちなみに縄文杉は中高年が多い。何だか分かるような気がする(笑)
下の写真は,まさに「もののけ姫」が住む森のモチーフとなったと言われている場所。
不思議な雰囲気が漂っている。
苔むす森の奥から、山犬に乗った少女サンが現れそうだ。
2時間近く登ると鼓岩に到着。
連休の中日のためか、登山道は行列が出来て、鼓岩の上は順番待ちの混雑。
この鼓岩の上から、屋久島山系が一望出来る素晴らしい眺めを堪能できる。
映画「もののけ姫」の中で、アシタカと山犬が話をしていた巨岩のモデルになった岩でもある。
ここで妻としばし屋久島山系の絶景を楽しんだ後ゆっくり下山。
山犬に乗った少女サンが出てきそうな雰囲気である。写真の二人は「たたり神」ではないので念のため(笑)
拡大画像→オンラインアルバムの「写真の一覧」の4ページ目
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2006年7月20日(木)
「妻は猫が好き」
屋久島に来ていた妻が帰って2日目。
再び一人の生活に戻った。
やはり一人の単身生活は淋しいものがある。
妻が帰って淋しくなったのは、ハッピードッグだけでは無い。
シロも淋しくなった。
実家で猫を飼っていた妻は元々猫が好き。
シロに会えるのを楽しみにして屋久島に来たほど猫が好きだ。
その妻にシロも直ぐになつき、妻が居間に行けばシロも居間の前に、台所に行けば台所の前に、というように妻の動きに合わせて家の周りを移動していた。
こうなると妻はシロが可愛くて仕方がない。
ま、あれだけ「シロ、シロ」と言って可愛がればシロもなつくと言うもの。シロは幸せ者だ。
ハッピードッグも猫になりたいな〜。
妻に可愛がってもらっているシロ。
鹿児島市の家で留守番をしていたリリーとセーラは、もちろん4日振りに帰ってきた妻を熱烈に出迎えた。
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2006年7月17日(月)
「シロと仲良し」
職場の家族運動会に参加するために妻が屋久島に来た。
妻の一番の楽しみはシロに会えること(笑)
妻が屋久島に来るのは2回目になるけど,
1回目は引越しの時だからバタバタしていて,シロを見ることは出来なかった。
でもシロはとても警戒心の強い子だ。
ハッピードッグ以外の人間には,脱兎の如く逃げ出す。
だから楽しみにしている妻がガックリくるんじゃないかと心配していた。
しかし,シロは2日目には妻になついた。
良かった良かった。
妻に撫でられて体を擦り寄せてくるシロ
ところで14日の日記に,猫は暑くないのだろうか,犬みたいにハァハァして体温調整をすることはないのだろうか,というようなことを書いていたら,kikimamaさんからこんなサイトを紹介していただいた↓
なるほど、こうやって体温調整をしていたんだ。http://channel.goo.ne.jp/pet/contents/cn_147.html
さて,山で遭難が発生したので今から仕事。
今日は屋久島に来た妻を屋久島観光に連れて行く予定だったが,おあずけになった。
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2006年7月14日(金)
「猫は暑くないの?」
犬派だった私が,庭猫のシロと付き合い始めて早4ヶ月近くになろうとしている。
こうして猫を毎日見ていると,猫もなかなか可愛いし,その行動に興味が尽きない。
ところで,どうしも分からないことがある。
屋久島は既に30度を超える毎日だが,そんな暑い中にあっても,シロは犬みたいに口を開けてハァハァとしない。
どんなに暑くても口は閉じている。
我が家のリリーとセーラだったら,間違いなく口からベロを垂らして,ハァハァする。
セーラに至ってはヨダレまで垂らす(笑)
でも猫はしない。
どうして,何で?
猫って暑くないの?
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2006年7月13日(木)
「カンナ」
単身先の家の庭にはカンナの花が咲いている。
多年草のこの花の葉は大きく,見るからに夏の花であることを思わせる。
色々な色の花が咲くようだ。
今朝の屋久島は曇り。
天気予報では雨が降るとしている。
台風4号は中国の方へ逸れて行くようで良かった。
だが,このジメジメはいつまで続くのか。
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2006年7月11日(火)
「悲しい結末」
昨日,仕事から帰ってきたらシロが庭にいた。
あれ?どうして仔猫のところにいないんだろうと思って,カンナの根本の仔猫達を見に行った。
しかし,仔猫達の姿が無い。
近くを探したが,どこにもいない。
もしかして巣の場所を変えたのかもしれない。そう思ってキャットフードをシロにやった。
いつもなら夕食を食べたら再び仔猫達のところに戻っていくから,きっとそうするだろうと思って。
でも,全部食べ終わってもシロはどこにも行こうとしない。
足りなかったのかなと思って,更に追加でキャットフードをやっても同じ。
どこにも行かない代わりに,庭に座ってか細い声で「にゃーん,にゃーん」と鳴いている。
今まで聞いたこともない淋しげな声だ。
1時間経っても2時間経っても庭からどこに行かない。
シロのおっぱいを見てみたら,乳首の周りの毛がガビガビに乾いていた。いつもなら濡れているのに。
一縷の望みを抱いて今朝起きたけど,シロは昨夜と同じように庭に座っている。
ハッピードッグを見る目に元気がない。
残念ながら,3匹の仔猫達に何らかの事件が起きて,小さな命が奪われたのだろう。
この世に生を受けて,わずか九日の短すぎる命。
天国では幸せになれるだろうか。
子どもを失ったシロの悲しみを知るよしも無いが,
可哀想なシロにしてあげられることは,静かに撫でてあげることしかない。
一昨日の生後8日目の写真。母猫のシロ見つめられている仔猫達。今はこの世に無い小さな3つの命。
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2006年7月9日(日)
「今日の赤ちゃん達」
仔猫達は生まれて8日目。母猫シロとともに元気である。
3匹とも懸命にシロのお乳を飲んでいる。
お腹周りがふっくらとして痩せてはいないし,毛並みも良いので栄養状態は良いようだ。
仔猫達のために沢山食べようね,シロ。
と,そんなことを言わなくてもシロの食欲が凄い。
出産前の3〜4倍は食べている。たくさんお乳を与えないといけないから当然だ。
シロに栄養を付けさせるために,出産後はキャットフードに加え,炒り子や煮たお肉も食べさせている。
仔猫の目が少しだけ開いていた。
写真で分かるように,子育てをしているカンナの根元は仔猫達にとって過酷な環境だ。
雨が降れば濡れるし,下は土がむき出しで石ころもある。蚊もいる。
この辺には野良猫が数匹いるが,どんどん増えないのは,このような環境のために途中で死んでしまう仔猫がいるためだろう。
シロの母猫であるミーは今年の4月に死んだ。2年しか生きなかった。
シロの兄弟は3匹だったけど,直ぐ1匹が死んで,もう1匹も1年と生きることが出来ずに今年の4月に死んだ。
野良猫が生き抜くのは大変なことだ。
その大変なことを乗り越えて,切り抜けて,仔猫達,元気に育て!
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2006年7月8日(土)
「発見,赤ちゃん猫達!」
1週間前に庭猫のシロが赤ちゃんを生んだものの,どこで生んで育てているのか分からず謎のままだった。
しかし,道路向かい側に空き家が一軒あるので,その家の床下かどこからで生んでいるのではないだろうか,
シロ自身が1年前にその空き家で生まれているし,
他に赤ちゃんを産んで育てるのに適する場所がこの辺にはない,
このような推理は仕事柄得意だから,空き家にほぼ間違いない,
と自信を持ってシロの行動を1週間つぶさに観察してみた。
赤ちゃんを産んでからシロが現れるのは,朝と夕方の食餌の時間。
この時がシロの行動を観察するチャンスである。
特に,その時間帯にシロがいないときがチャンスだ。
と言うのは,この頃のシロはハッピードッグが「シロ〜,ご飯だよ〜」と呼べば「ニャ〜ン」と鳴きながら現れるからだ。
呼んでから現れるまでの時間の長短で謎の場所までの距離が分かるし,
どこから現れたかで,場所の方向が推測できる。
そのようにして1週間観察して不思議なことに気付いた。
呼んでからシロが現れるまでの時間が短いし,
しかも,道路向かいの空き家方向からは現れない。
この写真↓は,我が家の庭のカンナであるが,何故かシロはこのあたりから現れる。
時々くつろいでいるときも,カンナの前にいる。
まさか,このカンナの中に巣がある訳はないだろう。
雨が降れば濡れるし,そんなバカなことはない。
と思いつつ,カンナの中をそ〜と覗いてみた。
すると何やら白いものが見える。
よく見るとシロだ。
何だ,こんな所で休憩か,前もここで寝ていることがあったよな,と思っていたら,何やらもぞもぞと動くものが!!
おおぉ〜,仔猫じゃないか!!
こんな所で生んでいたんだ。
ハッピードッグの推理はものの見事に外れた。辞表を提出すべし(笑)
ハッピードッグが近づいたらシロが少し警戒したので,「よしよし,お父さんだよ,大丈夫だよ,一人で生んで一人で育ててシロはエライね〜。」と話掛けたら安心したのか,写真のように横になって寝た。
生まれた赤ちゃん猫は3匹。
真っ白と,ドラ模様と,ドラと三毛が混ざったようなのと3匹。
シロのお腹に抱かれて寝ている。
まだ目は見えないのだろうか。
それにしても仔猫とばかり思っていたシロが,一人で赤ちゃん猫を生んで一人で育てている。
助けてくれる者は誰もいない。
そんな中で仔猫を育てている。
シロの強さに感動した。
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2006年7月7日(金)
「出産して6日目」
今日は七夕。
シロが赤ちゃんを出産して今日で6日になる。
ハッピードッグが屋久島のこの家に住み始めたのは今年の3月末。
その前に住んでいた人に電話をして,シロが赤ちゃんを産んだことを教えた。
シロは,シロの母猫ミーちゃんが昨年生んだ猫だ。
その時は,生んでから1週間してミーちゃんが赤ちゃん猫3匹を引き連れて家に戻ってきたそうだ。
それを考えると,そろそろシロが赤ちゃん達を連れてくるかもしれない。
何匹生まれているのだろう。
でも,屋久島には台風が近づいている。
1年前,ミーちゃんがシロ達赤ちゃん猫3匹を連れて戻ってきた時も台風が来たそうだ。
そのときは,逃げることが出来なかったシロが,台風の中でびしょ濡れになって衰弱し死にかけている。
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2006年7月6日(木)
「出産前,出産後」
上のシロの写真は出産4日間前。
下の写真は出産三日後。
出産前は,キャットフードの与え過ぎでお腹がパンパンになっていると思って,
シロに「太り過ぎだね,ダイエットしようね。」と言ってフードを減らした。
でも,でも,妊娠していたなんて分かりませんでしたぁ〜。
出産前。お腹がパンパンなんだけど,この写真ではよく分からない。
出産後。突然痩せて頭が大きく見える。
朝食に現れるシロのおっぱいを見れば,赤ちゃん猫達が無事かどうか分かる。
お乳を吸った後があれば生きているということ。
生まれてから今日で5日目。どうやら無事のようだが,屋久島には台風が接近している。
赤ちゃん猫達,乗り切ることが出来るだろうか。
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2006年7月4日(火)
「リリーのカット抜きトリミング」
単身赴任をしていて気掛かりなのがリリーの手入れ。
セーラはドッグフードさえ与えておけば,後は放っておいても大丈夫(笑)
でもリリーはそうはいかない。
切っても切っても伸び続ける毛を定期的にカットしてあげなければ大変なことになるからやっかいだ。
一昨日、妻がリリーのトリミングをした。
いつものようにクリッパーで顔や脚、お尻周りを剃って、次にシャンプー、そしてドライング。
ここまでは良かったが、最後にハサミでカットして仕上げ、となるはずがカットを省略してトリミング終了。
暑くて疲れたらしい。だはは。
ま、前回帰省したときに、思いっきり短くカットしていたから、一回ぐらいカットしなくても大丈夫だけど。
1年前のリリー。夏を前にこの時も短くカットしている。
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2006年7月3日(月)
「屋久島は激しい雷雨,生まれた子猫達は?」
今朝は雷と激しい雨音で目が覚めた。
天気予報を見ると,大雨・雷・洪水注意報が出ている。
風が強くて横殴りの雨。嵐だ。
雨脚は弱くなるどころか,更に強くなりそうな勢いだ。
居間の前の犬走りにも雨が叩きつけ,いつもなら私が起きてくるのを待っている庭猫のシロがいない。
この雨では近づけないのだろう。
と思いながら車庫に目をやると,そこにいた。
そこなら何とか雨を避けられる。
仔猫にお乳をやっている訳だからお腹が空いているハズ。
傘をさして車庫に行ってシロに餌をあげた。お陰でびしょ濡れ。しかも冷たい。
こんな雷雨の中,それに冷たい雨の中,生まれて二日目のシロの仔猫たちはどこにいるのだろうか?
雨に濡れるような場所だと,体温が低下してしまう。
心配だ。
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2006年7月2日(日)
「幸せ?不幸?シロが子猫を出産」
大変なことが起きてしまった。
庭猫のシロが子猫を出産した!
シロは、普段は私が居間に使っている部屋の前の犬走りにいる。
そこだと軒下だから雨が降っても濡れないし,ガラス戸を開けた私から直ぐに「よしよし」と撫でてもらえる。
そこがお気に入りの場所だが,昨日は夕方から姿が見えなくなった。
私が釣ってきたカツオを食べさせてやろうと思って,何度かシロを呼んでみたものの現れず。
そのうちに戻ってくるだろうと思っていたけど,結局,夜中になっても帰ってこなかった。
今朝,心配して外を見てみたが,やはりいない。
いよいよ心配になった頃,「ニャ〜オ」と現れたシロ。
何と一晩でゲッソク痩せているではないか。
実は,最近,お腹周りで大きくなっていたので,太りすぎだと思って食餌の量を減らしていた。
それが一晩で痩せている。一体何があったのだ?
しかも後ろ脚やお尻の下に血が付いている。ケンカでもしたのだろうか。
そんなシロを抱き上げてみて,ビックリ!
乳首が大きくなっていて,その周りが濡れている。
大きかったお腹が一晩にして小さくなった→怪我をしている訳でもないのに,お尻の方に血がついている→乳首が大きくて,その周りの毛が濡れている→え〜,と言うことは,これは赤ちゃんを生んだのだ!
ここに至ってやっと出産に気が付くとは,やはり男は頼りない。
シロは食餌が済んだ後,またどこかに行ってしまった。
きっと子猫の世話をするために,子猫のところに行ったのだろう。
家の周りを探してみたが,見つからなかったl
いったい,どこで生んだんだろう。
それに何匹生まれたんだろう。みんな健康なんだろうか。
本来ならば喜ぶべき命の誕生だが,庭猫ゆえ,それは単純に言えることでは無い。
ただ,生まれて10ヶ月のシロが、今を精一杯生きているのは確かだ。
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